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The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

日常

2012年06月21日 | Weblog

昨日は家事の合間にチラっと

を見直しました。
「シェヘラザード」のザハロワのお美しさに、うおおおおォォーーとテレビの前で咆哮していました。が、今まで気づかなかったのですがルジマートフも物凄く適役でよいですね。

ボリショイの美熟女イルゼ・リエパさんに比べれば、ザハロワはアバラボディで少女っぽいのですが逆にその方が萌えました。金の奴隷にメロメロなんだなあ、初恋なのかな、と感じられて、鍵を持って奴隷の閉じ込められている牢屋を開けに駆け寄る姿なんかとっても可愛いです(*´∀`*)

そして扉から飛び出てくるルジマートフさん、ものっすごい色気ですね(@_@;)野性的でもあるし、ゾベイダがぞっこんなのも頷けます。そして展開される濃密な愛の時間が切なく感じられます。良いわ~wしかもその後大虐殺、金の奴隷、ゾベイダの死という結末ですからね。

 

「シェヘラザード」はバレエ・リュスの作品で、振り付けはミハイル・フォーキンです。が、聞いたところによれば現在踊られてるの「シェヘラザード」はボリショイのアンドレアス・リエパの改訂版だそうです。DVDの裏にもそう書いてあります。

バレエ・リュスがパリで凱旋してから約百年。映像で作品を残すことは出来なかったので、「薔薇の精」「シェヘラザード」などの踊りもニジンスキーが踊ったそのものではないようです。
確かに「薔薇の精」も微妙に振り付けが違うようです(私にはよく分かりませんが)。

で、最もニジンスキーの踊った原点に近い「薔薇の精」はパリ・オペラ座版らしいです。(そう言えば衣裳、舞台装置も原点に近いように思えます)
ニジンスキーの妹ニジンスカヤはパリ・オペラ座で指導にあたっていたらしく、「薔薇の精」の再演の際には色々伝授できたのでしょう。

そう思うと、原点に忠実であろうとすればバレエ・リュスに関わったダンサーか振付家に教わらなくてはならないのかもしれませんね。そういえばパトリック・デュポンがニジンスキーの娘のキラに「韃靼人の踊り」を指導してもらってる動画もあります。

 

そういう事を踏まえると、ニジンスキーを崇拝していたらしいセルジュ・リファールがニジンスキーを訪ねて彼の踊ったバレエについて聞き出そうとしたのも理解できます。


ウクライナの切手。セルジュ・リファールです。ハンサムですね!でも、ディアギレフの勧めで鼻の美容整形をしています。

 


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