妹を刻むなよ

子供が自分の部屋の掃除をしていた。もともとベッドと机の周り以外は足の踏み場もないような状態だったがたくさんのゴミ袋を作ってきれいになったという。ところが「一人では捨てられないものがあるので手伝ってくれ」というので部屋に行ってみるとペットボトルの行列。大半がローソンパスのお試しでもらった爽健美茶や濃いお茶など。

これだけの空瓶が部屋の中に散乱し得たことに軽い感動を覚える。翌日がペットボトルを捨てられる日だったが、さすがに一度に捨てることはできず、3～4回に分けて捨てた。

「一人では捨てられない」と言われたときに、思わず「まさか妹を刻んだんじゃないだろうな」などと言ってしまった。