幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア 自分を愛する力を取り戻す[心理教育]の本」白川美也子著 ”赤ずきんちゃんがオオカミに襲われた&オオカミさんが小さいとき虐待を受けていたトラウマ治療

2022-02-02 18:22:28 | 本の紹介
・トラウマ・インフォームド・アプローチ;米国の薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)のサイト
 概念
① トラウマの多岐にわたる影響と回復の可能性を理解する
② クライエント・家族・スタッフ・その他関係者におけるトラウマのサインや兆候に気づく
③トラウマの知識を政策・手続き・慣行に至るまで支援分野にいきわたらせる
④ 再トラウマ化を防ぐ
基本
① 安全
② 信頼性と透明性
③ ピア・サポート
④ 協働と相互性
⑤ エンパワメント、VoiceとChoice(声を与え、選択をさせる)
⑥ 文化・歴史・ジェンダーへの配慮

・トラウマからの回復は、重症例をのぞけば「心理教育」「セルフケア」「スキル構築」の三本柱で可能です。
 ・トラウマとは何か、それがどう現在に影響するかを知る
 ・自分を大切にするセルフケアの方法を身につける
 ・生きていくための多様なスキル(感情表現や人間関係など)を身につける

・トラウマ後の3つの主な症状
1) 再体験;被害当時の記憶が無意識のうちによみがえる
2) 回避・麻痺;被害を忘れようと感情が麻痺する、そのために回避の行動をとる
3) 過覚醒;中途覚醒など、神経が高ぶった状態が続く

・「過去の傷」を治すのではない/「傷に影響を受ける今」を変える

・「3つのF」
1) 戦う(Fight)
2) 逃げる(Flight)
3) 固まる(Freeze)

・一日の終わりに自分の行動を振り返ってみて「あそこで反応したのは、ちょっとまずかったかな」と感じたとしたら、決して自分を責めたりせずに次はどうするかを考えます。似たようなことが起きたら、何か行動する前に深呼吸するなど、一拍おく練習です。

・感情に名前をつけ、理解し、自分の感じ方や行動を「調節していく」ことは、今後のためにとても役立ちます。

・トラウマ研究の世界的権威であるベセル・ヴァン・デア・コークは、統計学的手法を用いて「DESNOS」という診断基準の試案を作りました。
DESNOSはA~Eまでの5つの症候として整理され、慢性化したトラウマが引き起こす状態を理解するのに役立ちます。
A; 感情覚醒の統御における変化。慢性的な感情とりわけ怒りの調節障害、そして自傷や自殺行動や、衝動的で危険な行動の制御障害がこれにあたります。
B; 注意や意識における変化です。健忘や解離がこれにあたります。
C; 身体的、これは一種の解離の症状でもあります。頭痛、腹痛から始まり、全身の痛みなどもこれにあたります。
D; 慢性的な人格変化、自己認識の変化、加害者に対する認識の変化、人が信じられない、加害や被害を反復してしまうという対人関係の変化です。
E; 意味体系における変化。絶望感と希望の喪失、以前の自分を支えていた信念の喪失です。
そして6つめに、私は広い意味での嗜好(アディクション)を付け加えたいと思います。ここにはアルコール・薬物依存のみならず、いわゆるプロセス嗜好(行為・行動への依存)が含まれます。摂食障害から買い物依存、インターネット依存、性依存から暴力まで、裾野は広いものです。

・自分の気持ちがわかってくると、他人の感情も少し見えてきて、他人の行動が引き起こす自分んお感情も見えてきます。

・症状が完全になくならなくてもいいのです。
大切なのは、症状が出てきたとき、「これは症状なんだ」とわかること。その状態に対処できること。そして、どんな時に症状が出るのかがある程度わかって、あらかじめ備えができることです。

・赤ずきんは言いました。
「あのとき襲われて、私はいっぱい泣いた。食べられて死んじゃうと思った。こわかった。でもオオカミさん本当は、いっぱい泣いていて、こわかったんだよね。あのときはそれがわからなかったけど、今はわかる。だからもうオオカミさんのこと、こわくないよ。オオカミさんは、私の大切な仲間だよ」
そのとき・・・オオカミさんいとって、世界の意味が変わりました。風も、嵐も、鳥のさえずりも、揺れる草花も「あなたは大切な人」と語りかけてくるようになったのです。

・サイコロジカル・ファーストエイド
心理的応急処置の意味で、大災害や大事故などの直後に、被災者・被害者に提供できる心理的支援をまとめたマニュアル 
https://www.j-hits.org/document/pfa_spr/page1.html

・ソマティック・エクスペリエンシング・アプローチ
体と神経系の統合をベースにしたトラウマ技法。
https://i-balance.jp/psychotherapy/somatic-experiencing/

・代理受傷とは
二次受傷、二次性外傷ストレス反応とも呼ばれます。支援の場面で被害者や被災者のトラウマ体験を見開きすることによって、当事者と同様の感情的。身体的苦痛を体験すること、ひいては支援者自身の内的な世界観が変容していくことをさします。
深く傷ついている相手と関わる中で、公私両面でさまざまなストレスを生じ、支援者自らも傷を受けてしまう(代理受傷)のです。

感想
「オオカミと赤ずきん」にはいろいろなパターンがあります。
この本では、赤ずきんちゃんは食べられなかったお話を前提にされています。
赤ずきんちゃんはオオカミに食べられそうになり、大きなトラウマを抱えていました。
実は、オオカミさんも小さいときにイジメに遭いトラウマを抱えていました。
そこへグレート・マスターが現れて、二人のトラウマを治療するとのお話です。

日本には、グレート・マスターはどこにいるのだろう?と思いました。

生きるためのスキルと対処できる考え方を身につけることも必要なようです。

アベノマスク配送料10億円の衝撃!「江戸時代なら一揆が起きている」と荻原博子氏バッサリ "安倍元首相のために税金10億円浪費!”

2022-02-02 17:09:30 | アベノマスク
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9cfa5d96d31ec26bf9a8a2f9b33a1e383c74884 2/2(水) 16:32 日刊ゲンダイDIGITAL

 廃棄するよりも高くなるとは呆れるばかりではないか。

 新型コロナウイルス対策で約8000万枚もの大量在庫が問題となっている布製「アベノマスク」。厚労省が配布希望を募ったところ、1月28日までに応募件数が約37万件に上り、応募枚数が推計で約2億8000万枚以上になる、との見通しが示された。だが、その配送料がナント! 10億円に上ると試算されたという。

 大量在庫で多額の保管料などが問題視されていた「アベノマスク」。このまま廃棄すれば6000万円ほどで済んだとみられるから、実に10倍以上の費用が掛かることになる。「アベノマスク」は一体、どこまでムダ金を使わせるのか。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。

「(試算通りであれば)開いた口がふさがりません。失政のツケが国民のツケにすり替わっているのです。マスクを配るのであれば、1枚いくらいくらと価格を徴収するべきでしょう。もとは我々の税金なのですから。安倍元首相も『2億8000万枚の応募があったよ』などと喜んでいる場合じゃないでしょう」

「年金は減り、社会保険料負担は上がる一方。物価も上昇しており、今や家計負担は(江戸時代の祖税徴収のような)五公五民。昔なら一揆がおきていてもおかしくありません」

 これでは、いくら税収があっても足りない。

感想
配送料10億円には、配送する人件費も含まれているのでしょうか?
またどこに委託するのでしょうか?
さらに利権が絡んでいるように思います。

盗人に追い銭
どこまで税金使えば良いのでしょう。
もう500億円を超えるのでは?