同窓会の華？

先週の土曜日（8月2日）、高校の全体同窓会に行った。

もうすぐ創立１３０年になるという母校は

毎年夏に全体同窓会をしている。


幹事役は、毎年40歳になる学年と52歳になる学年がする事に決まっている。

愛校精神の持ち主の多い母校、

今年の集まりも爺、婆、中年、ヤング等、全員で７００名程の出席が

あった。


田舎の大都市（ん？）の一番大きい某ホテルは

人でごった返していた。


そのホテルは７００人収容する部屋が無い為、2部屋を使うことになる。

よって片方の部屋にはスクリーンが設置され、

もう一部屋の様子が流し出される。


さて、我が学年は約６００名（50名×１２クラス）の生徒が居たが、

結束力の強い学年である。

今も高校のメーリングリストが有るため、集客（？）力が強い。


しかも、高校時代にバンドをやっていた男の子たちが

（中年になっても同窓生は「おとこのこ」、だ。笑）、


数年前からまたバンドの再結成をし、

毎年、ビートルズのコピーライブをやっている。


したがって、幹事学年でも無いのに今年も３０名程集まった。


いつものように、私は★同窓会の華★だった。エッヘン。

装いは真っ赤なノースリーブの膝丈のシルクのワンピース。

ロングの真珠を2重に首にまきつけて、

髪の毛は夜会巻き。

足下は無理してヒールのある黒色のサンダル。（足、痛テ～）


普段、ヨレヨレの格好をしている私だが、

ハレの日には突然、女優（もどき）になる。


ホテルの入り口でタクシーを降り立った瞬間、

なぜか、全身にパワーがみなぎり（？）

立ち居振る舞いが完全にセレブになる（信じてくれ！ホンマなんやから）。


で、颯爽と会場へ。


もちろん、多くの人から熱い視線を受けた。

当然だ。

だって、私、綺麗なんだもん。


同学年の幹事役のオッサンは

私に近づいてきて囁いた「今日も綺麗ですね。」


私の愛人１０号の歯科医のオッサンが、

その日は来ていなかったが、ソイツの田舎クサイ奥様が居たので、

私は上品ぶって声をかけた。


私「○○でございます。●●君、今日はお見えじゃないのかしら？」

田舎クサイ妻「あら、○○さんですね？夫の憧れの人ですから、
　　　　　
　　　　　　　すぐに判りました。今日も素敵です。

　　　　　　　夫は今日はたまたまお仕事が入ってしまって来れないのです。」

（э。э)ｂうふっ。★憧れの人★だって、わたし。


・・・とこんな風に知人を見つけては

私の美貌を見せつけるのに忙しかった。


と、遠くに、見た事のある暗い雰囲気の女性が・・・。


声をかけようかどうしようか・・・と迷いつつ、

ついに声をかけた私は、彼女の近況を聞いて驚いた・・・続く。