気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

代車の新型プリウス、燃費レポート(その3)

2011-01-10 21:59:13 | 

今回は「テストコース」でのプリウスの燃費を紹介。

何が「テストコース」なのかというと、燃費実力を見るために個人的に設定したコースの事。

このコース設定のきっかけは、シエンタに「燃費グッズ」を買った事から始まっています。
燃費グッズの装着前後で、比較できるものが何も無い。
シエンタに燃費計はついていても、毎回の通勤時の走行条件で燃費結果はまちまち。
出来れば、他車に邪魔されずに10.15モードより好条件に走れる周回道路が無いものか?
それで見つけたのが、周回路とはいえないにしても、それに近い条件で走れる田舎道でした。


どんなコースかと言いますと・・・。

スタート地点とゴール地点の標高はほぼ同じ。
全長7km。
コース形状は大体J型。
基本的には信号の無い郊外の田舎道で、比較的交通量が少ない。

スタートしてから最初の2kmはほぼ平坦の直線主体。
(この区間でシエンタやKeiワークスは19km/Lのカタログ燃費を越えます。)
その後5%程の登りで約1km陸橋2階分の高さの丘を登り、頂上を右折。(ここで対向車待ちをする可能性有り。)
8%の急な下りを100m程降りて再び右折。(ここでも対向車待ちする可能性有り。)
約1km直線主体で若干登り気味の道。
その後100mが8%近い急な直線の登りで頂上は40km/hくらいで曲がる右カーブ。
その後8%の急カーブのある急な下りで左カーブが二つ続く。
三つ目にある右カーブは50km/hまで減速してでも対向車線を多少ショートカットしないと安全に曲がれないが、視界が良いので毎回そのパターンで走り抜ける。
頂上からノーブレーキだとここまで80km/hは勝手に加速してくれる道。
その後緩やかなカーブの下りで500m走って右折。
(ここでも対向車待ちする可能性有り。)
ゴールまで残り約3kmは、緩やかなカーブとアップダウンが続く、全体としては下り坂。

このコースを走った燃費がどのくらいか、というのが一つの指標と私は考えています。
何しろ走り続ける事が出来て他車に邪魔される事がまず無い。
空気抵抗をまったく受けない「形だけの燃費データ」に対抗するには、「走り続けられる道」しかないわけです(笑)
そうすれば、カタログ燃費に近い数値が出せるはず。

ちなみに、燃費に気を使って走ったシエンタとKeiワークスの燃費はそれぞれ最高で
20.0km/Lと25.79km/L。

シエンタ




Keiワークス



双方とも、余裕で10.15モードをクリアしている。
もっとも双方とも記録を意識してのエコ走りをしました。
シエンタはプリウスを意識してカメ加速。
Keiワークスはアクセルオフの時間を長めに取る方法です。


ストップ・アンド・ゴーの無い道だからその点ではプリウスは不利。
しかしアップダウンが有るという事は、下り坂でのエネルギー回収をその後で活かせる。
最後にブレーキングで充電してからも、後半の緩やかなアップダウンが続く道。
プリウスならアクセルオフでエンジンを止めて走ってくれる事が出来る道ではある。
当然プリウスとてカタログ燃費に近い好燃費が出ると期待してこの道を走ってみた。
結果は・・・・。

26.0km/L・・・・。 
そりゃ1.8Lなら素晴らしい燃費だけど、カタログ値で比較すると「惨敗」って事か!?



ちなみに全車条件の良いホットスタートでの燃費だよ。
確かに「エコ走り」はせず、いつものシエンタの様な走り方だったけど・・・。



納得いかないが当日はこれにて引き上げ、峠道の「ホームコース」での走りを確認して帰路に着く。
(峠道はそこそこ楽しめる車ですねw それはまた別レポでw)


翌日、会社の帰りにテストコースまで寄り道して再チャレンジ。
初日は発進直後にタイミング悪く後続車が来てしまった事もあり、20km/hくらいでエンジンがかかってしまった。
また、最初の右折後の下り坂でも、事もあろうにその車がついて来てしまい、本来ならアクセルオフのまま次の右折まで走れるパターンを崩されてしまっていた。
いわば「エゴドライブ」出来なかったわけ(苦笑)


それなので再チャレンジ。
今回はタイミングも良く、発進~50km/hまでは電気自動車モードのままの「カメ加速」だ。
途中の直線部では、電気自動車モードのお陰で55.6km/Lの燃費表示。
「おお、これで記録更新だw」と内心ニコニコw

他車に特に邪魔されずにシエンタの時と同様に「まったり走り」を基本に全行程を走りきったのだが・・・。
おいおい・・・28.6km/L しか行かないの??(大汗)



まだ、「ハイブリッド車で燃費を稼ぐ走り方」が他にも有りそうだと再チャレンジ。
しかし、この時既に左にある「バッテリーマーク」のゲージが半分だった事が、次のチャレンジに災いしてしまう。

2回目の8%の急な登りでに差し掛かった時、バッテリー残量が少ないと判断したプリウスは、モーターのサポートを止めてエンジンを本気で回してしまったのだ。

結局平均速度は2回目とまったく同じだけど、燃費は最初より悪く24.8km/L・・・。



カタログ燃費に届くシエンタやKeiワークスに比べ、完全に負けている(苦笑)

夜走ったから、プリウスはヘッドライトの分エンジンを大目に使う走り方をしていたのだろうか?
また、ひょっとすると「暖房」に食われる燃費もプリウスの場合有るかもしれない。
シエンタやKeiワークスならエンジン水温での暖房だと思うが、プリウスがエアコンの逆の原理で暖房しているとすると、燃費が落ちて当然だろう。


ただ、今回じっくりプリウスと対話をするのは初めてなので、ドライバーとしてのハイブリッド車に対する技量がこのレベルの燃費しか出せないのかもしれない。


左にあるバッテリーマークの右側にCHGという部分がある。
ブレーキの際、ここのインジケーターが点灯して充電状態にある事を知らせてくれるわけ。
ここを上手く使って効率よく充電できるようにしてやれば、もう少し燃費は伸ばせるとは思う。



しかし、シエンタですら10.15モード燃費をクリアできる道で、その燃費が出せないとは・・・。
実燃費の低さは、コールドスタートだけではなさそうですね。


(余談ですが、つい最近「リベンジ」できました。それはまた別の機会にw)


次は最高区間燃費と高速燃費を。



関連過去ログ
→ 代車のプリウストータル燃費
→ 代車のプリウス、コールドスタート燃費


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
まめ八 [2011年1月15日 16:20]
こんにちわ。
う~ん。。。ここまで細心の気を使ってもカタログデータに及ばないとは。。。
トヨタの営業氏が言っていたプリウスオーナーから殺到したクレームも仕方ないと言うところでしょうか?
意図的とは言いませんが、プリウスって10.15モードの測定方法で好燃費を出すようなセッティングになっているのかもしれませんね。(このような事は過去にも結構やられてきましたから。。。(^_^))
EP82-SW20 [2011年1月15日 20:00]

>まめ八さん、こんばんは。 三連続コメントありがとうございますw

結論から言いますと、どうやらこの燃費の差の一つは、「バッテリーの充放電の効率の悪さ」みたいですよ。
冬場は特に悪いですからねぇ。
一般車のバッテリーも冬場はやられ易いですから。
もっとも、バッテリー主体のハイブリッドならでわの「燃費測定の裏」も有りそうですけどw
それはまた別の機会にw
コメント
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代車の新型プリウス、燃費レポート(その2)

2011-01-09 21:30:00 | 

プリウスが一番苦手と思われる、コールドスタートでの燃費実力。
その実力はカタログと比較してどんなものだろうか?

朝です、0゜cです、寒いです

※ここで表示する燃費データは、あくまで私の走行環境で出せる燃費データである事を、前もってお断りしておきます。

個人的には「エンジンが暖まるまで、その車の燃費は実力どおり発揮できない。」と思っています。
以前、「ハイブリッド車の実燃費がカタログに比べて大幅に悪いのは?」と言う記事を書きました。
→ 過去ログ

10.15モードの燃費測定では、測定前に15分暖機運転しているから、どの車でもそうですが「ベストな燃費が出せる状態」になっていて測定に入ります。
プリウスの場合、そこでバッテリーは十分充電されてフルにモーターのアシストが出来る状態になっているわけですね。

では、その15分の暖気運転分をコールドスタートで走ってしまったら、実燃費にどんな影響を与えるのか?
この冬場での新型プリウスの代車は、プリウスの実燃費を試すにはまさにベストタイミングでした。
昨年末の週末に代車を借りたので、2日続けて出勤時の測定をしています。

他車が多くて条件の悪い平日と、他車が少ない好条件の休日出勤。
結果は途中僅かに平日がリードしたものの、結局休日の燃費が勝りました。

尚、出勤時の到着燃費だけでなく、細かく区切って燃費をみてみました。
参考にシエンタと比較してみましょう。

その結果がこちら。 ピンクがプリウスで黒がシエンタ。



これらのチェックポイントは信号のある交差点です。
シエンタは-3゜cでの休日出勤だったので、始動時温度に関してはプリウスに比べ不利でした。

冷えている間プリウスのエンジンは回りっぱなし。
8km少し前のチェックポイントの交差点まで、停止中でもエンジンは回っています。
走行中のアクセルオフでも、エンジンが止まっている様子は余り見られませんでした。

それまでは、当然発進加速時もエンジンは回り続けています。
カタログ燃費測定では「モーターだけの発進」が主体のプリウスですが、それができません。

プリウスもそうですが、殆どの車が「エンジンが温まった状態」にならないと、「カタログ燃費」に近い燃費実力が出せないわけですね。

0゜cでのコールドスタートの場合、エンジンが暖まるまでの15分で、プリウスの燃費は20km/L近くのレベルまで落ちてしまっている、と言える結果ですね。


それでも1.5Lのシエンタに比べ1.8Lのプリウスの方が燃費が良い。
コールドスタート直後のプリウスの燃費はシエンタより悪いと予想していましたが、そうなりませんでした。
その辺はトヨタの技術陣は頑張ったのと言えるのではないでしょうかw
(シエンタのこのグラフは、後半途中データをメモできていません)


燃費グラフの解説をもう少し。
最初のチェックポイントまで、殆ど50~60km/hで止まらないで走れます。
最初と2番目のチェックポイントの燃費が余り変わらないのは、途中登り8%、下り5%の小さな峠を越えるから。
(ここは登りを60km/h維持、下りは殆どアクセルオフ。)
12km前のポイントまで燃費が上昇しているのは、全体的に道が下り坂で、エンジンも暖まってきているから。
(その間は信号3・一時停止2・踏み切り1箇所で止まる以外、ほぼ60km/hで走行。)
その後は一気に8%の登りで燃費が落ち、それからやや下り坂の片側2車線の平坦路が続きます。
走行速度は70km/hまで上がりますが、信号がぐんと増えてしまい他車も多くなるので、ストップ・アンド・ゴーが厳しい道になります。
その点、エンジンが暖まってからのプリウスには有利な道になります。


プリウスは2回目の休日出勤時の測定で、最終的には20.9km/Lの結果。

写真では、一番下の真ん中の数値です。




休日だったので平均速度は36km/hと、代車期間全体での平均速度より上になっていますw

 


シエンタがプリウスとほぼ同程度の燃費を出したのが、外気温7゜cでの場合で、最初のチェックポイント3.3km地点。
しかし、その後はどんどん差がつけられてしまっています。

ちなみに、このシエンタのデータは平日なので燃費には不利な条件なのですが、気温が暖かかったので、ゴールでの燃費は休日より良い。

 

 

外気温7゜Cのシエンタの燃費推移をプリウスと重ねたグラフ。



後半に行くにしたがって、モーターの力を利用できるプリウスが徐々に差をつけていくのがわかります。
シエンタの燃費が後半落ち込んでいるのは、平日なので信号待ちが増えてしまっている為です。
しかし、カタログ燃費では倍近い数値を示しているプリウスに比べると、その差がそれ程広がりません。

以前片道3.5kmの通勤で2代目プリウスを使っている同僚の燃費が、14km/Lくらいというレポートを過去に書いた事がありますが、3.5km近辺の燃費は、近い数字になっています。→過去ログ

シエンタのデータだけで比較すると、気温の差がはっきり現れます。



後半に行くにしたがって差が詰まっているのは、平日と休日の道の混み具合の違いもあると思いますが、最初のポイントで4km/L近い差が付いてしまう。
そして、その後燃費が追いつかないままゴールしています。
コールドスタートの燃費への影響は少なくないですよね。


カタログ燃費に対するコールドスタートの悪さを簡単に書いてしまえば、

プリウスはエンジンを止めた状態で多く走って出した燃費がカタログ燃費。
だが、コールドスタートではエンジンが回ったままの状態が増えてしまうので、燃費が悪化する。

シエンタはエンジンが1000回転の状態で60km/hで走る。
止まっている時でもエンジンは600回転でアイドリング。その走り方で出した燃費がカタログ燃費。
コールドスタートでは2000回転回さないと60km/hが維持できないし、止まっている時でも1200~1500回転エンジンが回ってしまうので、燃費が悪化。

ということでしょうね。

でも、1.8Lのプリウスがこの20km/Lを越える燃費が出せるのは「凄い」と思う気持ちはあります。
しかし、コールドスタートの影響は、大きそうですね(^^;)


参考 → 代車のプリウストータルの燃費

では、エンジンが暖まっているホットスタートの場合、燃費はどうなのか?

それが次の記事です → テストコース燃費


以下、余談です。


でも、「カタログ燃費は何なのさ!」と言いたくなる現実が、私には存在していました。
それが、我がエコスポーツのKeiワークスです。


Keiワークスの休日0゜cでの出勤時のデータを載せます。
(ちなみにカタログ燃費は19.6km/L)



水色のマークで示したKeiワークスは、他車と信号に邪魔される事の少ない12km地点まで、プリウスを上回る燃費を出しています。
エンジンの暖まりの良いKeiワークスは、最初のチェックポイントでエンジン水温は70゜cを越えています。
5kmのチェックポイントでは、いつもの燃費性能が出せる状態90゜cになっているのです。
春~秋の温暖な気候の場合、この3.3kmポイントで20km/Lを超えてしまいます。
エンジンを掛けてから1分程度暖気運転時間は有るけれど、そのまま走り続けられる環境があってこそ成せるデータです。
通常ならアイドリングが800回転程度のKeiワークスも、始動直後のアイドリングは1500回転で回ってしまいますから。


最終燃費でこそ負けましたけど、冬場の10km未満の郊外での通勤なら、Keiワークス優位(笑)



もっとも、プリウスに乗る以前に冬場の休日に何度と無く出勤して燃費を見ているので、途中までは「プリウスに勝てそうw」と思っていたのですけどね(笑)

ちなみに、写真こそ撮っていませんでしたが、6月の休日出勤時のKeiワークスは25.38km/Lを記録しています。 → 過去ログ

今度その機会があれば、写真を撮ってアップしたいと思いますw


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

まめ八 [2011年1月15日 16:08]
こんにちわ。
好燃費のプリウスも寒冷時のスタート苦手のようですね。私のソニカも夏場ほどではないにせよ冬場はかなり燃費が落ちてしまいます。まぁ、スタート時の排気ガスの匂いを嗅いだだけでも燃費悪そうですが。。。(;^_^A
それにしてもプリウスの場合、冬場におけるバッテリー性能の低下が燃費に与える影響はないのでしょうかね?大型のバッテリーを搭載しているので動けなくなることはないでしょうが、余りにも気温が下がり過ぎると無視できないほどの性能低下は十分考えられると思うのですが。。。

EP82-SW20 [2011年1月15日 19:54]

>まめ八さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

充電効率の低下が大きいですよ、冬場は。
それも今回の代車で良くわかりました。
参考までに教えていただきたいのですが、ソニカの停車時のアイドリング(コールドスタート時と暖まっている時)のエンジン回転数。
暖まっている時の60km/hでの平地走行時のエンジン回転数。
は、どのくらいでしょう?
レッド [2011年7月27日 1:24]
はじめまして
僕のプリウス1.8Lは16000km位走ってます。
Btripは購入時からクリアしてませんが、22.6km/lです。

温度など詳しくは記録してないのですが、特に意識して燃費運転はしてないです。

僕は停車冷暖房状態を頻繁にするので、それをしない時の燃費がどれだけ伸びるのか考えるだけでも楽しいです。
結婚指輪のjewelry-atelier [2011年7月27日 20:08]
EP82-SW20さん
教えてくれてありがとうございます
日ごろの走行距離は8キロ以下で
毎日乗らない日が多いので
もし購入したら年に二回程度の給油で
安くつくかと思っていました
意外な事を知れて嬉しかったです
ありがとうございます
EP82-SW20 [2011年7月31日 18:16]

>レッドさん、こんばんは。 はじめまして。 
コメントありがとうございますw

22.6km/Lが、ある意味今までの「生涯燃費」ですねw
情報ありがとうございます。
停車冷房が効くのはHV車のメリットだと思いますが、やはり放電してしまう分、燃費はトータルで下がってしまうでしょうね(^^;)
EP82-SW20 [2011年7月31日 18:29]

>結婚指輪のjewelry-atelierさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

私の予想よりは良い結果でしたが、プリウスもやはり始動直後の燃費って悪くなりますからね(^^;)
お役に立てたようで、良かったですw
レッド [2011年8月3日 11:49]
確かに生涯燃費ですね(^_^;

近場の運転では暖気や充電の間に目的地に着いてしまうこともあります。
こういう場合HVの長所生かせてませんよね(T-T)

平坦な道の場合60~70km/hを保つと充電しつつ瞬間燃費30km/L近くで運転できるのでかなり燃費伸びます。
信号や交通量でそういう条件が揃う道は少ないし、遅い車や法廷速度きっちり守るトラックがいてもダメなので本当に限られた条件ではありますが(^-^;
EP82-SW20 [2011年8月4日 19:56]

>レッドさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

私もプリウス代車で借りて、それは良くわかりましたw(丁度真冬と言う事も有りましたので)

プリウスでカタログ燃費出そうとすると、「ストレス一杯イライラ運転」しないときついですよ(^^;)
一度チャレンジで規定区間内をカタログ燃費以上で走れましたが、バッテリーは完全に持ち出しの状態になっていました(汗)
これでは、「正しい燃費」といえないですよね・・・(^^;)
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新型プリウス、代車で借りました!(代車のプリウス燃費レポート その1)

2011-01-08 22:30:00 | 

新型プリウスをシエンタの車検の代車で借りる事ができました。
まずは気になる「実燃費」。
その結果・・・。

結論から言いますと、私の環境でも現行の新型プリウスの実燃費がほぼe-燃費サイトの実力に近いと言う事がわかりました。

新型プリウスの実燃費は(2011年元旦のデータ)
先代プリウス(2代目) 20.7km/L新型プリウス(現行)  20.3km/L先代に現行の新型は負けています。
e-燃費サイト

前回試乗した時、エンジンが暖まるまでは車が止まっていてもエンジンは回りっぱなし。
先代の1.5Lよりは同じ状況では排気量の大きい1.8Lの方が、燃費は悪いとは思っていましたので、今回冬場を迎えての落ち込みが現れているのかと思います。

過去ログ → 気になる新型プリウスの実燃費 

この記事は2009年6月の時点で書いたものですが、今の所予想が当たっています。


そんな冬場に我がシエンタは車検。
プリウスを代車で借りられれば、おそらく「プリウスにとって一番燃費には不利な状況の実力がわかる」と思いました。
新型プリウスが登場した時からセールスマン氏に代車を要望。
今回それが実現したわけです。

○○さん、感謝!

※このようなセールスマン氏の地道な努力が、今のトヨタを支えていると私は思います。


さて、私の走行環境は、条件の良い郊外走行が主体。
e-燃費サイトに対するマイカーの燃費実力は・・・

シエンタが13.7km/Lに対し15.7km/L。
Keiワークスは16.3km/Lに対し19km/L。

いずれもワースト記録ですが、少なくとも2km/L以上はe-燃費サイトより良い。
(ちなみに、PCのサイトではこの2車種はランキング外。携帯で個別検索しないと、この燃費は出てこないみたいです。)


当然新型プリウスも比率からすれば25km/Lまでは行くと思っていたのだが・・・。



トータル151.2km走って、燃費は23.2km/L。
う~ん、1.8L車と限定するなら絶対出せない好燃費ではありますが、意外と伸びなかった。
勿論、ディーラーから私が借りてディーラーに返すまでの燃費ですから、「上り坂だけ」と言うような条件の偏った燃費ではありません。



巡航速度は60km/h主体の走りでこの平均速度34km/hは、私の生活環境で標準的な数値です。
通勤が一番条件が悪くて、平均速度が32km/Lですから。


この全行程の内訳は、

0゜cスタートで出勤、2回 16.1km。

7゜c程度スタート2回。(ディーラーから回送と帰宅時の寄り道 テストコース走行等)

10゜c程度スタート1回。(2km区間 速度90km/hの高速走行含む)

と主にこの3つではあったけど、それ程「スポーツ走行」や「エコ走行」を意図的にしているわけではなく、基本的にはシエンタの通勤時の走り方と同じにしたつもり。

プリウスの走行モードはノーマル以外に「パワー・エコ・電気自動車」と3つのモードが選べますが、これらのモードは走行距離の5km未満しかトライしていません。


逆に言うと、私の走行環境で一番悪い条件のシーズンの燃費がこれですから、年間通してはこれより良い燃費が出せると言えそうです。


では、次回はコールドスタートの燃費を考えてみます。 

→ プリウスのコールドスタート燃費

コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
まめ八 [2011年1月15日 15:43]
こんにちわ。
年末より公私共に忙しくなり、ちょっとご無沙汰しております。
新型プリウスの燃費についての詳細なレポート、楽しく読んでいます。
私の担当営業氏がコボしていましたが、昨年はプリウスの燃費についてのクレームが殺到し、その対応が大変だったそうです。
一番多かったクレームは“カタログの数値と実燃費の差が余りにも大きすぎる”と言うものだったそうですよ。
ハイブリット車は、確かに普通のガソリン車に比べたら燃費は良いわけですが、トヨタが余りにもそこの所を強調し過ぎたために、そのツケがディーラーに回ってきた形になってしまったようです。現場のディーラーもクレーム処理のことを考えると、プリウスが一台売れるたびに内心複雑な思いをしているのではないでしょうか?(;^_^A
EP82-SW20 [2011年1月15日 19:51]

>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お疲れ様です。
実は私も初日(6日)から「4時間残業」という「どこが1月なの!?」という目に会いました(苦笑)

今回の代車で実燃費が余りにも低かったので、「プリウスの実燃費はカタログの50%程度」と考えた方が損はしない、と思いましたよ(^^;)
おそらくホンダ方式より実燃費はトヨタ方式の方が悪いのでしょうね。
トヨタにしろホンダにしろ、カーメーカーは「市街地モデルコースの実燃費」を参考にカタログに載せるべきだと思います。
車の能力としてユーザーが納得できない数値だけを掲載しているのは、片手落ちの気がしますね(^^;)
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トイレの神様

2011-01-05 20:09:08 | 日記

今日、関東地方では「実写版」のドラマをやっていました。

この歌を最初に知った時、「面白いタイトルだなぁ」と思いましたがまともに聞いたのは年末の紅白が初めて。
歌を良く聞いていると、「おばあちゃん、孫娘に良い教育をしたなぁ・・・」と実感。

トイレには綺麗な神様が居る。だからトイレを綺麗に掃除する女の子は「べっぴんさん」になるよ。


そんな言葉を言われれば、幼い子供なら素直に信じちゃうよねw

でも、あながち「幼い子の教育」でおばあちゃんが言ったというわけでも無さそう。
自分の主観だと、歌手の植村さんは「べっぴんさん」だからw
トイレをいつも綺麗にしていた結果かな(^^)



コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

まめ八 [2011年1月5日 21:15]
こんばんわ。
最近、高齢化社会が進行している為か、この“トイレの神様”にせよ“がばいばあちゃん”にせよ、おばあちゃんを題材とした話が売れていますよね。
確かに70歳以上の方々は戦争経験世代でもありますし、日本をここまで発展させた立役者でもあるわけですから、その方々の話には、厳しい時代を生き抜いてきた様々な知恵が含まれているはずですから、若い人たちはもっと耳を傾けるべきだと思います。
また、お年寄りの中でもおばあちゃんが人気なのは、子どもの頃のおばあちゃんから受取った無条件の愛に対するノスタルジーなのかもしれません。世知辛い今の時代、大人たちも愛に飢えているのかもしれないですね。
ただ、高齢化社会が驚異的な速さで進行する中、親の年金をアテにして、その死亡届も出さないまま押入れに遺骸を放置するような事件も発生しています。おじいちゃん、おばあちゃんをこれからの社会がどういう形で受け入れて行くのか、また高齢化社会とどう向き合っていくのか、私達の世代がしっかりと考えていかなければいけませんね。誰でも最後はおじいちゃん、おばあちゃんになるのですから。。。
デコちゃん [2011年1月6日 9:53]
こんにちは!
私はこのドラマを見ていないのですが、最初のリリースからすると、長い時間をかけて浸透して、人気が出ていった感じですね。
紅白後にはオリコン1位を取ったらしいですしね☆
歌とは関係ないですが、以前「読むクスリ」という本で、社長や院長など、トップに立つ人がトイレ掃除をする企業や病院は成功するって書いてありました^^
トイレにはやはり神様がいらっしゃるようですね!
EP82-SW20 [2011年1月7日 22:35]

>まめ八さん、こんばんは。 複数コメントありがとうございますw

高齢の人は「単に年をとっている」わけではないですからね、それだけ経験を重ねているわけでw
そうですね、死んだ親の年金を不正受給している人も居ましたね。
生活苦だった人も中には居ましたが、職を手にする機会が少なくなっている昨今の現状を、国が真剣に考えていく必要はありますね。
年金も若い世代になる程貰えなくなるような現実も、何とかしていかないといけないと思いますが・・・。
EP82-SW20 [2011年1月7日 22:42]

>デコちゃんさん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

うん、良い話ですね。
確かにこの歌に限らず、上に立つ者が机の前でふんぞり返っている様なケースでは、下の者がついていかないでしょう。
私は現場に近い職場なので現場の声が良く聞こえますが、「あの人は口だけの上司だから・・・」と言われる上司も存在しますよ(苦笑)
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「矛盾」

2011-01-04 22:57:40 | 日記

お正月だとTVで色々「特番」がありますねw

今日偶然目にしたのはこの「矛盾」を題材にした番組。

「矛盾(むじゅん)」とは何ぞや?

という人には、かいつまんで説明しましょう。


----------------------

その昔、中国の行商人が「この矛(ほこ)はどんな盾(たて)でも突き抜ける矛だ。」と矛を売っていた。

矛がなかなか売れないので、この行商人は今度は盾を取り出して、「この盾はどんな矛でも跳ね返すことが出来る。」と宣伝を始めた。

すると、それを聞いていた客の一人が、「ちょっと聞くが、あんたのその盾を、先程の矛で突いたらどうなるんだ?」と問いただすと、答えに窮した行商人は店をたたんでさっさと逃げ出した。

----------------------

こんな内容だったかな? 詳しくはウィキをご覧ください  → 矛盾


さて、本題に話を戻すと、「象が踏んでも壊れない筆入れ」と宣伝している筆入れがある。
その筆入れを
3トンの象が踏んで、本当に壊れないかやってみよう
という企画。


やらせではなく、真剣勝負(? 「勝負」と呼ぶべきか・・・真剣なのは確かでした)

象の方は「何でも踏んで壊せる」自信のある象を捜す。
筆入れの方は、会社で作っているそのうたい文句の筆入れそのもの。

お互い、相手が何かは聞かされていないが、共に自信を持っている者同士の対決。


対決当日、お互い初めて相手を目にして、双方共に驚く。

しかし、象の方では「絶対に潰せます。」と自信満々。
(大人が余裕で使える鉄棒ですら、簡単に破壊できる力があります。)

対して筆入れの方も「絶対大丈夫。」と一歩も引かない。
(3トンの耐荷重は保障されているとか)

象は踏み台から下に向かって勢いをつけて踏みつける事を許されているから、その瞬間荷重は18トンにも及ぶという。
筆入れに勝ち目は無さそうだが・・・。


さて、勝負は・・・・・・。

象の踏みつけ攻撃にかなりミシミシと音がしていて、見守る筆入れの会社の一同顔が引きつっている。
ヒビが一つでも入れば負けなのだから、見ていて「これは象の勝ちだなぁ」と思ったが・・・。

制限時間1分踏み続けてそこに現れたのは、ヒビ一つ入っていない筆入れ(!)



宣伝のうたい文句に間違いが無かった事が証明されたわけですが、思わずTVに向かって拍手しましたw


余談ですが、子供の頃初期型のこの筆入れを使っていて、クラスメートが割ろうと何度と無く踏み潰されて試されましたが、多少ヒビが入った程度でしっかりしたものでした。
今のモデルは改良されているとはいえ、相手が3トンもある象。

潰れないにしてもヒビが入ると思いましたが、見事な結果でしたw

コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

totoroko [2011年1月4日 23:45]
矛盾の話は面白いですね。
世の自信家たちがやりそうなことです。
筆入れの話、そんなに以前からある筆入れがそれほど頑強なのですか。信じられないですね。
おぺ [2011年1月5日 0:37]
こんばんは。
なつかしいCMですね。憶えています。
筆箱にその耐加重はまったく必要ないとわかっていても、賛辞をおくりたくなるのは、技術屋の純粋なまでの心意気に共感するからですかね。
カシオのG-SHOCKの耐強度でも北米で発売に時のCMにクレームがでましたが、それが本当であると証明して黙らせたって話がありましたね。
GXE10 [2011年1月5日 7:43]
象vs筆箱の対決ですが、最初に意外と足の裏が柔らかい(足裏全体に加重が分散される)事を見せた時点で、私は後者の勝利を確信しましたので、全く意外では在りませんでした。





EP82-SW20 [2011年1月5日 19:55]

>totorokoさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

私の筆入れは実際象は踏んでいませんが、かなり友人達から「いじめ」に近い扱いを受けましたね(苦笑)
「壊れない」とあれば、試しにやってみたくなるのが人の性かも(^^;)。
未だに健在ですw


>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

確かに「そんな耐荷重、必要無いでしょう」という見方はありますね。
でも、確か登場当初「象が踏んでも壊れない」を売りにしていましたから、インパクトは強烈ですよねw
私は贈り物で貰った気がしますが、「長く使って欲しい。」という気持ちを頂きましたねw
カシオのG-SHOCKも頑張りましたね(^^)


>GXE10さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

何かで、象は足の裏を柔らかくして枯れ枝さえ踏み潰さないで歩ける、とか聞いた事はあります。
私は「ミシミシ音」を聞いて「これは・・・」と思っていましたから、無事な姿を見て喜んじゃいましたw
系列モデルのユーザーでもありますので(^^)
まめ八 [2011年1月5日 20:59]
こんばんわ。
象が踏んでも壊れない。。。確かにそんな筆入れのCMありましたよね。
私の記憶では、発売当初、実際に象に踏ませているCMがあったような。。。
ただ、その筆箱、クラスメートのお金持ちのお坊ちゃんが使っていましたが、確かに耐荷重は強く頑丈でしたが(私自身筆箱の上に乗って飛び跳ねた経験がありますが、それでも壊れませんでした。)、長く使っていると筆箱の蓋の部分のビニールが切れて蓋が取れてしまうという弱点があったと記憶しています。
どちらにせよ、私達が子どもの頃は何かと面白いアイディア文房具商品があって楽しかったですよね。!(^O^)
今のDSやWii、i-potに比べると、あの頃の商品は安価ではありましたが、夢がありましたよ。
デコちゃん [2011年1月6日 10:11]
こんにちは!
おもしろいブログですね!!(^0^)
ナイス!筆箱!!
象の足の裏がどうかは知りませんが、なによりもあの重さに耐え切ったのは素晴らしい!!
筆箱にそこまでの強さが必要かどうかは分かりませんが、日本の子どもたちにたくさんの夢を与えてくれたことは素晴らしいと思います♪
EP82-SW20 [2011年1月7日 22:27]

>まめ八さん、こんばんは。 三連続コメントありがとうございますw

当時のCMの映像、記憶にありますよw
確か普通に潰れる筆入れと並べて比較している映像だったと思います。
外観はしっかりしていましたけど、中敷(2階建てになっている)は普通の薄さのプラスチックだったので、比較的早くヒビが入って割れてしまいました。
「象が踏んでも壊れない」はインパクトありましたよw


>デコちゃんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

この筆箱は、確かに夢を与えてくれると思います。
普通なら絶対割れるであろうプラスチック製の筆箱が割れなかったわけですから。
番組の企画としては、かなり楽しめる企画でしたw
コメント
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