翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

中国にオリンピック開催の資格があるのか?

2008-02-15 01:23:06 | 国際
Darfur Diaries: Stories of Survival

Nation Books

このアイテムの詳細を見る


ダルフール紛争の解決に何の働きかけもしないどころか、いまだに政府側に武器を与え続ける中国にしびれをきらし、スピルバーグが北京オリンピックの演出監督を辞退した。日本では、毒餃子が人々を恐怖のどん底に叩き落している。大気汚染がマラソン選手の健康を損ねないかも心配だ。メイン競技場では、建設作業員が何人も死んだ。イギリス政府は、選手たちに中国の政治については語るなと命令した。

2008年オリンピックの開催地が中国に決まったのは、今から7年前の2001年。当時、中国政府はオリンピック開催を人権問題の解決につなげる、またメディアやジャーナリストの取材制限も取り払うと宣言した。

中国はその宣言を守っているのか?

現在の中国に取材の自由などどこにもない。少なくとも30人の中国人ジャーナリストと50人のブロガーが今も監獄の中だ。中国国内の報道機関は常に検閲の対象になっている。餃子事件でわかるように、中国に関する海外情報が中国国内に入るのはブロックされている。

活動家Ye Guozhu氏はもう4年も収監され拷問を受けている。拷問されているのはYe氏だけではない。国連の調査によれば、中国では今でも広く拷問が行われている。

国際オリンピック委員会は、なぜ中国をオリンピック開催地に選んだのだろう?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。