気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

1990年代頃と今の女性の意識が似ている様だ その2 就職難が生んだ女性の早婚と晩婚の二極化?

2021-11-06 20:34:06 | 三高

1990年代の三高願望女子が、どうやら バブル崩壊後の不況による「就職難」で、新人女子が入って来なかった事による女子社員の意識変化から発生したもの、と考えられるのは、前回アップしました。

(因みに、この記事も1ヶ月くらい前に大まかに作っていますので、ウィキも若干変わっています。)

 

それと同時に、この「就職難」でニート化した新卒女子の一部が、生きる為に早婚を求める様になったみたいです。

 

つまり、仕事が見つかって就職すれば、後輩が入ってこない事も有って「三高願望」を主張して晩婚化。

仕事が見つからなければ早期に結婚して専業主婦化。(就職できない女子は進学し、その一部の留学生が日本の女性の恥さらしとなりました、とさ・・・。)

その様に二極化していった様ですよ。

 

では、内容を解説。

引き続きZさんの話から。

 

Z「バブル崩壊後は就職難でね。特に文系は『会社にとって、大卒である必要は無い』って男女に限らず採用が減ったね。

理系は男女問わず採用されていたよ。勿論バブルに比べれは減ったけどね。」

確かに、私も理系だから就職はすんなり決まった・・・。文系の友人が苦労していたが、これは当時から変らない様だ。

 

Z「そうそう、これはかみさん(Zさんの奥さん)から聞いた話だけど、周囲で事実婚が増えたって言ってたよ。

もっとも当時は今と違って、結婚を考えずに付き合うって感覚は余り無かったからね。結婚予定で付き合っていて、『子供ができちゃったから、それを機に結婚した』ってケースが多かったみたいだけどね。」

うん? 三高願望で晩婚化しただけでは無かった、と?

 

確かに、就職できなかった人は、今で言うニートやフリーターとして「就職浪人」か、起業して収入を得るか、はたまた進学するか、いずれかだろう。

専業主婦になる、と言うのも女性の場合選択肢の一つと言えたのだろうか?

 

Z「ああ、有ったね、『家事手伝い』って言葉が、花嫁修業の意味合いで使われていたよ。『高校卒業したらどうするの?』『家事手伝いです。』って、そんな会話有ったなぁ。

高卒女子がそのまま実家で『花嫁修業』して、22ぐらいまでにお見合いで結婚しちゃうパターン、少なくなかったよ。でも、男は結婚に逃げるなんてできないからねぇ。」

結婚に逃げる、か・・・。

確かに今の意識高い系婚活女子が結婚相手に求める年収を考えれば、「自分が一生遊んで暮らせる年収を相手に求めている」と考えられそうだから、逃げるつもり満々、そう思えるけどね(苦笑)

 

Z「それと、女性の性に対する意識変化が大きかったと思うよ。これも生きて行く為の知恵かもね。性に対してオープンな行動が目立つようになった、と言うのは有るよ。」

じゃあ、最近耳にしている「肉食系女子って当時から既に有ったって事ね。

 

ウィキより抜粋

-------------------------------------------------

肉食系女子(肉食女子)[編集]

肉食系女子(にくしょくけいじょし)、または肉食女子(にくしょくじょし)とは、恋愛に積極的な女性を指した造語である。対義語として草食系女子、類語に「猛禽系女子」(好みの男性のみを狙って仕留める女性)[2]等様々な派生語が存在する。

一般的には、男性からのアプローチを待っている従来の受け身型の女性像とは正反対に恋愛、セックスに積極的なタイプを意味する。以前は若い女性が多かったが[3][4] 、2009年頃から草食系男子を食い物にするクーガー女と呼ばれる30代後半の女性が急増しているという。[5]

-------------------------------------------------

 

※2000年頃から言われていたのだろうか、この言葉。私が知ったのは、2009年の私の記事で取り上げた「草食系男子」がきっかけだったけど・・・って、この頃を調べてみたら・・・・

 

2008年にこのリーマンショックが有って、やはり不況で就職難になっている時期と重なっていた。

-------------------------------------------------

リーマン・ショックは、アメリカ合衆国で住宅市場の悪化による住宅ローン問題がきっかけ[1]となり投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻したことにより、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的に呼ぶ日本における通称である。[2][注釈 1]

-------------------------------------------------

何だ!? この一致は・・・(^^;)

 

Z「今で言う肉食系女子もそうかもしれないけど、当時はもっと低俗なところまで行ったよ。イエローキャブって呼ばれて蔑まれたくらいだから。」

イエローキャブってアメリカのタクシーの事だけど・・・。

 

ウィキより抜粋(下書き当時)

-------------------------------------------------

イエローキャブ英語yellow cab)は、「アメリカで使われている、日本人女性に対する蔑称」として90年代の日本に広まった概念。作家家田荘子によると、この言葉は元々アジア系の売春婦に対する蔑称として一部で使用されており、そこから転じて「外国人男性と簡単に性行為を行う日本人女性」に対する蔑称という意味になったという[1]。これが日本国内に広まり、「外国人男性と性行為を行う日本人女性は日本の恥である」と非難する言葉として流用された[2]

-------------------------------------------------

 

因みに、これが投稿日のウィキ。私が抜粋した時に比べ、ちょっと緩和された表現になっている。

-------------------------------------------------

イエローキャブ英語yellow cab)とは元来アジアの売春婦に対する蔑称である[1]。これらの用語は、家田荘子の1991年の著書によって日本に広まり、外国人嫌悪なども相まって、外国人男性と性行為を行う日本人女性はまずいないがらも軽蔑、非難され日本の恥であると批判された[2]

--------------------------------------------------------------

(日々変わるので、この様に抜粋しておいた方が良いかもしれませんね。「違うこと言っているじゃないか!」ってお叱りを受けますから(^^;))

 

凄い事書いてありますよね、「売春婦に対する蔑称」だって(^^;)。しかも90年代って・・・。まさに三高願望女子が現われた時期と重なる

しかも、アメリカで使われている蔑称という事は、まずはアメリカから始まったって事か!? 一部の日本人女性の蔑称なのに。

そうなると、就職難が三高願望女子を作り、もう一方でイエローキャブ女子も作ったって言う事!? そして、リーマン不況の肉食系女子・・・。不況が社会に与える影響って大きすぎないか・・・。

 

しかし、イエローキャブって、当時のごく一部の無節操な日本女性達が作っただけだろうか? いや、それなりに無節操な日本女性が多くいたから有名になって、こんな蔑称で呼ばれる様になったのでは・・・?

 

Zさんがそれを裏付ける発言を。

Z「今は肉食系なら誰とでも婚前交渉するのが当たり前みたいでしょ。当時は今と違って肉食系は男女とも少数派だったよ。『肉体関係を持つ相手は、結婚を前提とした相手』と言うのが、男女問わず一般的だったからね。

『子供ができてしまったら出産して、二人が責任を持って育てる』って共通意識の元、関係を持っていた訳さ。

当時が良かったかは評価が分かれると思うけど、俺は当時の方が良かったな。女性がとても慎ましく見えたし。

でも、当時のアメリカは貞操意識が今と同じ感覚だったから、日本人がその気になれば、日本より簡単にブレイクできたんだよ。

アメリカで何人付き合おうが、『間違って子供ができてしまっても、処置してから日本に戻れば殆どバレない』って言っていた女の話を噂で聞いて、愕然としたくらいだよ。

金に恵まれた、今で言う上級国民女が、日本女性の恥を晒をしたってところが、真相だと思うよ。」と言う。

つまり、就職できなかった女性が短大・大学・大学院に進学し、更にお金に余裕が有る上級国民女性が留学し、男遊びを満喫した、という事らしい。

 

Zさんの追い打ち(^^;)

Z「つまり、慎ましいとされる日本人女性も、世間体から欲求を我慢していた女性が少なくなかった、って事じゃないの?     

そんな女性達の自制心がバブルと共に弾けたって事、じゃないかなぁ。」 

そうなのかぁ。つまり、今の肉女もかつてのイエローキャブ女子も、女性の潜在的欲望が表に出た、という事なのかな?

女性が以前より自由に振舞えるようになった、その意味では悪くないのかもしれない。(ただ、蔑まれるところまで行ってしまっては、どうかねぇ・・・(^^;))

 

それにしても・・・・。

かなりとんでもない話が出て面食らってしまったけど、バブル不況による女性の就職難が、

1.三高願望女子を作って方や晩婚化。

方や

2.早婚を目指し、相手が見つからない女子の一部が進学を選び、更にその一部がイエローキャブとなって日本女性の恥を晒した。

って大きく二つに別れた、と言えそうです。

 

1990年代の三高願望女子とイエローキャブ女子は『バブル崩壊』で、2009年代の肉食系女子は2008年の『リーマンショック』で生まれた、とは言えそう。

すると、今再び目立っている「高望み系婚活女子」も、やはり不況の影響という事か?

 

 

「不況は、一部の日本人女性を、高望み化と肉食化に変化させる!?」これが今回の結論、かな(^^;)

言い方を変えると「女性が世間体を気にしなくなり、自由に振舞えるようになった。」とも言えるかな。

(草食系の男女・肉食系男子も居るから一概には言えないけど、女性の高望み化と肉食化は不況と関係が有りそう・・・)

 

Z「女性絡みはそれだけでは終わらないんだよねぇ。EPさんと話をして、この1990年代の事を色々思い出したから。」

えっ? まだあるの?

 

そうなのです。

あと二つ、類似項目が有るのです。

ここまで似てしまっていると、不況が与える社会影響って大きいと思いますよ(^^;)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1990年代頃と今の女性の意識... | トップ | 1990年代頃と今の女性の意識... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

三高」カテゴリの最新記事