母はやっと「手紙を読んだり書いたりはできない状態」という表現を受
け入れてくれたが「思うようにできない」というファジーな表現にまた
も追加変更。「思うようにできない」という言い方はテレビのビジネス
のドラマか特集で会社が無難な線を守り過去のやり方に拘るがゆえに若
い社員の提案に上司の理解が得られない時に使う言葉で、不自由を訴え
てはいるが、危機感を弱める言い方なのだ。「思うように」の部分は絶
対入れないように伝えた。あとはフェイクの姉については「夫の親の介
護でマンションに寄るのは1ヶ月に一度」という設定を付加した。それ
にしても何故、フェイク設定ではあるが、入院中の筆者や老人ホームに
行った母に、できる筈のない週イチの返事を困ったさんは要求するのか
?この人自身に人生の残り時間が少ないのだろう。66歳では若くはない
が死ぬ年齢ではない。というのは健常者の場合。精神疾患者はプラス30
歳の反射神経や判断力しかなく体力はともかく精神の老化が早いのだ。
筆者自身も困ったさんほどではないが重度の精神疾患を抱えており、80
代まで生きる事はなく70代で多分(多数の迷惑なフィギュアを残し)他
界すると思っている。介護度はないが運動神経が完全に駄目になり、ベ
ルトコンベアの流れ作業の仕事は50歳を過ぎて全くできなくなったし、
自動車の運転は辛うじてできるがヒヤリハットが多くなっているので、
知らない道の開拓はしないし、土曜日・日曜日に車を使う用事がある場
合は店の駐車場のすいてるオープン時の朝10時に着くようにしている。
非科学的な根性論は否定し常に現実の障害と向き合って出来る事と出来
ない事はしっかり吟味して生きている。なので精神不安定になる事は少
ない。しかし、困ったさんの方は多量の精神安定剤の世話になっている
らしく、筆者の何倍も重症なので、客観的にみて70代まで自我を保つの
は不可能なので、自分が自分でいる時間が残り少ない事を自覚している
のだろう。でもそれはアナタの事情であって、入院中や老人ホームに行
った人を無理に振り回していい理由にはならない!(フェイク設定だけ
ど)上のシールを準備した。これ以後も郵便物による理不尽な攻撃がや
まないようだったら郵便物の下に「この部屋は現在空室です」とマンシ
ョンの管理部を装って受け取り拒否をするつもりだ。今の所、2週間経
つが困ったさんからの手紙は来ない。もう筆者を引っ張り出すのは不可
能と判断したようだ…と思ったら大どんでん返し!以下はまた今度。
~PS~
このニトログリセリンとの闘いはいつまで続くのか???