ウルトラマンが今年 ティガのリメイク的な新ウルトラマン(トリガー)
になったように、シリーズを再度活性化させた作品にはスポットを再び
当てるべき!…という事で仮面ライダーブラックがリメイクされるそう
だ。タイトルは仮面ライダーブラックサン(たぶん仮題)。日食時の黒
い太陽という意味である。筆者の予想ではたぶん配信動画で6~12本?
(あくまで予想であり裏情報ではない)どんな作品になるのか?仮面ラ
イダーBLACKには石ノ森氏自ら筆を執った原作漫画が存在する。た
だし、アルファベットのBLACKをBlackに変更しており、テレビと
は別物としている。この作品において石ノ森氏が当時やりたかった事が
見えてくる。石ノ森氏は当時は人狼の村を舞台にしたハウリング(1981
年)みたいなリアルな変身のバッタ男をやりたかったのだ。これは現在
のCG技術なら低予算でも可能だ。さすがに漫画…いや萬画作品のよう
にロケ費用を無視してニューヨークを皮切りに世界をまたにかけて怪奇
番組を製作する撮影隊のひとりに主人公を設定するのは予算上は無理。
国内のミステリー番組のスタッフに設定するとアマゾンズみたいにスケ
ールはこじんまりした作品になってしまうのは予想がつく。アマゾンズ
が年齢対象の壁がなく、現在のCG技術を使えばリアルなハウリングみ
たいな変身が低予算で出来るのにやらなかったのは何故か?ファンは仮
面ライダーにそれを求めてはいないのである。石ノ森氏もそれを察した
のか真・仮面ライダー(1992年)の企画時は後のファーストに近い変身
ではなく着替える設定を提案。しかし「今やるのはコッチの方です」リ
アルなハウリング変身を唱えたの若き日の東映のホープの白倉氏。真は
セールス的には成功したが予想通りファンは拒否反応を示して、ZOや
Jなどブラックと共演しても違和感のないライダーが後に登場した。仮
面ライダーの新作の配信動画作品が出るのは嬉しいが(配信と断言して
いいのか?)アマゾンズに真の要素を少し足しただけの作品になりそう
な気がしてならない。配信…いや作品の登場は2022年としたのはブラッ
クの登場した1987年から数えて29年なので35周年にしたいのだろう。
今思い出したがホビージャパンのヒーローサーガ(ジオラマ小説)では
創世王は人間に地位を譲る気などなく勝った方の意識を乗っ取り強い肉
体のみを欲していたという裏設定が描かれていた。リメイクではここも
採用して欲しいかな。ブラックをリメイクするなら石ノ森氏の萬画があ
るのでアニメでもいいかもしれない…と一時は思っていた。石ノ森タッ
チを完全再現できる紺野氏にキャラデザを頼んだアニメ作品が3作品、
キカイダー・サイボーグ009・009ノ1などが過去に存在するからだ。
しかし、あの画風では若い層には拒否され続けてファンの拡大には繋が
らないのは明白。後の009の新作は石ノ森タッチからあえて離れた画
風にアレンジされている。特に甲殻機動隊みたいな画風になったのを見
たら「これだけ変えるなら実写でやった方が…」という気持ちになった。
結局の所、今回のブラック…いやブラックサンは期待はゼロではないが、
ほどほど期待が本音だ。写真の左は匠魂のブラック。原作に合わせたの
か変身の途中経過のバッタ男かは不明だが、まだ怒りが足りなくて色は
グリーンの状態だ。右は東映の製作発表前からセカンドストリートにあ
ったブラックの上半身にV3の下半身を付けたキメライダー(笑)。し
かしよく考えると正しくブラック3(さん)なんだな???
~PS~
結局は企画記事やマスコレの話の写真撮影ためにフィギュアの準備
と整理を始める。また母が騒ぎだして喧嘩になってしまったがなん
とか進めないといけない!