重連貨物写真紀行 -峠越えの軌跡-

忘却の彼方に取り残された、かつての備忘録。

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2015-03-31_最期の木曾路。

2015年06月21日 23時00分00秒 | JRF_中央西線(山岳)

吹田の27号機が全検明けを果たして盛り上がっている中、愛知は遂にDD51が最終全検を迎えてしまいました。
中京地区で鉄をしているとDD51というのは非常に身近な存在であるわけですが、もう気が付けば残り僅か。
DF200の噂話も聞きますし、この先の不穏さだけは痛いほど伝わってきます。せめて、無くなる前に全機を撮っておきたいところ...
全検明けの1801号機も梅雨の雨ですぐに汚れてしまいようですよね、中々難しいことになりそうです。


さて、今回は前回に続いて、というわけではないのですが、扱いは継走仕業といったところ。
稲沢に29日に着いているのに何故か1日停泊させて31日発なのはちょっと分かりませんが、何かしらの事情があるんでしょう。
30日に会社見学の帰りの電車で車窓から原色機が繋がってるのを見たときはガッカリしましたが。

そんなわけで、平日ですが奇跡的にこの頃は春休みというものがあったようでお休み。運は良かったかもしれません。

先ずは一枚目、今回は6883列車より遥かに早いスジなので撮影地に悩みました...


EF64形1000番代+8500系(元JR東海371系) (1+7輛編成) 臨専 変8875レ 長野行
甲44 (東海 甲17) EF64-1006+371系

先行で行われた静岡~稲沢間での牽引機はEF64-1033と大宮更新色でしたが、今回は原色機。
色の組み合わせとしてはやっぱり前回の更新機の方が好きなのですが、2パターン撮れたと思えば得? 何ですかね...

さしずめ、大サロの牽引機がトワ釜がいいのかローピン釜が良いのかといったような感じ? う~ん、この喩えだと伝わらない...

追っかけまして、伊奈川鉄橋。


同上。(トリミング済)

6883列車の時間ですらバリ順の時期は限られてるというのに、それよりも早いスジで側面など当たるわけもなく...
ここは潔く捨てて上松の辺りで無難に順光で納めるべきだったかと反省しました。
普段から西線通ってるならもう少し考えるべきとこでした。というか多分ですけど上松は良かったんだろうなと。

ま、これは西線の有名撮影地、一目見たら大体わかるわけですから、そういった意味では良かったのかなと。

今回の撮影で一番の場所は個人的にはココ、平沢。


同上。

列車の時刻を見たときに、ここしか順光はないんじゃないかとすら思った。冬の平沢は思った以上に木々の抜けがいい。
そして地味に嬉しいのがハイビーム。この1006号機、片側(写真右)ハロゲン灯なのでロービームだと両灯に差が出るのです。
次回更新予定の篠ノ井線ではこれが目立つ形になってしまい、それだけが唯一の汚点になってしまってので...
最近のロクヨンはこれが過渡期に入ってしまったのか、目立つ機体が増えてきたので早めに統一してもらいたいものです。

西線経由の稀有な甲種もこれにて終了。次回は塩尻を越えて篠ノ井線内へと向かいます。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-03-29_惜別の雨、最終行路。

2015年06月20日 23時00分00秒 | JRF_東海道線(東海)

先日、遂に27号機がEF66の中で唯一の専貨運用の5767列車に充当されましたね。
生憎の雨にも関わらず各撮影地は随分と賑わっていたようですが、どうだったんでしょうか?
私は9:30~20:00まで学校で拘束されてるので基本的には撮影とは無縁なのであまり関係ないのですが...
一つ言うならば、やはり専貨は箱型電機の方が似合うな、とだけ。EF66はコンテナ牽いてる方がサマになってる気がします。


さて、今回は個人的にアツかった371系の甲種輸送。編成崩したのは残念でしたが...
今回は先立って行われた東海道線内の稲沢行甲種。生憎の空模様で行くのを躊躇いましたが、こればかりは記録も大事ということで。


EF64形1000番代+8500系(元JR東海 371系)+ヨ8000形 (1+7+1輛編成) 変9863レ 専用 長野行
甲44 (東海 甲17) EF64-1033+8500+ヨ8630

371系が東海道線を走る、本当に最後の時。予想通りのロクヨン登板、中々ロクヨンは甲種を牽いてくれないのでありがたい。
そして何よりも嬉しかったのは今回の登板機が大宮更新色であるということ。
371系の100系新幹線のような塗装と大宮更新機の独特の塗装は何気にマッチしていて見栄えが良いですね。

この時、この列車は先行の貨物(=EF64牽引、5767列車)が空転した影響を受けて暫く本線上で待機&遅延。
え、これどうなるの? この先の露出大丈夫なの? とか思いながら撮影会を楽しみながら追っかけ開始。


同上。

軽くピン甘をやらかして撃沈。なんだかんだで撮影に夢中になっていたので追っかけ先がカツカツでした...

流石にもう無理だろうな~、と思ってダラダラと帰宅。これにて撮影終了、......にしようと思ったのですが、移動中に調べてみると、結構遅い。
これもしかして、稲沢界隈ならもう一回撮れるのではないか? そんな淡い希望の光が見えたので高速を使ってもらって再び追っかけ。


同上。

さっきの時よりは時間があったように思えますが、それでも本当にギリギリ。
定刻ならまだしも、時変+遅れのダブルパンチ。ただでさえ雨の影響で露出がないのに追い討ちをかけるような連撃が襲う。
もちろん、露出はロクになく、感度もそこそこ増感してようやく適正-2/3EV。

どう転んでも1度しか撮れない列車、最後の最後で追っかけ出来たのは美味しかったんじゃないでしょうか。

今回の撮影はこれにて終了、運転の某氏はお疲れ様&ありがとうございました。
次回は本命の中央西線&篠ノ井線。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-03-26_晴天の下。

2015年06月18日 22時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

そこそこ梅雨晴れがあるせいで、イマイチ梅雨なのか分からなくなる時がしばしばあります...(笑)
まぁ、雨の日が随分多いので梅雨なのは間違いないのですが、やっぱりちょいちょい晴れるんですよね。肝心な時に晴れませんが。
今週一週間は天気格下げされてしまったのでそんな梅雨晴れもどこへやら、という話ではありますけどね...


さて、というわけで、高山線、東海道線ときて、最後は地元中央西線。

前回の臨ホキの撮影後、そのまま待って5087列車を撮ってもよかったのですが、春日井に広島更新がいたのですぐに戻りました。
渋滞等々があるので間に合うか分かりませんでしたが、思ったよりも時間はあったので結果オーライですね。


EF64形1000番代+コキ100系 (1+18輛編成) 2074レ 稲沢行

雲一つない青空、この日は4カットとも空の目立つ撮影地でしたが、そのどれもが快晴。
普段よりも空を多めにして青空をより強調した構図で撮ってみました。

晴れは晴れでも、雲が湧いていたり、白っぽく霞んでいたりと、中々今回のような青空を撮る機会がなかったので
嬉しいものですね。

これにて撮影終了。一人だとこんなもんですかね。
次回はようやく371系の甲種輸送の記事になりそうですかね。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-03-26_帰ってきた定期運用。

2015年06月16日 22時00分00秒 | JRF_東海道線(東海)

そこそこの更新頻度の当方、あと16記事ほどまだストックが残っております...
もう記事すっとばそうかなとか思いながら、飛ばしたところで大した記事が残ってないのでそのまま更新を続ける日々。

結局のところ、雨ばっかの梅雨に入ればネタ切れになるので丁度いい感じなんですよ、きっと。
371系の甲種とかも残ってるんでちゃちゃっと上げちゃいたいですね。


さて、そんなわけで高山線から転線して東海道線。

東海道の定期ホキ運用がEF66に変わってから暫く、戻るようでなかなか戻らなかったEF64のホキ。
EF64が定期ホキ牽いてたのって、あのワムが生き残ってた頃ぐらいなんですよね...

諸々あって本荘。


EF64形1000番代+ホキ9500/ホキ2000形 (1+24輛編成) 5780レ 専用 笠寺行

たまに代走とかしてたのでそんなに何年振りの撮影、とかいうわけではありませんが、運用確認しなくてもハズレ無しなのはありがたい。

先客の立ち位置がちょっとな~、とは思いますが、高山線で撮ってるとここの時間がそこそこなのでそれは仕方なく。

この時間の他の貨物はよく知りませんが、大したネタも無いだろうということで揖斐川へ。


EF64形1000番代+ホキ9500/ホキ2000形 (1+16輛編成) 8785レ 臨専 美濃赤坂行

この時期は完全に面があぼーん。どちらかというと側面重視の撮影地なので然程問題ではないかな~、とは思いますが。
それよりもこの編成、前回撮ったとき、と言っても12月頃なのですが、その時の輛数が22輛編成。で、今回が-8輛。
定期便は大体24輛、まぁ20輛前後かな、と思うのですが、臨時便は結構アバウト。
今回のように16輛の時もあれば、定期と見間違うような22輛の長い編成もある... そんなわけで若干構図がスカっております...

バリ順ではありませんが、とりあえず晴れの日の揖斐川、更新色の履修はまずまずですかね。
広島更新色の石灰、色が変わってからあまり撮ってないので運用が変わった今、狙っていきたいところですね。

この後はPF牽引の5087列車を蹴って、再び転線します。
では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-03-26_余命宣告。

2015年06月14日 22時00分00秒 | JRC_高山本線

分かってはいたことなのですが、今日の某新聞にキハ40系のラストランについて掲載されたらしいですね。
今月いっぱいで高山本線から完全に撤退、あと残るのは紀勢・参宮線辺りだけでしょうか。
最初は3月のダイヤ改正がラストになるかと思いきや、6月辺りまでは大丈夫と言われ、結果として6月末で引退。
なんだかんだ言って終わる終わると言われてから結構な時間があったように感じますね。戦果を残せたかは微妙なところですが...


さて、そんなわけで今回は言わずと知れた高山線定期最長の回送列車、回781Dです。


キハ40系 (6輛編成) 回781D 回送 美濃太田行

時期を少し逃してしまい、オフシーズンの長森界隈。
運が良いのか悪いのか、ツートン先頭の6連回送、個人的には揃ってるほうが編成美があって好きなのですが...
(だからこそ、ツートン2連運用を失った高山線末期は正直ね... もっとちゃんと「さわ臨」を撮っておくんでした。

今まで散々撮影の機会があったように思いますが、結局この列車を撮ったのはこれが最後になってしまいましたね。
撮影の機会があってもなかなか重い腰が上がらない時ってありますよね... あんまりこういう結果にはしたくないですが。

光線はちょっとあれですが、晴天の下で何とか撮れたということでこれもまた一つの記録。

次回は東海道線へ転線。では、今日はこの辺りで。ノシ