=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

作業日報「さすが、見せ場」

2010年03月03日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
■2010年3月2日

昨日「フラッシュの見せ場」と言っていたK先生が、
奥天板の縁貼りを手伝ってくれました。
さすが、「見せ場」と言っていただけに妥協がありません。丁寧に留めを合わせる調整をしています。
その作業を見てみると、
45度の木口削り台を使用し、これは私も同じだったのですが、
さらに斜めの調整をする際には、下に鉋屑を敷いて角度をつけていました。
私は横着をして手の角度で調整しました。
へたくそなら尚更、そうした小さな工夫で安定させた作業を心がけていきたいと思います。

Ⅵ 加工

・フレーム部の仕上げ削り 2h
・奥天板の本体への取り付け 1h
・奥天板の縁貼り 1h

※奥天板の縁貼りは、短い面だけを先に行い、本体に取り付けた後、合板を貼り、最後に長い面の縁を貼りました。
合板を最後に落とし込む方法は難しいので避けたほうがよさそうです。
※丁番の穴掘り加工は、公共工事では両面掘りが基本だそうです。扉側にも掘り加工をすると重たい扉のときには安定します。
※留めの斜めの微妙な調整には、45度の木口削り台+鉋屑などで角度をつけて行うとよい。
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