OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

手紙を書く

2005年09月28日 | Weblog
先日Uさんからお見舞いの葉書をいただいた。
珍しく母自身が返事を書きたいというので便せんを持参したが、2~3度は「今日はそんな気分ではない」とことわられた。
こちらも意地になって、行くたびに「返事を書こうよ!」と促していたのだが、やっと今日、その気になったよう。

「ねえ、シミルってどんな漢字だった?」
「え~っ、ひらがなで、し・み・るって書いておけば!漢字なんて気にしなくていいから。」
などなど、会話をしながら、30分かけて、便せん三枚。

「文章変じゃないかしら」と気にしていたけれど、「平気、平気、そんなこと誰も気にしない!」
後で読んでみたけれど、文章も手紙の構成もなかなかりっぱなものだ。

書いている間は、表情も和らぎ、楽しそうで、昔の母のよう。
(さっきまでベッドでころがりながら、「どうしても帰りたい!」を繰り返していた人とは思えない。)
これからも、リハビリのために少しずつ何か書かせる工夫をしようかしらと考える。






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