■「チップをねだる人を戒める人々がいる」
■ 「おじいさんに内緒で写真撮ったことがばれると、
怒るどころか今度はきちんと正面から撮ってくれと言ってくる」
■ 「2種類のオレンジジュースについて、
『こちらは海外ブランド、こちらは国内ブランドだけど、
ローカルのほうが安くていいよ』と薦めてくる小売店店主」
■ 「長距離バスカウンターでは、
自分だけを職員用ブースに入れてくれて椅子を与えてくれる」
■「長距離バスの移動では、
自分に真ん中の揺れない席をとってくれたり、
ドライブインでは運転手用の奥のトイレを教えてくれる」
■ 「お土産に買った石のネックレスの紐が切れてしまえば、
かしこまって交換してくれるお土産屋」
■ 「両替の計算方法がわからないために、
私に電卓を叩かせ、その額を信用するホテルマン」
■ 「車内に載せた私の荷物が大きすぎるために、
その一部を膝に抱えてくれる見ず知らずの乗客」
■ 「勝手に入っていった木工房数軒では、
ミルクティーの薦めを断るのがやっとだった」
■ 「ご飯を食べにいったホテルのレストランでデジカメを忘れても、
当たり前だけど戻ってくる」
これらの出来事のどれもが、
平均よりは多いと思われる私の海外旅行経験からすれば、
意外だった。暖かかった。
たとえ人がごった返す首都のバスターミナルでも、
目的地に着いて不安にバスを降りるときでも、
「売り場はあそこにあるよ」と口で教えるだけでなく、
実際にそこに連れて行ってくれ、
現地語がわからない私の代わりにチケットを購入してくれ、
「乗り場はあそこだから、何時までこのベンチに座っていればいい」
と、アフターフォローまで完璧。
まるで自分専用の執事が
各ポイントに何人も待機してくれているような錯覚だった。
■ 「おじいさんに内緒で写真撮ったことがばれると、
怒るどころか今度はきちんと正面から撮ってくれと言ってくる」
■ 「2種類のオレンジジュースについて、
『こちらは海外ブランド、こちらは国内ブランドだけど、
ローカルのほうが安くていいよ』と薦めてくる小売店店主」
■ 「長距離バスカウンターでは、
自分だけを職員用ブースに入れてくれて椅子を与えてくれる」
■「長距離バスの移動では、
自分に真ん中の揺れない席をとってくれたり、
ドライブインでは運転手用の奥のトイレを教えてくれる」
■ 「お土産に買った石のネックレスの紐が切れてしまえば、
かしこまって交換してくれるお土産屋」
■ 「両替の計算方法がわからないために、
私に電卓を叩かせ、その額を信用するホテルマン」
■ 「車内に載せた私の荷物が大きすぎるために、
その一部を膝に抱えてくれる見ず知らずの乗客」
■ 「勝手に入っていった木工房数軒では、
ミルクティーの薦めを断るのがやっとだった」
■ 「ご飯を食べにいったホテルのレストランでデジカメを忘れても、
当たり前だけど戻ってくる」
これらの出来事のどれもが、
平均よりは多いと思われる私の海外旅行経験からすれば、
意外だった。暖かかった。
たとえ人がごった返す首都のバスターミナルでも、
目的地に着いて不安にバスを降りるときでも、
「売り場はあそこにあるよ」と口で教えるだけでなく、
実際にそこに連れて行ってくれ、
現地語がわからない私の代わりにチケットを購入してくれ、
「乗り場はあそこだから、何時までこのベンチに座っていればいい」
と、アフターフォローまで完璧。
まるで自分専用の執事が
各ポイントに何人も待機してくれているような錯覚だった。