幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「がんばらない仕組み」下園壮太著 ”がんばるためにはそのエネルギーが必要”

2024-08-03 00:44:44 | 本の紹介

・頭で「頑張るのをやめよう」と考えるより先に、少しでも心身の不調を感じたら自動的に思考・行動が“がんばらないモード”に切り替わる仕組みをつくっておく。

・「がんばらない」ことは、“精神論”ではなく”技術“なのです。

・いまの自分に何か変化を起こそうと思うのであれば、まずは自分を「知る」ところからはじめなければいけません。

・問題は、頑張るだけの余力がないにもかかわらず「頑張りすぎてしまう」ことです。

・「つい頑張ってしまう」シチュエーション
 ①いい上司、いい仲間に恵まれているとき
 ②好きな仕事、得意な仕事に取り組んでいるとき
 ③きつめの締め切りがあるとき
 ④目標をあと少しでクリアできそうなとき
 ⑤自分に不安があるとき

・「力の抜きどころ」を見つけることも、人生を生き抜く上で大切なスキルです。

・「頑張るために、まず休む」

・感情の揺れ動きは、私たちのエネルギーを大きく消費しているのです。

・うつの“サイン”を理解しておく
 ①眠れない夜が続く
 ②体重が大きく変動する
 ③自信の低下、自責の念、強烈な不安
 ④頭痛、こり、胃痛、息苦しさなど

・心は“体”から崩れる

・自衛隊では、毎朝、複数人のグループで「自分観察」というトレーニングを行っています。
まず各自が、自分の体調を「こころ電池(メンタル)」「からだ電池(フィジカル)」の二つの視点から十点満点で評価します。
 次にグループみんなで、その自己評価に対するフィードバックを行います。

・「休むことを計画に組み入れてしまう」
“機械的に”自分を休ませる

・ぐうたらに過ごすのも、最高の休日

・睡眠こそ、最強の休息術である。

・「一週間でならせば、一日九時間くらい」
眠れなかった時間も含めての睡眠時間ととらえてください。

・仕事を「正しく頑張り続ける」ために
 ①「やらなくてすんだことリスト」をつくる
 ②「自分でやる仕事」と「人に任せる仕事」を仕分ける
 ③「結果」ではなく、プロセス」に点数をつける
 ④「反省」を仕組み化する
 ⑤「PDCAサイクル」よりも「OODAループ」を活用する

 ・Observer (観察)
 ・Orient (方向づけ)
 ・Decide (決断)
 ・Act  (実行)
 最大のメリットは、あらかじめ目標や方向性を決めていなくても・・・というより、決めて田舎らこそ、状況に応じて迅速に行動したり、臨機応変な対応を取れたりするところにあります。

・心理学者のアルフレッド・アドラー
「人間の悩みはすべて対人関係から生じる」
と述べた上で、「課題の分離」という概念について言及しています。
「課題の分離」とは、
「コントロールできない他人やその問題に手出しするのではんく、自分がコントロールできることに集中してはげみなさい」という考え方のこと。
「他人の課題」と「自分の課題」を区別し、別物としてとらえるのです。

・「気分が落ちてからでは遅い。元気なうちに、いろいろな”相談窓口“を確保しておく必要がある」
 ①気の合う人がいたら、常日ごろから互いに助け合ったり、相談し合ったりしながら県形成を深めておく
 ②カウンセラーの人とつながりを持っておく
 ③SNSで、コミュニティをつくっておく

・「あらかじめ、断るときの基準をつくっておく」
 たとえば
 ①「二次会には絶対いかない」
 ②「お金の貸し借りに関することはハッキリ断る」 
 ③「初対面の人からの頼みごとは受けない」 など

・「ABC法」というコミュニケーション術
 A 何についてお願いするのか、主題を明確に示します。
 B 相手の配慮に感謝するとともに、「でもごめん、自分が望んでいるものではない」ということを示します。
 C 代替案を提示します。
「まず主題(A)を示し、相手の対応に感謝した上で、こういう理由でこうしてほしい(B)と述べ、最後に具体的な解決策(C)を示す」

・「七つの視点」で怒りを根絶やしにする
 ①自分視点
 ②相手視点
 ③第三者視点
 ④宇宙視点
 ⑤時間視点
 ⑥感謝視点
 ⑦ユーモア視点

・有効な仕組みをつくっておく
 ①ストレス解消法を「育てておく」
 ②すべてのものを”定位置化“する
 ③あらかじめ「避難計画」を立てておく
 ④「ひとり時間」を確保する
 ⑤感情を“定期的に”吐き出す
 ⑥「休日の記録」を取ってみる (どれだけしっかり休むことができたか)




感想
 「がんばらない仕組み」を持つというのは新しい視点でした。
やはり、体調を崩すとメンタルまで萎えてしまいます。
ゲームに熱中⇒睡眠時間を削ってする⇒寝不足⇒仕事のミス増える&体調も悪くなる⇒メンタルに不調を来す
先ずは睡眠を確保することがとても大切ですね。

 何かやらないといけないことがある場合、まだ締切まで余裕がある時は、無理して頑張らないようにしています。やろうという気持ちが高まるのを待つようにしています。
 脳を休めるには睡眠だけではなく、何か楽しむことが必要なようです。
仕事などに気になることがあるとそのことを考え続けています。
そしてその気になることを自ら大きくしています。
大きくなり、さらに押しつぶされます。
そのことを考えないと思うこと自体が、そのことを考えています。
そのためには他のことに夢中になると、その間はそのことが頭から離れています。

 OODA(ウーダ)は知りませんでした。
本は知らないことを知りますね。

⇒価値のない仕事は減らしたいですね。

紅麹サプリと同等量使用、新たに4社8製品 2製品には「プベルル酸」 再調査で報告漏れ ”小林製薬自身の調査&報告の信頼性が乏しい”

2024-08-02 02:02:44 | 小林製薬紅麹
8/1(木) 21:06配信 産経新聞

小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」成分のサプリメントによる健康被害問題で、厚生労働省は1日、同社が紅麹原料を直接卸していた企業などについての再調査結果を公表し、サプリと1日当たり同等量以上の紅麹を摂取する製品が、新たに4社8製品あったと明らかにした。このうち2社2製品で、青カビ由来の物質プベルル酸が検出されたロットが納入され、使用された可能性がある。 
  2製品は、いずれも健康食品で、ウメケンが製造し、トータルヘルスコンサルティングが販売する「紅心清」と、芳香園製薬が製造・販売する「ノンコレッセンプレミアム」。過去3年間で医師から製品による健康被害の報告はなく、3月で市場に流通していない。 厚労省によると、紅麹の含有量の記入欄に空欄があったが、小林製薬が企業側に再確認していなかったことなどが報告漏れの理由という。 3~4月に同社は厚労省に対し、自主回収となったサプリ「紅麹コレステヘルプ」などと同じ原料を使用し、1日当たり100ミリグラム以上の紅麹を摂取する製品は「該当はない」と報告していた。 7月26日に5社の報告漏れがあったと公表していたが、今回で計9社になった。

感想
 問題起こしたことも問題ですが、問題が起きてから製品回収に着手するのが遅すぎて健康被害を拡大させた問題だけでなく、その後の調査も問題です。
 会社として機能していないです。
 不安です。
 小林製薬だけに任せないことでしょう。
それにしても厚労省は、何しているのでしょう?
大臣が不満を漏らすだけのような印象です。

『「非モテ」からはじめる男性学』西井 開著 ”眼差しを外に向ける”

2024-08-02 01:48:48 | 本の紹介
・ずっと、ずっと重くのしかかっている、なぜ自分には恋人がいないのか。恋愛をしたい。セックスをしたい。恋人が欲しい。何気ない会話を女性としてみたい。それができない自分は、どこかに欠陥があるんじゃないか。人間として十分な基準を満たしていないんじゃないか。街を歩くカップルの姿が、マッチングアプリの広告がはるか遠くにある。それどころか、ここにたどりつけないお前は劣っているのだと、突き付ける脅しにさえ見える。焦りだけが募っている。もう、恋人をつくることでしか、自分の価値は証明できないのではないかと思う。

・この本は「非モテ男性はなぜモテないのか」の原因を解明するものではないし、またこの本を読めばモテるようになるということもない。「モテにこだわっているから苦しんだ」などと啓蒙するわけでもないし、また読めば煩悩がなくなるということもおそらくない。ではなくて、一部の男性が「非モテ」という苦悩を抱くまでの過程や、苦悩の内実を描く内容になっている。

・非モテ研というクローズなグループで語り合いを行うと、一人のメンバーが語った苦悩や気づきに対して、「わかるなあ」という共感が他のメンバーから寄せらることある。
 その気づきは二つの効果をもたらす。
 ①「非モテ」男性たちの間に緩やかなつながりを生み出す点である。規範からずれているがゆえに、「自分がおかしい」とこれまで押し殺してきた個別の経験。それが仲間と共有されることによって、本人に「自分だけではない」という安心感がもたらされる。さらにその安心感が、自身の経験を整理し、順序立てることを可能にしていくのである。
 ②「非モテ」男性が抱く苦悩を、個人の問題としてだけでなく、社会の問題として論じることが可能になる点である。

・非モテ研のメンバーの多くが抱えているのが「自分は一人前の人間ではないのではないか」という感覚である。

・からかいは男性同士の間だけ起こっているわけではないが、男性内の序列関係を背景として仕掛けられていると言えるだろう。

・その結果、「非モテ」男性は自分のアイデンティティを自分で決める権利を奪われているのである。


・実際にはその集団から離れるという術も残されているのだが、そこにしか自分が存在証明されれる世界がないと思い込んでいる。/思い込まされているために、必死に中心メンバーとの関係性に縋りつき、男性同士のからかいや会話形式や「男らしさ」をめぐる競争の文化を無自覚に維持していく。こうして抜けることのできない自己否定の沼にはまっていく・・・。

・田中俊之『男がつらいよ-絶望の時代の希望の男性学』は「男性の生きづらさ」への対処として、まずは落ち着いて理想の男性像と自分を比較するのをやめるべきだと男性たちに提案する。

・サークル活動、受験勉強、ボランティア。時に新たに打ち込むものを見つけることで、「非モテ」男性の苦悩が和らぐことがある。

・「非モテ」男性が生きてきた世界は非常に狭いと言わざるを得ない。そこは権威を持つ男性が他の男性をからかい、誰しもがいつ排除されるか不安を抱え、また排除されないよう「達成」を目指し続ける世界である。所属する男性たちはお互いにまなざしを向け合いながら、「標準的な男性像」から逸脱した部分を粗さがしするようなコミュニティの力学によって強いられている。それでも男性たちはその世界に所属し続ける。なぜなら、からかい合いの波の中にしか男性同士をつなぐ親密性は生じないと思っているからである。男性たちには「その世界しかない」のである。

・ボランティアを始めたり、学校の外に目を向けたりすることで偶然たどり着いた新しいコミュニティで、これまでとは違う他者との関わり方に遭遇する。カタリヤ活動が否定されずに受け入れられ、そのカタリヤ活動そのものによってつながること。この関係性がもとになったコミュニティの中で、「非モテ」男性の苦悩は徐々に和らいでいく。


・みなさん、なんで非モテ研に来てるのかってあります?
 ・やっぱり面白いってのはありますね。自分と同じところが見えて、それを笑い会えるのがいいですね。
 ・笑い合えるのいいですよね。失敗が再解釈されて、消化されていくような気がする。・・・僕ら苦しんでたことがあって、これを楽しむ術をみつけたんじゃないですか。

・非モテ研は、いわばできるだけ「非モテ」をこじらせないためのグループと言えるだろう。

感想
 非モテ男性は、男性どうしで集まるのかとの疑問があります。
コミュニケーション苦手だと、女性だけでなく男性とのコミュニケーションも苦手な場合があります。
 また、独りが好きな場合もあります。
 この本のように、集まって話をすることもよいのでしょう。
何よりも良いのは、眼差しを外に向けて活動することが良いようです。

 非モテは女性にとってメリットの弱い男性と言えるかもしれません。
お金があれば、そしてそれを女性のために使っていると非モテではなく、モテになると思います。
 あるいは、何か秀でた才能を持っているのも大きなモテになるかと思います。

 女性を楽しい気持ちに出来るかどうかも大きいでしょうね。

「ことばのともしび」末盛千枝子著 ”この困難にもきっと何か意味があるとプラス思考で生きていく、それを実践されている著者”

2024-08-01 15:44:15 | 本の紹介
・マザー・テレサの言葉
「あなたがもしベストを尽くしたのなら、どのような結果になっても、がっかりしてはいけません」

・祈りながら待つということは、もうすべてを天にお任せして、自分では求めていた事さえほとんど忘れてしまっている、そんなことだと思います。天に任せて、自分がいま果たさなければならないことだけに集中して日々を過ごす時、ふっと気がつくと、その求めていたことが本当に不思議な形で満たされているのを発見するkとおがあります。それを、そのような形で満たされたのだと気がつくためにも、心を澄ましていたいのです。
「求めよ、さらば与えられん」とはこのことだったのだと思っています。

・子どもたちが小さいときに夫に死なれたこと、長男が難病を持って生まれてきたこと、その上、やった見つけた彼にもできるスポーツで怪我をし、脊椎損傷になってしまったこと。そんなときにも、本当に苦しいとは思っていましたが、不幸だとは思いませんでした。たとえ悲しいことが待っていたとしても、たくさんの幸せもあったと思うからでしょうか。
 私がこのような人生を生きるように選んだわけではありません。ただ逃げなかった。涙を流しながらも、この人生を受け容れることができますようにと、願ってきたのです。人間はどのような環境に生まれるかを選べないのですから、うまれたときから、自分の条件を受け入れて生きるしかないのです。

・絵本『すばらしい季節』タシャ・チェ―ダー作

・『幸福に驚く力』清水眞砂子著
 清水さんがとても大切にしているのは、大きな恩恵の前で自分の小ささを知るということのようです。

・『聖人地獄へ行く』ジルベール・セブロン著
アベ・ピエールとその仲間をモデルとして書いたのだと思います。アベ・ピエールというこの方は労働司祭で、終生、路上生活者などのような虐げられた人々の味方として生きた人でした。

・八木重吉(キリスト教信仰に根差した数々の美しい詩を書いた詩人)
30歳になるかならないかで妻と二人の子どもを残して亡くなりました。彼の死後、子どもたちも相次いで亡くなり、妻の登美子は一人になってしまいました。それから彼女は、いろいろなところで住み込みの事務員や裁縫などをしながら生活していました。彼女は、どこへ行くにも、亡き夫の原稿の詰まったバスケットを大事に持ち歩いていたそうです。

・『幸福の王子』オスカー・ワイルド著

・渡邊二郎
「自分に与えられた運命を受け入れることが人間にとっての幸せである」
私は驚きと感動のあまり、車を止めてメモをとりました。
 おおおよそ人間は誰でも、大なり小なりさまざまな困難に出会い、生きていくのだと思います。それがやはり自分に与えられた運命です。そのようなものをすべて受け入れて生きていくこと、それこそが自分の人生だと思えるとき、人間は幸せなのではないでしょうか。

・『子ども本は世界の架け橋』イェラ・レップマン著

・私は子ども本の仕事をしています。それは、たぶんプラス思考が好きだからで。子どもに与える本は、子どもたちが人生というものを、どんなことがあっても「生きるに値するものだ」と思ってくれるようなものでなくてはなりません。
 ですから、、子どもに本を読んでやりながら、慰められたり励まされたりするのは実は大人の方だというのは、よくあることです。
 どんなに辛いことに出会っても生きていこうとすることができるのは、その人の中にプラス思考があるからです。そしておそらく、それこそが信仰というものではないでしょうか。
 子どもだろうが大人だろうが、誰もがさまざまな局面で出会う困難には必ず意味があると信じることができるならば、それは将来きっと何かすばらしいものが芽を出すための種になるでしょう。

・『100歳の美しい脳 アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち』

感想
 末盛さんはステキな本をたくさんご存知です。
それが、末盛さんのプラス思考を助けているように思いました。
 
「人生から逃げない」
自殺はまさに逃げなのかもしれません。
辛い、苦しい、時には痛みもあり、その状態から逃げたくなります。
でも、逃げずに目の前の一つひとつをやっていると、辛い、苦しい、痛いが大きいほど、大きな花、意味のあるもの、大きな幸せを生み出すのかもしれません。

 うつ病などメンタルを病んでいるとき「読書セラピー」が効果あるとも言われています。
何かその時の状況に適した本を読むことが救いの手になるかもしれません。