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歌え!だらリーマン

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電子音の憂鬱

2006年03月02日 | 雑談
携帯電話、テレビ、ビデオ、炊飯器、冷蔵庫などなど、たいていの電気製品はピッとかピーなどと電子音を出す。この電子音のやっかいなのはどこで鳴っているのか分かりにくいこと。電子音じゃなくて物体をたたいたりこすった自然音はどこから出ている音なのか比較的判定しやすい。例えば人間の足音とか、ゴキブリがカサカサと歩いている音とか、割とぴったり方向が分かる。プロ野球のキャッチャーは打球音でキャッチャーフライの上がった方向を判別するらしい。

電子音がどこで鳴っているのか分かりにくい原因は高い音が含まれていないからではないかと想像している。電子音というのはもともと甲高いが、基本波は1000Hz程度だろう。多少の高調波は含まれているだろうがせいぜい5000~6000Hzまでではないか。それに対して、物体をたたいたりこすったりした音は基本波が低い周波数であっても10000Hzを超えるようなホワイトノイズ成分が含まれているのではないか。周波数の高い音は直進性が高く、方向を判定するのに役立つ。だから自然音は鳴っている方向がはっきり分かるのに電子音は方向が分かりにくい。だれか証明してくれ。

追記(2006-3-3):書いた後で考えていたら、周波数の高い成分の影響もあるかも知れないが、電子音が純音に近いから方向が分かりにくいような気もしてきた。純音だと定在波が立ちやすく方向が分かりにくい。

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