重連貨物写真紀行 -峠越えの軌跡-

忘却の彼方に取り残された、かつての備忘録。

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2015-10-04_水島臨海鉄道、貸切列車。

2015年11月27日 21時00分00秒 | 私鉄旅客/民営鉄道

お久しぶりです。最近はめっきり冷え込みも厳しくなり、いよいよ本当に冬が来たんだなと実感します。
どうにもこの頃、少し前までは異常気象なのか暖冬なのか、時期の割には暖かい日が続いていましたからね。
いざ本来の寒さになると私生活上では厳しいですね。西線の撮影だとこれがある意味気持ちの切り替えみたいになるんですが...
紅葉はダメでしたが、雪晴れぐらいはちゃんと撮っておきたいですね、マジメな話...


さて、今回は前回に引き続きまして、イベント当日です。

内容を事細かに書いても煩雑になるだけなので乗車中等一部は割愛して掲載。実際、乗車中は話してばかりで撮影は殆どしてないもので。

先ずはズラリと並べられた車輛群。全景もありますが、ありふれてるので寄ったほうを掲載。


(手前から)DE70形/DD50形/キハ20形200番代/キハ30形0番代/キハ37形1000番代

この実物と同じサイズ、同じ仕様の"出雲"HMが今回のミソですね。キハのHMも今回は大増量でしたが、流石に挙げきれないので割愛。
何気にこのHMを支えるためのステーも実物を研究して作成したそうです。取り付けは難しそうでしたがサマになって良かったですね。

カマ屋さんにとっては定番イベントになりつつあるのでしょうか? 恒例の区名札です。


DE70形 名古屋機関区/重連仕業

これらも全て自作のようです。もうこの辺りはなんでもアリで楽しんでましたね(笑)
そういえば今更ですが、DE70形ってベースはDE10形ではなくDE11形なんですね... 恥ずかしながらちょっと前までは知りませんでした。

その他、諸々を撮影していると時間もいい頃合い。締めは主催者様渾身のサプライズ。
何やら入れ換えが次々と行われていると思ったら、現れたのはまさかの編成。


DE70形+DD50形+キハ20形200番代+キハ38形1000番代+キハ30形0番代

なんという珍ドコ編成。これには本当に驚かされました。
残り時間も僅かですが、反対側に付いていた"出雲"のHMも換装完了。


同上。"出雲"HM掲出

僅かに差し込むタイミングの光を逃さずに一枚。

これにて撮影終了。

記事一つにまとめようと思うとどうにも苦しいので大分割愛してしまいましたが、実際はもっと内容の濃い一日でした。
もう少しちゃんと紹介できるような記事にしたいですが、事細かに紹介も難しいですし、参加者のみの特権ということで。
あまりこういったイベントへ参加することの少ない私ですが、本当に楽しむことができて面白かったです。
イベントスタッフの皆様方、本当にありがとうございました&お疲れ様でした。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-10-03_澄んだ秋空を仰いで。

2015年11月18日 23時30分00秒 | JRW_山陽本線

運行終了が宣告されているトワイライトエクスプレスを牽引するPFにまさかの専用色が登場したようですね。
トワイライトを牽くような機会なんて残るとこ僅かばかりだというのに一体どうするつもりなのやら。
噂では、サロンカーなにわの牽引や瑞風での牽引など、憶測は幾つか立っていますがどうなんでしょうね。
個人的にあの塗装はなんか一味足りないようで惜しいような。個人的にはED75のような飾り帯が欲しいところです。
EF81と見比べるとどうにもそこに違和感を感じて微妙にしっくりこないんですよね。まぁ、あれはあれで面白そうではありますが...


さて、そんなわけで今回はPF牽引のトワイライト。ハズレの確率が滅法高くなったのでクリアテールが来てもこれは致し方ない。
もとより、今回はとある方の団体列車へ参加しに岡山へ行くわけで、撮影が本命ではないので意識も若干低いのです。

とは言え、前回は酷いカットになってしまったあの万富鉄橋のリベンジなので、これはこれで負けられない...


EF65形1000番代+24系25形500番代他 (1+8輛編成) 9023レ 臨時寝台特急 「特別なトワイライトExp.」 下関行
EF65-1133牽引

前回が想像できないぐらいの青空。どうせクリアテールなら接近戦も避けたいとこというわけで青空を強調してローアンで。
ちなみに最近は大概が山陰トワイライトですが、今回は山陽トワイライトです。山陽は山陽で撮りたいところがあるわけですが、それはそれで。

道中にもう一度撮影の機会があったのでついでに撮影、そして見事に撃沈... あれはあれで楽しかったから結果オーライでしょうか。
一通り撮影を終えた後は、岡山どころか名古屋まで轟く名声を誇る噂の某ホテルを再訪問。

夕飯には気さくなホテルオーナーらと共にもやし鍋もつ鍋を堪能し、翌日へと備えることに。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-09-20_汽笛吹鳴、爆煙を靡かせて。

2015年11月16日 21時00分00秒 | JRW_山口線

レンズを一通り更新し終えて(と言いながらも時代遅れの旧式混じりだが...)、そろそろ本体更新かな、なんて思うこの頃。
APS-Cを突き詰めて7DmkIIに走るか、いっそのことフルサイズに身を投じるか。中々悩まし所ですね。
フルサイズにしてしまうと今までの*1.6による焦点距離の恩恵が受けれなくなってしまうのが一番辛いところ。
いっそのことこの前新型モデルが出た100-400辺りでも考えてみましょうかね~。え? そんなことより車? お金は幾らあっても足りませんね...


さて、そんなわけで前回に続いてちょっとしたおまけ篇。
折角長い時間かけて本州最先端まで来たのでこのまま帰るのはちょっと勿体ないなということで、久し振りの山口線へ。

以前来たときは凸の代走の時でしたね。去年の盆辺りでしょうか、あれはあれでいい思い出です。
その時にはまだ不通区間(だったハズ)で撮影できなかった、有名な定番撮影地へ行くことに。
復旧前の写真と見比べるとその変貌っぷりには目を見張るものがあります(笑)

晴れたり曇ったり、イマイチパッとしない天気。今更ですが、ここって定番の割には順光じゃないんですね...
通過時は薄晴れ? ぐらいの曖昧な天気ながら撮影には十分な露出は稼げたので許容範囲。

SLの轟音よりも先に汽笛吹鳴、カーブ抜けるまで鳴らしっぱなしで駆け抜けていきました。


C57形+12系700番代 (1+5輛編成) 9522レ 臨時快速 「DLやまぐち号」 新山口行
C57-1牽引

想像以上の爆煙の量。SLと言ったら大井川や水上ぐらいしか知りませんが、それらでは経験しなかったレベル。
というか、ここのカーブだと俯瞰をすれば普通に後ろの客車も巻いて見えるかな、なんて思ってたんですがこの煙で殆ど見えない(笑)

ふと写真を見てるとちょこちょこ窓を開けて手を振っている人がいるのですが、煙の影響は大丈夫なのかと他人事ながら心配になります。
何せ、SL通過後は撮影地がものすごく煙かった覚えがありますので...(笑) それでも、久々に感じるSLの息遣いは迫力があり良かったですね。

これにて撮影終了。山陰遠征もこれでお終い、そして9月の出撃もこれ1回切りという事態でした...
次回もちょこっとトワイライト引きずります。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-09-20_群青の大海原を臨む。

2015年11月13日 21時00分00秒 | JRW_山陰本線

最近はどうにも更新する気力が湧かずに放置気味になりつつありますね...
衣浦で色々あったおかげで記事のストックだけは増えていくのでそろそろ消化しようかと焦って更新開始。(かれこれ10日以上のストックが...)

あ、そういえばシーズン入ってるにも拘わらず未だに西線に行けておりません... サヨナラ紅葉、あなたのことは忘れない...


前回の前哨戦に続いて今回は本荘のトワイライトの撮影。
深夜に到着してとりあえず現場の確認をするわけですが、あの足場の悪いこと悪いこと...
あれだけ光源も少ない中ぬかるんだ道を登るのは中々骨が折れますね。
既に三脚の林になっている中、なんとか間を縫って置きゲバ、撮影地に着くまででそこそこ難儀しました。

日の出を迎え、暁の水平線には僅かな雲がかかり、僅かばかりの不安要素が残るが上空は青々と美しい。
どれだけ雲の影響が出るのか、どこまで影が抜けるのか、撮影地から滑落しないだろうか、通過直前まで気は抜けませんでした。
今ではシーズンオフの惣郷川橋梁、有り余る光線で無事に捕獲。


DD51形500番代+24系25形500番代他 (1+8輛編成) 9033レ 臨時寝台特急 「特別なトワイライトExp.」 下関行
DD51-1186牽引

思ったよりも面に日が当たる事に驚きながらも、想像以上の満足感に正直もう帰ってもいい感...(笑) 惜しいのは札がないことでしょうか。
何気に凸がいる辺りは通過の直前ぐらいまで影落ちしてるので随分と冷や冷やさせられました。

さて、さすがに本州西端まで来た手前、そう簡単には帰れないので一応追っかけます。

前回は死ぬ気で追っかけてサンタマ俯瞰に間に合わせましたが、今回は無難にストレートで編成写真。
非電化のストレートを走る客車列車というのも、今では少々貴重かも知れません。

曇るかどうか、非常に怪しい中でしたがなんとか光線は当たってくれたので許容範囲。
天気予報自体が大分苦しい予報でしたので善戦した方ですね。


同上。

これにてトワイライトの撮影は終了、このまま帰るのはちょっと勿体無いので少し寄り道して行きます。

なお、復路も撮影していきたいのが本当の所でしたが、諸々事情もありましたし生憎の天候なので今回は見送り。
こんなことばかり言ってると本気で復路を撮らずに終わりそうで怖いのですけどね...

寄り道先は大体皆さんの想像してる場所です。

では、今日はこの辺りで。ノシ