幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

G大阪パトリックへ人種差別ツイート→Yahoo!トップに掲載され浦和レッズも対策 ”社会、生活に不満が?”

2015-11-30 08:38:00 | 社会
http://uragi.com/news/uraginews006509.html
ガンバ大阪FWパトリック選手がレッズサポを連想させる人物から人種差別ツイートを受け、それに対してパトリック選手本人が悲痛な想いをツイートし、大きなニュースとなっています。


G大阪FWパトリックがSNS上で人種差別の被害者に。本人は悲痛な想いを吐露(フットボールチャンネル)

試合後、ツイッター上であってはならない事態が発生した。浦和サポーターと見られるアカウントがパトリックに対し、人種差別の意味が込められたリプライを複数回にわたって送った。このツイートは瞬く間に拡散し、外国のジャーナリストも問題提起するまでに発展している。 
そしてパトリック本人もツイートの内容を確認し、自身の見解をツイッター上で表明した。

https://twitter.com/patricaguiar/status/670541538103922689/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw

感想
ネットは匿名で投稿できるので、本音が出やすいと言われています。
名前を名乗ると、その人の周りの人にもわかるので、発言内容は考えて言葉を選びます。

レッズファンと自ら書いていますが、本当にレッズファンかどうかは疑問です。
レッズが前に日本人オンリーとの垂れ幕をしたので、それでさらに騒がせてやろうとしただけなのかもしれません。
どちらにせよ、この言葉がどれだけパトリック選手とその家族を悲しませるかが想像できない、想像できてもよいと思ったのでしょう。
もし、この発言をしたことがわかったら、周りの人はなんて思うでしょうか?
きっと、普段からそのような考え方をしていて、時々出ていて、それが回りにも伝わり、周りと上手く行かず、それが自分が起こしているとわからずに周りに不満を言っているのかもしれません。

この発言に、レッズファンが問題にすること、日本人全体が問題にすることなのだと思います。
差別発言はなかなかなくなりません。放置しないことだと思います。
放置するということは、それを認めていることになるからです。

前に集団自衛権反対のデモに対して、戦争に行かないのは無責任発言をした元自民党議員がいました。
本人は自民党を離脱しましたが、自民党は何も処罰しませんでした。
これは発言を放置したことになります。

発言した本人は社会に、今の自分の境遇に強い不満を抱いているのではないでしょうか。
非正規労働が4割、若者の正規で働く場も少なくなっている。
1/6が貧困層。母子家庭の貧困層率が高いなど、こういった状況を改善していくことがこのような発言を減らしていく上で必要なのだと思います。









アルフォンス・デーケン講演会メモ 希望と生きがいを持つ & ユーモアは愛と思いやり

2015-11-29 03:04:05 | 生き方/考え方
デーケンです。名前の通り、何もでーけん(できない)。(笑) ブレーメン音楽隊のちょっと南で生まれた。当時ドイツでは昭和とは言わないけど。(笑) 8人兄弟。クリスマスは楽しい思い出。両親は神様から自分があれほど愛されているから、周りの人を愛さないといけないとのメッセージを教えてくれた。父は8人の子どもを集めて、身寄りのない人、高齢者の人にリンゴとお金の入ったプレゼントを渡すことをさせられた。親にプレゼントを作ることもした。トランペットを吹いて、信者を喜ばせた。クリスマスは愛に満ちた日である。
癒しとユーモア;
 クリスマスは癒しがテーマ。もう一つは喜ばしい便り。その便りはユーモアで表すとよい。
中学から高校までギリシャ語を学んだ。聖書の元はギリシャ語だったので、それを読みたかった。
エロス&アカペ;
エロスは自分が求める愛。アカペは与える愛。
キリスト教を信じる人は、神様の愛は与えるラブ。
出逢いによる癒し;
対人関係への反省。機能的アプローチと人格的アプローチある。
相手を人格者として愛すること。
キルケゴールを学んだ。救け人自身が救けである。イエスによって考える。
共同体験による癒し;
教会の中での癒し。教会での交流はお互いの癒しになる。
ボランティア活動 いろんなキリスト教の特徴はボランティア活動。
2,700人に関する12年間による研究;
ボランティア活動やっている人が100人が死んだら、やっていない人は2.5倍の人が亡くなった。ボランティア活動をやりましょう。長生きできかつ温かい社会が築けます。
今皆さんの考えていることがわかります。皆さん長く生きたいと思っている。(笑)
ボランティア活動すると長生きできます。社会も明るくなります。
全人格的なアプローチ;
音楽療法もあり、サムエルさんの歌を聴いて癒しになったと思う。
読書療法がある。目が悪い人に何を呼んでほしいか尋ねたら、一番が新約聖書、二番目が詩編だった。

36冊の本を書いた。第三の人生。ニューヨークで博士論文を書いた。父の姉は大きな老人ホームを経営した。そこで原稿を書いた。多くの人は上手く生活を送っていたが、思い煩う人が多かった。明日雨かもしれないと思いわずらっていた。
晴れでもアーメン、雨でもハレルヤでよいのかと。(笑) 明日のことは思いわずらうな。明日のことは明日自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日だけで十分である。

希望と生きがい;
キリスト教の大きな魅力の一つは希望を与える、生きがいを与えること。クリスマスでも希望と生きがいを生かすことができる。
心の絆を結ぶユーモア;
本の紹介のチラシがあるので紹介する。死と向かう。NHKから出した。よく生き・・・は5万部でた。ベストセラー。心を癒す花束は今日販売している。希望の便りは、私の好きな聖書の言葉を読売新聞に書いて、それが本になった。

もし皆さん、キリスト教に興味がある方は水曜日に四谷で無料のキリスト教入門講座を開催している。ネットで検索してみてください。
http://members3.jcom.home.ne.jp/deeken-class/

講義の後で、本にサインします。サインがあると古本屋で売ると2倍で売れる。
ユーモアについて学んだのは、小学生の時、父はまじめな人で、政府に間違っていることにきちんと反対することを命をかけて行動した。夜は子どもたちにユーモアを言って、家庭を明るくした。父は、笑いとユーモアを神様からもらったから、それを生かさなければならない。
ユーモアの重要性を発見したのは日本に来てから。日本語の知識は二つの言葉だけ知っていた。「さよなら」と「フジヤマ」。フジヤマは間違っていると教えてくれた。50%しか日本を知らなかった。ある日本人に夕食を招待してくれた。日本語知らない。職場の仲間が教えてくれた。①よくうなづいてください。②5分ごとに「そうですね」と言ってください。招いてくれた家族はドイツ語もできない。英語は片言だった。それで①と②を実践した。奥様の顔はにこやかだった。上手く行っていた。最後に奥様が「お粗末様でした」と言われ、「そうですね」と言った。奥さんの表情が曇った。(笑) ユーモアとは「にも関わらず笑うこと」。自分の馬鹿さを認めて笑うこと。
中学校の校長先生に頼まれてユーモアについて話をしてくださいと言われた。
先生がもう少しユーモアを持って接するとよいとの話をした。
三村図書は国語の教科書を出している。先生が私にユーモアに書いてと頼んで欲しいと伝えた。ジョーダンではないかと言った。でも書いた。
文部科学省はまじめに考えた。内容は良かったが、肩書に上智大学と書いてあった。上智大学とあると、子どもたちがみんな上智大学行くのではないか。慶応と早稲田に行く人が行く人がいなくなるのではないか。東京大学も行かなくなるのではないかと心配した。そこで肩書から上智大学を削除した。慶応大学と早稲田大学も安心した。そして私の紹介は、「ドイツで生まれ日本で生活している」。(笑)

愛の具体的な表現は、相手は何を期待しているかを考える。笑顔によって温かい関係を築くことができる。愛を思い出して、ユーモアによって相手を喜ばせることができる。
今年のクリスマスの時は、近くの教会に行って、愛を共にお祝いしましょう。

感想
デーケン先生の上智大学の最後の授業後の講演会で初めてお話を伺いました。とてもユーモアのあるお話でかつ”死生学”について話されました。
”死”を考えることは、”生”を考えることであり、今の生き方を見つめなおす機会にもなり、今を大切にすることであるとのお話しでした。
それから、機会がある度にお話を聴きました。いつもユーモアあふれるお話で癒されました。
今回は、さいたま市のキリスト教会関係者主催だったので、キリスト教のお話もたくさんありました。
キリスト教は、信者に神の愛(私は愛されている)、そして希望と生きがいを与えてくれるのでしょう。
希望を持つと真っ暗な暗闇でも、神の愛に照らされながら前を向いて進んでいけるのでしょう。
仏教には”自明灯”という言葉があります。真っ暗な時、自ら明かりを灯す。その明かりで進む道を照らします。
また、その自明灯は周りの人にとっても明かりになります。
人は誰かに自分は愛されている。愛される存在だと信じることができると力が湧いてきます。
宗教はきっとそれを与えてくれるのでしょう。





阿川佐和子さん 「サワコの朝 野村忠宏さん」 未来の自分に希望を!&恩師との出逢い

2015-11-28 08:18:18 | 生き方/考え方
柔道家。オリンピック金メダル3つ連続。ハッピーな引退。今年8月40歳で引退。
現役時代は夜のお付き合いは遠慮していたが、今はさあこいと。自堕落な生活に?笑
1996年 21歳のアトランタオリンピックで金メダル。日本人初の金メダル3連発。
最後の金メダルから11年で引退。40歳でもできる柔道がないかを考えている。
3歳から実家の祖父の柔道教室でやりだした。家族全員が柔道家。父も兄妹も。

記憶に残っている曲。中学時代に支えられた長渕剛さん「とんぼ」。塾にも通っていた。
母親が勉強もできないといけないと。天理中学に時間をかけて通っていたのでとても辛かった。何でこんな苦労しないといけないのかと思った。
「・・・俺は俺で在り続けたい そう願った 裏腹な心たちが見えて やりきれない夜を数え・・・」
懐かしい。その頃はとても苦しかった。柔道は止めることはなかった。子どもの頃は勝てなかった。
兄が父親から人の三倍努力するつもりで天理高校の柔道部に入らないといけないと言われた。
ところが、自分の時は無理して天理高校の柔道部に入らなくてもよいと言われた。
それが、父に見返してやりたいと思った。身体も小さく勝てなかったがたまに背負い投げで大きな相手を倒すことができた。
ひょっとしたら、この背負い投げで勝てるかもしれないと、未来の自分に希望を持っていた。

大学に入ってから変わった。細川伸二先生の指導者との出会い。オリンピックの金メダル者。
「もしお前が世界で活躍したいなら、そんな練習ではだめだと」。練習の甘さを指摘された。自分では一生懸命やっていた。
「お前はよう頑張っているが、最初から全力でしないといけない」と言われた。やってみたらできた。自分で限界を作っていた。
その時に先生に気づかせてもらった。すぐには変わらなかったが、半年後に学生チャンピオンになった。
それまでは内部での戦いで負けていたのででることするできなかった。

アトランタオリンピックに出られるとは思っていなかった。ヤワラちゃんが決勝戦で負けたのでその記事が大きく、金メダルとっても大きな記事にならずに“野村”の名前だけできた。ヤワラちゃんがすべての関心を引き受けてくれていたので、のびのびと闘うことができた。

自分の武器は?どうしたら投げられないかをずっと考えていた。本当の強さは受けの強さ。それがあったから思い切って技をかけられた。これを周りが見て、野村は天才だと評価するようになった。

20代後半から引退を考えていた。アマチュアにはオリンピックが引退の機会になる。心の限界、身体の限界が来る。自分の場合は、人体損傷して身体の限界を感じた。今年の夏に身体の限界が来てしまった。星座はできない。胡坐かいても5分もできない。キャッチボールもできない。追い求めて続けた゛柔の道“だった。身体が限界でも技を生かせないかと。それを周りが、”続ける姿“を見て、もっと頑張ろうと思ってくれた。最後負けた時に、皆が拍手してくれた。最後までやり通して良かったなと思った。それを感じて”愛されていた選手“だったと感じた。それまでは人付き合いも悪かった。本「戦う理由」を出した。

TUBEの前田亘輝さんが自分のことをイメージしながら書いてくれた曲「Second Chance」が二曲目。
「・・・お互いにボロボロだね でもなんとかはぐれないで来たよ 何度泣いてもあきらめきれず カタチ変わってもユメ求めて 笑うことより笑われた方が多かった 勝より負けた数ははかりしれないeveryday キラキラ流れる涙が俺達の勲章(メダル) Hello my friends クタクタだね いつのまにか老け込んじゃったココロ リタイヤするにはまだ早すぎる チャンスは一度だけじゃないよ・・・・

オリンピックというステージがなくても違うステージがある。11年間結果が出せなかった最後の3年ほどは親として辞めて欲しいと思っていた。それがとことんやってみて胸を張ってやればよいと言われ、勇気を貰った。

感想
高校までは勝てなかったそうです。でも自分の未来に自ら希望を持っていたので頑張って来られたそうです。
そこに恩師との出逢いがあり、それまでの努力が花開きました。
”自分を信じる”。未来の自分を信じる。聖書に”信じる者こそ救われる”の言葉があります。自分の未来を信じたいと思いました。




「心の癖」を変えて幸せに生きる 相川圭子著 ヒマラヤ聖者から学ぶ”心を浄化する” 

2015-11-28 02:18:18 | 本の紹介
心は「くっつく性質」を持っています。
 人が求めている情報と、求められている情報がくっつきます。その二つがマッチングすると、それがシグナルになってスイッチが入るのです。
 引き寄せるのは、それを好む気持ちがあったり、相性が良かったり、こだわりがあったりするからです。
 自分の好みによって、良いものをくっつけ、記憶の作用によって、守るためのものをくっつけ続けています。知識を取り入れ、信用を取り入れ、疑いを取り入れ、愛を取り入れます。また同時に嫌悪も取り入れて、巧妙にバランスをとっています。
 心の働きは、常に自らの命をつなげようとしています。そこに何か不足があると愛情がサインとして働きだし、何らかのバランスをとるために、心と体が行動をとるのです。諦めたり、進んだり、止まったりと、命をつなげるためのバランスをとっていきます。その行動はすべて過去に学んでおり、過去の記憶から発生しています。

心を制御できず、苦しみの中にいるのが人間です。
 自分について知っていくことにより、自分が満ちはじめるのです。いまだよく知らない自分を知っていくこと、さらには、本当の自分を知っていくのが悟りへの道です。

潜在意識をコントロールできるようになるのが幸せの秘訣です。 
潜在意識には、過去のさまざまな体験が記憶されており、学んだ知識も記憶されています。これは私たちの今の行為に深くかかわっています。それによって運命が決定されているのです。ここを知り、こんとろーるできるようになることが進化です。
この心を知って、意識を覚醒させ、潜在意識を浄化していくことで、自己をコントロールできるようになるのです。
それはサマディへの道、悟りの道でもあります。意識を進化させ、心身を自由自在にコントロールでき、豊かな人になって幸せになるための道です。

心の浄化と進化が必要なのです。
 心の奥には、さまざまなくっつける因子のある、執着の種が潜んでいます。ですから、心の浄化と進化が、あなたを本当に守り、成長させていくために、必要なのです。
 人の行為の経験は、すべてその人の心身に記憶されています。それをカルマと呼んでいます。

カルマが「くっつく性質」を発生させています。 
 これまで見てきた執着や「くっつく性質」は人間がつくるカルマから来ています。人間の執着となった「くっつく性質」は個人の欲望、エゴから発生するものです。

カルマから自由にになる道があります。
 くっついている状況がカルマであり、くっつき、執着になっている状況がカルマなのです。それを、どうすれば変えられるか。そのように考えて、探求し、ついに苦しみから解放させる道を発見したのが、ヒマラヤ聖者なのです。

何もくっついていない状態こそが楽なのです。
 本来、何もくっついていない、シンプルな状態こそが楽なのです。

すべては事業自得、自分の責任です。
 うまくいかなくなった原因を引っ張り出したのは、自分です。失敗の原因が勝手にやってきたのではなく、自分が呼び込んだのです。極端に言いますと、すべては事業自得であり、自分の責任なのです。
 あなたの行為が良いものであれば、結果も良いものになるというカルマの法則があります。あなたの発する言葉が良いものであれば、結果も良いものになります。あなたの思いが良いものであれば、結果も良いものになります。良いものとは、エゴがなく、純粋な思いから生まれたものです。
 
創造の源につながると安らぎがあります。
 真の成長は、気づきを持って生きていくことによりもたらせます。それがヒマラヤ秘教の教えです。外のものばかり追わずに、自分の内側に目を向けていきます。自分の内側に何があるのかを知って、自分をコントロールできる人に進化していきます。心を浄化して深いところからバランスをとり、それらを超えて無心になっていきます。さらに最も大切なこと、それは「あなたは誰なのか
を知るために、あなたの源につながっていくことです。源のエネルギーのセンターは、最も力強く、静寂です。まるで台風の目のようです。
 そこにつながっていると、心を超えているので心が働きません。あるがままでいいのです。
 あるがままに、今いることです。自分のなかに、宇宙のすべてのものがあるのです。心と体を浄化して、いらないものを落としバランスをとること、それは深いリラックスへと導き、再生する行為です。

心を浄化すれば見えない力が現れます。
 この自分の体と心には、宇宙のすべてが凝縮されてあります。ヒマラヤ聖者は、自分の中に宇宙があることを知りました。自分の心を浄化すれば、そこに見えない力が現れることに気づいたのです。

自分から良いエネルギーと出していきましょう。
 大人になるということは、与える立場に立つということであり、力の弱い人を守り、新設や力を与えていくことなのです。
 そのような立場に立ち、「ありがとう」と感謝の言葉が言えるようになると、他に責任を転嫁していたときとは、心の回路が正反対に動き始めます。カルマの積み方も正反対になり、運命も正反対の方向に大きく変わります。
 自分の方から良い行為をすると、良い行為が返ってきます。仏教でいう因果応報です。そのメカニズムで、心を変え、心の「くっつく性質」を変えることができるのです。

感想
著者は、現在会うことのできるシッダーマスター二人の内の一人です。
オウム真理教でいちやく知られた”グル”のグは闇、ルは光で、グルとは闇を光に導く指導者の意味だそうです。
仏教の”空(くう)”、心が何物にも囚われない状態が”心のの浄化”と理解しました。
それと”棄てる”こと。そして良いことを他にしていく。
”亡己利他”(自分を忘れ、他の人を利することを優先する)を実践すること、それが回り回って自分の幸せになること。
幸せになりたいためにするのではなく、他の人の幸せが自分の幸せと思って行動することが結果として幸せになるのでしょう。

「心から安らぐ仏教の言葉」 本郷陽二著 ”自分を支える言葉を持つ”

2015-11-27 12:02:34 | 本の紹介
如実知自心  大日経
 ありのままの自分の心を知る。

物の興廃は必ず人に由る、人の昇沈は定んで道に在り  空海
 道とは自分の考え方や生き方で、自分の考え方や行動が結果につながる。

自明灯  長阿含経
 真っ暗闇に、自分の心に灯りを灯す。灯りは自分だけでなく周りの人の灯りにもなる。

一即一切・一切即一  華厳経
 小さな一つであってもそれは全体とつながり全体の大切な一部である。
 また全体はその小さな一つでもある。

一大事今日只今心  道鏡彗端
 大切なことは今どう考えどう行動しどう生きているかである。

最下鈍の者も12年経れば必ず一経を得  最澄
 自分に才能がない、できないと思うことでも、12年それを心を込めて続けていれば、それなりのレベルに達する。

喜心・老心・大心  道元
 喜心とは喜ぶ心。老心は親が我が子を思う心。大心は不動の深い心。
 この3つを合わせて三心と言う。

感想
心にどれだけ自分を支える言葉を持つか。
それは深い悲しみや苦しみの時に力になってくれるように思います。