この作品はタイトルに冠されていないが、仮面ライダーの50周年の記念
作品として昨年末に発表されたらしい。発表前の宣伝動画で、謎の仮面
男のドアップを観て「なんて斬新なデザイン!仮面ライダーに見えない」
と思ったら殺人ゲームの仕掛人の悪役でディケイドゆかりの人物であっ
た(おのれ!ネタばれを~)。この作品は配信動画で、なんと2シリー
ズを同時配信!東映からはTTFCというサイト独占のディケイドvsジオウ
-ディケイド館のデスゲーム- と、テレビ朝日からはTELASA独占のジオウ
vsディケイド -七人のジオウ- の各3話。この2本はライダー名の前後を
入れ換えただけではなく副題があり別々のストーリー。ネタばれになる
が実は全く関連がない訳ではない。遂に去る2月21日に第3話を配信し
無事に完結した。どちらも生き残りを賭けたサバイバル物で、平成ライ
ダーにお馴染みの井上氏の脚本が冴えに冴えている!それゆえにネタバ
レになるので内容に触れられない。仮面ライダーシリーズは昭和の時代
から過去作品からのゲストは素顔の男優のみで脇役が呼ばれる事は少な
いが、クウガのオダギ…いや村井氏の久々の登場が嬉しい。ちょっと雰
囲気が変わったので町でマスクなしでスレ違っても分からないかも?氏
の主演の深夜ドラマの風魔の小次郎(2007年)を また観たくなったが、
ディスクが何処か分からない!今回の作品は2シリーズ×各3話×約20分
なので映画1本分の尺がある。予算的にはスーツは明らかに流用または
改造(他のシリーズの宇宙忍者が!)ばかりで純粋に新作は上の右のデ
ィケイドコンプリートフォーム21だけ。21は何の数字か?前のコンプリ
ートフォーム時は既に21世紀。頭にゼロワンのカードもあり、特例とし
てゼロワンを含めて平成は歴代21人という意味ではないか?と推察する。
22人目のセイバーネタはなし?ではなくジオウのディケイドフォームの
リペイントの新フォームのモチーフとして登場!あくまで平成33年設定
なので、ゼロワンは平成21代目、セイバーは平成22代目なのである。今
回の新作は配信動画の予算ゆえに劇場映画のリッチさには及ばないチー
プさは否定できないが、面白さは格別で50周年に相応しい記念作品第1
弾であった。第1弾と言ったのは、劇場作品への筆者の強い希望からだ
が、昭和ライダーに関してはネタ尽きの感が強い。若手キャストの1号
2号のリメイクを経て、本役の藤岡氏が2度も大々的に登場したり、遂
にアマゾンまでリメイクした段階で、昭和ライダーに関してはやる事は
やりきった感が強い。自分がプロデューサーの立場なら何をするか?し
たいか?と問われると言葉に詰まる。人気を取れるかは無視をすればシ
リーズ化できなかった真とゼクロスをなんとかしたいかな???

YouTubeで平成33年ライダータイム4時間祭りがやったぞ! - ゼロロク第2計画
なんとYouTubeで2月9日に午後3時半から怒涛の4時間の平成ライダーの生配信イベントが!しかし、午後3時半には流石に家に帰れない。もっと...
YouTubeで平成33年ライダータイム4時間祭りがやったぞ! - ゼロロク第2計画