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平成最後の旅 武田神社3

2019年05月27日 | 平成最後の旅 武田神社3
命名(めいめい)&キラキラネーム

 
人名の命名 現在(日本)
日本では名は戸籍法上の出生の届出によって定められることになる。名に用いることのできる文字は「常用平易な文字」に限られてお、その範囲は法務省令により常用漢字(2136字)、人名用漢字(862字)、片仮名又は平仮名(変体仮名を除く)と定められている(戸籍法施行規則60条)。
 
 
名前に用いることのできる文字には制限があるものの、その読み方には制限はない。漢字の場合、通常の音読みや訓読み(常訓)以外に名乗りと呼ばれる人名にのみ用いられる漢字の伝統的な読み方が用いられることもある。
 
 
例えば「真」の字は、通常、音読みでは「シン」、訓読みでは「ま」あるいは「まこと」の読みしかないが、伝統的な名乗りでは「ただし」や「さね」などの読みでも用いられる(例として菅原道真)。
 
 
さらに、伝統的な名乗りからも離れた読み方が人名に用いられることもある。なお、人名の文字数に制限はない。
 
 
命名された名は命名紙などに清書されて神棚や床の間などに飾られることもある。また、命名軸として掛軸にしたり、命名額として額装して飾られることもある。
 
出産後の贈答品(内祝の品など)に命名紙が添えられることもある。
 
 
 
 
 
 
 
 
キラキラネーム
一般常識から著しく外れているとされる珍しい名前(本名)に対する表現。
 
一般的には、悪魔など名前としては悪意のある単語の名前のことを言う。類似のインターネットスラングにDQN(ドキュン)ネームがある。
 
 
「DQN」とは、軽率そうな者や実際にそうである者、粗暴そうな風貌をしている者や実際に粗暴な者かつ、非常識で知識や知能が乏しい者を指すときに用いる。
 
2010年の調査では、一般的なインターネットスラングであるとみなされている。1994年から2002年までテレビ朝日で放送されていた番組『目撃!ドキュン』が由来とされる。
 
 
目撃ドキュンの内容は、離婚などで生き別れの親子が対面などというものであった。そのため「15歳で結婚して子供が生まれて、20歳になったら離婚して、40歳になったら目撃ドキュンにでている人たち」という意味でDQNと2ちゃんねるを中心に呼ぶようになった。
 
中傷表現が許されないメディアなどでは「キラキラネーム」が好まれるものの、揶揄・侮辱の文脈で用いられがちである点は共通している。
 
 
『キラキラネームの大研究』著者で文筆家の伊東ひとみによると、「キラキラネーム」と呼ばれる名前が出始めたのは1990年代半ば(1995年)ごろからで、2000年代には急激に増加した。
 
常識的に考えがたい名前や、名乗りにない読みをする名前、カタカナ名に音を当てはめたような当て字の多い名前の一部に対し、2000年代に、日本語のインターネットスラングや蔑称・誹謗中傷の一つ
 
 
DQN
ドキュンの派生語として「DQNネーム」という表記がインターネット上で流行した。
 
2010年代に入ると、DQNネームに代わる類似の用語として「キラキラネーム」が用いられ始めた。一説にはベネッセコーポレーション発行の育児雑誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』およびその増刊号の『名づけ特集』の影響もあるといわれる。
 
 
キラキラネームとされる名前には一定の言語的特徴があるとする議論もある一方、京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターの安岡孝一は、この論文には不備があると述べている。
 
とはいえ、インターネットなどで流布した珍しい名前には、多くの人が想像だけで言っているものも含まれており、すべてが実在するとは限らない。一部の命名研究家はDQNドキュン
 
 
ネーム・キラキラネームともに中立的な立場に立った名称ではないとして、「珍奇ネーム」という用語を用いている。
 
「DQNネーム」と同様の表現として、評論家の呉智英が命名した「暴走万葉仮名」も存在する。
 

吉田兼好の随筆『徒然草』第百十六段[13]や落語の『寿限無』、本居宣長の随筆『玉勝間』第十四巻にも見られるように、子供に珍しい名前がつけられる現象は鎌倉時代(またはそれ以前)から存在し、名前にかかわる常識・トレンドも時代とともに変化してきた。
 
 
たとえば21世紀には古風な名前の代表とされる女性名の「◯子」について言えば、小野妹子や蘇我馬子など位の高い男性君子や貴族の名前であった時代がある。
 
その後、北条政子のように高貴な女性の名前として使われるようになったが、江戸時代の宗門人別改帳によれば当時の大多数の百姓・町民女性の名前はひらがな二文字(「たね」「きく」「みえ」「くに」「かつ」「はな」「ふみ」など)であり、漢字名ですらなかった(ただし漢字二文字の珍しい名前も中には存在した)。
 
こうした歴史から分かるように、一般女性の名前としての「○子」は、珍しい新鮮な名前、現代でいうキラキラネームとして明治以降に登場し、昭和期までに一般化したものである。
 
また、どんな名前や読みが「キラキラ」「シワシワ」なのかは各個人の主観によるため、人によって定義は異なる。
 
このほか、人間でなくペットとして飼育する犬などに対して、一見しただけでは読みが難しい名前をつけること(「空如亜」と書いて「アショア」と読むなど)が、「キラキラネーム」と呼ばれることもある。
 
林修は、キラキラネームについて「漢字本来の読み方を無視した、読み方の想像ができない名前は固有名詞としての役割を果たしていない」と指摘し、キラキラネームと学力の低さはある程度相関性があると主張しているが、個人的主観であり統計的に優位とはいえない。
 
なお「DQNドキュン」が侮辱や誹謗中傷に該当すると認めた判例がすでにある。人の名前を「DQNネーム」と呼んで侮辱・誹謗する行為がなされた場合、発信者情報の開示や、民法上の不法行為や刑法上の侮辱罪や名誉毀損罪などが問われうる。