開業医の妻のたわごと

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@人間万事塞翁が馬

恋か愛か・・・

2013年10月31日 23時47分25秒 | Weblog

一昨日、うちの待合室で夕方6時頃、

一生懸命勉強している10代の男子(足の捻挫の患者)がいました。

 

最近、医院に、よく出て行く私は(急に経営者としての自覚が出てきた?)

待合室で長く待っている人や、リハビリ室で寂しげにしている人に

話しかけたりしてます。

 

その待合室の男子、

長く会計の前の椅子で待っていたので気になって声をかけました。

「ね、会計待ちなの?」

お返事は「会計は終わったんですが迎えに来る母を待っています。」との

ことでした。

 

それから、私の弾丸トークの集中砲火を彼Aが浴びる事になってしまいました、

ちょっと可愛かったので(笑)。

 

「何勉強してるの?へ~、難しいのんやってるんやね。」と

私は彼のノートを覗き込みました。

A君は「判りますか?」と笑顔で話に乗ってくれました。

 

「イヤ~、難しそうやねぇ。数Ⅱ?数Ⅲ?

高校生?何年?どこの高校?大学どこ目指してるの?

エッ、○校?あ、おばちゃん、あなたの先輩よ。

数学はワカランけど、昔、英語の先生してたから英語ならチトわかるわよ。

・・・・・・・・・。」と色々、話しかける私にイヤな顔もせず、

A君は

「高2です。へ~同じ高校ですか。(^。^)

志望校は秘密ですが、一応国立目指しています。僕、英語も得意ですよ。」

とにこやかに答えてくれました。

 

「がんばりね。京大ぐらい目指してるんとちゃう?」と言い残して、

私は2階に走り上がり、大昔のセピア色の「○高進学資料」を本棚から取り出し、

また階下へ、トンボ帰りし、A君に「○○年前の古い資料やけど、

○高からは東大○人、京大○人、阪大○人、名古屋大○人、入ったんやで。

おばちゃんは国立落ちて私立へ行ったけど。」と、またまた話しかけました。

 

そのふる~い色褪せた進学資料を彼は、まじまじと見て

「へ~、今の僕の高校より多く有名大に進学してますねぇ。

その頃、センター試験とかあったんですか?」などと訊いてきた。

 

「大昔やから、無いわよ。学校の実力テストで行けそうな大学を

決めて、受けたから、足きり、とかはなかったけど、ひとつの国立大に

関してはチャンスは一回で、今に比べると私立も『一発芸で入れる』

とかもなかったからチト大変やったよ。」と長々と話しました。

 

途中、彼の勉強の邪魔をしている事に気づいた私は

「あ、ごめん。邪魔して。もう来ないから。しっかり勉強してね。」と

(´∀`*)ノシ バイバイしました。

A君は「イエイエいつでも来てください。」と爽やかな笑顔を私に残してくれました。

 

彼が帰った後、思わず「スタッフに彼は今度いつくるの?」と訊いた私。

 

全業務が終了した時、また階下へ行った私にスタッフふたりが

「A君が奥さんによろしく伝えて下さい。」と言ってましたよ。

と言ってくれました。

 

まあ、何て素敵!(*^_^*)

 

今度来るまでに、彼に「英語の問題を考えて出してやろう」と

今、高校英語を勉強中の私。

 

コレって「恋」でしょうか?それとも「愛」でしょうか?

 

 

というか・・・

やはり、医院の人事や経理なんかやめちまって、

高校の先生か予備校の先生になりたいよ~~~!!!

 

A君に出会った事で、私の中に封印していた「先生」「センター試験」

「赤本」「偏差値」への興味がモクモクとわき出てきて

とまりまへん。

 

誰か~、私と大学受験勉強に関しての話を延々と語り合ってくれる人

いませんか~~~!!!

 

できることなら、高校時代に戻りたい・・・

 

できることなら、もう少し若返って都会に住んで、駿台か河合塾か

どっかの「英語のカリスマ先生」をやりたい・・・

(もちろん、今のボケボケの私にはそんな能力は皆無ですが)。

 

若い若い優秀な男子が私を取り囲む・・・あ~夢だわ!!!

 

叶わぬ夢だけど、「高校受験英語の勉強」をまた始めるって

ボケ防止になるから、いい事よねっ!

 

 

コメント (4)
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