気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

カマキリの卵

2007-09-01 22:26:02 | 自然

昨日は蜂の巣の話をしました。
今夜はカマキリの卵の話。

「蜂の巣の位置でその年の雨の量がおおよそ推測できる。」

 

昨日、そのトピックを取り上げましたが、似たケースで「カマキリの卵」のお話をします。

これは、半年くらい前にTVで取り上げられていた話です。

暑い夏ですが、雪の話をしますので、少し凉しんで下さい(笑)

 

カマキリの卵の産み付けられている高さと、その年の積雪量がほぼ同じ、と言う事を研究した人がいます。

その人の研究によると、新潟県内の各地でのカマキリの卵の高さと、積雪量の差が1cm程度で収まっている、のだそうです。

 

これは、卵が雪の中に埋もれてしまって子孫を残せなくならないように、カマキリが積雪量を予知して卵を産んでいる、と言えます。

 

つまり、カマキリは自らが死んで数ヶ月後の積雪量を知っている、と言う事になります。

 

何故そんな予知ができるのか?

 

この研究をした人は、一つの事実に気が付きました。

カマキリが卵を産みつける植物の茎。

この茎に、水の流れる音がするのだそうです。

その音の一番高くなる場所、そこが卵を産み付けるポイントと一致しているのだそうです。

 

つまり、カマキリが予知しているのではなく、カマキリの卵を産みつける植物が、その後の冬の積雪量を知っている、と言う事になりそうです。

 

 

我々には理解できない、不思議な現象の一つ、と言えそうです。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2007年9月2日 0:41]
こんばんは。
昨日ご紹介していただいた「蜂の巣」もそうですが、カマキリの卵を産む高さによって降雪量を予報する力があるんですね。
この現象は、自然の力の凄さを感じさせますね。
モザタキ [2007年9月2日 5:01]
おはようございます。
確かに新潟ではカマキリの卵は有名ですね。
他にどの位という予想は出来ないまでも大雪になるかどうか知る術として「椿の花芽が葉に隠れるように付くと大雪」と言うのもあります。

自然の不思議を感じると共に、自然災害から身を守る先人の生きる知恵にも脱帽です。
EP82-SW20 [2007年9月2日 22:26]
>LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

人間のレベルではちょっと理解できない「予知能力」だと思います。
これを調べた人も、凄いですw


>モザタキさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

椿の話は初耳ですが、経験から作られたと思われる先人の知恵は、かなり参考になりますねw
さんじ18 [2007年9月4日 21:27]
蜂の巣で、大風が吹く年は低い場所に巣を作る。
北海道の農家で言われてます。

そして 地域によって巣の高さが違うのが、判明しました(自分の観察結果ですけど)

今年は、海が見えるような山の中では、低い
海が見えない場所は、少し高い。

今年の巣の低さは、去年よりも低い(台風被害があった3年前より低い)
海が見えない場所では、3年前ほどの高さにある。
(全て自分が蜂の巣を見つけて、見た目で判断してます)

今年は、暑くて海水温度も高い(データーが証明しています)

台風が来るのか?低気圧の強風があるのか?のが、判断の別れどころになってます。
EP82-SW20 [2007年9月4日 23:06]
>さんじ18さん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

蜂の巣の高さを実践していらっしゃるのですねw
その結果の推測ですと、台風による大雨は海岸沿いでは余りなく、山中での大雨が見込まれる、という事でしょうかね。
私は自宅近辺の蜂の巣を見て確認しているだけなので、ちょっと予測ができませんが、川原の近辺で確認してみようと思います。
ぱる [2007年10月5日 9:48]
面白い話題ではありますが、カマキリの卵鞘は雪中でも越冬できます。
残念ですが積雪量との関係はなさそうです。
その研究者についても、研究方法が適切でないという指摘もあります。
EP82-SW20 [2007年10月6日 23:45]
>ぱるさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

雪中で越冬可能ですか。
するとこの話題の大元がちょっと疑問ですね(^_^;)。
ちなみにソースはNHKだったのですけど、まさか「やらせ」ではないと思うのですが・・・。
armyant [2008年4月21日 13:51]
NHKがやらせであったわけではなく、さらにオオモトである研究者の分析方法に問題があったようです。今年の応用動物昆虫学会という学会の発表会で、詳細な指摘をしている研究者がいらっしゃいました。それを聞く限り、カマキリの卵が雪を避けなければならない理由が見当たらないようです。
EP82-SW20 [2008年4月23日 21:17]

>armyantさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

詳しい解説ありがとうございました。
分析方法がずれていた、と言う事ですねw
かまきりの卵が雪を避ける必要が無いのであれば、降雪量を判断できる材料にはならないですよね。
けいづか木の子 [2008年6月6日 13:29]
こんにちは。

カマキリのタマゴで積雪が・・・・
ワタシは今年の3月頃TVだったかな?で知りました。秋にタマゴを見つけるのが楽しみになりましたよ(*^^)v

昨年外から取り込んだ観葉植物にタマゴがついてまして・・・3月に玄関で羽化しいてしまいました・・・寒くて数匹でしたが。。蟷螂は生まれたときからカマキリでした。。。

EP82-SW20 [2008年6月7日 23:13]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

あ、ご覧になりました?
私もこの番組を見たときは「へぇ~っ」て感心したのですけどね。
カマキリは子供の頃から大人の形していますよ。
昆虫は2種類の成長のしかたがあります。
参考までに名前クリックしてみてください。

きのこ [2008年11月7日 13:23]
こんにちは。
今更ですが・・・・
変態見ました。
完全変態達。何度も形を変え成虫になるとアッという間に死んでしまう。次生まれてくるときも絶対虫には生まれたくないな・・と。

先日地上15センチのところにカマキリの卵を見つけ少々凹み気味です。

EP82-SW20 [2008年11月7日 23:00]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 再度コメントありがとうございますw

あ、あれも見ていただけましたか(笑)
15センチなら片品では少ない方では?
雪不足が懸念されますね(^_^;)
コメント
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