1371 11月始めの私の誕生日まで、束の間の同じ年である。現役を引いて久しいが、ボランティアで色々な役目をしていて、忙しい生活をしているようだ。私が日本にいると、余計な仕事が増えるので、いない方がいいらしい。銀行から自動で支払うことができる家の全ての費用は私の預金から払われているのだから、いなくても、文句は言わない。必要な時だけ帰ってきてほしいらしい。12月初めに帰国予定だが、その時は、私がいなければならない行事があるからだ。電話をする。
長距離運転旅の要領 1 私は疲れることは無い。給油やトイレで止めるだけで、何時間でも運転し続けることができる。といっても、8時間ぐらいか。それも、水を飲みながら、何かを摘まみながら、ちょっとした風景に当たれば写真を撮りながら、偶に車から降りて通り過ぎた風景を撮ることもある。あまり、運転をしているということを考えないし、意識をしていない。視線を何かに集中することは無い。ただし、分岐点に差し掛かった時だけ、緑の板に白文字の道案内板を探す。木陰に隠れているので、在れば、一時停止して看板を読む。
2 現在、インドネシアで至る所にポンパ ベンシン (ガソリン スタンド)はある。山の中でも、一般の車が走ることができる道なら、5Km以内に右か左に必ずある。目立つので、決して見逃すことはい。マスジッド(イスラムのお祈り場)とトイレは併設されているので、給油をしなくても寄る人は多い。コンビニもそこにはある。ネットへ接続もできる。
3 ジャワ島なら全島、大きな町にはバイパスのような町の中へ入らなくても通過できる道がある。看板で“コタ何々”と書いてある方向へは行かないで、その町を通り過ぎた町の名前が書いてある方向へ進む。コタは町中という意味でもある。バイパスが無い町では、メイン道路は片側二車線になっているので、中央寄りでなく道端側を走る。アンコッタが邪魔だが、大型トラックは中央寄りを走るので、その方が見通しが効くし、早く通り過ぎることができる。どこかで書いたが、高速道路はバストラックは左側の車線を走ることを義務付けられているが、一般道は中央寄り(日本では追い越し車線)を走ることになっているらしい、左車線が追い越し車線になっている。
4 眠気が来るのは自分のコンディションに依る。夜中に走ることもある。臭い物(例えば、自分が履いていたソックス)の匂いを嗅げば眠気がすっ飛ぶということは分かっているが、そんなことはしないで、ボトルの水を顔に掛ければ眠気が吹っ飛ぶ。
5 こちらの人は算数の計算はできないが、地図を見たことが無い。地理の教科書にインドネシアや世界地図があるのにである。私はその教科書地図をもっていてそれを見て土地の名前を確認している。道を聞くときに地図を見せて、今、この地図のどこですかと,尋ねて、ここです、と、指さして答えることができる人はいない。だから、地図を見せるのは無駄。行きたい場所をいうだけである。70%位は信用できるが、間違って、というより、適当なことをいう人も多いので、変だと思ったら、まめに聞くこと、町中なら、オジェックやベチャのトカン(運転手)に聞く。
5 メイン道路のどこにでもホテル、ホームステイ、プンギナパン、ロシメンの看板はある。休みたくなったら、泊まる場所を見つけるのに困ることは無い。日本人向きかどうか、私はどうでもいい。
6 パンクをする確率は日本より遥かに高いと思う。しかし、道端にはタンバルバンと書いた看板が、頻繁に出てくる。コンプレッサーが店の前に置いてある。釘が刺さっているくらいなら10分で直る。一万Rpで充分。
7 山に入ると、道の様子はジェットコースターのようになる。坂の角度は半端ではない。立ち往生しているトラックはあるし、登ってはいるが、今にも止まりそうな車もある。登り切った先の道がどうなっているか分からない道も多い。追い越しを掛けなければどうにもならない。追い越しは簡単である。躊躇しないことです。前から車が来ても途中で止めないことです。絶対、前方の車は減速か停止をします。そう信じます。何百回、それ以上でしょう、追い越しを掛けたが事故になったことは無い。
隅を走って自然に内側へ寄る、再前方は二車線になっている。
大外を回って右折する。
疲労 眠気 給油