~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

母乳哺育は危険ですか?

2008-06-04 17:51:32 | いるかこもれび助産院
不安をあたえるような報道は控えて欲しいものです。

この頃、新聞で母乳は低血糖やビタミンDの不足が児にとって、危険であると報道されているようです、無責任な報道が掲載されている事に心を痛めています。

新聞に記事を書かれた方へ、
では、母乳とは何からできているのでしょうか?
お母さんの血液が母乳です!
お母さんは元気に生きていますね。
そのお母さんを守っているのは血液です。その血液が母乳です、では、お母さんの体は危険なのですか?
不思議なことを言われると思いませんか?
お母さんも危険ですね・・・・・では、何故、お母さんの体が危険ですと妊娠中に言われないのですか、教えないのですか?教えても聞かないという事でしょうか?
そのような事を発表する前に、お母さんたちに優しい指導を行なって欲しいと思います。
新聞に掲載されれば母乳は止めようと思いますね。
それでなくても、母乳が不足していないか、不安で仕方がないのですからね。

では、ミルクになりますが、ミルクは牛の乳ですよ、人間の細胞とは完全に異なるものではないのですか、その細胞が子どもの肉体をどのようにつくりあげていくのでしょうか、単純に考えたとしてもおかしいと思いませんか。


医師たちは妊娠中に妊婦さん達にどれほどの事を伝えているのでしょうか。
分娩に対して、何が必要か、では妊婦さんたちが体つくりをしないと分娩が大変な事、赤ちゃんの成長と発達に影響がある事などを伝えた上で、お母さんへの指導が徹底された結果、母乳が危険なら考えなければいけないでしょうが、
医療従事者は体の異常を見るだけで、体が健康である為に何をすべきかを教える義務があるのではないでしょうか。
保険医療の不安など社会問題は大きな問題をかかえているというのに、無責任ですね。

しかし、医師ばかりが悪いのではないとも思います。
お母さんたちも、可愛い子どもの命はどのように育てていくか、お母さんが守リ育むには何が必要か学んで欲しい。
医師とよく話し合い、本当に命の意味を感じて医師の役目を遂行しておられるかを見極めることです。

どちらにしても、母乳がでない方、またミルクでないと仕方がないお母さんたちもおられる事は確かです。
だからこそ、医療従事者の皆さんは慎重に適したアドバイスが欲しいものです。
(記者さんはそいう事を書いてください。不安をあおるような記事は書かないでください)

この様な記事を書いておられる方が女性である事も嘆かわしい事です。
女性は愛を教えられなくても持ち備えていると言われますのに、記者の方は愛に気付いておられないのですね。
母乳は栄養のためのみではありません。愛そのものです。
母は命(母乳)を児に捧げるのです。

このようにまぎらわしい報道がある事をお母さんたちは見極め、真実を知るようにしましょう。

その為には、自己を知ること、ざわざわした心を毎日静かにする習慣をつけることです。