開業医の妻のたわごと

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たかが診察券、されど診察券?

2010年09月27日 02時25分55秒 | Weblog

写真は数日前に出来上がってきたうちの医院の診察券の裏。

今回はプラスティックカード製。

今までは紙で、それにパウチでカバーしていた。


うちのオッサンは、そのサイズが普通のカードより、少し大きかったので

財布にきちんと入らないから気に入らなかったらしい。


それで、今回、裏表がフルカラーの物を1万枚注文制作してもらった。

表裏ともオッサンのデザイン。

表は医院の名前入りなので残念ながらお見せできないが4色のやや目立つデザインである。


価格は一万枚も頼んだので約19万もかかった。

が、オッサンが自分でデザインしたので、それだけの価格ですんだのだそうだ。


フルカラーで一般的な業者に注文すると何と40万円以上するそうな。

裏まで色を入れると50万円はざらに超えるらしい。

要するに一枚50円はかかるということだ。


で、うちの凝り性のオッサンが

「表の患者さんの名前は手書きでは格好良く無い」と言い張り、

名前をプリントする器械を米国から取り寄せた。


そのプリンターが今日届いたが、1150ドル(約10万円也)もする。

しかし、日本で買うとなると約30万円もするらしい。


よって、うちの診察券は雑費を入れると一枚約38円。(今後、名前のプリントのインク代が別途かかる為)

日本製のプリンターを買って名前を刻印すると診察券は一枚約80円以上になる。

裏に磁気などが入っているカードは一枚約100円以上かかるらしい。


今まで、カードの価格を真剣に考えた事もなかったし、

一枚50円と言われても個人が一枚だけ買うなら、「なんだ、そんな価格か。」と思うが、

今回、うちのクリニック用に一万枚購入し、そこへ名前を入れる特殊プリンターまで買った為、

色んな雑費も入れると、たかが診察券に30万円以上もかかってもた。


オッサンは10月1日より診察券を新規のものにする(予定)と張り切っているが、

患者さんは、診察券のデザインや善し悪しを気にするのだろうか?


オッサンがデザインしている時に色々聞かれたが、どんなのがいいのか、よ~わからんだ。

ま、紙製ですぐにボロボロになるものより、

財布にきちんと収まるしっかりしたもののほうがエエような気はする。

(ピカッと光る金色などもヨカッタかも?笑)


夫が総額は安く仕上げたと主張していたが、それにしても経理係のアタクシとしては、

今回診察券にかかった費用:約30万円が気になった(すみまへん。ケチで)。


さて、ハテ、みなさんは診察券はどんなものがお好きでしょうか?(ま、持ってないのがベストですが)

コメント (14)
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