
正月、ほろ酔い状態でヤフオクを眺めていたら以前より欲しかった黒いニコンFのアイレベルが手頃な値段で出ていた…で、気が付いたら落札していた訳で(苦笑)
そんな訳で↑がその黒いF アイレベル。シリアルナンバーは691万台なんで製造年月は1968年5〜8月となります。
今回は出品者が大阪市内の人で郵送だけでなく手渡しも歓迎とあったんで送料節約のため手渡しでお願いする事に。
ちなみに気になる代金は即決のみで26700円だったんだが1000円引きのクーポンを使ったんで25700円也。
いや〜、前回落としたクロームのF アイレベルは富士山マーク付きの初期型で1万円だったんだが、ブラックのアイレベルだと汚い中期型でも2.6万円もするんだよなあ…まあ、噂じゃブラックの相場はクロームの2倍やら3倍らしいんで仕方が無いですな。

で、今回のFは各部問題なしとの事なんでフィルムを入れて試し撮りでもしようとなり難波のビックカメラにてフジのSUPERIA Venus 800の27枚撮りを購入し、歩いている途中で見つけた公園にて装填する事に。
そんな訳で↑は裏蓋を外したの図…しかし、汚い裏蓋ですなあ。
そうそう、フィルムを買うなんて多分10年ぶりなんだが今は24枚じゃなく27枚枚撮りなんだねえ、知らんかったよ。
あと、ホントはISO400の27枚撮りが欲しかったんだが置いてなかったんでISO800にしたんだよなあ…いや〜、ビックみたいな大型専門店でモノクロは勿論の事ネガやリバーサルまで数種類しか置いてない状況には驚いたなあ。

で、↑は装填中の図…ええ、裏蓋が蝶番式になるのはF2からなんですよ(苦笑)
う〜む、こう見ると結構当たりがあるねえ。

そして↑は南海2230系の車内で撮ったモノ…このアイレベルは露出計の無い完全マニュアル機なんで機材庫から引っ張り出して来たセコニックL-328で測光しましたよ。

しかしココで問題発生!
今回は少し歩いたら汐見橋駅があったんで試し撮りは南海にしたんだが、撮影も乗って来て24枚目辺りを撮って巻き上げようとしたらレバーがガキッ!と止まった。
「ちっ、もう終わりかよ!」と巻き戻しクランクを回してたらブチッと言う感触の後、クランクが急に軽くなった…嗚呼、フィルム切っちまった!
そう、銀塩機はフィルムを巻き戻す場合、巻き戻しボタンを押してからクランクを回すもんなんだがスッカリ忘れておりましたよ、反省。
ちなみに裏蓋がパカッと外れるFの場合、底に巻き戻しボタンは無く↑のARリングをRに回してからクランクを回します。
帰宅後、ここ数年見た事の無いダークバックを30分ほどかけて探し出し、Fの中にある切れたフィルムを長巻き用の空パトローネに巻き直す羽目に。

そして今回のアイレベルファインダーも↑の様にキズや凹みもある訳で…まあ、この凹みやキズのお陰でギリギリとは言え600万台の黒をお安く買えたんだから良しとしましょう。

最後は我が家の防湿庫に並ぶ3台のFとニコン史上最小一眼なEM…うむ、こうなると黒いフォトミックも欲しいトコですな(笑)
ちなみにレンズの方だが左上の黒アイレベルがオートニッコール S 50mm f1.4で右上の白アイレベルがオートニッコール H 50mm F2、左下のEMがAi 50mm F1.8sで右下のフォトミックFTnがオートニッコール S.C. 50mm f1.4となっております。
いや〜、50mmはAFを入れたら8本所有なんで(苦笑)
にほんブログ村