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政治家の話し方について

2009年09月27日 | Weblog

先日の総選挙の結果、歴史的といわれる政権交代が行なわれました。前回の総選挙のあたりから感じていたのですが、政治家の皆さんにも話し方の上手な人と、そうでない人がいて、後者は相当なマイナス要因になっているのではないかと思います。前回の選挙で強烈な印象で有権者を引っ張った印象の小泉さんは、実に上手い話し方をする人でした。演説だけに限らず、インタビューなどでの受け答えについても同様のことが言えるでしょう。その要因の一つに“間”の取り方があるのですが、ご本人達が気付いているかどうかはわかりません。私達の仕事の考え方から言うと、間というのは「取るもの」で「空くもの」ではありません。キチンと意識して「取る」ことが出来れば良し、勝手に「空いていた」のでは具合が悪い、ということです。その“間”を上手く使っていたのが、小泉さんでした。では今回の選挙での皆さんはどうだったか、というと・・・新総理になった鳩山さんは「誠実さ」が出ていて、決して上手ではありませんが、好印象だったのではないでしょうか。誠実さとは、強引に押し付けるような言い方ではありませんよね。それに対して敗れた自民党の麻生さんは・・・だみ声+相手陣営の非難という組み合わせは、好印象とは大きくかけ離れてしまった要因になってしまったかな、と思います。“だみ声”というのは元々、あまり印象の良いものではありませんから、その声で相手を悪く言うと、日本人というものは悪い印象を受けてしまいがちです。これ以上個々の話し方について述べるのは止めておきますが、その他の皆さんについても良い印象を与える話し方というものを学んだ方が良さそうな議員さん候補者さん、多数いらっしゃったことだけ報告させて頂きます。

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                     塾長 ナレーター・伊藤英敏


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