翻訳者魂

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イチロー移籍が必要か

2006-04-12 13:55:29 | メジャーリーグ
イチロー・ルール―「イチロー」が掟だ!

メジャーリーグ・ベースボールが開幕。

WBCでのイチローの生き生きとした姿を楽しく見ていたが、あれほど熱を帯びた戦いを勝ち抜き燃え尽きてはいないか?レギュラー・シーズンは大丈夫か?

今日のクリーブランド・インディアンズ戦も無安打に終わった。

本棚に「イチロー・ルール」があったので、パラパラとページを繰ってみた。

この本は2001年の発行。マリナーズへの移籍が決定し、車の中でマリナーズのユニフォームとキャップをかぶって喜んだという談話がある。

その初々しいイチローは、メジャーリーグでプレイできることが嬉しくて嬉しくて、打ち、走り、捕り、投げ、あっという間にスーパースターになった。

もちろんまだ開幕して7試合目。シーズン終了時には3割に乗せているだろうけれど、シアトルのイチローには、2001年のモチベーションが残っていないのかもしれない。

昨年タンパベイ・デビルレイズを退団したルー・ピネラが、ダン・ウィルソンの引退セレモニーに出席するためにセーフコーフィールドを訪れたが、その際、「勝てるチームで監督になりたい」と語った。イチローもどこかでピンストライプのユニフォームを着て、やる気を取り戻すことも必要かもしれない。

余談

野茂との初対戦のエピソードの中で、日本で初めて首位打者を獲った1994年オフの雑誌取材のことについて次のような記述がある。


当時イチローはある雑誌の取材で、野茂の等身大プラカードと撮影する機会に恵まれた。相当なビッグサイズだったにもかかわらず、イチローはずっとそれを見て、

「これ、もらえませんか?」

と申し出て、自宅のほうへ郵送してもらい、今でも実家に置かれているそうだ。


野茂はイチローのアイドルだったようだ。しかし、両者の初対戦では、3回に野茂がイチローの背中に速球をぶつけている (江夏投手は故意だといっているようだ)。その後も、プラカードはきれいに飾られたままなのか?

弓子夫人とアレックス・ロドリゲスのツーショット・ベースボールカードやルー・ピネラ監督とトニー・ラルーサ監督のつながりなど、イチロー以外の人々の描写も楽しい。

参照: イチロー4戦連続無安打 城島は2安打 (共同通信) - goo ニュース


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