新学期が始まりました。私の主宰する塾も新期がスタートしましたが、メンバーは6名のみです。今期は、いろいろな意味で試行錯誤していこうと考えています。まず「もっと個人に集約した授業に出来ないか」という課題。1クラス6人という少人数ですが、80~90分では1人当たりの時間は15分が精一杯で、実質は10分程度になってしまいます。もっと個人に割く時間が長くできないだろうか、そのためにはどうすれば良いのか。次に「一人一人の目標&特性に合わせた教えができないか」という課題。これまでは、全員が概ね同じ原稿を課題として講義してきましたが、それぞれの持ち合わせた声質や雰囲気、特性に合った原稿で個別に教えることが出来れば、方向性が見出せるのではないか。楽器としての声・発音・滑舌の精度を上げることは全員共通ですが(これにも差があって、正直個別にしたい)、実際のナレーションの教示では持ち合わせたものが、みな別々な訳ですから、その方が良いに決まっているのです・・・しかし、こちらの負担は大きく増してしまい、難しい・・・う~ん・・・悩む・・・悩む。
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