雪のテンパウンドで、ニジマスたくさん釣れました！

　１月９日、約１か月ぶりの釣りは、恵庭市の管理釣り場「テンパウンド（10pound）」午前11時半に到着。あたり一面の雪、積雪は30センチくらいか。2ndポンドはほぼ結氷しており、注水部が少し開いている。1stポンドは数カ所の注水部がかなり開いており、ルアーの釣り人が３人ほど竿を出している。
　今回は穴釣りメインで行こうと、ふだん使っているスイッチロッド11fでなく、シングルハンド7f＃4-5（TFOバグ・ロンチャー）にフルーガー1492だ。一昨年秋に、娘にシングルハンドを教えようと購入したタックルだが、ほとんど使った事はない。これに7f半4Xリーダー、マーカー、シンカー、エッグで、2ndポンドの排水部近くの氷の穴に落とし込んだ。


　2ndポンドには、久々にお目にかかるＵ師のお姿が。ルアーでがんばっているようで、数尾釣ったとのこと。いろいろ情報を伺い、娘もフライを穴に落とすとすぐにアタリ。合わせるとうまく掛かった。フルーガーのリールはドラッグがスムーズではないので、苦労しながら何度かラインを出されてやりとり。穴から上がって来たのは40センチ超のニジマスであった。しかしこの１尾目の後はさっぱり釣れない。30分ほど待ったがあきらめて、池の水面が開いている部分で釣ることに。

　2ndポンドの２か所の注水部は数メートルだけ開いている状態。短いシングルハンドでちょうど良いくらいだ。フライを投げ込むとニジマスがワラワラ浮いて来てバイト！入れ食いである。50センチクラスも混じる。ラインが出される時に氷に擦れないよう、走られた向きと反対側にロッドを寝かせながらのやりとり。フルーガーのドラッグはバグ・ロンチャーにはちょっと強めなため、心配になるくらいロッドのバットがしなる。
　吹雪模様になってくるが、娘は元気に釣っている。10尾ほど釣るとアタリが遠のいたので、1stへ。


　1stの井戸水がホースで散水されて氷が張ってない部分。ここでフライを投げ込むとやはり入れ食い。50センチクラスも続々と釣れてくる。ファイトは夏場よりは若干弱いのか、ライトタックルでも何とかなるようだが、バットから曲がるロッドを見て「TFOの生涯保障で良かった」
　ここでも10尾ほど釣るが、リーダーがいつもより短いため、マスが浮かなくなってからは釣りにくくなってきた。そこで2ndへ戻る。

　時間をおいたので2ndでもアタリが復活したが、慣れないタックルにいつもの3Xでなく4Xティペット。二度ほどティペットを切られる。とーちゃんも寒い中、フライ交換、ティペット交換は辛い。エボレスが良かった。寒い中、ここで娘も粘りを見せ、バラシやラインブレイクもありながらも4尾をネットイン。
　午後１時終了。１時間半を釣り、穴釣りフライで１尾、キャスティングのフライで24尾、合計25尾、時速16尾であった。今日は穴釣りが楽しみで来たのだが、そのためのライトタックルで少し開いた水面で釣るのも楽しかったようだ。次回は3X、9fリーダーで真剣に取り組みたい。

　冷えた体でレストランに戻り、ハーブチキン・サブマリン・サンドウィッチを頬張って帰途についた。娘の2011年のスタートとしては、まずまずの釣りであった。