重連貨物写真紀行 -峠越えの軌跡-

忘却の彼方に取り残された、かつての備忘録。

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2016-02-11_前哨戦、定番巡り。

2016年03月28日 22時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

前回では触れませんでしたが、JR東海のキハ40系列も完全に引退してしまい、つい先日にはもう廃車回送まで行われていました。
かつては割と身近な高山本線を走っており、たまに撮ったりしていましたが、そんな美濃太田の車輛群も気が付けば伊勢へと転属。
伊勢でのキハ40系の撮影は本当に僅かなものですが、これも一部は美濃太田のものなんですね。出来ることならバリ晴れの宮川へ行きたかった...


さて、今回は原色重連パート2、3084列車を狙いに行ったのですが、その前哨戦がてら6883列車から開始です。

名古屋勢で2人同行者を誘ったのですが、1人は迎えに行ったら「行けなくなった」と意味の分からんことを。もう一人は途中合流。
こんなことなら6883列車捨ててもう一人に時間を合わせてあげたほうがよかったんじゃないかとちょっと反省してました。
しかしながら、出発してしまった以上は止められないのでとりあえず武並。


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+14輛編成) 6883レ 専用 南松本行
EF64-1010+EF64-1004 (エンド不揃い)

時期的なものもあって、無難に武並。開始地点はもっと別の場所選んで新規も開拓していきたいですね...

やけに晴れてたのでインター裏へ。


同上。

雲が一つでもあれば超望遠で俯瞰してやろうと思ったのですが、雲一つない快晴。
エンドが不揃いではありましたが、折角の改正なので広角で一枚。

3084列車が原色重連ということもあって、置きゲバぐらいはしたかったので伊奈川へ。


同上。

そこまで追っかけの意識も高くなかったので、鈍いトラックのケツをチンタラ流してましたが、何とか通過前。
時間的に3088列車通過より前に来たのですが、その姿は見えず。どうやらウヤのようですね。

撮影後はその先まで追っかけようか考えましたが、伊奈川に見知った顔が集結してたのでそのまま井戸端会議に。
折角の快晴でしたし、もう少し捻った撮影地を巡るべきだったかなと地味に反省。次回が原色重連です。

とりあえず今日はこの辺りで。ノシ


2016-02-10_快晴の昼下がり、重なる不遇。

2016年03月26日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

残念ながら訪れてしまったダイヤ改正、今年は多少遅かっただけまだ良心的な気がしましたが、内容がエグいのでそんなこと言ってられないですね。
カシオペア、トワイライト、はまなす、名だたる夜行列車はその姿を消し、ブルートレインなんて言葉は今ではもう死語なのかもしれません。
と、夜行列車ばかりに目を向けていたらまさかまさかの西線でサヨナラ重連高速貨物。ちょっと遠いですが本州からはEF81も軒並み撤退。
貨物のほうでも動きが多い今改正となってしまいました。北海道新幹線については言わずもがなですが、あんな区間に通して何がしたいんでしょうね?


さて、今回は前回の折り返しで3084列車です。まだ改正後のダイヤ見てないのですが、次はもう少し追っかけれるダイヤにして欲しいですね...

セバシオまで上がったので上り便もそれなりに上がったとこからスタート。


EF64形1000番代+タキ1000形 (2+14輛編成) 3084レ 高速 塩浜行
EF64-1002+EF64-1011(エンド不揃い)

ここでの四季の写真が上がってましたがああいうのも面白いものですね。個人的にここは秋の紅葉なんかが好きです。

追っかけ先に悩みながらも、道中の交通規制で交互通行にされてしまい、遅れに遅れたので須原辺りで。


同上。

右側が若干影の中に呑まれるのですが、ここは仕方ないので目を瞑ります。むしろ背景の山がいい感じだったのが意外。
夏場では編成が完全に切れてしまって後ろの方は見えなくなりますがやはり冬場はちゃんと見えるのでいいですね。

この後は坂下まで追っかけますが通過直前に雲に呑まれておじゃんに。

午後便は天気次第でしたが、割と天気も持ちそうだったのでそのまま続行。
恵那山が綺麗だったので坂下のPC橋から81列車を狙っていたのですが、まさかの遅延。仕方ないので5875列車を適当に撮って撤退。


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+1*輛編成) 5875レ 専用 南松本行
EF64-1045+EF64-1023 (エンド不揃い)

鉄塔ガン無視で無理して撮った感がありますが、まぁおまけということで。

これにて撮影終了、同行者の2人はお疲れ様でした。

次回も原色重連、では、今日はこの辺りで。ノシ


2016-02-10_原色重連、雪景色。

2016年03月24日 18時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

またもや西線では原色重連が組まれたようですね。しかしながら今回はエンド不揃い、シーズン間際ということもあってあまり撮れそうにはありません。
一応、地元でちょろっと撮りはしましたが、光線も正直シーズンオフが近かったですしまぁ厳しいものですわ。それ以上にほかでネタも多いですしね。
ちなみにその原色重連が6883列車に充当された日には私は遥か遠くの山陰本線でDDを追っかけておりました。夜行客レもいよいよ終焉といった感じですね。


さて、そんなわけでこちらでは前回の原色重連を懲りずにお送りしていきたいと思います。

伊奈川ではこっぴどくやられましたが、それ以降では安定した晴天の模様。折角なので上も上のほうへ追っかけることに。

伊奈川を越えると完全な順光の撮影地もほとんどなくなってくるので側面を多めに入れれるようなトコで。


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+14輛編成) 6883レ 専用 南松本行
EF64-1006+EF64-1016 (エンド揃い)

約一名が何故かやたらと滑る滑る。確かに雪は滑りやすいかもですが、実際その場にいた身としてはそんなに滑りやすいとも思えないのです...
色違いの原色重連の時には某インカーブでしたので今回はちょっと場所を変えてみました。ここも雪景色なら悪くないですね。

折角なので塩尻手前ぐらいまで追っかけてしまいましょう。


同上。

転回で時間食って割とギリギリに。ここは障害物の処理がなかなか面倒な撮影地... 広角で引くのも好きなのですが、ビニールシートの処理に悩みますね。
以前来た時にはまさかの光景が広がっていたので、今回は積雪があっただけでも御の字です。

6883列車は全部で5回と少し控えめな追っかけでしたが、戦果を見る限りとある一か所を除けば概ね満足できるので良しとしませう。

次回は3084列車と午後便です。では、今日はこの辺りで。ノシ


2016-02-10_原色重連、泡沫のVカット。

2016年03月18日 23時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

学生でいられる時間も残りわずか。日数にしてもう残り2週間とだいぶ迫ってきました。準備は何もできてませんが、遣り残しはたっぷりと残っております。
そんな私ですが、春休みの期間である2月の半ば辺りからの自身の移動距離が概算で1万キロを超えました。車で言うならオイル交換2回分です。(笑)
なんだかんだで色々なとこへ行きましたし、正直十分頑張った感はあるのですが、これで最後だと思うとやっぱりまだまだ足りませんね。
最後の最後までやりたいことやって、就職のほうは上手いこと誤魔化していきたいです。


さて、そんなわけで今回は待ちに待った原色重連、6883列車の登板です。

今回も自分の車で登板。前回はまだ慣れてなかったので連れと交代交代で運転してましたが今回は全線通し運転。慣れれば乗りやすいいい車ですよ。
以前は家の軽でヒイヒイ言っていた内津峠も今ではなんのその。ベタ踏みで速度が落ちるなんてことはあってはならんのですよ。

2月なので定番の武並からスタート。


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+14輛編成) 6883レ 専用 南松本行
EF64-1006+EF64-1016 (エンド揃い)

本当の意味で色の揃った原色重連、エンド揃い。最近は中々組んでくれなかっただけに嬉しいものですね。

原色重連ということもあって普段よりも人が多い。そんなわけで下手に追っかけ回数は延ばさずに定番を巡ることに。
青空が綺麗だったので2発目はインター裏。普段は冠雪しない笠置山が冠雪してるのはポイント高いですよ。


同上。

遠征鉄が何やら楽しそうなことをしてましたが、他人の迷惑になるようなことは避けてもらいたいものですね。
伊奈川なんかでもそうですが、通行の支障になるような路駐はいかがなものかと。

続いて伊奈川へ。背景の山々がいい感じの着雪だったので定番ではなくストレートへ。


同上。

このカットは十分な光量で晴れているのですが、問題はこの後。素晴らしいまでのタイミングで太陽に雲が掛かり、本命カットはあぼーん。
このカットも露出確認カットをトリミングしただけなのでピントとかは何のことやらです。

今回撮り逃したカットは今まで西線で撮ってきたカットの中でもかなりレベル高くなりそうなだけあって残念極まりない。
まぁ、こんなものだよねと若干諦観交じりに撤退し、この先の追っかけへ。

一旦ここで区切ります。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2016-02-07_原色重連、俯瞰の2台体制。

2016年03月15日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

2月の撮影分から、実は本務機たるメインのボディを更新いたしました。悩みに悩んだ末、APS-Cのセンサーサイズはそのままで置き換え。
そう、大体の察しは付きますが、7D markIIです。これもかれこれ発売から2年経つんですね。
これにより連写が夢の2ケタ、10コマ/秒というプロ機並みの世界へ。そこまで連写に頼る気はないのですが、結構無駄にシャッターを切りがちに(笑)
ハード面はおおよそ評判通りで堅実なアップデートがされてる感じでとても良かったですね。唯一最初慣れなかったのがファインダー。
これは7D markIが視野率100%ではなかったことが原因っちゃ原因ですが、markIIからは100%に限りなく近くなりちょっと感覚が変わりましたね。

ソフト面、というかフィーリングは全体的に慣れの関係もあって、markIの方が使い勝手は良い。個人的にファインダー内が見辛くなったという印象。
1D系を意識したのか、下部から右部に配置が変更された露出計。それと中央から上部に移設された水準器が気になるところでしょうか。
逆にどこが良くなったの? と言われるとこれもまた水準器。配置こそ微妙ですがそれ自体は見やすいですね。あとはやたらと表示が増えたぐらいで。
正直、使ってけばどうせ慣れるし、仕様自体は7D markIに近しいので違和感もそこまでないのでいい感じですね。


そんなわけで、今回は車の慣らし運転&機材の慣らし運転ということで折角原色重連が動いていたので撮ることに。日曜なので効率は悪いですが。

天気がすこぶるよかったので地元から少しだけ離れて側面が当たる釜戸界隈で俯瞰をすることに。

EF64形1000番代+コキ100系 (2+14輛編成) 81レ 高速 北長野行 トリミング済
EF64-1006+EF64-1016 (エンド揃い)

待ちに待った、国鉄色揃い・エンド揃いの原色重連。コンテナの積載が若干心配でしたがそこそこ載ってたのでまぁいいかと。
ここの撮影地も引きで撮れればそっちもありだったのですが、築堤の工事でそれもできなくなってしまったので残念ですね。

サブ機はmk1で空を入れて。ホント、この日は無駄に晴れてました(笑)


同上。

冬だからというか、特有の光線の高度からかイマイチ発色には欠けますね。全体的に色はノッペリとしてコントラストが少し強くなるようなこの感じ。
原色重連が余り目立たないかもしれない、なんて思いましたがこれはこれで。以前、多治見S字で撮った時は側面が反射して分からなくなりましたし...

日曜日だったので5875列車もなく、これにて撮影終了。
同行のK氏、お疲れ様でしたー。

では、今日はこの辺りで。ノシ