福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

選挙戦を振り返って

2007年04月25日 | 活動報告
          連夜重ねた母親部隊「ちえリーブラッサム隊」の会議の風景です


私が市議選に出馬することを決意したのは、昨年の5月のことでした。
自分でも1年足らずの準備期間で、母と候補者の二足のわらじを履きながら良くここまで来れたと思います。
それもこれも全てが、周りの方々の温かいご理解とご支援ご尽力の賜です。

地元である西原は、「地域のこどもは地域で守り、育てよう」といった機運が高く、「住民による助け合いの心」がまだまだ残っている地域であるため、時間が不規則になりがちな選挙の準備にも安心して取り組むことが出来ました。
会社員の夫も仕事を持つ身ゆえ、家事や子育てにも実に様々な方々に手助けをいただきました。

今回は候補者が乱立する激戦となることが早くから予想されていました。
私が知名度の低い新人であったこともあり、とくに前半は夫と父そして家族と二人三脚での厳しい状況からの手探りでの出発となりました。

ひたすら足を使って、私の考えをじかに率直に語り訴えてまいりました。
二人三脚のスタートから、一人また一人と少しずつ仲間が増え、「市民のための身近な政治をしよう」の輪が広がって行く手応えを感じたのは、年も改まりお正月を過ぎたころからです。
労組(JAM)の皆様方には早々にご理解とご支持を賜り、最初から最後まで、なによりも心強い後ろ盾となっていただき、勇気百倍のご助言とお力添えを頂戴しました。

選挙戦本番を迎えた告示後は、連日の雨と冬に逆戻りしたような寒さの中、思うように外向けの活動を行う事ができませんでした。
でもどこの陣営も条件は同じと、応援に駆けつけてくれる地域の方々、JAMの方々、知人・友人の皆さんそれぞれが、それこそ私よりも積極的に冷たい雨の街へと繰り出していただきました。

遊説隊の方々にも、早朝から夜中まで片時も休むことなく、身体を凍らせながらホッカイロを体中に貼り付けていただき、街宣車から身を乗り出しての訴えを続けていただきました。

ほんとうに様々な、そして貴重な出会いがありました。
感動に涙を禁じえない出来事もたくさんありました。

そして、皆様方とともに戦い抜いた末の予想外の結果・・・過去の記録を更新する大きな力が政治に風穴を開けました。ただただ感動するばかりです。

これは、多くの市民の皆様が、現在の政治のあり方に不信や疑問を持ち、癒着・しがらみによる旧態の政治を少しでも変えたいとお考えになったからに他ならないと思っています。 そして、私のような子育て中の一生活者が出馬する事で、政治がより身近なものに感じていただけた結果だと思います。
誰がやっても政治なんて変わらない・・・と今まで止めていた足を、声を上げ動けば変わるはずの方角に向けて一歩を踏み出していただけたことの結果であると、つくづく感じています。

皆様の求める新しい市政への期待を重く受け止めて、これからも皆様のご意見をどしどし頂戴し、対話を重ねながら一層活動に励みたいと思います。
ぜひとも、これまで以上のお力をお貸し下さい。

市内各地で応援をして下さった皆さん、永い間事務所を切り盛りして下さった皆さん、決起集会や出陣式、街頭演説にわざわざお運びいただき共鳴して下さった皆さん、力強く支えてくれた友人の皆さん、
そして野を越え山越え二人三脚で頑張ってくれた夫、父・母、
最後に、泣き言やわがままひとつ言わず気丈に頑張ってくれた3人の娘たち。
すべてのみなさまに心から感謝をしたいと思います。