開業医の妻のたわごと

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カダフィ大佐の死

2011年10月21日 12時31分19秒 | Weblog

昨夜11時頃のニュースで

カダフィ大佐死亡の映像を見た。

チュニジアから始まった様々な反政府暴動(民主化運動?)が色んな国に飛び火している。

強権政治を行ったリーダーを一般民衆が武力で退陣に追い込んだり惨殺したりの図。

 

私腹を肥やし、一族だけが優雅な生活をし、民衆の生活を顧みなかったリーダーたち。

カダフィ大佐の悪行の数々は報道されているが、彼が死亡しただけで、

国が良くなるのだろうか。

否、と思う。

 

かえって国が混乱している状況がいたる所にある。

フセイン氏死後のイラクも国内情勢は悪化している。

国を治めるには、絶対的に強いリーダーが必要だ。

リビアには次期リーダーは居るのだろうか。

 

カダフィー氏自身は遊牧民の子だった。

1969年に無血クーデターを起こし、国王を追放した時は民衆を

よりよき生活に導いてあげたいという強い意志があったハズだ。

 

権力を持った途端に豹変するリーダーが多い。

人間の生まれ持った性(さが)だろうか。

 

人は正義という名の下に革命を起こす。

しかし人間同士の流血の争い程、醜く恐ろしいものは無い。

 

ニュースの映像、ネット配信の流血の映像、人殺しをして笑っている兵士の映像、

どれも実におぞましい。

そんなものは子供達の目に届くところで流して欲しくない。

 

理性を失った大人達よ、

未来を築いていかなければならない子供達には見せてはならないものを

TVやネットで流さないという事を今こそ考えるべき時ではないか。

 

コメント (2)
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