朝歩きは３回目になる。起きるのが億劫で、１０分くらい愚図愚図した。
最初は好調だったが、新幹線の側道に入り、不安が兆してきた。
幸運にも、公民館の庭に簡易トイレがあった。以前使用不可のトイレの脇にあった。
下痢状ではなかったが、危ういところだった。こんな不安がいつも憑いて？回る。
何度か、隠れた失敗はあるが、人前でやらかしたことは一度しかない。
その一度は、ウォーキング中ではなかったが、ありうべからざる場面であった。
だが、私は、同行の人のおかげで、ひどい羞恥を感じなかった。
その人は、水槽の魚を突然さばいて出され、うろたえた私を支えてくれた人だった。
知らない人には訳の分からない話である。
