幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「侍」遠藤周作著 頑張っても報われない、それどころか過酷な試練が与えれる中で生きるとは、神を信じる

2014-10-31 01:38:08 | ブログ

「侍」 遠藤周作著

 支倉 常長(はせくら つねなが)をモデルにした小説ですが、残っている史実を元に、著者が思いを馳せて、当時、キリスト教を信じることの意味、重み、禍などを紹介しています。この本を読み、学生時代に読んだ「沈黙」遠藤周作著を思い出しました。

ウィキペディアより

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E5%80%89%E5%B8%B8%E9%95%B7

支倉 常長は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。伊達氏の家臣。慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航し、ローマでは貴族に列せられた。幼名は與市、初名は六右衛門長経、洗礼名はドン・フィリッポ・フランシスコ」

  伊達政宗の親書を手に、180名になる訪欧団でスペイン王に交易することを目的として訪問しました。徳川家康とも事前に確認を取っていました。交易の条件としてキリスト教の布教も伊達藩では認めると。ただ、その後、徳川家康のキリスタン弾圧の政策により、宣教師の追放や処刑が行われるようになり、その情報がスペイン王やローマ法王にも届き、目的を達成せずに失意の下帰国しました。ローマ法王には謁見できましたが、それはキリスタンになったことと、遠い国からいのちをかけて来たことへの情愛からのことで、返書は貰えませんでした。

侍(支倉常長)がキリスタンになったのは、小説上では目的を達成するために仮の洗礼だったとなっています。侍が訪欧中に記した日記が1812年まで残っていましたがその後紛失しており、真意は不明ですが。7年をかけての旅でした。多くの一緒に行った仲間が亡くなっています。侍は無事帰国しましたが、当時の訪欧を意図した伊達藩の重臣は変わっており、藩からは冷たい処遇しかありませんでした。仮と言えども洗礼を受けたことへの取り調べ、処遇は厳しいものでした。帰国後、ほぼ2年後に亡くなりました。51歳の生涯でした。

 スペインで洗礼を受けたということで、スペインでは周りの対応が歓迎ムードになりましたが、当時の日本はキリスタン弾圧の方針が出されれ、その情報がスペイン王やローマ法王にも届き、親書を受け取って貰えませんでした。そのためそれまで協力的だった多くの人が手のひらを返したように冷たくなりました。そのような中でも一握りの人々は変わらぬ協力を示していました。そういう人の協力を下に使節団は目的を達成するために最後の最後まで全力を尽くしましたが、達成することが出来ず失意の帰国になりました。

 その後の支倉家は嫡男常頼が後を継ぎましたが、1640年、家臣がキリシタンであったことの責任を問われて処刑され断絶しました。しかし1668年、常頼の子の常信の代にて許され家名を再興しました。支倉常長はその後の家系図を作る時に名前を変えて今の生になったのではと言われています。仙台には支倉常長の子孫がいらっしゃるそうです。

 この本は、侍の目を通してキリスト教とは何なのか?キリスト教を信じるとは?それを考えながらの旅でした。「沈黙」と同じく、キリスト教を信じてもいのちをかけて信じられるか、酷い状況を与えている神をそれでも信じるのか、そこには信仰の意味を尋ねている大きな流れが話の地下水流として流れているように思いました。宣教師、多くの信者がキリスト教を棄てずに処刑されました。棄てるといのちを助けられるとわかっていても棄てませんでした。一方、棄てて助かろうとした人もいました。「沈黙」では”踏み絵”を踏み棄てても、なおキリスト教から離れられない信者の姿も描かれています。神様になぜこんな過酷な仕打ちがあるのか尋ねても、神様は沈黙のままです。この本「侍」の中にも神様との対話が出て来ます。やはり神様は沈黙のままです。その沈黙の中に神様の意思を感じる者もいます。

 キリスト教には関係なく、目的を達成するために厳しい状況でどうしていくか、精一杯頑張っても報われない社会でもどう生きて行くか、考えさせられる一冊でした。その報われないと思われる社会の中で生きて行くことに価値があると信じてい生きて行けば価値を見出せるとのメッセージもあるように感じました。

 

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「ライフ・レッスン」 エリザベス・キューブラ・ロス & デーヴィッド・ケスラー共著 生きて行くための学び

2014-10-30 01:10:00 | ブログ

「ライフ・レッスン」 エリザベス・キューブラ・ロス & デーヴィッド・ケスラー共著

生きるための考え方を、ライフレッスンとして二人がこれまでの人生で学んだことをまとめた本になっています。その中からエリザベス・・キューブラ・ロス女史のエピソードを一つ紹介します。

ニューヨークで500人の聴衆の前で講演をし、その後、著書にサインを求める人たちの長い行列ができた。次々にサインしていたが、時間が無くなり空港に駆けつけなければならなくなった。あと数人にサインできなかった。

空港に走り込むと、飛行機の出発が15分遅れるということがわかった。おかげでようやくトイレに行く時間ができた。ずっと我慢していたのだ。便座に座っていると、ドアの外から声が聞こえた。

「ロス先生、よろしいですか?」 何が「よろしい」のか、と思った。その時、ドアと床の間から、私の著書と署名用のペンが差し出された。私は「こまるわ」と言いながら、本を取り上げた。トイレの中で書くしかないと思った。それにしても、こんなことをする人の顔が見てみたかった。

ドアの外には、ひとりの尼層が立っていた。私は「あなたのことは一生忘れませんからね」と言った。いい意味で言ったわけではなかった。「トイレぐらいひとりにさせてよ!」と抗議したかったのだ。

尼僧は答えた。「とても感謝しています。これは神の摂理ですわ」怪訝な顔をしている私を見て、尼僧は「ご説明します」と言った。

尼僧の話がその場のいいつくろいではなく、誠心誠意ほんとうであることは、私にもわかった。「こんなふうに自分の都合だけで人をコントロールしようとするなんて、とんでもない女だわ!」と思っていた自分を恥じるしかなかった。尼僧の純粋さのなかに恐るべき力がひめられていることがわかったのである。

尼僧の話はこうだった。「仲間の尼僧のひとりがオルバニーにいて、いま瀕死の状態にあるのです。先生の愛読者で、講演の日を指折り数えて待っていた人でした。どうしても講演を聞きに行きたいと言っていたのですが、とても無理な状態になってしまいました。そこで、なんとかしてあげたくて、かわりに私が講演に参加して先生のお話をテープに録音し、ご本にサインを貰ってあげようと思ったのです。一時間以上も列に並びましたその人がどんなに喜ぶかわかっていたのです。先生がサインできなかった、残りの何人かがいたでしょう?あのなかに私もいました。

エリザベス・キューブラ・ロス女史は三つ子で生まれました。

一度、姉の体調が悪かったので、姉のデートのピンチヒッターで行ったら、姉の彼は姉だと思ったままだったそうです。その時、人とは何だろうと思ったそうです。

本「死ぬ瞬間」が有名です。人は避けられない死の病気になると気持ちが5段階を得ると紹介しました。それは、末期の多くの患者さんにインタビューして得たものでした。

死の五段階説

1)否認; 何かの間違いでは?

2)怒り; 何も悪いことをしていないのに何故私がこんな病気に?

3)取引; この病気を治してくれたら、**をしますと神様と取引をする

4)抑うつ; どうすることもできないとわかりうつ状態に落ち込む 

5)受容; 自分の状態を受け入れて周りに目が向き、遺される人々へ愛を

 

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「発達障害に気がつかない大人たち」 星野仁彦著 自分を知ることで上手く行動できる

2014-10-29 03:07:21 | ブログ

「発達障害に気がつかない大人たち」 星野仁彦著

著者も発達障害(ADHD;注意欠陥多動性障害)だそうです。

発達障害支援法があり、そこに「発達障害」が定義されています。

「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」

著者は、「片付けられない、予定をすっぽかしてしまう、忘れ物をする、会話中にとんでもないことを言う」そうです。ですので、知らない人とのパーティなどでは、壁の花になるようにしているとのことです。

会話では

1)相手の話を聴く

2)相槌をつく

3)相手の話をさえぎらない

4)相手の話に反対しない

を行っているそうです。

発達障害は、脳の器質障害と言われています。約6-8%の方が該当者とのことで、本人も周りもそのような認識をされておらず、変わったやつ、仕事(特に人とのコミュニケーション)ができない、空気が読めないと思われているそうです。

アスペルガーの人の中には、学校時代に成績が優秀だった方もいます。

対処方法;

1)自分が気付き、受け入れること

2)自分を知り、その対処する方法を身につける

  (忘れるなら手帳に書くなどカウンセリングも必要)

3)薬を服用する(かなり効果がある場合も)

この本の中に、「頑張って」という言葉について書かれていました。

うつ病の方に、「頑張って」というと、

「これだけ私は頑張っているのに(周りから見ると怠けているように見えるのですが、本人は一生懸命です)、

さらに何を頑張れるのかと思い、辛くなる」そうです。

そこで、周りから「頑張って」と言われた時に、自分がどのような感情をいだいたかで、自分のその時の気持ちを知るようにしているとありました。

頑張ってと言われて、気持ちが落ち込むようだと、黄色か赤信号、聞き流せると、緑でしょうか。

人からのアドバイスや注意、諫言などを貰った時、自分の気持ちはどうか?腹が立つなら、それはきっと黄色信号なんだと思います。ひょっとすると赤信号かも。

常に黄信号か赤信号で自分(身体と心)を運転して進むのはしんどいですね。

アスペルガーなど発達障害の方はまた違った才能を多く持っている方もいます。自分に適した仕事に就いている方はそれが個性と評価されています。

織田信長、坂本龍馬、アインシュタイン、ベートベン、レナオルドダヴィンチ、エジソン、ゴッホ、ニュートンなどもアスペルガーだったのではと言われています。

 

自分を知り、上手くコントロールしていくとデメリットもメリットになるのでしょう。それと何より、自分が楽になるのだと思います。

 

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「感情を言葉にすること、聴くことの大切さ」久保千春(九州大学総長)言葉にすると脳の活動が変化し落ち着

2014-10-28 00:46:29 | ブログ

感情を言葉にすること、聴くことの大切さ

http://www16.ocn.ne.jp/~f-inochi/kaiho/index.html より引用

福岡いのちの電話理事・医師 久保 千春(九州大学総長)         

私は心身医学、心療内科を専門にしてきました。心身医学はこころと身体の結びつき、すなわち心身相関について研究する医学です。心療内科では、主に内科領域の心身症、たとえば過敏性腸症候群、気管支喘息、過換気症候群、緊張型頭痛、片頭痛、慢性疼痛や神経性食欲不振症、過食症、うつ病、不安症などを対象疾患としています。心理社会的因子すなわちストレスは病気の発症に大きな影響を及ぼしています。
         治療は患者を「病を持った人間」としてとらえ、身体的・心理的・社会的・実存的側面から統合的に理解し治療していきます。良好な患者-治療者関係を基に、まず身体療法を行います。不安、うつ、不眠を伴っている場合は、症状に応じて薬を用います。そして睡眠、食生活、運動、仕事、飲酒や喫煙などの生活習慣は、各種の生活習慣病、慢性病の発症・持続・増悪と密接に関連するので、これらのバランスがとれるような指導を行います。これらの治療に加え、心理療法を行います。面接が主体ですが、患者の年齢や病態に応じて認知行動療法、自律訓練法、絵画療法などの治療法も用いられています。
 いのちの電話でも相談員の方々はいろいろな
方々の悩みを聴いておられますが、聴くことに関しての興味ある研究についてご紹介します。
 
自分の感情を口に出すことで気分がおさまる機序についてアメリカのカリフォルニア大学の研究者が機能的磁気共鳴画像法(fMRI)という造影法を用いて調べています。

感情を言葉に出した場合、脳の扁桃体と呼ばれる部分の活動が低下することを認めています。脳の扁桃体は恐怖、パニックなどの異常事態に際して反応しますが、この活性が低下したことは脳の中の感情の回路が抑えられていること、すなわち心が安まっていると考えられます。一方、右側の前頭前野脊外側領域活性が上昇していました。大脳皮質のこの部分は感情を調節しており、この部分が活性化していることは、感情の調節がうまくいっていると考えられます。

感情を言葉にするためには、相談員が相談者の悩みに共感的に聴くことが大切です。相談者は話すことで感情が発散されて気持ちが安定し、自分の感情にも気づいてきます。また、相談者ができていることを見つけて返してあげることも必要です。そうすることで相談者は「理解されている」と思うと同時に、今後の方向性が見えてきます。

感想

感情を言葉にすると、脳の働きが変わり、感情が落ち着く、感情の調節が上手く行くとの報告があるとのことです。
認知療法がうつ病に効くのは、<wbr></wbr>うつ病の薬を飲んだ場合と同じように、<wbr></wbr>脳の部分の活性が変化するためであることが証明されています。
メール相談で気持ちを書くことがうつ病に効果があることは、<wbr></wbr>既に報告されていますが、口で感情を言葉にすることも効果があることが報告されたことにな<wbr></wbr>ります。
話す→放す→離す。話したことにより、心に持っていた嫌な感情を、離れて客観視できるようになるのでしょう。
嫌な感情は感情として受けとめ、そしてその感情に自分が束縛されることなく、自由な気持ちで自分の行動を選択できれば、感情に影響されない行動が取れるのでしょう。
日本ではカウンセリングを受けるのは、気持ちが弱い人との印象がありますが、米国ではカウンセリングを受けるのは賢い人との評価になるそうです。話すことで自分を上手くコントロールしているのでしょう。

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「自分のための人生」 ウエイン・W.ダイアー著  知らない内に自分を不幸せにしているのかも

2014-10-27 00:23:29 | ブログ

「自分のための人生」 ウエイン・W.ダイアー著 

一つは、”知らない内に自分にマイナスの暗示をかけている”

その中でもマイナスの暗示をかけている場合がある。

自分は**はできない人だとか苦手だとか。

そう思い込んだり人前で言うことが実は自分に暗示をかけていることになり、本当にそのようになってしまうと。

人惑(社会的催眠)とい言葉があります。

 こうすべきだ、こうでないといけないと、小さい時から先生や両親から言われ、それがあたかも正しいと刷り込まれ、その考えが自分を縛りつけていると。

二つ目は、”金縛りにあっていませんか?”

過去のことが自分の可能性を縛っている。

過去のことが自分を今苦しめたり、そこから逃れられないように自分で状況を創りだしている。

人惑なども社会的な金縛りかもしれません。

自分がその社会的な金縛りを創りだしているだけなんですが。

三つ目は、”刹那的な快楽の時間も必要”

楽しい時間を持っていますか?

この楽しい時間をいかに生活の中に持つことが大切かと述べています。

苦痛でも、いつか軽減する、よくなると思うから耐えられると言います。

楽しみが先に見えているから苦しいことや辛いことがあってもやっていけるとよくいわれます。

その本に書いてあり、ドキッとした言葉

・他人をけなす人は怯えている

・他人をいつも疑っている人はいつも他人をだまそうとしている

・(自分は~だ)と何でも決め込んでいるしまう人はいつも不安な人

・常にストレスを感じている人は親との緊張関係のあった人

 

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