2105 インドネシアの新会社に、私が手配したい装置を、早いうちに入れてもらうための資金を送金した。マネーロンダリングがどうのこうのと、言いながら、しつこく、目的の内容を聞かれた。掛かりの女性が、最初、確認し、それを上司に報告したのでしょう、しばらくして、上司から、何か、聞かれたのでしょう。そして、私に、もう少し詳しくお願いしますといいながら、私が何故、送金するのか、送金先の人とはどういう関係なのか、などと、聞いてきた。それを、上司に報告したのでしょう。今度は、その上司が直接、私に近づいてきて、その金額を使う場所、会社名などを確認しに来た。申請書を書いてから、30分以上経過していた。私は、次の予定があって、その銀行から30分程度かかる場所で人と会うことになっていて、銀行に行ったのは、90分前で、一時間の余裕を見て行っていた。しかし、送金目的を三回聞かれそれでスムーズにいくと思ったら、今度は、手数料の金額が間違っていたので、申請書を書き直してほしいと言って来た。既に、50分過ぎていた。書きなおした。まだ終わらなかった。次は、私が書いた銀行名は省略でしょう、正式な銀行名ではないですね。省略しない銀行名は何ですかと聞かれた。インドネシアではそのBNIと言っているので、それが、銀行名だと思っていた私の間違いだったかもしれない。バンク ナショナル インドネシアで確かめてもらったら、そんな銀行はないと言われた、今度は、Nをネガラにして確認してもらったら、あった。やっと、送金が可能になった時には、75分経過していた。待ち合わせの場所に急いで向かったが10分待たせてしまった。
そんな大きな金額とは、私は思っていなかったので、何故、根掘り葉掘り、それも、一回で聞くのではなく、間をおいて、何度も聞くのだろうか、かなり、懲りたことがあったのでしょうか。銀行の人が、納得できるような、問いかけをするほどの、知識を持っているようにも感じなかった。
で、こんなことで、何度も確認するのなら、税務署から色々頼まれたり、言われたりしているのだろうと思う。インドネシアはどうか、“ベアチュカイ“彼等に、怪しいと思われれば、徹底的に調査され、相当な金額を持って行かれる、というのが、常識、多くの会社は、何らかの理由というか、言いがかりというか、相当な金額をペナルティーとして要求され、ネゴをして、少し、少なくしてもらう、そういう、アンダーテーブルの世界が歴然として存在する。多くは、密告に依って、乗り込まれる。イミグレなど関係する警察の介入も同じ次元だ。
少しでも、不正をしているとか、経理上、操作をしているということで、心当たりのある、会社や社長は、それを恐れている。何も、不正をしていないと思っていても、一旦、乗り込まれれば、手ぶらで帰ることは、全くない世界です。金の貸し借りの経理処理などで、それを恐れている経営者は多いと思う。ですよね。マネーロンダリングなどということには全く関心が無いし、知識もない私にとっては、無縁の世界だと思っている。
昼間、待ち合わせの場所に向かい途中。国道一号線から焼津インター方面。
不慣れ 不正 確認