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★石川遼と記念撮影できる!?★東京・丸の内の“ベンチアート”イベントとは

2012年09月16日 | ★イベント★
プロゴルファーの石川遼選手やチャップリンと記念撮影できちゃう!? そんなユニークなイベントが、9月6日~10月14日(日)に東京・丸の内で開催されている。

丸の内に歴史上の偉人たちが出現しているのは、「ベンチアートin丸の内」というイベント。丸の内商店会がパートナーシップを締結する、ロンドンの「ボンドストリート」にあるベンチオブジェからヒントを得て実現したもので、丸の内仲通りを中心に有楽町と大手町を結ぶ約1.2kmにわたって、ブロンズ像が設置されている。

製作にあたり、本人に近付けるべく身長やポーズ、しぐさなどをも再現。プロゴルファーの石川遼は、ポケットにゴルフボールを入れるなど創意工夫し、1体の原型製作につき約2週間を費やしたのだとか。こだわりを持って製作されたブロンズ像は、そのリアルさから迫力満点だ。この機会に、丸の内で憧れの人と記念撮影しちゃおう!

丸の内仲通りを歩いていたら、あそこのベンチに坂本竜馬が座っていた! そんなサプライズが楽しめる「ベンチアートin丸の内」は、2012年9月6日に丸ビルが10周年を迎えることを記念するイベントだ。






























有楽町と大手町をつなぐ丸の内仲通り1.2kmを中心に、20体の等身大の彫像がベンチに座る。その意外性に驚きつつ、街への親しみと丸の内10年の歴史を感じてもらおうというもの。丸の内仲通りは、ロンドン有数の高級ショッピングストリート「ボンドストリート」とパートナーシップ協定を結んでいるが、ボンドストリートにあるベンチオブジェからヒントを得て企画された。

このイベントのために特別に作成された20体の彫像は、まず粘土で原型を作成し、石膏で型を取り、樹脂を流し込んで成形し、ブロンズ色(一部は手彩色)に塗られている。細部に至るまでこだわった造作で、人物の特徴を的確に表しているところも見どころだ。

人物の選考にあたっては、西洋美術史からサブカルチャーまで造詣が深く、テレビ番組「出没! アド街ック天国」の出演者としても知られる山田五郎氏がキュレーターを務める。丸の内の基礎を築いた徳川家康、三菱創業者の岩崎弥太郎とも親交があった坂本竜馬などの歴史上の人物から、プロゴルファーの石川遼、大リーガーの松井秀喜、オリンピックメダリストの卓球選手の福原愛など現在活躍中のアスリートや、所ジョージをはじめとする人気タレントや仮面ライダーやリカちゃんなどのキャラクターまで、バラエティ豊かな面々が選び出されている。
また、「丸の内オアゾ」エントランスには、レンガ造りの東京駅駅舎を設計した明治・大正期の建築家・辰野金吾が、「三菱一号館広場」には、文明開化の明治日本に近代建築を導入し、三菱一号館も手掛けたジョサイア・コンドルが座るベンチが設置される。

当時の最先端技術と自らの理想を投入して造り上げた建築物が、この街で愛され続けていることを建築家がどんな思いで見つめているのか、彼らの隣に座って想像を巡らしてみるのも楽しいだろう。

このベンチアートの期間は「丸の内仲通りガーデニングショー(2012年9月29日(土)~10月14日(日))」の時期と一部重なり、美しい花とみどりで彩られるガーデニング作品とベンチアートが隣接して展示されるスペースもある。10月1日にはJR東京駅丸の内駅舎の外観復元工事が完成。また、10月14日には国際フォーラムで、日本で48年ぶりとなるIMF(国際通貨基金)総会が開かれ、外国の関係者も多く来街することから、大手町・丸の内・有楽町地区は華やかな雰囲気に包まれるだろう。

各人物のプロフィールが掲載されているガイドマップを手に、お気に入りの彫像を探しに出かけてみてほしい。握手するもよし、肩を組んでみるもよし。清々しい空気の中、偉人たちと一緒にランチを食べてみるもよし。プロレスのジャイアント馬場をかたどった像では、そのボリューム感に圧倒されるかもしれない。

2012年10月1日からは、夕暮れの丸の内仲通りの街路樹に美しいシャンパンゴールドの光が揺れるイルミネーションもはじまる。夜のあかりに照らし出される彫像の陰影も、また一興。彫像たちが醸し出す雰囲気を味わい、触れ合いながらの街歩き。この秋は、丸の内でアート体験をしてみよう。

アルベルト・アインシュタイン/Albert Einstein
西郷隆盛/Takamori Saigo
宝塚歌劇/Takarazuka Revue
リカちゃん/Licca-chan(doll)
仮面ライダー1号/Masked Rider 1
所ジョージ/George Tokoro
チャールズ・チャップリン/Charles Chaplin
徳川家康/Ieyasu Tokugawa
ジョサイア・コンドル/Josiah Conder
石川 遼/Ryo Ishikawa
ジャイアント馬場/Baba Giant
美空ひばり/Hibari Misora
福原 愛/Ai Hukuhara
白鵬/Hakuho
坂本龍馬/Ryoma Sakamoto
鈴木福/Huku Suzuki
小栗旬/Shun Oguri
辰野金吾/Kingo Tatsuno
松井秀喜/Hideki Matsui
芦田愛菜/Mana Ashida
主催 =ベンチアート in 丸の内実行委員会(東京都/千代田区/一般社団法人千代田区観光協会/一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会/NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会)協力 =三菱地所株式会社

★秦始皇帝陵及び兵馬俑坑★見学ツアーが催行中止

2012年09月16日 | ★旅行★外国
中国「旅博」出展取りやめ 強まる日本旅行自粛

 中国国家観光局は13日、東京都内で20日から開催予定のアジア最大級の観光イベント「JATA国際観光フォーラム・旅博」への出展を取りやめることを明らかにした。同局東京駐在事務所を通じて、主催の日本旅行業協会(JATA)に出展中止を伝えた。理由は明らかにしていないが、日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化を受けて中国で高まる反日感情を踏まえた判断とみられる。

 旅博をめぐっては、平成22年にも尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で逮捕された中国人船長の勾留延長を受けて、中国側が出展を中止した経緯がある。今年は、世界150カ国以上の政府観光機関や旅行業者が参加。中国は約80平方メートルのブースを確保し、日中国交正常化40周年の節目にあわせて、日本人観光客の誘致をはかる方針だった。

 中国では、尖閣諸島の国有化に抗議する反日デモが13日も北京の日本大使館や上海の日本総領事館の前などで発生。11日以降でデモは3日連続となった。

 中国国際旅行社など旅行会社大手は13日までに、日本行き観光ツアーの実施や販売、広告を相次ぎ中止。顧客には、旅行申し込みのキャンセルと返金に応じると発表しており、日中の旅行を事実上、自粛させる動きを強めている。(那須慎一、上海=河崎真澄)産経新聞 9月14日(金)

<尖閣問題>20都市以上で反日デモ、北京では暴徒化したデモ隊が警察と衝突―中国

15日、中国国内の20都市以上で大規模な反日デモが発生。北京の日本大使館周辺には数千人が集まり、暴徒化したデモ隊が警官隊と激しく衝突した。写真は14日、日本大使館の車を遮るデモ参加者。

2012年9月15日、日本政府による尖閣諸島の国有化に抗議する大規模な反日デモが中国各地で発生した。台湾の今日新聞網が伝えた。

反日デモは北京、上海、広州、西安、珠海など少なくとも20都市以上で発生した。北京の日本大使館周辺には早朝から数千人が集結し、抗議行動を展開。大使館前の道路はデモ隊に完全に占拠された。一部参加者は「日本国旗を降ろせ」と叫びながら、大使館の敷地内に生卵や石、ペットボトルなどを投げ込み、制止する警察隊と激しく衝突。現場は大混乱となった。

日本大使館に投げ込まれたのは生卵や石、ペットボトルのほかに、ビール瓶やトマトなどさまざま。警察隊は大使館内に突入しようとするデモ隊を押し返し、バリケードを築いたが、暴徒化したデモ隊は警官らを旗ざおで激しく殴り、路上のトラフィックコーンを次々と投げつけた。

日本大使館はこうした反日デモを早くから警戒しており、中国当局に警備強化を求めていた。このため多くの警察隊や私服警官が大使館内にも待機していた。デモ隊は「日本が釣魚島(尖閣諸島)を返さなければ、今後も抗議活動を続ける」と話している。Record China 9月15日(土)

























写真は江戸東京博物館(墨田区)に於ける兵馬俑展で。
秦始皇帝陵及び兵馬俑(しんしこうていりょう および へいばよう)は中国陝西省西安北東30キロメートルの驪山北側(臨潼区)にある秦始皇帝の陵(墓)とその周辺にある兵馬俑坑のユネスコの世界遺産(文化遺産)としての総称である。

兵馬俑を見たくて10月の旅行として予約を済ませていました。ところが尖閣問題で日中間がギクシャクしこの旅行が中止となり、止む無く代替地として他国を(写真10~11)選びました。

★群馬サファリパーク★其の11

2012年09月15日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・猛獣ゾーン 

トラゾーン

ベンガルトラ
大型のネコ科動物で、大人のオスは体長が約3m、体重は約250kg、メスでも体長が約2m50cm、体重は約150kgに達します。

普段は単独で暮らす夜行性の動物で、非常に攻撃的な性格を持っています。丈の高い草原や草の茂った湿地帯、または乾いて開けた森や一年中葉を落とさない木の生えた湿った林などで生活し、水辺近くの草むらを好みます。体のシマ模様は森林や草の茂み中でのカモフラージュに都合が良く、地面をはって獲物に近づき一気に飛びつき首スジをかんで窒息死させます。主な獲物はサンバーなどシカの仲間です。水が大好きで泳ぎが上手です。

群馬サファリパークにて1997年8月に起こった事故。

祖母が泣いてむずがる孫を両親の車に返そうとトラのブースで車を降りてしまいトラに襲われ、それを助けようとした祖父も襲われて二人死亡するという事故がありました。











ライオンゾーン

ライオン
ライオンは、哺乳綱ネコ目(食肉目)ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。

大型のネコ科動物で、アフリカの草原ではネコの仲間ではめずらしく群れを作って暮らしています。群れは普通1~3頭の大人のオスと15頭ぐらいまでの大人のメスそれと子供で構成され、『プライド』と呼ばれています。大人のオスは体長が約3m、体重は約240kg、メスは体長が約2m60cm、体重は約170kgになります。

狩りをするのは主にメスで、時にはグループを作り、素晴らしいチームプレーで獲物をしとめることがありますが、狩りの成功率は4回に1度くらいです。獲物は主にシマウマやヌーです。食事の順番はオスが一番、次にメス、最後に子供です。オスは外来の侵入者には非常に攻撃的で、時には死に至る大きなけがをおうこともあります。

アジアの一部にも生息しますが数が少なく、森林に住むため、アフリカのライオンとは生活様式がかなり異なります。











ライオンは、哺乳綱ネコ目(食肉目)ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。

オスであれば体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。現在の主な生息地はサブサハラであるが、インドのジル国立公園のインドライオンは絶滅危惧である。北アフリカや西南アジアでは有史時代に姿を消している。よく見られたのはまずアフリカで、それから西ヨーロッパからインドにかけてのユーラシア、そしてユーコンからペルーまでのアメリカだった。

飼育個体は20年以上生きることもあるが、野生のライオンの寿命はより短く、特にオスが10年以上生きることは稀である。縄張りをめぐって他のオスと常に争うために傷を負い、それが寿命を大きく縮める原因となる。典型的な棲息地としてサバンナと草原地帯が挙げられるが、茂みや森などに棲む場合もある。

ライオンは他のネコ科の動物にはあまり見られない社会性をもっている。メスと子ライオン、そして少数の成熟したオスがプライド群れ)を形成する。メスの集団が連係するのが狩りの特徴であり、おもに大型の有蹄動物を襲う。ライオンは捕食者の頂点でありまた象徴的な存在であるが、機会さえあれば屍肉も漁る。ライオンが人を襲うことはほとんどないが、その犠牲者がいることは知られている。

ライオンは危急種である。アフリカではこの20年間で30-50パーセントまで頭数が減っており、おそらくこの数字は回復しないだろうとされている。保護区や国立公園に指定された地以外では棲息が難しくなっている。しかし、その数が減っている原因がはっきりしたわけではなく、棲息地の減少や人間との衝突が最大の原因だということに現在はなっている。

ライオンはローマ時代から見世物としても知られ、その後2000年近くにわたって世界中の動物園で観賞されたという点で稀有な生物である。また世界規模でアジア種を救う養育プログラムが組まれ、動物園同士で協力しあっている。

オスのライオンの外見は非常に特徴的であり、その鬣からすぐそれと認識できる。ライオンは後期旧石器時代から描かれており、古くはラスコー洞窟やショーヴェ洞窟の洞窟画などがある。彫刻や絵画、国旗をはじめ、現代の映画や文学などでも広く扱われている。

★群馬サファリパーク★其の10

2012年09月14日 | ★東京スカイツリー★
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

シンリンオオカミ

ウォーキングサファリゾーンに隣接する林の中に、絶滅が危惧されるオオカミの繁殖と展示を目的とした「オオカミの森・オオカミ繁殖センター」があります。
敷地面積が約2,400㎡の林の中に獣舎と放飼場があり、放飼場に隣接した観察デッキからシンリンオオカミを観察することができます。
オオカミたちを繁殖させ、将来名実ともに日本で最大規模の施設を目指しています。















日本のオオカミ

ニホンオオカミ
日本固有のオオカミのうち、本州・四国・九州に分布していたものは、ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax または Canis hodophilax)と呼ばれる。大きさは中型の日本犬ぐらいで、毛色は白茶けており、夏と冬では毛色が変わったとされる。

ニホンオオカミは1905年に奈良県東吉野村鷲家口(わしかぐち)にて捕獲された若いオスの個体を最後に目撃例がなく、絶滅したと見られる。(1910年(明治43年)8月に福井城址にあった農業試験場(松平農試場)で捕獲されたイヌ科動物がニホンオオカミであった」との論文が発表された。だが、この個体は標本が現存していない(福井空襲により焼失。写真現存。)ため、最後の例と認定するには学術的には不確実である。)

ニホンオオカミの標本は、頭骨はある程度残っているが、剥製や全身骨格の標本が極めて少なく、日本国内では数点しか知られていない。日本国外では、鷲家口で捕獲された個体の仮剥製と頭骨が、大英博物館に保管されている。また、シーボルトが長崎の出島で飼育していたニホンオオカミの剥製1体が、オランダ国立自然史博物館に保存されている。

一方、北海道および樺太・千島に生息した大型の亜種は、エゾオオカミ (Canis lupus hattai) と呼ばれている。大きさはシェパードほどで、褐色の毛色だったとされている。アイヌの人々とは共存していたが、明治以降、入植者により毛皮や肉目的で獲物のエゾシカが取りつくされ、入植者のつれてきた牛馬などの家畜を襲って害獣とされ、懸賞金まで懸けられた徹底的な駆除により数が激減し、ジステンパーなどの飼い犬の病気の影響や1879年の大雪によるエゾシカ大量死が重なった結果、1900年ごろに絶滅したと見られる。

日本では関東・中部地方において秩父の三峯神社や奥多摩の武蔵御嶽神社でオオカミを眷属として祀っており、山間部を中心とした狼信仰が存在する。オオカミを「大神」と当て字で表記していた地域も多く、アイヌではエゾオオカミを「大きな口の神(ホロケウカムイ)」「狩りをする神(オンルプシカムイ)」「ウォーと吠える神(ウォーセカムイ)」などと呼んでいた。

眷属としてのオオカミのご利益は山間部においては五穀豊穣や獣害避け、都市部においては火難・盗賊避けなどで、19世紀以降には憑き物落としの霊験も出現する。眷属信仰は江戸時代中期に成立するが、幕末には1858年(安政5年)にコレラが大流行し、コレラは外国人により持ち込まれた悪病であると考えられ、憑き物落としの霊験を求め眷属信仰は興隆した。そのため憑き物落としの呪具として用いられる狼遺骸の需要が高まり、また同時期に流行した狂犬病やジステンパーの拡大によって狼の獣害も発生し、こうしたオオカミの捕殺・駆除の要因が複合的に関係して、ニホンオオカミは絶滅に至ったものと考えられている。

酪農をする西洋では家畜を襲う「害獣=悪者」として童話や物語に書かれることがしばしばある。明治以降、日本に西洋文化と共に入ってきた文芸作品などに多く書かれていた「オオカミ=悪」のイメージが浸透し、定着してしまったことで先入観が刷り込まれ、オオカミ駆除の動きに拍車をかけた要因の一つと見る考えもある。

オオカミ(狼/wulf/ ウルフ)は、ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳動物。広義には近縁種も含めることがあるが、通常はタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ、Canis lupus)一種を指す。多数の亜種が認められている。同属の近縁種としてアメリカアカオオカミ、コヨーテ、アビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)などがいる。

イヌとの関係

従来はオオカミの近縁種とされていたイヌ(イエイヌ)は、近年ではオオカミの一亜種 Canis lupus familiaris とする見方が主流になりつつある(→イヌの起源)。ただし、日常語としての「オオカミ」には通常、イヌは含まれない。イヌはオオカミが飼い馴らされて家畜化したものと考えられている。

アメリカアカオオカミ、コヨーテ、アピシニアジャッカルとは相互に交配可能で、野生下でも雑種個体が生じ、繁殖力も有しているため生物学的種の定義に照らせば亜種であり、別種ではない。種と亜種の区分は慣習的不合理性が残存していることの一例である。亜種によっては絶滅が危惧される。日本で古来「狼」と呼ばれてきた動物は絶滅したとされるニホンオオカミであり、タイリクオオカミの一亜種と見なされる。

形態

大きさは亜種、地域によって異なる。体胴長100 - 160cm、肩までの体高60 - 90cm、体重は25 - 50kg。大きい個体では50kgを超えるものもいる。一般に雌は雄の体重より10 - 20パーセント程度小さい。現生のイヌ科のなかで最大。高緯度ほど大きくなる傾向がある(ベルクマンの法則)。記録上最も大きい個体は1939年アラスカで捕獲された体重79.3kgの雄。体色は灰褐色が多く、個体により白から黒まである。子供の時期は体色が濃い。北極圏に住む亜種はより白い。体毛は二層に分かれ保温や防水に優れ、夏毛と冬毛がある。

歯式は3/3·1/1·4/4·2/3 = 42で、上顎には6本の門歯、2本の犬歯、8本の小臼歯、および4本の大臼歯があり、下顎には6本の門歯、2本の犬歯、8本の小臼歯、および6本の大臼歯をもつ。頭から鼻にかけての頭骨のラインはイヌより滑らかである。また、尾の付け根上部にスミレ腺を持つ。

生態

オオカミは雌雄のペアを中心とした2 - 15頭ほどの社会的な群れ(パック)を形成する。それぞれの群れは縄張りをもち、その広さは食物量に影響され100 - 1,000平方キロ・メートルに及ぶ。縄張り外から来た他のオオカミはたいてい追い払われる。稀に、仲間とうまくコミュニケーションがとれなかったり、頭争いに敗れた事で、群れから孤立して単独で活動しているオオカミもおり、これが「一匹狼」の語源にもなっている。

群れと順位

群れは雌雄別の順位制を伴い、通常は繁殖ペアが最上位であるが、順位はときに交代する。最上位から順にアルファ、ベータと呼び、最下位の個体をオメガと呼ぶ。順位は常に儀式的に確認しあい維持される。群れはたいてい繁殖ペアの子孫や兄弟で血縁関係にあることが多い。他の群れを出た個体が混ざることもある。

狩り
オオカミは肉食で、シカ、ヘラジカ、イノシシ、野生ヤギなどの有蹄類を狩る。また、齧歯類などの小動物も食べる。餌が少ないと人間の生活圏で家畜や残飯を食べたりする。シカなど大きな獲物を狩るときは群れで行動し、長時間の追跡を行う。獲物の群れの弱い個体(病気、高齢、幼体)を捕まえることが多い。
最高速度の時速70キロ・メートル[要出典]なら20分間、時速30キロ・メートル前後まで速度を落とせば一晩中獲物を追い回すことができる。
捕らえた獲物を先に食べるのは上位の個体である。
狩りの成功率は10パーセント以下で、何日間も食べられないことが多いため一度に大量の肉を食べることが可能である。

繁殖
繁殖は一夫一妻型で群れの最上位のペアのみが行うが、例外的に他の個体が繁殖することもある。交尾期は年1回で冬季に行われる。妊娠期間は60 - 63日、平均4 - 6頭の子を産む。雌は巣穴を作りそこで子育てを行う。父親や群れの仲間も子育てを手伝う。
子は目が開くのは12 - 14日、20 - 24日で動きまわれるようになり、群れを認識する社会性が育つのは20 - 77日の間でこの間に離乳する。固形食は大人が吐き戻して与える。8週ほどで巣穴を離れるようになる。
子は1年も経てば成体と同じ大きさになるが、性的に成熟するには2年ほどかかる。成熟したオオカミは群れに残るか、群れを出て配偶者を見つけ(この過程で1匹になることを一匹狼という)、新たな群れを形成する。

コミュニケーション

オオカミはボディランゲージ、表情、吠え声などで群れの内外とコミュニケーションを取る。表情やしぐさは群れの順位を確認する際に良く使われる。遠吠えは、群れの仲間との連絡、狩りの前触れ、縄張りの主張などの目的で行われ、それぞれほえ方が異なるといわれる。合唱のように共同で遠吠えすることもある。

寿命

飼育下での平均寿命は15年ほどである。動物園で20年生きた記録がある。
野生では、他の動物と同様に幼齢時の死亡率が高いが、成熟個体は5 - 10年ほど生き、稀に10年以上生きる個体も見つかる。

絶滅地域への再導入

オオカミは家畜を襲う害獣として駆逐され、絶滅してしまった地域がある(しかし実際は人が狼の住処や獲物である草食動物を狩ってしまい、やむを得ずオオカミは人間に駆除される危険を冒してまで獲物を求めた結果、このような事態になってしまった)。そのような地域では、天敵を失った大型の草食動物が異常に増加し、地域の植物を食べてしまう。その結果、森林が消滅し、草食動物の大量死が発生して、個体数が激減するなどオオカミの絶滅の前後で生態系に変化が生じている。撹乱された生態系を以前のものに戻す試みとして、アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園では、絶滅したオオカミを再び導入し、成功を収めた。日本においても同様の試みを提唱する人々もいる。しかし行動範囲の広い(北米などの)肉食獣を国土の狭い日本の山河に放つことはリスクが大きすぎるという意見もある。 
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★群馬サファリパーク其の9

2012年09月13日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ヒトコブラクダ

ヒトコブラクダ(写真1~4)
砂漠地帯に生息するため、砂にめり込まないように平らで大きな足や、砂ボコリを防ぐための長いマツ毛、長い耳の毛が発達していて、鼻の穴も自由に閉じることができます。体高は約2m、体重は約600kgほどになります。

群れを作って生活し、主に草を食べます。砂漠という厳しい環境では、常に草や水が存在するわけではないため、エネルギーを背中のコブの部分に良質の脂肪として蓄えています。そしてゆっくりしたペースならば約100kgの荷物を背負い、一日約30km運ぶことができるといわれています。胸や脚の付け根の皮ふはかたく、角質のすわりだこになっています。136リットルもの水を一度に、短時間で飲むことができ、労働させなければ10ヶ月間、水を飲まなくても持ちこたえられます。









ファロージカ(写真5~8)
夏毛は赤い褐色で体には白い斑点があります。冬は灰褐色の毛になり斑点は消えます。体高は約90cm、体重は大人のオスで約100kg、大人のメスで約50kgです。開けた森林や低い木の生える地域で生活しています。角はオスのみにあり、70cmを越える大きな角になります。角の先は扁平で手のひら状になるのが特徴です。

毎年春になると角は落ち、夏から秋にかけて新しい角がはえてきます。角は1歳ではえ始め2歳で2枝、5~6歳で立派な角になります。8~9歳までは先端の突起は増えますが、その後は角もおとろえていきます。ファロージカの寿命は15年ほどです。









ニホンジカ(写真9)
日本に多く分布し、体の色は夏と冬で異なります。夏は赤褐色で白い斑点があり、冬は灰色が強くなり白い斑点は消えます。大人になると体高は約1m、体重は約50kgになります。角はオスのみにあり、4歳以上のオスは普通4つの枝のある角をもっています。お尻の部分は白い毛が生えており、逃げるときにはその白い部分を広げ、仲間に合図を送ります。

秋から冬にかけては発情期で、オスの首の周りの毛はたてがみ状に伸び、堂々とした体形になります。そしてなわばりを作りメスを囲い込みます。それ以外の季節はメスは若いシカや子ジカと、オスはオス同士の群れを作り生活しています。


★群馬サァファリパーク★其の8

2012年09月12日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ミーアキャットとロバ

ミーアキャットは、動物界脊索動物門哺乳綱ネコ目(食肉目)マングース科スリカータ属に分類される食肉類。本種のみでスリカータ属を形成する。別名スリカータ。

形態

体長25-31センチメートル。尾長17-25センチメートル。体重0.6-1キログラム。背面は長く柔らかい体毛、腹面はまばらに短い体毛で被われる[2]。背面の毛衣は黄褐色や灰褐色や灰白色で、10本の暗褐色の横縞が入る。顔や喉の毛衣は灰白色。眼の周囲や耳介、鼻の毛衣は黒い。尾の毛衣は黄褐色で、先端が黒い。

歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、小臼歯が上下6本、大臼歯が上下4本で計36本。指趾の本数は4本。前肢の爪は長く、後肢の爪の2倍以上に達する。

オスにのみ肛門の周辺に臭腺(肛門腺)がある。乳頭の数は6個。

形態

体長25-31センチメートル。尾長17-25センチメートル。体重0.6-1キログラム。背面は長く柔らかい体毛、腹面はまばらに短い体毛で被われる[2]。背面の毛衣は黄褐色や灰褐色や灰白色で、10本の暗褐色の横縞が入る。顔や喉の毛衣は灰白色。眼の周囲や耳介、鼻の毛衣は黒い。尾の毛衣は黄褐色で、先端が黒い。

歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、小臼歯が上下6本、大臼歯が上下4本で計36本。指趾の本数は4本。前肢の爪は長く、後肢の爪の2倍以上に達する。

オスにのみ肛門の周辺に臭腺(肛門腺)がある。乳頭の数は6個。











ロバ

驢馬、馿馬は哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属の総称、もしくは、その1種。

別名うさぎうま。漢語では驢(ろ)。古代より家畜として使用される。現生ウマ科の中で一番小型だが、力は強く、記憶力も良い。学名(エクウス・アシヌス)は、ラテン語で「馬・ロバ」の意。

生態

家畜としては、比較的少ない餌で維持できる。寿命は長く、飼育環境によっては30年以上生きることがある。

益獣としての使用

家畜化
最初に家畜として飼われ始めたのは、約5000年前に野生種であるアフリカノロバを飼育したものとされる。野生種の中で現存するのは、ソマリノロバ (Equus africanus somaliensis) のみであり、ソマリアとエジプトの国境地帯に見られたが、ソマリア内戦の影響で激減したため、現在はその大部分がイスラエルの野生保護区で飼育されている。またハワイ島には野生化したロバが多数生息している。古代から乗用、荷物の運搬などの使役に重用されたが、ウマに比べると、従順でない性質があり、小型でもあることが使役用の家畜として劣る点であった。逆にウマよりも優れていたのが非常に強健で粗食に耐え、管理が楽な点であった。

ユダヤ人との関係

荒涼としたステップ地帯、砂漠地帯、あるいは山岳地帯などを放浪していたユダヤ人は、ロバを知る古い民族のひとつであり、そのため彼らの伝承や戒律などにもロバに関わるものが少なからずある。

古代、ユダヤ人たちの間では、ロバに乗ることを禁じた日があった。イエスがキリスト(ユダヤの王)として、ロバに乗って過ぎ越しの日にエルサレムに入る記述が聖書にある。

食用

中国の、特に華北においては、ロバは一般的な食材のひとつとなっている。多くの場合、老いて輸送などの労務が難しくなったものが食用にされる。このため、単に炒めるだけの料理では食べづらく、煮込み料理か餃子や肉まんの具や肉団子のようなミンチ肉料理にされることが多い。そのままではある程度の臭みがあるが、下ごしらえをうまくすることで中国で「上有龍肉、下有驢肉」(天には竜の肉があり、地上にはロバの肉がある)と言われるほどの美味に仕上げることができる。
臘驢肉(ラーリューロウ) 中国山西省長治の名物食材で、ロバ肉の塩漬けを燻製にしたもの。 驢肉火燒(リューロウフオシャオ) 中国河北省保定の名物料理で、ロバ肉を使った棒餃子。 肴驢肉(ヤオリューロウ) 中国山東省広饒県などの名物料理で、ロバ肉を煮込んで、ゼラチン質と共に冷やし固め、スライスしてたべる、アスピック(煮こごり)のような前菜料理。

薬用

ロバの皮から毛を取り、煮つめて取る膠(にかわ)は、漢方で「阿膠」(あきょう)といい、主成分はコラーゲンで、血を作り、止血する作用があると考えられている。このため、出血を伴う症状や、貧血、産後の栄養補給、強壮、皮膚の改善などの目的で、服用、配合される。阿膠は薬用以外に、これを加えた飴なども作られている。出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。









★群馬サァファリパーク★其の7

2012年09月11日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ジャガー

ジャガーは、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。古代中米では「雨の神」とされた。

形態

体長;頭胴長約120-185cm、尾70-91 cm。体重45-158 kg。ネコ科の動物としてはトラ、ライオンに次ぐ大きさであり、南北アメリカでは最大。また体格に比べ頭骨が大きく、噛む力が非常に強いのが特徴。体色は黄色で背面には黒い斑紋に囲まれたオレンジ色の斑紋(梅花紋)が入る。ヒョウと似ているが、輪の中に黒点があること、ジャガーの方が体格が頑丈で、頭骨が大きく足が短いことなどにおいて異なる。現存するネコ科では本種が最もスミロドンの体型に近いとも言われる。ジャガー(Jaguar)という名前は南アメリカインディアンの“ヤガー”という言葉から来ており、これは「一突きで殺す者」という意味が含まれている。なお、雄ジャガーと雌ライオンにも種間雑種を生じることができ、この雑種はジャグリオンと呼ばれる。

生態

上は横から見た図、下は上から見た図である。大型のネコ科肉食獣の例に漏れず、その顎の力は強力である。
密生した熱帯雨林からまばらな林、草原や沼地に至るまで様々な環境に生息し、主として夜行性で単独生活をしている。木登りを得意とし、アルマジロやカピバラ等の齧歯類、ペッカリー、バク、ナマケモノ、ホエザル等の霊長類を襲う他、ネコ科の中では水を嫌がらず泳ぎが得意なので、魚、カメ、カイマンといった小型のワニ、オオアナコンダを含むヘビなどを強靭な顎で捕食する。稀に家畜や人も襲う事でも知られる。数平方㎞に及ぶ縄張りを単独で維持し、排泄物や爪とぎでマーキングしている。出産は2年に1回、妊娠期間は100~110日で、2-4匹を産む。生まれた子は2年以上母親と暮らし、狩りの技術を習得する。写真5~7は富士サァファリパークで撮影。















ダチョウ

ダチョウ(駝鳥)は、動物界脊索動物門鳥綱ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属に分類される鳥。本種のみでダチョウ科ダチョウ属を形成する。亜種として北アフリカダチョウ、マサイダチョウのレッドネック系、ソマリアダチョウ、南アフリカダチョウのブルーネック系、南アフリカで育種されたアフリカンブラックがある。

属名 Struthio はギリシア語でダチョウの意。 往時、ダチョウはサハラ以北にも棲息し、地中海世界にもある程度馴染みのある鳥であった。 この語はまた、英語: ostrich など、ヨーロッパ各国でダチョウを意味する語の語源でもある。 種小名 camelus は「ラクダ」の意。

分布

アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、エリトリア、カメルーン、ケニア、ザンビア、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ共和国、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、ブルキナファソ、ボツワナ、マリ共和国、南アフリカ共和国、モザンビーク、モーリタニア、リビア、西サハラ。

以前は西アジアにも分布していたが、既に絶滅したと考えられている。またオーストラリアに移入されている。

形態

オスの成鳥となると全長230cm、体重135kgにも達し、現生する鳥類では最大種である。 頭部は小型で、頚部は長く小さな羽毛に覆われている。飛行することは出来ない。ダチョウは翼を持っているが、竜骨突起がなく胸筋は貧弱である。また羽毛は羽軸を中心に左右対称でふわふわとしており、揚力を得て飛行する構造になっていない。後肢は頑丈で発達している。足指は大きなかぎ爪がついている中指と外指の2本で、3本指のエミューやレアと異なる。翼と尾の羽根が白く、オスの胴体の羽根は黒色。メスの胴体の羽毛は灰褐色である。

生態

サバンナや砂漠、低木林等に生息する。繁殖期以外のダチョウは群居性の鳥であり、いろいろな年齢のオスやメスが混合してグループを形成する。繁殖期には1羽のオスと複数羽のメスからなる小規模な群れを形成し、またオス同士でテリトリーを巡って争うことがある。

繁殖形態は卵生で、オスが地面を掘ってできた窪みにメスが卵を産む。最初に卵を産むメスが群れの中でも優位であり、最初のメスが産む卵の周りに他のメスが産卵して外敵に備える。

食性は雑食性とする説もあるが、ダチョウの腸は他の鳥類に比較して非常に長く、馬やウサギと同様に草の繊維質を腸で醗酵させてエネルギー源とすることがわかっており、草食動物と定義することができる。また石を飲み込み筋胃において食べた餌をすりつぶすことに利用する。

特性

キック力が強力で、一説には100平方センチ当たり4.8tの圧力があるといわれる。







人間との関係

ダチョウの飼育は古代エジプトの壁画にも見られる。特に羽根は古代エジプトにおいて真実と公正の象徴として、神話の神々やファラオの装飾品に用いらる。中世ヨーロッパでは騎士の兜の装飾品に用いたられ、イングランドのエドワード黒太子がダチョウの羽根3本を紋章とし(スリーフェザーマーク)たことから、現在もプリンスオブウェールズの紋に用いられている。オランダ人が南アフリカのケープタウンに上陸した1652年以来、他の野生動物と同じくダチョウの捕獲・と殺が盛んに行われた。17世紀ごろからダチョウの飼育が活発化し、20世紀に至るまで金・ダイアモンド・羊毛とならんでダチョウの羽根が南アフリカの主要貿易品となるに至った。ながらく南アフリカの独占的畜産業であったが1993年に南アフリカからの種卵・種鳥の輸出が解禁され、後発の家禽として世界中に飼育が広まった。日本においても90年代後半から飼育数が増加し生産者団体が発足するなど活発化し2008年に家畜伝染病予防法の対象動物となった。

食用

ダチョウの生息地では古来食用に利用され、古代ローマの料理家アピシウスがダチョウ肉料理の記録を残している。なお、旧約聖書においては禁忌とされる動物に名を連ねている。 ダチョウ肉は高タンパク質・低脂肪であるため、欧米、とくにEUではBSE問題が追い風となり、健康面に配慮した一部消費者により牛肉の代替赤肉として消費されている。消費量は世界的には年間数万t、日本国内においては100t程度の消費量が推計されている。

ダチョウの肉は鉄分が豊富で赤みが強く、歯応えのある食感をしている。また低脂肪でL-カルニチンも豊富であることからヘルシー食肉として認知が広まりつつある。他の畜肉と比べアラニン、グリシンといった甘み成分のアミノ酸が豊富であり、ステーキ・焼肉・ハンバーグ・カツレツのほか刺身、タタキといった生食でも嗜好される。脂肪が少ない分、クセは少なく和洋とわず味付けの幅は広い。牛肉に比べると加熱しすぎると固くジューシーさが失われることがあり、ダチョウ肉に見合った調理加減が必要である。

ダチョウには竜骨突起がないためムネ肉がほとんど存在しない。食用とする肉の大部分はモモ肉である。各国、各生産者の分類によるがモモ肉のうち特に柔らかい肉がフィレ肉と分類されていることが多い。また首の肉や砂肝・肝臓・心臓等の内臓肉も食用に用いられる。

卵は非常に大きいが、味は決して良くない。水っぽく、白身は火を入れても半透明でジェル状にしかならない。アフリカの狩猟民族にとっては貴重な蛋白源であるが、もっぱら子供や老人の食べ物とされ、成人が食べるのは恥とされていると言われる。卵は鶏の卵の20個分の量となる。卵殻はアートなどに利用される。

服飾・装飾用

「オストリッチ」と呼ばれる皮革製品はダチョウの背中の部分の皮膚を利用したもので、軽くて丈夫なことを特色とし、バッグ、財布、靴などに幅広く利用されている。 外見にも特徴があり、「クィル(英語: quill)」「シボ」などと呼ばれる羽毛痕が多数ちらばり、全体として水玉のような模様を見せる。

羽は特に欧米で装飾品として利用されている。帽子の飾りに良く使われるほか、大量の羽を使用した装飾は舞台衣装に使われることも多い。なお、宝塚歌劇団のトップスターが着用する羽飾りもダチョウの羽である。

乗用

馬などと比べると乗用に適しているとは言い難いが、人間を乗せて走ることが出来る。 アメリカでは騎手を乗せたダチョウレースが開催されており、 1907年にオハイオ州のグリーンヴィルで開催されたダチョウレースで騎手を乗せたダチョウが半マイル(約800m)を1分3秒で走ったという記録がある。 日本の観光農場(岡山県 オーストリッチファーム湯原)等においてもダチョウに乗ることが出来る。 一般車道をダチョウが走る場合、法律上は馬、牛、ロバなどと同様に軽車両の扱いになるはずであるが、実例が確認できないためはっきりしていない。

抗体

京都府立大学教授塚本康浩がダチョウを利用して抗体を低コストでつくることを発案した。

その他

ダチョウの羽はほとんど静電気を帯びないため、OA機器のダスターや自動車のダスターにも使用される。
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★群馬サァファリパーク★其の6

2012年09月10日 | ★東京スカイツリー★
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ベンガルトラ(虎)は、哺乳綱ネコ目(食肉目)ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。

体長170-229センチメートル。尾長95-119センチメートル。メスよりもオスの方が大型になる。
鼻面は太くて短い。腹部の皮膚は弛んで襞状になる。背面の毛衣は黄色や黄褐色で、黒い横縞が入る。縞模様は藪などでは周囲に溶けこみ輪郭を不明瞭にし、獲物に気付かれずに忍び寄ることに適している。
腹面や四肢内側の毛衣は白い。黒化個体の発見例はないが、インドでは白変個体の発見例がある。

前肢の筋肉は発達し、後肢は前肢よりも長い。これにより前肢は獲物を押さえつけることに、後肢は跳躍に適している。

出産直後の幼獣は体重0.8-1.6キログラム。

ベンガルトラ 全長オス270-310センチメートル、メス240-265センチメートル。体重オス180-258キログラム、メス110-160キログラム。体毛は短い。背面の毛衣はオレンジや赤褐色、腹面や頬、耳介の内側は白い体毛で被われる。縞は少なく、肩部や胸部に縞のない個体もいる。

白化型(ホワイトタイガー)

ホワイトタイガーはアルビノとは異なりベンガルトラの白化型である。トラ自体の個体数が少ないため、野生で見られるのは稀である。ホワイトタイガーは、普通のトラでは黄色になる部分の毛が白く、かつ黒縞の色が薄く、瞳の色は青である。白化型の遺伝にはメンデルの法則が当てはまるとされる。アムールトラの白化個体に関しても目撃情報はあるが確かな記録はない。また縞がないか、あっても極めて薄いスノーホワイトと呼ばれるパターンもある。

ホワイトタイガーはインドでは神聖なものとされ、中国及び日本でも白虎として崇められた。また近年ではサーカスの目玉として脚光を浴びる事もある。現在、日本では各地の動物園やサファリパークなどで20頭前後が飼育されている。

ブラックタイガー - 過去に数例捕らえられた記録がある。

ゴールデンタビー - 通常のトラの色を薄くしたパターンで世界で約30頭飼育されている。

マルタタイガー - 青に見える灰色で、アモイトラの変種。

上記以外の体色も目撃された例がある。













カピバラ・和名オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)。

カピバラは、カピバラ属唯一の種。

現生齧歯類の中で最大種。南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息する。

近縁のケロドンやいくつかの化石種と合わせてカピバラ科もしくはテンジクネズミ科カピバラ亜科を形成する。

食肉としてのカピバラ

原産地のブラジル南部、アルゼンチン北部、ウルグアイのパラナ川流域一帯では、家畜や食糧にするために捕獲されることが多かった。現在では狩猟を禁止する国も多くなったが、カピバラの肉は豚肉のような味がするとされ、ベネズエラでは食肉用に開発されており、特に復活祭に好まれて食されている。日本の商社にも食肉としてサンプル的に輸入し、販路の開拓を試みた会社があったが、肉質が硬かったらしく、本格的に輸入を開始したという話は聞かれない。食用のため、バチカンでは魚類に分類されている。

日本で飼育されている場所

日本各地の動物園で飼育されているが、寒さに弱く、冬場は展示していない動物園もある(例:旭山動物園)。最も個体数が多い動物園は長崎バイオパークで、年によって変わるが、約30個体以上が飼育されている。バイオパークは実質的に放し飼い状態になっており、カピバラに直接触れることができる。市原ぞうの国でも直接触れることが出来る方式を導入した。

変わったところでは、伊豆シャボテン公園やこども動物自然公園で飼育されているカピバラで、冬場は露天風呂に入る姿を観察することができる。また、バイオパークには露天風呂だけでなく打たせ湯もある。また、神崎農村公園ヨーデルの森のカピバラは、お手や立っちの珍芸もショーの中で披露されている。また、秋篠宮文仁親王が自宅でマーラやワニガメなどと一緒に飼育している。

熊本県阿蘇市にあるカドリードミニオン(旧称:阿蘇くま牧場)でも飼育されており、通常檻の中に居るが、天気の良い日は園内に放し飼いされていることがあり、直接触れることができるときもある。熊本県にある阿蘇ファームランド内のふれあい動物王国でも放し飼いされており、エサを与えたり触ることができる。大阪府の海遊館・三重県の鳥羽水族館といった水族館でも飼育している施設がある。
最近[いつ?]では埼玉県こども動物自然公園からオスのカピバラ2頭が茨城県にある水族館アクアワールド・大洗に寄贈された事で話題になった。出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。






★伊香保温泉★榛名湖わかさぎ釣り

2012年09月10日 | ★東京スカイツリー★
榛名湖わかさぎ釣り

釣り解禁 ボート釣り 9/1~11/30

ワカサギ(公魚、鰙、若鷺)は、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚類の一種。日本の内湾や湖に生息する硬骨魚で、食用魚でもある。

名称
別名 アマサギ(山陰地方)、オオワカ、コワカ、サイカチ、サギ、シラサギ、シロイオ、メソグリなど

漢字で「公魚」と書くのは、かつての常陸国麻生藩が徳川11代将軍徳川家斉に年貢としてワカサギを納め、公儀御用魚とされたことに由来する。

















分布
本来の分布域は、太平洋側は千葉県以北、日本海側では島根県以北の北日本で、日本以外ではカリフォルニア州にも分布する。水質が悪い状況や低水温や塩分に対して広い適応力があり、食用魚としての需要も高いことから、日本各地の湖やダムなどでも放流された個体が定着している。東大名誉教授の雨宮育作博士が、霞ヶ浦のワカサギを山中湖、諏訪湖へ移植し、各地の湖沼に普及した経緯がある。今や、南西諸島と伊豆・小笠原諸島を除く全国に分布域を広げている。鹿児島が南限とされている。

形態
成魚の全長は15cmほど。体は細長く、各ひれは小さい。背びれの後ろには小さなあぶらびれがある。また、背びれは腹びれより少しだけ後ろについていることで近縁種のチカと区別できる。あぶらびれの大きいイシカリワカサギという近縁種もいる。

生態

内湾、汽水域、湖などに生息する。元来は海産。今は陸封されたものが多い。 食性は肉食性で、ケンミジンコやヨコエビ、魚卵や稚魚などの動物プランクトンを捕食する。一方、敵は人間以外にも肉食魚や鳥類など数多い。

地域にもよるが産卵期は冬から春にかけてで、この時期になると大群をなして河川を遡り、水草や枯れ木などに付着性の卵を産みつける。卵は1mmほどで、1匹の産卵数は1000粒から2万粒にも達する。寿命は1年で、産卵が終わった親魚は死んでしまうが、北海道、野尻湖、仁科三湖など寒冷な地域では2年魚、3年魚も見られる。

富栄養化などの水質汚濁に対する適応力が高く、そのような湖沼でふつうに見られる。水質良好であることを表現する意図で「ワカサギが棲める○○湖(沼)」といった解説がなされることがあるが、むしろ「ワカサギしか棲めない」とみる方が妥当な場合もある。

利用
漁・釣り

冬期(10月から3月程度)が漁期で、釣りや刺し網、地引網などで多く漁獲される。 特に脂が乗る旬は、桃の節句の前後という。

中でも寒冷地での釣りは、結氷した湖面にアイス・ドリルという専用の道具、またはつるはし等で直径15-20cmほどの穴をあけ、その穴からワカサギを釣り上げるもので、「穴釣り」と呼ばれ日本の冬の風物詩のひとつともされる。長野県の野尻湖や諏訪湖、山梨県の山中湖、河口湖などでは、ストーブを備えた「ドーム船」とよばれる船に乗りこみ、船底に開けた穴から釣る遊漁も行われている。

料理
成長した親魚では骨が太くて硬いが、小ぶりなものは骨も細くて柔らかく、丸ごと食べられる。鮮度が悪くなると腹が破れやすい。味が繊細なため味付けを薄めにする事がある。天ぷら、フライ、から揚げ、マリネ、南蛮漬けなど、いろいろな料理にされる。

氷上穴釣り解禁 1月末頃~2月末頃
案内 レンタルボート数件あり
各店朝6時半~午後5時(氷上釣り 4:30)

釣り料金
テント・貸竿等 入漁料(券) 成人、子供1日 700円
レンタルボート 1日 3000円 (手こぎ 2人乗)

【釣具レンタル料金】
テント2000円・穴あけドリル2000円・突棒1000円・
遊びセット(貸し竿、仕掛け・イス・エサ・火鉢)1500円)

榛名湖釣り場案内 【食事】 売店(食堂)と、ボート店がセットですので、お弁当も可能。

名湯 伊香保温泉から榛名山へ車で25分。

榛名湖は、標高1.100mの高地にあるカルデラ湖で、湖畔からは榛名富士の絶景が見えます。5月~8月は、観光の他、ヘラブナやバス釣り。そして9月1日より、ワカサギのボート釣りが楽しめ、翌年の1月末頃より、氷上の穴釣りが可能になります。

★群馬サァファリパーク★其の5

2012年09月09日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・其の5
群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ジャガー

ジャガーは、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。古代中米では「雨の神」とされた。

体長;頭胴長約120-185cm、尾70-91 cm。体重45-158 kg。ネコ科の動物としてはトラ、ライオンに次ぐ大きさであり、南北アメリカでは最大。また体格に比べ頭骨が大きく、噛む力が非常に強いのが特徴。

体色は黄色で背面には黒い斑紋に囲まれたオレンジ色の斑紋(梅花紋)が入る。ヒョウと似ているが、輪の中に黒点があること、ジャガーの方が体格が頑丈で、頭骨が大きく足が短いことなどにおいて異なる。現存するネコ科では本種が最もスミロドンの体型に近いとも言われる。

ジャガー(Jaguar)という名前は南アメリカインディアンの“ヤガー”という言葉から来ており、これは「一突きで殺す者」という意味が含まれている。なお、雄ジャガーと雌ライオンにも種間雑種を生じることができ、この雑種はジャグリオンと呼ばれる。

密生した熱帯雨林からまばらな林、草原や沼地に至るまで様々な環境に生息し、主として夜行性で単独生活をしている。木登りを得意とし、アルマジロやカピバラ等の齧歯類、ペッカリー、バク、ナマケモノ、ホエザル等の霊長類を襲う他、ネコ科の中では水を嫌がらず泳ぎが得意なので、魚、カメ、カイマンといった小型のワニ、オオアナコンダを含むヘビなどを強靭な顎で捕食する。

稀に家畜や人も襲う事でも知られる。数平方㎞に及ぶ縄張りを単独で維持し、排泄物や爪とぎでマーキングしている。出産は2年に1回、妊娠期間は100~110日で、2-4匹を産む。生まれた子は2年以上母親と暮らし、狩りの技術を習得する。











ケープハイラックス

ケープハイラックス又はロックハイラックスはイワダヌキ目の動物。他のハイラックスと同様、短い耳と尻尾の様子がモルモットに似ているが、別の目であり、原始的な特徴をもった有蹄動物である。

南アフリカではダシー、スワヒリ語では「ピンビ」「ペレレ」「ウィバリ」と呼ばれる。ピンビ、ペレレは、今ではハイラックス全部を指す。ケープハイラックスには多くの亜種がある。ロックハイラックスは、アフリカに住む亜種を指すことが多い。

ユダヤ人はイワアナグマと呼び、「カーシェールではない(食べてはいけない)」とされる。ヘブライ語ではshafan selaあるいはRock Shafanと呼ばれるが、Shafanの語源は「隠れる」である。

ケープハイラックスは1対の長い牙を持ち、切歯と大臼歯はサイに似ている。前足は足裏を地に付けており、後ろ足はほぼ、踵を付けずに歩く。足裏は長く、柔らかく、汗に似た分泌物が出ている。オスはメスよりもやや大きい。地面や低い木の草・葉を食べる。

ケープハイラックスは生後2年か3年で妊娠し、6~7ヶ月で出産する。新生児は十分生育しており、目も完全に開いており、毛も生え揃っている。生後2週間で固いエサを食べられるようになり、10週間で離乳する。生後16ヶ月で大人となり、3年で大人と同じ大きさになり、寿命は10年ほどである。

ハイラックスは80匹ぐらいまでの群れを作る。群れはいくつかのグループに分かれており、1グループは1匹のオスが率い、数家族から成る。ハイラックスはほとんどの時間、数匹が群れて、あるいは1匹でひなたぼっこをしていることが多い。これはハイラックスの体温が周囲の気温の影響を受けやすい、つまり恒温動物として未発達であるためとも言われている。









★群馬サァファリパーク★ウォーキングサファリゾーン

2012年09月08日 | ★旅行★国内
群馬サファリパーク・其の4

群馬サファリパーク・ウォーキングサファリゾーン

ユキヒョウ(写真1~4)
標高1800~5000mの乾燥したステップ地帯や針葉樹林で生活しています。標高の高い寒冷地に適応してか、体毛は長く密生して生えています。体の色は全体的にくすんだ灰色をしています。体長は約1m30cm、体重は約75kgです。耳は短く、長い尾も厚い毛で覆われています。足の裏も毛のクッションで覆われていて、足を寒さから守り、やわらかな雪の上でも滑りにくくするのに役立っています。

繁殖期は1~5月で洞くつ、岩の割れ目、樹木の洞などを利用して巣を作り、普通2~3頭の子供を出産します。









ラマ(写真5~9)
頭、首、足を除いて体全体が長くカールした毛でおおわれ、色は茶、黒、白、マダラなどさまざまです。上唇がさけていて首は長くカーブしています。体高は約1m10cm、体重は約140kgになります。標高2300~4000mの高地草原ややぶ地に生息しています。おとなしい性格で、約4000年も前から家畜化されています。

また、岩場の道を歩くのに適応しており、でこぼこの地形を約50kgの荷物をかついで一日30km近く運ぶことができるといわれています。普段はおとなしいのですが、興奮したり攻撃的になると胃の内容物をはきかけることがあります。











アキシスジカ(写真10~12)
哺乳綱偶蹄目シカ科の動物。インド、スリランカの森林、草原にすむ。頭胴長1.1~1.4メートル、体高75~97センチメートル、体重45~100キログラム、角長は大きなもので85センチメートルに達する。赤褐色の地に多数の白斑(はくはん)が散らばり、シカのなかでももっとも美しいと称されている。この白斑は季節による変化はせず、一生みられる。角(つの)は3枝で、脱角する時期は一定していない。普通は10~30頭ぐらいの群れで暮らし、2~3頭の成獣の雄が混じっているが、ときに数百頭の大群になることがある。

日中でもわりと活動し、正午近くまで採食することがある。下草の生えた森林の木陰や、陰った流れのそばを好むが、耕作地に入ることもある。出産期は一定せず、妊娠期間は7~8か月、1産1子、まれに3子。ニュージーランド、オーストラリア、ハワイ、ブラジル、アルゼンチンなどに移入されている。






★群馬サァファリパーク★ウォーキングサファリゾーン

2012年09月07日 | ★東京スカイツリー★
群馬サファリパーク其の3

ウォーキングサファリゾーン

ウォーキングサファリゾーンは、乗車している車両を降りて園内を散策出来る施設です。
此のゾーンには、チリーフラミンゴ、ヨツユビハリネズミ、ミーアキャット、リチャードソンジリス、アカハナグマ、ケープハイラックス、クロヒョウ、ユキヒョウ、ジャガー、ピューマ、チーター、エミュー、マーラ (動物)、カピバラ、ラマ、アキシスジカ等が居ます。
また、オオカミの森は「オオカミ繁殖センター」がありシンリンオオカミが居ます。









チリーフラミンゴ

チリーフラミンゴは、動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目フラミンゴ科に分類される鳥。種小名chilensisは「チリ産の」の意で、和名や英名と同義。

分布

アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ブラジル南部、ペルー南部、ボリビア

形態

全長105cm。全身は淡いピンク色の羽毛で覆われる。

後肢の色彩は灰色がかった黄色で、踵のみ赤い。

生態

高山帯の湖沼(塩湖)や海岸などに生息する。アンデス山中の海抜4500mの高地にも生息する。数百から数千羽にもなる大規模な群れを形成し生活する。

食性は雑食で、水生昆虫、甲殻類、藻類、植物の種子などを食べる。泥ごと食物を口に含み、嘴と舌を使い食物のみ濾しとって食べる。

繁殖形態は卵生。コロニーを形成して繁殖するが、他種の鳥類と混合コロニーを作ることもある。雌雄共同で、水辺に泥を積み上げた塚状の巣に1回に1個の卵を産む。抱卵期間は約30日である。抱卵、育雛ともに雌雄共同で行う。雛は孵化後約100日で飛べるようになる。
















★群馬サァファリパーク★サル・クマゾーン

2012年09月06日 | ★東京スカイツリー★
群馬サファリパーク其の2
サル・クマゾーン

ツキノワグマ
体は黒くて胸の部分に三日月やV字の白い模様があります。体長は約1m60cm、体重は大人のオスで約130kg、大人のメスでは約80kgです。やや標高が高く、冬には葉を落とす広葉樹と、スギやヒノキなどの針葉樹が混ざって生えている地域に生息します。

木登りが上手で果物やハチの巣をとります。泳ぎもまた上手です。食べ物は果物、木の芽、昆虫、死肉などで雑食性です。エサの乏しくなる寒い冬の間は、木の洞や地面に穴を掘り冬眠します。冬眠中の2月頃にメスは出産をします。普通子供は2頭生まれ、子供の体重は約400gです。















ニホンザル
人を除くサルの仲間では、世界中で一番北に住んでいます。ニホンザルは雪の中でも平気で住むことから、欧米ではスノーモンキーと呼ばれています。

体長は大人のオスで約60cm、体重は約18kg、大人のメスで体長は約55cm、体重は約16kgです。顔と尻は赤く特に発情期は鮮やかな赤色になります。ホオにはホオ袋があり、野外観察所や動物園のサル山などでエサをまくと、他のサルにとられないようにと急いでできるだけ多くホオ袋につめこみ、後で落ち着いて食べる光景が見られます。

主に森林で生活し、世界でもめずらしいほど大きな群れを作り、最大で850頭という記録もあります。群れは社会構造を持っていて、1頭のボスザルが支配しています。子供が生まれるのは4~10月で、生まれたての子供は母親の胸にしがみつき、乳首をいつもくわえています。








★群馬サァファリパーク★サファリゾーン アフリカゾーン

2012年09月06日 | ★旅行★国内
伊香保温泉の帰路、群馬サファリパークに立ち寄りました。

群馬サファリパークは、群馬県富岡市岡本1番地にある動物園である。

日本国内5番目の1979年5月1日にオープンした36万㎡の東日本では初の本格的サファリパーク。

1986年5月5日には、日本で初めてアフリカゾウの繁殖に成功し、タンゴ(雄)というゾウが誕生した。ホワイトタイガーがいる。

サファリゾーン アフリカゾーン







ムフロン(写真4)
入り口を入ってしばらく行くと山が見えてくるとそこがムフロンのいる所です。雄には角が生え、雌には生えてきません。とても臆病でいつも群れで行動しています。

現在、家畜として飼われているヒツジの一祖先といわれている野生のヒツジです。野生のヒツジの中では体の大きさがもっとも小さく、大人のオスで体高が約70cm、体長が約1m20cm、体重は約45kgです。メスはオスよりも一回り小さいです。基本的に角はオスのみにあります。岩山などの険しい地形に生息し、非常に警戒心が強い動物です。現在当園では100頭を越えるムフロンを飼育しています。アフリカゾーンの岩山のがけの上に大きな群れをなしている事が多いです。



エランド(写真6~8)
レイヨウと呼ばれるウシの仲間で、体高は大人のオスで約1m70cm、体重は約800kg、大人のメスでも体高約1m50cm、体重は約500kgになります。平地から4500mまでの草原や半砂漠地帯に、普通6~12頭の群れで生活しています。繁殖期には数百頭の群れを作ることもあります。

オスもメスも共に角を持ち、角はほぼ真っ直ぐ頭の後方に伸び、ツイストのように軸に沿って1~1回半ほどねじれています。大人のオスは額にちぢれ毛の房が発達します。大きな体のわりに身軽で、高さ2mの垣根を飛び越すといわれています。







アフリカスイギュウ(写真9~11)
体の色は黒く、オスにもメスにも角があります。体重は大人のオスで約800kg、大人のメスで約500kgになります。普通、開けた草原や木の生えた草原で、350頭ほどの大きな群れで生活しています。

角は大きく湾曲し、まるでバイキングのヘルメットを思わせます。角の付け根は頭部前面に盛り上がり、大人のオスでは左右の角の付け根がくっついて見える個体もいます。この角は捕食者に対して大変強力な武器で、ライオンに追われても勇敢に立ち向かっていく姿が野生において時々見かけられます。







シロサイ(写真12~14)
ゾウの次に重い動物で、大人では体重が約2.5tになります。普通2~5頭、ときには10~24頭の群れをなして草原に住んでいます。シロサイの口は横に広がった扁平な形をしていて、主に下草を、まるで芝刈り機のように食べます。

体の色は灰色なのに【シロサイ】と呼ばれているのは、原住民がこの口を指して『Wide(ワイド)』といったのを『White(ホワイト)』と聞き間違えたためとか…。目はそれほどよくありませんが、よく動くラッパのような耳をアンテナのように使ったり、風に乗ってくるにおいなどをすばやくキャッチして周りの状況を判断します。攻撃するときは角で一直線に突進していきます。







アミメキリン(写真5)
現在生きている地上の動物のうちで、もっとも背の高い動物です。生まれたときすでに約2m、大人になると5m近くにもなります。樹木のまばらな草原地帯に、普通1頭のオスと2~3頭のメス、またその子供と群れを作って生活しています。

エサは主に木の葉で、約45cmもある長い舌を使って、木の小枝を巻きつけて食べます。水を飲むときは長い前足をいっぱいに開き、長い首を前方に伸ばし、頭を水面に近づけて飲みます。アミメキリンの模様は濃い赤みがかった褐色で、模様の間の白いすじは細かいのが特徴です。



チャップマンシマウマ(写真15)
シマウマといえば白と黒のツートンカラーを思い浮かべますが、チャップマンシマウマは胴体やお尻の辺りのシマとシマの間に「かげシマ」とよばれる少し茶色がかったシマがあるのが特徴です。

体高は約130cm、体重は約200kgです。青草の豊富な草原や乾燥したサバンナで、普通1頭の大人のオスと2~3頭の大人のメスで群れを作って生活していますが、乾季の草が乏しくなるときは、100頭にもなる大きな群れを作って草原を移動します。シマウマのシマ模様は、仲間同士を引きつける目印として群れの形成に役立っていると考えられています。


★伊香保温泉★湖畔の宿

2012年09月05日 | ★旅行★国内
湖畔の宿記念公園と歌碑

昭和15年に発表され高峰三枝子が歌い一世を風靡した名曲「湖畔の宿」のモチーフになったことを記念して作られた公園。「湖畔の宿」の歌碑もあり、人気の散歩コースとなっています。公園内には前に立つと湖畔の宿のメロディーが流れる碑や、メロディーフェンス、広場などがあります。


湖畔の宿

作曲者 服部 良一
作詞者 佐藤 惣之助
歌   高峰三枝子 

(1) 山の淋しい 湖に
  一人来たのも 悲しい心
  胸の痛みに 耐えかねて
  昨日の夢と 焚き捨てる
  古い手紙の 薄煙り

(2) 水に黄昏 迫る頃
  岸の林を 静かに行けば
  雲は流れて 紫の
  薄きすみれに ほろほろと
  いつか涙の 陽が落ちる

(台詞)
 「ああ、あの山の姿も湖水の水も、
 静かに静かに黄昏れて行く・・・。
 この静けさ、この寂しさを抱きしめて
 私は一人旅を行く。
 誰も恨まず、皆昨日の夢と諦めて、
 幼子のような清らかな心を持ちたい。
 そして、そして、静かにこの美しい
 自然を眺めていると、ただほろほろと
 涙がこぼれてくる。」

(3) ランプ引き寄せ 故郷へ
  書いてまた消す 湖畔の便り
  旅の心の つれづれに
  一人占う トランプの
  青い女王(クイーン)の 淋しさよ


高峰 三枝子(たかみね みえこ、1918年12月2日 - 1990年5月27日)は、日本の女優、歌手。『歌う映画スター』の草分け的存在である。父は筑前琵琶演奏者の高峰筑風。孫は元女優の高峰陽(ひなた)。本名:鈴木三枝子(すずき・みえこ)。

エピソード

「湖畔の宿」は後に、センチメンタルな曲調に加え、歌詞が軟弱であるという理由から発売禁止の声も聞かれたが、当時来日していたビルマの高官がこの曲を好むことを東條首相が知り、高峯を東京・芝の紅葉館に招いて歌わせたところ、大いに受けたこともあり、かろうじて発売禁止は免れた。曲中の台詞が、死地へ赴く兵士の心情とあいまって、特攻隊、前線兵士の間では人気が高く、愛唱され続けた。そのため慰問でも「湖畔の宿」のリクエストは絶えなかった。1943年(昭和18年)、大東亜会議出席のため来日した、ビルマのバー・モウ長官が高峰のファンで、そのバー・モウからの強い要望で、東條英機自ら高峰側へ要請し、各国首脳の前で「湖畔の宿」や「南の花嫁さん」「純情二重奏」の3曲を披露した。この事実から「湖畔の宿」は本当に発売禁止だったのか、という疑問の声もある。










































学生時代、池部良とグループ交際しており、お互い俳優として再会した時はともに驚いたという。
阪急ブレーブスの大ファンで、特に当時のエース・梶本隆夫がお気に入りだった。後楽園球場に年間ボックスを確保して、阪急ブレーブスの試合には必ず応援に訪れていた。巨人ファンの市川崑とラジオ対談した際は、「私は松竹で、市川さん東宝なのにね(東宝は阪急資本で設立された企業であり、一方の松竹も、当時プロ野球チームの松竹ロビンスを所有していた)」と、自身が所属する映画会社と贔屓の球団があべこべであることを笑いあったことがある。

「3時のあなた」での司会がきっかけとなり、自民党から参議院選挙に出馬の打診があったが、断っている(その際に出馬要請を受け、出馬したのが山口淑子)。
1985年、秋の園遊会に招かれた際に、昭和天皇からのお言葉に感激のあまり泣いてしまい、『本日はお招き本当にありがとうございました。』と涙ながらに答えるのが精一杯であった。芸能活動について『最近どうだね?』と尋ねようとした昭和天皇も少し驚いた様子であったという。
1982年にTBS系で放送されたドラマ「いつもお陽さま家族」で、当時の皇后(香淳皇后)の役を演じているが、香淳皇后を俳優が演じたのはこれが初めてと言われている。

「フルムーン」のCMでの上原謙と二人で温泉につかるシーンでは、清純で上品なお嬢様役が多かった高峰の豊かな胸の谷間が大胆に披露されたこともあり、社会現象と言えるほどの人気を博す。このCMに、元・女優で自民党参議院議員の山東昭子が、「シリコンを入れた年寄りの胸など見たくない」と発言(雑誌「太陽」のアンケートに回答)したのも話題を呼んだ。高峰は「胸が大きいのは家系。母も妹も大きい。シリコン入りだ、なんて冗談じゃない」と反論。後年出版した自伝でもこのことについては、明確に否定している。また共演した上原も「シリコンだなんて…」とやんわり疑惑を否定している。