一昨日の動画の続きで昨日上げる予定でしたけど、ちょっと気になる記事をアップしたので今日になりました(^^;)
こんな動画が有り、就職前のニート予備軍の男の子が、30歳でニートを続けている自分に「今の俺に比べたら、まだ諦めるのは早い」って言われるわけ。
見ていると面白いんだけど、かなり考えさせられる部分が、4:15秒くらいから描かれているんですよ。
俺達、未来のお前だけどまだ何とかなるよ。
50歳のニートの自分が現われて、20・30・40代の自分に「お前ら諦めるのは早い。俺にはもう何もできない。」って言っているわけ。
学生を卒業して30年間社会とかかわらない人間だったから、社会での手続きの仕方がわからない。(社会の常識から取り残されてしまっているから理解できていない)
極端な例を言うと、日本語だけを見て育った人間が、いきなりアルフェベッドの本を見せられて理解できるか? みたいな感じ ってところかな。
これね、身近な例で経験談を言いましょう。
1.新幹線の切符が買えない。
就職して30歳になるまで、「みどりの窓口」にお世話になった事が無い私。
同僚と初めて新幹線を使った出張に行く時、「新幹線の切符の買い方がわからない・・・!」
みどりの窓口を使うというのは知っていたが、「どう頼んで良いかわからない(おぃっ)」
当時はスマホすら存在しない時代だから、どこにいても検索で情報が得られるわけでは無い。
(ネットで購入? そもそもそんなシステムすら無い時代だって。)
同僚に手本を見せて貰って、買い方を覚えた と言うのが実状(苦笑)
(それに、一般の自動券売機も、初期の「金額の書かれているボタンを押すだけのタイプ」から「液晶画面に表示されている金額の部分を触るタイプ」に変わってきている。初期の時代に使ってから定年退職して鉄道としばらく縁が無くなり、後期高齢者になって運転免許を返納して鉄道を使う様になった場合、すんなり買えるだろうか・・・?)
2.ニートではないけど、職場で「機械みたいに単純作業しかしていない50代の男性(複数)」が当てはまる(^^;)
高卒男性で(中には専門学校卒の人もいる・・・)、毎日同じ単純労働しかやってないわけ。
仕事はきちんとこなすけど、「職人レベル」と言うほどでは無く、どちらかと言うと「材料を取り付けて、スタートスイッチを入れる」だけの単純作業しか担当しない人達。
それなりに実力が有れば、もう少し複雑な仕事も任される様になっただろうし、職場のリーダー格にも上がれるはずなんだけど、この人達は「実力が無いから、なれない。」
理由は簡単で、彼らの共通点が、
仕事の仕方も、「言われた通りだけの方法で仕事をする」(自分流に工夫する気持ちが無い。)
何か機械の不具合が起きても、「取説を見て対処できない。」
会社からの「社内報」が月に1度配られるんだけど、「見ない。」
何故かと言うと「書かれている事がわかんねぇ。」って・・・。(つまり、頭がそれに対応できないレベルに落ちていると思われる。)
学歴的には「文章が読めて理解できる」筈なんだけど、長年それに接する機会の少ない現場生活をメインで続けてきている為、書類の読解力が無くなっちゃっているんだろうね・・・。
で、彼らはきちんと結婚してお子さんもいるわけなんだけど、「子供が高校レベルに育ったら、父親として尊厳が維持できるであろうか・・・?」って、変に心配しちゃうわけですよ(^^;)
(家庭で使っている家電製品が変になった場合、取説読んで対応できない人は、要注意です・・・)
この動画、現在 怠けてニートをやっている人達には、是非見てもらいたいと思いましたねw
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