サッカーワールドカップの最中に行われた感の強い“参議院選挙”ですが、投票日前日の夜8時までの選挙戦に、候補者達は必死の戦いを展開していました。で、毎回気になるのは候補者達の演説の上手&下手です。真剣さや必死さをアピールするために、どうしても高い音域を使ってしまうのは致し方ないのですが、聞く方にしてみれば同じ音域の連続というのは聞きたくなくなるものなのですね。一方で年配の候補者や党首クラスの皆さんは、高い音域が出しにくくなっているため、低い音域の連続になりがちです。こちらはこちらで“熱”のようなものを感じにくい状況になります。総じて、ご自分の声の特徴、特に音域を知らずに事にあたっている方がほとんどなのです。自分の持っている音域を上手に活かした演説、これができれば聴衆への訴求力は倍加すること間違いないのですが…。
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