素敵な女性（ひと）になりたい

昨日、

日曜日お昼の１時半～３時の

ＴＶ番組「たかじんのそこまで言って委員会」（関西圏だけの放映か？）に

ジャーナリストの櫻井よしこ氏が出演した。


「たかじんのそこまで言って委員会」は

出演者が世相をメッタ切りにするオモロイ番組である。


皆がそれぞれ確固たる意見を持ち（たまにはお飾りの人も出るが）

口々に意見を闘わす。

すぐに人の意見に迎合したりする人はいない為、議論は白熱する。


番組では色んな分野のスペシャリストをゲストとして迎える。

そのゲストに対しても出演者は容赦なく

おのおのの意見を発砲（発表の間違いじゃないよ・笑）する。


小心者の私は見ていて、たまにヒヤッとする事がある。


で、昨日、櫻井よしこ氏が登場し、話し出した時には、

いつも喧しい輩（かまびすしいやから）が、全員、彼女の話を静聴していた。

もちろん私も。


若き頃の櫻井よしこ氏をＴＶで何度か拝見した事はある。

彼女は今、

雑誌：週刊新潮で「後期高齢者医療制度は絶対必要だ」という記事を

連続６回載せている。（8月7日号が最終回）


その記事にも勉強になった事、納得させられる事が多々あったが、

今回、ＴＶで６３歳（？）の知的で凛とした姿の彼女を拝見して、

私も思わず背筋を正した。


あの年で綺麗で博学で優雅でいるなんて。

すべての話を理路整然とよどみなく話す彼女からは

いかに多くを学習してきたかが伺える。


「福田首相は勉強不足だ。親子で中国贔屓だ。」と

さらりと言ってのける彼女。


「日本人は自国の歴史を学ぶべきだ。

自国の真の歴史を知らない人間は日本人とは言えない。」と

断言する彼女に

私はＴＶの前で冷や汗をかいた。


日本が好き、日本人が大好きな私なのに、

歴史には無知である。

何の学習も努力もせず、

日々の、本当に些細な事にとらわれて

自分で自分をがんじがらめにしている私。


我がクリニックの人事問題が

たとえ解決していなくても、それが何だ。

些細な事ではないか・・・。


小さな問題をクヨクヨ考え出した時、

自分の心の器を、

そして自分の視野を外に向けて広げて行こう。


櫻井よしこ氏をＴＶで拝見して、

そんな風に考えを新たにできた昨夜だった。


（ちなみに「たかじんのそこまで言って委員会」はＣＭが多い為、
ほぼ毎回ビデオ撮りして夜に夫と観ます。昨夜も夜、観ました。）