お魚生活

アピスト、ベタなどの小型熱帯魚と水草のブログです!
(最近は「日常生活」が多いなぁ)

Nスペ

2006-11-08 23:05:50 | 生活の中から
昨夜、(正確には今日の深夜)テレビで地球温暖化に
ついての番組(再放送)をやっておりました。

別段、見ようと思ってつけていたTVではないのですが
内容に引き込まれました。
流石に翌日も仕事でしたので、全部は見ないで寝ました
が、恐ろしくなりました。

このまま温暖化が進むとアマゾンがなくなるというので
す。
何になるかというと、砂漠です。

今世紀中です。
シュミレーションでは、2070には、アマゾンの敷地の
3分の2が砂漠になるというのです。(たしか・・・)

去年のアマゾンは雨が降らず、水上生活をしている現地の
方の家がTVで映し出されました。
干上がった河に、ボートや家が置いてありました。
そして、川底を掘って飲み水を確保している集落(?)の
方のインタビューもありました。

スペインでも雨が降らず、穀物が不作だそうです。
実れずに萎縮した穀物や果樹園が映り、水を生活用水に
まわすとの方策に反対した農業関係者らのデモが映し出さ
れていました。

大西洋のアマゾン河口域周辺の海面温度が高いそうです。
スペイン沖もそうだそうです。

以前、TVで深層海流の仕組みを学んだ覚えがあります。
今の(正確には温暖化が進む前の)世界規模の気候は、
地球の歴史の中で、ゆっくりと太平洋・大西洋・インド洋
・北極海などなどの海をめぐる巨大なベルトコンベアが生
まれたそうです。
(そうですばっかり・・・)

海面の温度が上がると、海流の動きに影響を与え始めるら
しいのです。
海面の動きが変わると、もちろん繋がっている海底の海流
も変化します。
とても恐ろしいです。
今の海流の動きが鈍ると、気候が変化するのは明らかです。
人類の手で、地球規模の巨大なベルトコンベアを作ることは
不可能です。

ひょっとすると、もう手遅れの状態まで来ているのではな
いかと思います。

たとえそうでも、一分でも早く、手を打たなくてはならない
でしょう。
思えば、本当に個人的な感覚でものを言いますが、京都議定書
あたりが、人類の再生可能なチャンスだったのかもしれません。

アマゾンは地球の酸素の2分の1を担っているといいます。
それが、あと数十年後に砂漠化するとしたら・・・。

人類はもとより、地球はどうなるのでしょうか。

地域紛争や、テロ、核の恐怖も真剣な問題ですが、環境問題
はそれ以上だと思います。
全員に、そして、子孫にも関係のあることだからです。
今の地球がなくなることに賛成するものは、誰一人いないと
思うからです。

なぜ、このような番組をもっともっとゴールデンのような時
間帯に流せる局が出てこないのでしょうか。
俗っぽい番組も、否定しませんが、消費社会の裏でこのよう
なことが起きていることを意識しなければならないのではな
いでしょうか。

様々なCMを見ていると、背筋が寒くなる感覚に襲われます。

今日は、ちょっと真面目に思うままに書き連ねてみました。