姑の選択

出産で嫁より孫の命を!と言った義母と題する発言小町。
みるく 2008年6月24日 11:29
初めまして。いつも読む専門ですが今回は投稿させてもらいます。先日、子供を死産し今は自宅にて療養中です。なにより夫の優しさが治療薬です。突然の出血で病院に運ばれ、医師から「母体か胎児か」という命の選択を迫られる状態になりました。そこで義母は夫に「子供は私が育ててあげるから(子供を取って)」と言ったそうです。夫は義母を振り払い「妻を助けてください!」と言ってくれ、私はいま生きています。もう義母の顔なんて見たくないけど、せっかく助けてもらった命だから人を憎みながらではなく楽しく人生を生きたいです。どうすれば義母を許せる気持ちになれますか?
トピを発見してすぐに消えてしまったが、トピが消えなければ「ありえなぁ~い」などとレスが付きそうである。

しかし「遺伝子の乗り物」としての姑としてはある意味自然な発想である。

孫を助ければ姑としては自分の遺伝子の1/4をとりあえず後生に残せる。嫁が死ぬことによって自分の息子に新しい嫁を迎えられるかもしれない。そうなればさらに自分の遺伝子を残せる。

他方、嫁を助けた場合、将来は孫を産む可能性は否定できないものの、今回の事態を鑑みるに将来にわたって産まない危険性もある。嫁には姑自身の遺伝子は乗っていない。もし子供を産めない嫁が居座れば姑の遺伝子を残す手段が潰えてしまう。

以上のように姑の遺伝子としては孫を助けるのが「当然の選択」であるのだが、現代社会においては、これまた当然のことながら非難されて然るべき選択である。姑の遺伝子は現代社会に適応していないのである。

それにしても姑の遺伝子側から見て、一番非難されるべきは姑の発言をそのまま嫁に伝えた夫(姑の息子)であろう。残念ながら姑の息子の遺伝子の半分は姑のものであり、残りの半分は姑が配偶者として選んだ舅のものである。つまりは姑の遺伝子の身から出た錆ということである。

トピ主(嫁)は「夫の優しさが治療薬です」などと書いているが、夫の遺伝子の半分は姑のものである。トピ主は「現代社会に適応していない姑の遺伝子の半分を受け継ぐ男」しかも「適応していないことを暴露するという行動に出た男」を配偶者として選択してしまったのである。トピ主の遺伝子にとって非常に悲しい事態である。
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コメント
 
 
 
Unknown (通りすがり)
2008-07-31 11:10:46
なんかネタっぽいけど
流産とかはよく聞くけど
子供を選んで妻を殺すということが可能なんだろうか
おもいっきり殺人罪が適用されそうだが
 
 
 
確かにネタかも (excel2000)
2008-07-31 19:26:37
きっと救命の重点をどちらに置くか、ってことなんでしょうけれどね。
 
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