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平成最後の旅 名水姫の井戸

2019年05月29日 | 平成最後の旅 名水姫の井戸
名水姫の井戸


館跡にはいくつかの古井戸が残っていますが、中でもこの「姫の井戸」は生活の中心になる場所にあり、信玄公ご息女誕生の際、産湯に使用された事からこのように名付けられました。
 
 
 
一名を「茶の湯の井戸」ともいい、この井戸から発掘された茶釜などの品が宝物館に展示されており、当時の生活を知る貴重な手がかりとなっています。
 
 
この茶釜は京よりの賓客をもてなす茶会に使用され、館内で日常に茶をたてる際にも、この井戸の水を使用していました。
 
 
元来、お茶は薬用として我が国にもたらされた事もあり、この水そのものにも延命長寿、万病退散のご利益があるとされています。
 
 
↑ 井戸の周りにはシャガが咲いています。 ↓
 
 
シャガ(射干、著莪、胡蝶花)
アヤメ科アヤメ属の多年草である。
人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。
 
 
開花期は4 - 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。
根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50 - 60 センチ・メートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。
 
 
いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じている。
 
 
いつでもご自由に「お水取り」が出来ます。
 
 
 
「武田水琴窟」の「水琴窟」とは、瓶の底に小さな穴を空けたものを土に埋め、わずかな水を流すことによってその水滴が瓶中で反響し、琴のような音を出す仕組みをいいます。
 
 
 
横にある竹に耳を付けると琴のような涼やかな音が広がり、心が清らかになるのを感じることが出来ます。
 
武田水琴窟は「姫の井戸」のすぐ近くにあります。
 
 
 
此処に居ると鶏とアヒルの鳴き声が聞こえるのでそちらへ移動すると烏骨鶏がいた。
 
 
 
烏骨鶏(うこっけい)
ニワトリの品種名である。烏骨(黒い骨)という名が示す通り、皮膚、内臓、骨に到るまで黒色である。羽毛は白と黒がある。成鳥でもヒヨコ同様に綿毛になっている。

足の指が、普通のニワトリと同じ前向き3本に加え、後ろ向きの指が普通のニワトリの1本に対し2本(3本)あり、計5本(6本)あるのも大きな特徴である。
 
 
一般的な鳥類は指の数が4本であり、5本(以上)ある種類は本種のみである。
一般的なニワトリのみならず、鳥類全般から見ても特異な外見的特徴から、中国では霊鳥として扱われ、不老不死の食材と呼ばれた歴史がある。
 
実際、栄養学的に優れた組成を持ちまた美味であるため、現在でも一般的な鶏肉と比較して高価格で取引されている。
 
また、卵も同様の理由により非常に人気が高く、産卵数も週に1個程度と少ないことから、一般的な鶏卵と比較して非常に高価であり、日本では1個500円前後が相場である。
 

商用として飼育するほかにも愛玩用として家庭で飼育される事もある。コンテストなども開かれている。手入れ次第では鶏とは思えないほど非常に綺麗な毛並みとなる。
 
マルコ=ポーロ著「東方見聞録」にもウコッケイに関する記述が見られる。

7月21日は烏骨鶏の日である。
岐阜県の企業である烏骨鶏本舗、デリカスイト、香川県の松本ファーム、東かがわ烏骨鶏ファームの4社が申請、制定された。
 
 
1942年7月21日に烏骨鶏が国の天然記念物に指定されたことが由来。 また、日本にやってきたのは江戸時代である。 性格は非常に大人しく、寿命は10〜15年である。