先日、東京医科歯科大学の二次試験(英語論述問題)の添削を頼まれました。英語論文を読み、その内容を日本語でまとめる問題です。
英語論文の内容は「霊長類の進化とアルコール依存症」について。
その中で distill(~を蒸留する)という単語が出てきましたが、この単語が、本文理解の大切なキーワードになっています。しかし、市販の大学受験用英単語集で distill を収めているものには、お目にかかったことはありません。
私は、シアトルでアパートを借りて暮らしていたとき、週に一度スーパーに買い出しに行った際、ミネラルウォーターをガロン単位で買っていました。その商品説明文に distill があって、当時は必死になって覚えました。まさか、大学入試英文の中で、その単語に再会するとは思いませんでした。
また、前回のエントリでもお話した TULLY'S のコーヒーですが、カップが熱すぎるときにカップに付ける厚紙があります。これは英語で insulator(絶熱紙)と言いますが、これもシアトルの STARBUCKS で覚えた単語です。
以上の2つは、日本ではなかなかお目にかかる機会がないのが事実。しかし、どちらも生活英単語といって良いでしょう。覚えていて損のない単語です。
覚えた英単語にどこで再会するかは分かったものではありませんが、必ず役に立つ日が来ます。再会する英単語が増えれば増えるほど、ボキャブラリーの定着率は向上していきます。
植田一三氏が『発信型英語10000語レベルスーパーボキャビル』(ベレ出版)で言われているとおり、会話や英作文で自在に使える運用語彙を増やすためには、まずは「見たことがある!」という認識語彙を増やすことが大切です。
英語論文の内容は「霊長類の進化とアルコール依存症」について。
その中で distill(~を蒸留する)という単語が出てきましたが、この単語が、本文理解の大切なキーワードになっています。しかし、市販の大学受験用英単語集で distill を収めているものには、お目にかかったことはありません。
私は、シアトルでアパートを借りて暮らしていたとき、週に一度スーパーに買い出しに行った際、ミネラルウォーターをガロン単位で買っていました。その商品説明文に distill があって、当時は必死になって覚えました。まさか、大学入試英文の中で、その単語に再会するとは思いませんでした。
また、前回のエントリでもお話した TULLY'S のコーヒーですが、カップが熱すぎるときにカップに付ける厚紙があります。これは英語で insulator(絶熱紙)と言いますが、これもシアトルの STARBUCKS で覚えた単語です。
以上の2つは、日本ではなかなかお目にかかる機会がないのが事実。しかし、どちらも生活英単語といって良いでしょう。覚えていて損のない単語です。
覚えた英単語にどこで再会するかは分かったものではありませんが、必ず役に立つ日が来ます。再会する英単語が増えれば増えるほど、ボキャブラリーの定着率は向上していきます。
植田一三氏が『発信型英語10000語レベルスーパーボキャビル』(ベレ出版)で言われているとおり、会話や英作文で自在に使える運用語彙を増やすためには、まずは「見たことがある!」という認識語彙を増やすことが大切です。
私は以前、中南米で生活したことがあるのですが、スペイン語の単語を生活の中で覚えることができ、語彙数は多くないものの、それらが確かに「運用語彙」になったような気がします。
上の distill と insulator は一応意味は分かっているつもりなのですが、やはり現場で使ってないので、意味が実感を伴って頭に定着していない、という気がします。
早くアメリカでの生活がしたいです。
現地で体で体験して覚えた語彙は、単語集で覚えたそれよりも、実用的でしかも忘れにくいです。
だからこそ、留学は全てが貴重な体験になるんですよね。