気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

消え去りゆくコーナーリングランプ

2008-08-10 22:45:00 | 

いつの間にやら装着車がなくなってしまいましたね。

こんなに夜間の右左折に便利な装置を、何故メーカーは止めてしまったのでしょう?

 

同じ場所で撮影した写真です。

人間の目ですと、もう少し明るく見えますが、コーナーリングランプが有るのと無いのでは大違い。

 

コーナーリングランプ消灯の状態。

 

運転席から左を見た状態です。

右側にワイパーがあるのがわかると思います。

その少し上に楕円状に光って見えるのがアンダーミラー。

帯状の光は左側ヘッドライトが映し出されています。

 

 

 

ヘッドライトの明かりは左側に回り込みが少ないので、写真では左窓の外側は真っ暗に見えますね。

 

コーナーリングランプ点灯の状態。

アンダーミラーに写る光の帯の長さが左側に伸びた様に見えると思います。

ヘッドライト横の車幅灯(これもなくなってしまいましたね)に埋め込まれたコーナーリングランプが発光しているためです。

左折時に見るべき方向が明るく照らされて、随分見えが違いますよね。

 

 

 

これだけ見えが違うのだから、夜間の交差点の際の視認性は抜群。

歩行者・自転車を見落とす確率は激減します。

(無灯火の自転車だって多いのだから・・・。)

 

ドライバー側からすると安全上とても好ましい装置だと思えるのだけど、何故各メーカーはこの装置を付けなくなったのだろうか?

コーナーリングランプをフロント部に追加すると、デザインの自由度が減るから!?

 

それなら、ドアミラーにウインカーを埋め込む方式が普及しだしたのだから、そこにコーナーリングランプも併設してもらいたいと思うのだが・・・。

安全装置として普及しつつあったのに、何故なくなってしまったのだろう?

 

ちなみに、この写真は90年型のライトエースワゴン。

未だにこの古い車を使っているが、現在のミニバンにMT車という設定が無いから。

私を含めてAT嫌いなドライバーが全員の我が家は、未だにこの車を使わざるを得ない(苦笑)。

 

でも、メインドライバーの母親が体調不良による免許返上を考えているので、この車の後釜に走れる軽自動車を私用に買おうかと目論んではいる(笑)


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2008年8月11日 1:54]
こんばんは(〃▽〃)ノ
コーナリングランプ、便利なアイテムですね。
このランプの有難さは、レンタカーで知りました。
私が経験したコーナリングランプが装着されていた車種は9代目マークⅡと11代目クラウンです。
この装備が廃止された傾向としては、恐らくコストダウンをはじめ、ヘッドランプ照射性能が向上されたなどが挙げられるでしょう。
個人的には、2代目MR-2で装着されていたステアリング連動式のフォグランプのように、ステアリング連動式のヘッドランプを装着されれば、良いと思います。
今ではAFSというデバイスがあり、ディスチャージ、ハロゲン式を問わず、このデバイスを拡大して欲しいと私はそう思いますね
おぺ [2008年8月11日 16:40]
こんにちは、おぺです。
そういえばコーナリングランプ付いてないですね、最近のクルマは。80年代後半頃のいわゆるバブル期には結構ついていた記憶があります。ご指摘のとおり左折時などの安全視認性は良いですね。
近頃の吊り目の異形複合ランプをイメージすると、デザイン段階で既にこの機能は盛り込まれていないと感じます。意匠優先なのかコスト優先かはわかりませんが‥。
あ、ひとつ思い出したことが‥。外から見た時にコーナリングランプが明るすぎて、ウインカーの点滅がわからなかったことがありました。(ブルーバードだったかな?)ランプの位置と向きはちゃんと考えたほうがいいです。
EP82-SW20 [2008年8月11日 22:33]

>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

一番の理由は、デザインかなぁ、と思っています。
車幅灯が消え去ってしまったのがその理由でしょう。
個人的にはサイドまで回り込んだ車幅灯が有る方が、他車からの視認性が良く安全、というメリットが考えられます。
しかしポジションランプに取って代わられましたね。
夜間の右左折の視界確保に欲しい装備ですよね。


>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

最近のヘッドライトは大きいので、車幅灯やコーナーリングランプを付ける場所が無いですよね。
今の車はウィンカーランプとヘッドライトが近い車が有って、ヘッドライトでウィンカーが見えない車も有りますよ(^_^;)
ファシスト [2008年8月11日 22:44]
こんばんは。
以前ありましたねぇ。
曲がる方に明かりがつくってやつですよね。
その車を運転したことがないので、よく分からないですが、安全性は向上するように思います。
なぜなくなったのでしょう・・・
無くなったといえば、4WDSもなくなりましたよね。
EP82-SW20 [2008年8月12日 20:14]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

メーカーの開発担当者に聞いてみないとなんともいえないですけどね、デザインの自由度とコストだと思いますよ。
予防安全については大きく貢献するデバイスだと思いますけどねぇ・・・。
4WSは技術屋の立場としては面目躍如の装置です。
でも、申し訳ないけど一般には使いにくくて流行しない装置と言えました。
車が旋回する時、後輪中心で旋回してくれないと運転者が違和感覚えますよね。
高速での安定したレーンチェンジを可能にする同位相制御。
これはサスペンションをチューニングすればわざわざ高いお金を掛けて後輪にハンドル機能を設ける必要が無い。
路地での小回りを聞かせる逆位相制御。
これは、ドライバーが意識しにくいリアエンドが車庫入れ旋回時に大きく張り出す事になり、接触事故につながり易い。
技術的には凄くてもデメリットが大きかったと思われます。
コメント
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