ギーツの夏の映画を観た。ビリビリの17分割の動画をブルーレイ用に変換
して接合しディスク化した。台詞が切れている所がいくつかあるが…まぁ
いいか。映画としては嬉しい部分を押さえた好編だったが特に新しい部分
は少なかった。今回はテレビとは矛盾があるけど大目に見てねの設定があ
る。古くはガッチャードのお母さんの主演の映画版・スケバン刑事(デカ・
1987年)では、麻宮サキはスケバン刑事のコードネームなのに、麻宮サキ
はヒロインの本名となり3代目の唯はサキを名乗っていない。2000年以後
の作品では、カードが切れた筈なのにゼロノスが変身できたり、ゴーカイ
ジャーもレンジャーキーは持ち主に返却した筈なのに後日の映画版ではゴ
ーカイチェンジを披露している。とにかく「映画の見映えが優先なので細
かい事を気にしていたら大物になれない」という裏メッセージなのだろう。
今回はレギュラーの4人ライダーにリタイアした筈のケイロウとロポがゲ
ストで登場。このふたりの登場は老人やアネさんタイプのライダーは他に
はいないので作品の深みを出すための抜擢だろう。リタイアしたライダー
は記憶が消される筈だが、緊急事態なので、コアに触れてもらい記憶を取
り戻し参戦してもらったと見ていいかな?主役の黒いバージョンの悪役や
お約束の敵の巨大化など、映画版のツボは押さえている。英寿が4人に分
裂するが、性格の異なる主人公のそっくりさんが複数登場するネタはジオ
ウの後日談でもあった。分身したら性格も極端に変化した設定は、うる星
やつら(1981年)で主人公?あたるがふたりになるエピソードが元祖なの
かな?ガッチャードも単なる付け足しの顔見せ登場ではなく重要なアイテ
ムをケイロウに託す。しかし、筆者のイチオシはツムリの声だ。ナビゲー
ターという設定上、声が良い人という事が最優先でキャスティングされた
のだろうな(顔も綺麗で保育士やれば園児に人気出そう)。久々聞けてウ
ットリである。でも、いきなり彼女が筆者の目の前に現れて「今日から仮
面ライダーです」と言われても「セールスじゃないの?それにベルトが風
車じゃない」と言って断ってしまうかな(おいおい)。
~PS~
母はいつもの美容室でバルーンアートをもらって来た。
後日に紹介するかも?