子供の家庭学習の習慣をつけるには、親の関わりが不可欠です。
塾で面接をしていても、やはり話す内容の中心は、家庭学習での親の関わり方になります。
小学生の頃から、親がどのように関わるかで、子供の学習習慣も変わります。正しい家庭学習の習慣を中学になってから確立するのは難しいのです。
我が家は、私の休日が日曜日だけということもあり、息子の日々の勉強をみるのは妻が中心です。
先日の日曜、妻の長男への関わり方を見て「これは上手い!」と思ったので、その場面とポイントを紹介します。
妻:「さあ、約束の時間になったから今日の勉強をしよう。まず、何からやる」
長男:「算数から!一番得意な科目だからね!」
妻:「じゃあ、今日やるページを開いて、始めよう」
長男、やり出す。妻は洗濯機をしに洗面所へ。
息子:「出来た!ママ、答え合わせしよう。」
妻、洗面所から戻り、答えを息子に言わせ、マルつけは自分でさせる。
妻:「間違った問題はどこがいけないかな?」
長男:「あっ!途中の計算を間違えていた」「文章問題の式を立てるときに間違えていた」
妻:「じゃあ、その問題のやり直しをしてみよう!」
長男:「やり直しが出来たよ。次は漢字をやる」
妻:「ノートとページを開いて準備して!」
長男:「まず今日勉強する漢字の読みが正しいかのチェックをお願いしまーす。(1)は○○、(2)は△△、・・・」
妻:「よし、いいよ。次は書きの練習だね」
ここでコーヒーをいれるためのヤカンのお湯が沸き、妻は台所へ。
妻:「コーヒーをいれるから、書きの勉強を進めておいて」
長男:「オッケー」
妻、コーヒーをいれて、長男の様子を見にくる。順調に書いているが、たまに読み方を聞く。
その横で、次男(2歳0ヶ月)が床に綺麗に本を並べているのを見て、「すごーい!綺麗に並べられたね!」とハグ。
長男:「ママ!出来たよ」
妻:「よし!字も丁寧に書けたね。最後は英単語の練習だ」
長男:「オッケー!最近、アルファベットが綺麗に書けるようになってきたんだよ」
妻:「じゃあ、今日はここからここまで。ママは2階で洗濯物を干してくるから、頑張って練習してね」
長男:「ママー!終わったよ。」
妻:「よし、次はピアノの練習だね。2階に来られる?」
この日の妻の関わり方は、私が塾での個別指導で心がけている接し方を実行している感じがして、とても理想的に思えました。
まだまだ改善すべき点もあるかと思いますが、子供と話し合う気持ちを持って接していきたいと思います。一番いけないのは、親がすべてを決めて押しつけてしまうことです。
塾で面接をしていても、やはり話す内容の中心は、家庭学習での親の関わり方になります。
小学生の頃から、親がどのように関わるかで、子供の学習習慣も変わります。正しい家庭学習の習慣を中学になってから確立するのは難しいのです。
我が家は、私の休日が日曜日だけということもあり、息子の日々の勉強をみるのは妻が中心です。
先日の日曜、妻の長男への関わり方を見て「これは上手い!」と思ったので、その場面とポイントを紹介します。
妻:「さあ、約束の時間になったから今日の勉強をしよう。まず、何からやる」
【ポイント】日々の勉強の時間や内容を子供との話し合いで決めておく。親が一方的に決めるのは、後になって子供の反抗のもとになる。
長男:「算数から!一番得意な科目だからね!」
妻:「じゃあ、今日やるページを開いて、始めよう」
【ポイント】関わりすぎない。教材を準備したり、やるべきページを開くのは子供がすべきこと。やるべき事が分かっていれば、自発的にやらせる。
長男、やり出す。妻は洗濯機をしに洗面所へ。
息子:「出来た!ママ、答え合わせしよう。」
妻、洗面所から戻り、答えを息子に言わせ、マルつけは自分でさせる。
【ポイント】長男は小学2年のため、答え合わせに親が関わりますが、高学年になれば、答え合わせも自分でやらせる。
「答えを渡しておくと子供が解答を見てしまう」と思われる方。自分の子供を信用できていない証拠です。答えをみて問題を解いて正解のマルを付けていたとしたら、すぐに分かります。その場合は、穏やかに話し合いましょう。
妻:「間違った問題はどこがいけないかな?」
長男:「あっ!途中の計算を間違えていた」「文章問題の式を立てるときに間違えていた」
妻:「じゃあ、その問題のやり直しをしてみよう!」
【ポイント】間違っていたところは、必ず子供自身にもう一度考えさせる。ここで最初から教えてしまうと、自分から考えなくなる習慣が付いてしまう。どうしても分からない場合は、一緒になって考えるスタンスで教えていく。
長男:「やり直しが出来たよ。次は漢字をやる」
妻:「ノートとページを開いて準備して!」
長男:「まず今日勉強する漢字の読みが正しいかのチェックをお願いしまーす。(1)は○○、(2)は△△、・・・」
妻:「よし、いいよ。次は書きの練習だね」
ここでコーヒーをいれるためのヤカンのお湯が沸き、妻は台所へ。
妻:「コーヒーをいれるから、書きの勉強を進めておいて」
長男:「オッケー」
妻、コーヒーをいれて、長男の様子を見にくる。順調に書いているが、たまに読み方を聞く。
【ポイント】子供が何をやっているか気にかけ、やっている内容を具体的に聞く。これが、集中力の持続につながる。
その横で、次男(2歳0ヶ月)が床に綺麗に本を並べているのを見て、「すごーい!綺麗に並べられたね!」とハグ。
【ポイント】1人に関わりすぎない。周りを見て兄弟にも気を配ると、大きくなってから兄弟で比較することがなくなる。「お兄ちゃんはこうだったのに」という兄弟間の比較は、子供の反抗につながる。
長男:「ママ!出来たよ」
妻:「よし!字も丁寧に書けたね。最後は英単語の練習だ」
長男:「オッケー!最近、アルファベットが綺麗に書けるようになってきたんだよ」
妻:「じゃあ、今日はここからここまで。ママは2階で洗濯物を干してくるから、頑張って練習してね」
長男:「ママー!終わったよ。」
妻:「よし、次はピアノの練習だね。2階に来られる?」
この日の妻の関わり方は、私が塾での個別指導で心がけている接し方を実行している感じがして、とても理想的に思えました。
まだまだ改善すべき点もあるかと思いますが、子供と話し合う気持ちを持って接していきたいと思います。一番いけないのは、親がすべてを決めて押しつけてしまうことです。