(「快走!京都マラソン2024 #1」の続きです)
前夜は22時過ぎにベッドに入りましたが興奮していてなかなか寝付けないのは分かっていましたので、「目を閉じているだけでもOK」という気持ちでいたら、いつの間にか寝入っていたようです。4時に起床し、朝食を摂り始めました。
おにぎり2つ、赤だしのカップみそ汁、温泉卵1つ、納豆、フルーツゼリーを食べました。そして、MAURTENの「DRINK MIX 320」の半分を250mlの水に解いてバッグに詰め込みました。5時過ぎにはホテルを出て、地下鉄烏丸線九条駅の始発電車に乗り、京都駅のシャトルバス乗り場に5時30分には到着。昨年は一時間遅い6時25分頃に到着して長蛇の列でしたが、今年は一番乗りでした。神奈川から来られたランナーの方と談笑しながらバスの運転開始を待ち、スタート地点の西京極総合運動公園に6時40分頃に到着し、45分の会場と共に、トイレに直行して用を済ませ、着替え、アップを始めました。天気は曇りで気温が12℃。上はノースリーブにアームカバー、手袋、ネックウォーマー、下は短パンで走ることにし、大会が用意してくれた簡易ポンチョの上に、更に100均のレインポンチョを着て、スタートまでの寒さを凌ぎました。スタート90分前にバナナを食べ、DRINK MIX 320 をゆっくりと飲み始め、60分前にどら焼きを食べて炭水化物を多めに摂取しました。
スタートブロックはS→A→B→・・・とNまで続く中でのAブロックスタートでしたので、いつものようにブロックの先頭に並ぶために、整列開始の8時と共にトラックに降り、スタートまでの一時間をアップしながら号砲を待ちました。
スタート10分前
16,000人が出場する人気のマラソン大会。Aブロックでもスタート直後は多少は込み合いますので、接触や転倒に注意しながらも、足を使い過ぎるのをきをつけました。足元が雨で滑りやすかったこともあり、最初の1kmは4分38秒と理想の入り方ができました。昨年は5分07秒と少し遅めの入りだったので、「今年はいいぞ!」と自分を鼓舞しながらも、フルマラソンは後半10kmのスポーツと割り切っているので、慌てずにペースを掴むことを意識していきました。
今年の京都マラソンも、立命館大学生でマラソンコースのど真ん中に住んでいる長男が自転車で追いかけて写真を撮ってくれることになっていたので、それも楽しみにしながら、レース序盤に入っていきました。
約7km地点の嵯峨釈迦堂付近
写真で見ると、前傾のフォームで走れていることが分かります。これも日々の練習の成果の賜物です。
11km地点の仁和寺では、京都マラソンの名物となっているお坊さんの応援が勇気と感動を与えてくれます。合掌。
(写真は京都マラソンの公式Xよりお借りしました)
17km地点までは上り基調のコースで、特に、10km~12kmのきぬかけの路は最も傾斜のコースの中では最も傾斜のきつい所ですので、歩幅は少し小さめにリズムよく刻むことを心がけました。
約13km地点の馬代通と上立売通の交差点
約20.5km地点、加茂街道から北山通に入る北山大橋の手前で
中間点を昨年よりも約3分ほど速い1時間38分41秒で通過しました。このペースで行けばサブ200は確実で自己ベストも更新できますが、そう甘くないのがマラソン。マラソンは終盤10kmが勝負のスポーツで「32kmまでは準備運動!」と割り切っているので、それまでは忍者のようにヒタヒタと静かに走り、終盤に備えました。実は中間点までに多くのAブロックやBブロックスタートのランナーに抜かされていましたが、ここで焦って付いていくと必ず後半にバテテしまいます。32kmを過ぎたら体と相談して走りを爆発させる作戦ですので、「今はまだ我慢!」と言い聞かせました。
(「快走!京都マラソン2024 #3」へ続く)