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★セブ島へ★出入国管理(成田国際空港)

2012年10月31日 | ★旅行★外国
出入国管理

入国審査の許否は建前上は法令に基づいて行われるが、現実には、「挙動が不審である」などそのときに担当した審査官の心証がきっかけとなって、不法入国や不法就労が目的であると判明、入国不許可処分により国外退去となるような例も少なくない。

国際的な往来が増えた現代にあっては、各国間で査証相互免除協定が結ばれる例が増えており、その場合は、前もって渡航予定先国の在外公館で査証を取得していなくても、(入国審査まで免除とはならないが)短期間の滞在希望者に限り入国許可が可能となる。

入国審査

入国する前に入国審査を行い、入国許可を認められた者が入国できる。国籍を有する者が外国から帰国する際にも入国審査を通過する必要がある。入国審査では入国目的や滞在期間などの試問が行われる(ここで目的や滞在先が曖昧であるなどによって不法入国しようとしていると発覚することもある)。また、税関審査や検疫を受ける。

島国である日本に外国人が入国する場合は入国審査官によって上陸審査を受け、上陸拒否事由に当たらないことを確認した上で上陸許可を得なければならない(通常は旅券に上陸許可シールが貼付される)。2007年11月20日よりJ-VISが導入された。

アメリカ国土安全保障省は、2009年1月12日より、査証免除プログラム対象国からのアメリカ入国者に対しても、出発72時間前までにインターネットを用いて氏名・パスポート番号・国内での滞在先を申告させ、手数料を徴収する「ESTA」を義務付けた。申告内容はI-94W審査カードと同一。

生体情報の登録・照合

アメリカ同時多発テロ事件以後、現在に至るまで世界各国の入国審査が厳しくなる傾向が続いている。2012年現在においては、アメリカや日本国、韓国で、入国審査時に生体情報の取得(顔写真撮影や指紋採取とデータベースへの登録)が行われるようになっている。これら顔写真や指紋などの生体情報を入国審査時に取得する国家では、過去の犯罪歴や要注意人物の生体情報データベースと照合を行った上で、厳格な審査によって入国許可の可否が決定されている。

出国審査

国を出国する際にも同様の審査が行われる場合がある。出国する人物の把握および確認のために、有効な旅券や各種様式の書類の提示が求められる。犯罪歴の有無や係争中の裁判の被告人、あるいはその他の理由などで出国の制限を受ける場合があり、それらの判断基準は国によって異なる。

日本国の場合、出国する際には、日本人・外国人に関わらず出国審査を受ける必要がある。

入国審査官に有効な旅券(パスポート)あるいは上陸許可証を提示したうえで、入国審査官から出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受けなければ出国してはならないとされている。なお、出国審査を経ずに日本国を出国する行為は“密出国”で刑事罰の対象となる(出入国管理及び難民認定法71条)。

以前は、パスポート以外に出・帰国記録(EDカード)に住所・氏名や渡航先などを記入し、審査の際に提出する必要があったが、日本人については平成13年7月1日以降不要となっている[1]。なお、外国人の場合は、現在でも出入国の際にEDカードへの記入・提示が必要である。

なお、学校の修学旅行など団体旅行の場合、事前出国審査を受けることが可能である。この場合、あらかじめパスポートに出国日の日付のある出国審査印が押印され、出国当日は職員専用通路で事前に渡される「事前出国審査済み証」を入国審査官に渡せばよい。また、海外にある一部CAT(シティエアターミナル)では、併設された出入国管理事務所において事前に出国審査を受けることが出来る。



























滞在許可と外国人登録

滞在許可はほとんどの国でいくつかの種類に区分されている。
通過 - 航空機・船舶の乗り継ぎ、国際列車の経由などのため、その国の領域を通過(宿泊も含む)するときに与えられる滞在許可。通常72時間(3日)。
短期滞在(観光、短期ビジネス) - 短期間その国に滞在する場合に与えられる滞在許可。入国審査は比較的簡略である。通常90日以内。
長期滞在(就学、就労) - 就学や就労など、長期間にわたって滞在する必要がある場合に与えられる滞在許可。審査基準は厳しく、受入れ証明(入学許可書、雇用契約書など)のほか、特に就労の場合は一定以上の実績(業務上の経歴・スキル等)がなければ与えられない。通常90日以上4年以内。
永住 - 国籍は異動しないが、渡航先の国に永久的に居住することが認められた場合に与えられる滞在許可。長期間の婚姻・就労など、渡航先の国で安定した生活基盤を持っていて、一定以上の犯罪歴がないなどの条件が必要になる。滞在許可の期限を過ぎてなおその国に滞在しようとする場合は、滞在許可を更新しなければならない。滞在中の実績によっては、滞在許可の更新が拒否されることがあり、この場合はその国から出国しなければならない。 日本国民が外国に住所を定めて90日以上滞在する場合は、日本国在外公館(大使館、総領事館など)に在留届を提出しなければならない。同様に、在日米軍将兵以外の外国籍の者が、日本国内に連続90日を超えて滞在する場合は、外国人登録が必要である(外国人登録制度)。

出入国等管理証印(スタンプ)

出国証印 出国に際し、パスポートに国名、出国日付、出国場所などが記されているスタンプが押印される。国によっては出国審査官の署名が記される場合がある。一部(ジョホールバル駅など)では、スタンプの代わりに、出国審査官が出国日付、出国場所を手書きで記入する場合もある。なお、自動化ゲートを通過する場合には押印されない。 入国証印 入国に際し、パスポートに上陸許可、入国許可(Entry Permit)など記されているスタンプが押印される。国名、入国日付、入国場所、入国の条件(期間・就労の可否・許可される地域など)などが記されている。国によっては入国審査官の署名が記される場合がある。一部(シンガポール駅など)ではスタンプが押されない場合もある。また、入国証印があると敵対する国家への入国が拒否される場合(イスラエルなど)、希望によりパスポートに押印しない場合もある。 パスポート保持者がパスポート発行国に入国(母国への帰国)する場合に押印される証印は帰国証印という。通常、帰国証印は専用のものが用意されているが、韓国のように外国人用の入国証印と一緒になっている国もある。

★セブ島★成田空港

2012年10月30日 | ★旅行★外国
出入国管理(成田空港)

出入国管理とは、国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・情報把握することをいう。物品の出入りについては手荷物検査などが出入国検査に付随して行われるが、貿易など物品の出入りのみを目的とする場合は「出入国」とはいわず「輸出入」というのが普通である。

英語ではImmigration ControlもしくはImmigrationと呼び、これをそのまま読んだ「イミグレーション」、それを略した「イミグレ」はこのまま日本語化している。

出入国管理の目的

防犯

犯罪被疑者が国境を越えて移動するのを防ぐため。領域外に出た人間に対して警察権を行使できないため、犯人を逮捕できない(国際刑事警察機構を通じて国際指名手配を行ない、拘束された旨通知があったら送還を依頼する、または犯罪人引渡しのための二国間条約を結んで引き渡してもらうほかない)。このため、出入国管理が検問の役割を果たしている。
なお、人の国家間移動に際しては一定量の物品の携行が認められるが、これに関して税関検査、検疫などの手続きがある。 その国で禁止されている物の輸出入を把握するため。主要な検査対象は、武器類、麻薬、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で保護されている動物などである。

防疫

現代では地球の裏側など生態系の大きく違う地域間で人や物資の移動が可能になったため、生態系を大いに擾乱する可能性のある生物(特に病原体)の移動を水際で阻止することは、出入国管理の重要な目的の一つである。特定の感染症が流行している地域との間では、渡航制限が敷かれたり、感染の疑いがある場合は上陸不許可となったりすることがある。

経済保護
国家間で経済格差が大きい場合、大量の移民希望者が生じることがある。しかしその数が多い場合、渡航先国民の失業や住宅不足などの問題を引き起こすことがあり、この観点から移民を一定数に制限する国が多い。

上記の必要項目3つをCIQ(Customs・Immigration・Quarantineの略)と呼ぶ。

























出入国手続き

日本では、在日米軍将兵は、日米地位協定により、米軍施設を通じてであれば軍人IDカードのみで以下の手続きを経ることなく自由に出入国できる。

旅券

旅券(パスポート)は旅行者の国籍のある国の政府が発行する出入国管理の際に提示を要求される国籍・身分証明書であり、出入国管理記録帳としての性格ももつ。ほぼ全ての国において旅券の所持は出入国の際に必須である。日本国においては、旅券は各都道府県の旅券窓口ないし在外公館で申請して取得する。

なお、国際条約などに明文があるわけではなく、したがって、すべての国で適用されるとはいえないものの、国際的な慣例として、おおむね国家元首(原則各国1人)は出入国審査の対象外(国王はもともと旅券を作成しておらず、大統領は旅券を携行するが使わない)とされている。しかし、王族や閣僚(首相も含む。)の場合は、元首でないため、公用渡航であっても旅券への許可記載等の手続を必要とする例が多いとされる(本人はいわゆるVIPルート、つまりターミナルに入らずに済む道を通る。また、日本の首相の公用渡航の場合は、通常、羽田空港から政府専用機が使われ、同行の官吏が事後に代理申請する)。日本国においても天皇以外の皇后を含む皇族は旅券の発給を得て渡航している。

査証

査証は渡航先の国に入国する際に必要となる証明書で、渡航前に渡航先の国の在外公館に申請して取得する。査証は、通常、旅券に押印または貼付される。査証を事実上の入国許可とみなして入国審査時にほとんど拒否処分をしない制度の国(出入国管理の法令をいわゆる大陸法方式で定めた国に多い)と、査証を入国の「推薦文書」に過ぎないとして改めて厳格な入国審査を行う制度の国(出入国管理の法令をいわゆる英米法方式で定めた国に多い。日本国はこちらに含まれる)があり、後者の国に渡航する者にとっては、査証取得はかならずしも入国の保証とはならない。

入国審査の許否は建前上は法令に基づいて行われるが、現実には、「挙動が不審である」などそのときに担当した審査官の心証がきっかけとなって、不法入国や不法就労が目的であると判明、入国不許可処分により国外退去となるような例も少なくない。

国際的な往来が増えた現代にあっては、各国間で査証相互免除協定が結ばれる例が増えており、その場合は、前もって渡航予定先国の在外公館で査証を取得していなくても、(入国審査まで免除とはならないが)短期間の滞在希望者に限り入国許可が可能となる。

入国審査

入国する前に入国審査を行い、入国許可を認められた者が入国できる。国籍を有する者が外国から帰国する際にも入国審査を通過する必要がある。入国審査では入国目的や滞在期間などの試問が行われる(ここで目的や滞在先が曖昧であるなどによって不法入国しようとしていると発覚することもある)。また、税関審査や検疫を受ける。

島国である日本に外国人が入国する場合は入国審査官によって上陸審査を受け、上陸拒否事由に当たらないことを確認した上で上陸許可を得なければならない(通常は旅券に上陸許可シールが貼付される)。2007年11月20日よりJ-VISが導入された。

アメリカ国土安全保障省は、2009年1月12日より、査証免除プログラム対象国からのアメリカ入国者に対しても、出発72時間前までにインターネットを用いて氏名・パスポート番号・国内での滞在先を申告させ、手数料を徴収する「ESTA」を義務付けた。申告内容はI-94W審査カードと同一。

生体情報の登録・照合

アメリカ同時多発テロ事件以後、現在に至るまで世界各国の入国審査が厳しくなる傾向が続いている。2012年現在においては、アメリカや日本国、韓国で、入国審査時に生体情報の取得(顔写真撮影や指紋採取とデータベースへの登録)が行われるようになっている。これら顔写真や指紋などの生体情報を入国審査時に取得する国家では、過去の犯罪歴や要注意人物の生体情報データベースと照合を行った上で、厳格な審査によって入国許可の可否が決定されている。

出国審査

国を出国する際にも同様の審査が行われる場合がある。出国する人物の把握および確認のために、有効な旅券や各種様式の書類の提示が求められる。犯罪歴の有無や係争中の裁判の被告人、あるいはその他の理由などで出国の制限を受ける場合があり、それらの判断基準は国によって異なる。

日本国の場合、出国する際には、日本人・外国人に関わらず出国審査を受ける必要がある。

入国審査官に有効な旅券(パスポート)あるいは上陸許可証を提示したうえで、入国審査官から出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受けなければ出国してはならないとされている。なお、出国審査を経ずに日本国を出国する行為は“密出国”で刑事罰の対象となる(出入国管理及び難民認定法71条)。

以前は、パスポート以外に出・帰国記録(EDカード)に住所・氏名や渡航先などを記入し、審査の際に提出する必要があったが、日本人については平成13年7月1日以降不要となっている[1]。なお、外国人の場合は、現在でも出入国の際にEDカードへの記入・提示が必要である。

なお、学校の修学旅行など団体旅行の場合、事前出国審査を受けることが可能である。この場合、あらかじめパスポートに出国日の日付のある出国審査印が押印され、出国当日は職員専用通路で事前に渡される「事前出国審査済み証」を入国審査官に渡せばよい。また、海外にある一部CAT(シティエアターミナル)では、併設された出入国管理事務所において事前に出国審査を受けることが出来る。

滞在許可と外国人登録

滞在許可はほとんどの国でいくつかの種類に区分されている。
通過 - 航空機・船舶の乗り継ぎ、国際列車の経由などのため、その国の領域を通過(宿泊も含む)するときに与えられる滞在許可。通常72時間(3日)。
短期滞在(観光、短期ビジネス) - 短期間その国に滞在する場合に与えられる滞在許可。入国審査は比較的簡略である。通常90日以内。
長期滞在(就学、就労) - 就学や就労など、長期間にわたって滞在する必要がある場合に与えられる滞在許可。審査基準は厳しく、受入れ証明(入学許可書、雇用契約書など)のほか、特に就労の場合は一定以上の実績(業務上の経歴・スキル等)がなければ与えられない。通常90日以上4年以内。
永住 - 国籍は異動しないが、渡航先の国に永久的に居住することが認められた場合に与えられる滞在許可。長期間の婚姻・就労など、渡航先の国で安定した生活基盤を持っていて、一定以上の犯罪歴がないなどの条件が必要になる。滞在許可の期限を過ぎてなおその国に滞在しようとする場合は、滞在許可を更新しなければならない。滞在中の実績によっては、滞在許可の更新が拒否されることがあり、この場合はその国から出国しなければならない。 日本国民が外国に住所を定めて90日以上滞在する場合は、日本国在外公館(大使館、総領事館など)に在留届を提出しなければならない。同様に、在日米軍将兵以外の外国籍の者が、日本国内に連続90日を超えて滞在する場合は、外国人登録が必要である(外国人登録制度)。


出入国等管理証印(スタンプ)

出国証印 出国に際し、パスポートに国名、出国日付、出国場所などが記されているスタンプが押印される。国によっては出国審査官の署名が記される場合がある。一部(ジョホールバル駅など)では、スタンプの代わりに、出国審査官が出国日付、出国場所を手書きで記入する場合もある。なお、自動化ゲートを通過する場合には押印されない。 入国証印 入国に際し、パスポートに上陸許可、入国許可(Entry Permit)など記されているスタンプが押印される。国名、入国日付、入国場所、入国の条件(期間・就労の可否・許可される地域など)などが記されている。国によっては入国審査官の署名が記される場合がある。一部(シンガポール駅など)ではスタンプが押されない場合もある。また、入国証印があると敵対する国家への入国が拒否される場合(イスラエルなど)、希望によりパスポートに押印しない場合もある。 パスポート保持者がパスポート発行国に入国(母国への帰国)する場合に押印される証印は帰国証印という。通常、帰国証印は専用のものが用意されているが、韓国のように外国人用の入国証印と一緒になっている国もある。

その他

ほとんどの国において出入国審査場は撮影禁止である。理由として、密入国するための参考資料にされることを防ぐためだとされている。

★食べ歩き★東京ラーメンショー

2012年10月30日 | ★食べ歩き★
東京都内最大級の野外ラーメンイベント

【東京ラーメンショー2012】

今年のテーマは「ご当地ラーメン再発見」登場するラーメンも過去最多の40種類!

前半5日間を第1幕(10月26日~10月30日)、
後半5日間を第2幕(10月31日~11月4日)と分け、より多くの方に楽しんでいただけるよう実施!。

【開催日時】
 2012年10月26日(金)~11月4日(日)
 10:00~21:00(時間変更の場合あり)※雨天決行
【会場】
 駒沢オリンピック公園 中央広場(最寄:「駒沢大学」駅)
【主催】
 東京ラーメンショー2012 実行委員会
【共催】
 一般社団法人 日本ラーメン協会
【入場料】
 入場料無料  ラーメン食券(前売券・当日券共に1杯800円)

【第1幕で登場するラーメン】
開場10:00 終了21:00(ラストオーダー20:30)
1.北海道/味の大王/元祖カレーラーメン
2.北海道/麺屋彩未×RAMEN IORI×麺屋つくし/札幌濃厚旨味噌ラーメン
3.福島/元祖会津中華そば めでたいや/会津ラーメン
4.千葉/千葉ラーメン拉通 ra2×麺屋宗×武道家/房総・竹岡式ラーメン
5.鳥取/牛骨ラーメン応援団/鳥取牛骨ラーメン
6.岐阜/豆天狗/飛騨高山中華そば
7.茨城/スタミナラーメン 松五郎×スタミナラーメン がむしゃ/茨城スタミナラーメン
8.愛知/麺屋 桜×つけ麺 雀/名古屋ベトコンラーメン
9.博多/博多一幸舎/博多豚骨ラーメン
10.コラボ/進化×びぎ屋×なわて/白醤油らーめん
11.協会ブース/日本ラーメン協会プレミアム/昭和ノスタルジー中華そば
12.セブンカップコラボ/一風堂師弟コラボ/赤旨ベジ豚骨
13.青森/津軽ラーメン煮干会/新・津軽ラーメン「こく煮干し」
14.山形/新旬屋 麺/山形鶏中華
15.大阪/金久右衛門/大阪ブラック
16.コラボ/麺匠真武咲弥×博多だるま/炙り味噌マー油
17.東京/多摩組/八王子ラーメン
18.北海道/次郎長×えん楽/函館塩ラーメン
19.神奈川/六角家×洞くつ家/横浜家系ラーメン横浜家系ラーメン
20.海外/香港ラーメン凪豚王×シンガポールけいすけ/王様コンビネーションとんこつラーメン

ラーメンは、茹でた中華麺と汁(スープ)と具からなる日本の料理。漢字表記は拉麺または老麺・柳麺。別名は中華そばおよび支那そば・南京そばなど。

中国の麺料理を原形に、大正時代ごろから日本各地に広まり、その後日本流のアレンジが加えられ独自の進化をした麺料理である。現在の日本ではカレーライスと並んで国民食と呼ばれるほど人気のある食べ物であり、アジアや欧米など国外でもよく知られている。中国・台湾では日本のラーメンは日式拉麺(日式拉麵/日式拉面)または日本拉麺(日本拉麵/日本拉面)と呼ばれている。



































起源・語源・名称

ラーメンは江戸時代末に開港した横浜・神戸・長崎・函館などの中華街(当時は南京町と呼ばれた)で食べられていた中国の麺料理を原型とするものである。

明治43年(1910年)、東京浅草に日本人経営者による日本人向けの中華料理店として初めて「来々軒」が開店し、人気となった。この店の成功をうけて日本に続々と中華料理店が開店したが、その主力メニューがラーメンだった(ただし当時は南京そば・支那そばなどと呼ばれた)。戦後は中国からの引揚者によるラーメン屋台も多く出現した。この約100年の歴史の中で、さまざまなアレンジが加えられ、中国の麺料理とは異質な日本独特の麺料理に進化・変化した。

「ラーメン」の語源は、中国西北部に位置する蘭州の麺の一種「拉麺(ラーミェン)」(繁体字で「拉麵」、簡体字で「拉面」)という説がある。中国語の「拉」とは「引っ張る」という意味で、拉麺は蕎麦やうどんのように刃物で切り分けて細長い形にするのではなく、手で引っ張り伸ばして細長い麺の形を形成する手打ちの技法で作られる。この拉麺は麺生地を延ばし何層か折りたたんで包丁で細い麺状に切る「桿麺」とともに日本のラーメンの原型となったが、日本では各地にラーメンが広まった時期と製麺機が登場・普及した時期が近かったため、麺の手打ち職人が育つ間もなく製麺機での製麺が一般的になった。ただしこのラーメンの拉麺語源説には異説もあり、「老麺」という漢字表記をラーメンの項目で拉麺とともに採用している辞典もある。老麺(ラオミェン)とは、マントウや包子を作る際に用いる。寝かせた発酵生地を酵母種として使用する中国伝統技法であるが、中華麺はマントウのように酵母で膨らませる必要がないため、老麺法はラーメンに用いる技法ではない。

現代では名称は通常カタカナで「ラーメン」と表記されていることが多い。「中華そば」と表記されていることもあるが、呼び方が違うだけで料理は同じものである。時代とともに南京そば→支那そば→中華そば、と日本での呼び名は変わっていき、ラーメンという呼び方を広めたのは、昭和33年(1958年)に日清食品が発売した世界初のインスタント麺「チキンラーメン」であると言われている。



小麦粉を原材料とし、かん水(鹹水)というアルカリ塩水溶液を添加するのが大きな特徴である。そのため同じ小麦粉で作った麺でも、日本のうどんや中国の多くの麺料理と異なる独特の色・味・食感をもつ。

この小麦粉に水を加えて、細長い麺とする。多くの場合は「製麺機」で製麺し、製麺会社が製造する麺を使用する店も多いが、1990年代以降小型の圧延機などが流通するようになり、ラーメン専門店では自家製麺を行う店が増えている。

風味を増したり独特の麺とするために、小麦粉へ蕎麦粉や唐辛子などをブレンドする場合もある。工場生産の場合、プロピレングリコールを添加して食感を良くしているものもある。また、かん水独特の臭気と苦味を嫌って、かん水に代えて鶏卵をつなぎに用い、「無かん水麺」あるいは「玉子めん」「鶏卵めん」等と称したものもある。

ちぢれを作った麺を「縮れ麺」と称し、ちぢれのない麺を「ストレート麺」と称することがある。また、麺の太さによって「太麺」「中細麺」「細麺」などと称することがある。これを組み合わせ、マニアがラーメンの麺を評する際に「中細ストレート麺」などと称することもあるが、感覚的な呼称であることが多い。博多ラーメンの細い麺からうどんより太い麺まで多種多様である。

スープ

ラーメンの汁は「スープ」と呼ぶ。丼に入れたタレを出汁(ダシ)で割ってスープを作る(出汁をさしてスープと呼ぶこともある。

スープはラーメンの味を決定する非常に重要な要素であり、手間暇をかけ工夫したスープを使用するラーメン店がほとんどである。ラーメンは、スープが絡んだ麺を食べる時にちょうど良い味付けとなっているため、単なるスープとして飲むには塩分が濃く、酸化した油が多量に含まれていることもあり、健康上の観点からスープを飲み干す事は問題である。

タレを入れたスープを煮込み続けない理由は、風味が飛んで煮詰まって味が濃くなってしまうからであり、そのためにダシとタレは分けて調理を行う。



醤油ラーメンでは叉焼(チャーシュー)とメンマ(シナチク)とネギが比較的定番であり、豚骨ラーメンでは、叉焼とネギ、キクラゲが比較的定番である。卵(生卵、ゆで卵、煮卵)、海苔、鳴門巻き(ナルト)、野菜(煮野菜、野菜炒め)なども多く見られる。具はトッピングとして追加するか、もしくは追加される具によって「野菜ラーメン」「ネギラーメン」など別個のメニューとなっている。地方や店舗によってはスープと刻みネギ程度のほとんど具の無いラーメンを素ラーメンと称することもある。eNoztDJkhAMmY3OmNAsjy7TkRFNDU0tDU1P7ksqCVNtcAGN6B2I=]

★出入国管理★成田空港

2012年10月20日 | ★東京スカイツリー★
出入国管理とは、国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・情報把握することをいう。物品の出入りについては手荷物検査などが出入国検査に付随して行われるが、貿易など物品の出入りのみを目的とする場合は「出入国」とはいわず「輸出入」というのが普通である。

英語ではImmigration ControlもしくはImmigrationと呼び、これをそのまま読んだ「イミグレーション」、それを略した「イミグレ」はこのまま日本語化している。

出入国管理の目的

防犯

犯罪被疑者が国境を越えて移動するのを防ぐため。領域外に出た人間に対して警察権を行使できないため、犯人を逮捕できない(国際刑事警察機構を通じて国際指名手配を行ない、拘束された旨通知があったら送還を依頼する、または犯罪人引渡しのための二国間条約を結んで引き渡してもらうほかない)。このため、出入国管理が検問の役割を果たしている。
なお、人の国家間移動に際しては一定量の物品の携行が認められるが、これに関して税関検査、検疫などの手続きがある。 その国で禁止されている物の輸出入を把握するため。主要な検査対象は、武器類、麻薬、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で保護されている動物などである。

防疫

現代では地球の裏側など生態系の大きく違う地域間で人や物資の移動が可能になったため、生態系を大いに擾乱する可能性のある生物(特に病原体)の移動を水際で阻止することは、出入国管理の重要な目的の一つである。特定の感染症が流行している地域との間では、渡航制限が敷かれたり、感染の疑いがある場合は上陸不許可となったりすることがある。

経済保護
国家間で経済格差が大きい場合、大量の移民希望者が生じることがある。しかしその数が多い場合、渡航先国民の失業や住宅不足などの問題を引き起こすことがあり、この観点から移民を一定数に制限する国が多い。

上記の必要項目3つをCIQ(Customs・Immigration・Quarantineの略)と呼ぶ。
























出入国手続き

日本では、在日米軍将兵は、日米地位協定により、米軍施設を通じてであれば軍人IDカードのみで以下の手続きを経ることなく自由に出入国できる。

旅券

旅券(パスポート)は旅行者の国籍のある国の政府が発行する出入国管理の際に提示を要求される国籍・身分証明書であり、出入国管理記録帳としての性格ももつ。ほぼ全ての国において旅券の所持は出入国の際に必須である。日本国においては、旅券は各都道府県の旅券窓口ないし在外公館で申請して取得する。

なお、国際条約などに明文があるわけではなく、したがって、すべての国で適用されるとはいえないものの、国際的な慣例として、おおむね国家元首(原則各国1人)は出入国審査の対象外(国王はもともと旅券を作成しておらず、大統領は旅券を携行するが使わない)とされている。しかし、王族や閣僚(首相も含む。)の場合は、元首でないため、公用渡航であっても旅券への許可記載等の手続を必要とする例が多いとされる(本人はいわゆるVIPルート、つまりターミナルに入らずに済む道を通る。また、日本の首相の公用渡航の場合は、通常、羽田空港から政府専用機が使われ、同行の官吏が事後に代理申請する)。日本国においても天皇以外の皇后を含む皇族は旅券の発給を得て渡航している。

査証

査証は渡航先の国に入国する際に必要となる証明書で、渡航前に渡航先の国の在外公館に申請して取得する。査証は、通常、旅券に押印または貼付される。査証を事実上の入国許可とみなして入国審査時にほとんど拒否処分をしない制度の国(出入国管理の法令をいわゆる大陸法方式で定めた国に多い)と、査証を入国の「推薦文書」に過ぎないとして改めて厳格な入国審査を行う制度の国(出入国管理の法令をいわゆる英米法方式で定めた国に多い。日本国はこちらに含まれる)があり、後者の国に渡航する者にとっては、査証取得はかならずしも入国の保証とはならない。

出国審査

国を出国する際にも同様の審査が行われる場合がある。出国する人物の把握および確認のために、有効な旅券や各種様式の書類の提示が求められる。犯罪歴の有無や係争中の裁判の被告人、あるいはその他の理由などで出国の制限を受ける場合があり、それらの判断基準は国によって異なる。

日本国の場合、出国する際には、日本人・外国人に関わらず出国審査を受ける必要がある。

入国審査官に有効な旅券(パスポート)あるいは上陸許可証を提示したうえで、入国審査官から出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受けなければ出国してはならないとされている。なお、出国審査を経ずに日本国を出国する行為は“密出国”で刑事罰の対象となる(出入国管理及び難民認定法71条)。

以前は、パスポート以外に出・帰国記録(EDカード)に住所・氏名や渡航先などを記入し、審査の際に提出する必要があったが、日本人については平成13年7月1日以降不要となっている[1]。なお、外国人の場合は、現在でも出入国の際にEDカードへの記入・提示が必要である。

なお、学校の修学旅行など団体旅行の場合、事前出国審査を受けることが可能である。この場合、あらかじめパスポートに出国日の日付のある出国審査印が押印され、出国当日は職員専用通路で事前に渡される「事前出国審査済み証」を入国審査官に渡せばよい。また、海外にある一部CAT(シティエアターミナル)では、併設された出入国管理事務所において事前に出国審査を受けることが出来る。

その他

ほとんどの国において出入国審査場は撮影禁止である。理由として、密入国するための参考資料にされることを防ぐためだとされている。

★出入国管理★成田空港

2012年10月20日 | ★旅行★外国
出入国管理とは、国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・情報把握することをいう。物品の出入りについては手荷物検査などが出入国検査に付随して行われるが、貿易など物品の出入りのみを目的とする場合は「出入国」とはいわず「輸出入」というのが普通である。

英語ではImmigration ControlもしくはImmigrationと呼び、これをそのまま読んだ「イミグレーション」、それを略した「イミグレ」はこのまま日本語化している。

出入国管理の目的

防犯

犯罪被疑者が国境を越えて移動するのを防ぐため。領域外に出た人間に対して警察権を行使できないため、犯人を逮捕できない(国際刑事警察機構を通じて国際指名手配を行ない、拘束された旨通知があったら送還を依頼する、または犯罪人引渡しのための二国間条約を結んで引き渡してもらうほかない)。このため、出入国管理が検問の役割を果たしている。
なお、人の国家間移動に際しては一定量の物品の携行が認められるが、これに関して税関検査、検疫などの手続きがある。 その国で禁止されている物の輸出入を把握するため。主要な検査対象は、武器類、麻薬、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で保護されている動物などである。

防疫

現代では地球の裏側など生態系の大きく違う地域間で人や物資の移動が可能になったため、生態系を大いに擾乱する可能性のある生物(特に病原体)の移動を水際で阻止することは、出入国管理の重要な目的の一つである。特定の感染症が流行している地域との間では、渡航制限が敷かれたり、感染の疑いがある場合は上陸不許可となったりすることがある。

経済保護
国家間で経済格差が大きい場合、大量の移民希望者が生じることがある。しかしその数が多い場合、渡航先国民の失業や住宅不足などの問題を引き起こすことがあり、この観点から移民を一定数に制限する国が多い。

上記の必要項目3つをCIQ(Customs・Immigration・Quarantineの略)と呼ぶ。


出入国手続き

日本では、在日米軍将兵は、日米地位協定により、米軍施設を通じてであれば軍人IDカードのみで以下の手続きを経ることなく自由に出入国できる。

旅券

旅券(パスポート)は旅行者の国籍のある国の政府が発行する出入国管理の際に提示を要求される国籍・身分証明書であり、出入国管理記録帳としての性格ももつ。ほぼ全ての国において旅券の所持は出入国の際に必須である。日本国においては、旅券は各都道府県の旅券窓口ないし在外公館で申請して取得する。

なお、国際条約などに明文があるわけではなく、したがって、すべての国で適用されるとはいえないものの、国際的な慣例として、おおむね国家元首(原則各国1人)は出入国審査の対象外(国王はもともと旅券を作成しておらず、大統領は旅券を携行するが使わない)とされている。しかし、王族や閣僚(首相も含む。)の場合は、元首でないため、公用渡航であっても旅券への許可記載等の手続を必要とする例が多いとされる(本人はいわゆるVIPルート、つまりターミナルに入らずに済む道を通る。また、日本の首相の公用渡航の場合は、通常、羽田空港から政府専用機が使われ、同行の官吏が事後に代理申請する)。日本国においても天皇以外の皇后を含む皇族は旅券の発給を得て渡航している。

査証

査証は渡航先の国に入国する際に必要となる証明書で、渡航前に渡航先の国の在外公館に申請して取得する。査証は、通常、旅券に押印または貼付される。査証を事実上の入国許可とみなして入国審査時にほとんど拒否処分をしない制度の国(出入国管理の法令をいわゆる大陸法方式で定めた国に多い)と、査証を入国の「推薦文書」に過ぎないとして改めて厳格な入国審査を行う制度の国(出入国管理の法令をいわゆる英米法方式で定めた国に多い。日本国はこちらに含まれる)があり、後者の国に渡航する者にとっては、査証取得はかならずしも入国の保証とはならない。

出国審査

国を出国する際にも同様の審査が行われる場合がある。出国する人物の把握および確認のために、有効な旅券や各種様式の書類の提示が求められる。犯罪歴の有無や係争中の裁判の被告人、あるいはその他の理由などで出国の制限を受ける場合があり、それらの判断基準は国によって異なる。

日本国の場合、出国する際には、日本人・外国人に関わらず出国審査を受ける必要がある。

入国審査官に有効な旅券(パスポート)あるいは上陸許可証を提示したうえで、入国審査官から出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受けなければ出国してはならないとされている。なお、出国審査を経ずに日本国を出国する行為は“密出国”で刑事罰の対象となる(出入国管理及び難民認定法71条)。

以前は、パスポート以外に出・帰国記録(EDカード)に住所・氏名や渡航先などを記入し、審査の際に提出する必要があったが、日本人については平成13年7月1日以降不要となっている[1]。なお、外国人の場合は、現在でも出入国の際にEDカードへの記入・提示が必要である。

なお、学校の修学旅行など団体旅行の場合、事前出国審査を受けることが可能である。この場合、あらかじめパスポートに出国日の日付のある出国審査印が押印され、出国当日は職員専用通路で事前に渡される「事前出国審査済み証」を入国審査官に渡せばよい。また、海外にある一部CAT(シティエアターミナル)では、併設された出入国管理事務所において事前に出国審査を受けることが出来る。

その他

ほとんどの国において出入国審査場は撮影禁止である。理由として、密入国するための参考資料にされることを防ぐためだとされている。

★出入国管理★成田空港

2012年10月20日 | ★旅行★外国
出入国管理とは、国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・情報把握することをいう。物品の出入りについては手荷物検査などが出入国検査に付随して行われるが、貿易など物品の出入りのみを目的とする場合は「出入国」とはいわず「輸出入」というのが普通である。

英語ではImmigration ControlもしくはImmigrationと呼び、これをそのまま読んだ「イミグレーション」、それを略した「イミグレ」はこのまま日本語化している。

出入国管理の目的

防犯

犯罪被疑者が国境を越えて移動するのを防ぐため。領域外に出た人間に対して警察権を行使できないため、犯人を逮捕できない(国際刑事警察機構を通じて国際指名手配を行ない、拘束された旨通知があったら送還を依頼する、または犯罪人引渡しのための二国間条約を結んで引き渡してもらうほかない)。このため、出入国管理が検問の役割を果たしている。
なお、人の国家間移動に際しては一定量の物品の携行が認められるが、これに関して税関検査、検疫などの手続きがある。 その国で禁止されている物の輸出入を把握するため。主要な検査対象は、武器類、麻薬、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で保護されている動物などである。

防疫

現代では地球の裏側など生態系の大きく違う地域間で人や物資の移動が可能になったため、生態系を大いに擾乱する可能性のある生物(特に病原体)の移動を水際で阻止することは、出入国管理の重要な目的の一つである。特定の感染症が流行している地域との間では、渡航制限が敷かれたり、感染の疑いがある場合は上陸不許可となったりすることがある。

経済保護
国家間で経済格差が大きい場合、大量の移民希望者が生じることがある。しかしその数が多い場合、渡航先国民の失業や住宅不足などの問題を引き起こすことがあり、この観点から移民を一定数に制限する国が多い。

上記の必要項目3つをCIQ(Customs・Immigration・Quarantineの略)と呼ぶ。


出入国手続き

日本では、在日米軍将兵は、日米地位協定により、米軍施設を通じてであれば軍人IDカードのみで以下の手続きを経ることなく自由に出入国できる。

旅券

旅券(パスポート)は旅行者の国籍のある国の政府が発行する出入国管理の際に提示を要求される国籍・身分証明書であり、出入国管理記録帳としての性格ももつ。ほぼ全ての国において旅券の所持は出入国の際に必須である。日本国においては、旅券は各都道府県の旅券窓口ないし在外公館で申請して取得する。

なお、国際条約などに明文があるわけではなく、したがって、すべての国で適用されるとはいえないものの、国際的な慣例として、おおむね国家元首(原則各国1人)は出入国審査の対象外(国王はもともと旅券を作成しておらず、大統領は旅券を携行するが使わない)とされている。しかし、王族や閣僚(首相も含む。)の場合は、元首でないため、公用渡航であっても旅券への許可記載等の手続を必要とする例が多いとされる(本人はいわゆるVIPルート、つまりターミナルに入らずに済む道を通る。また、日本の首相の公用渡航の場合は、通常、羽田空港から政府専用機が使われ、同行の官吏が事後に代理申請する)。日本国においても天皇以外の皇后を含む皇族は旅券の発給を得て渡航している。

査証

査証は渡航先の国に入国する際に必要となる証明書で、渡航前に渡航先の国の在外公館に申請して取得する。査証は、通常、旅券に押印または貼付される。査証を事実上の入国許可とみなして入国審査時にほとんど拒否処分をしない制度の国(出入国管理の法令をいわゆる大陸法方式で定めた国に多い)と、査証を入国の「推薦文書」に過ぎないとして改めて厳格な入国審査を行う制度の国(出入国管理の法令をいわゆる英米法方式で定めた国に多い。日本国はこちらに含まれる)があり、後者の国に渡航する者にとっては、査証取得はかならずしも入国の保証とはならない。

出国審査

国を出国する際にも同様の審査が行われる場合がある。出国する人物の把握および確認のために、有効な旅券や各種様式の書類の提示が求められる。犯罪歴の有無や係争中の裁判の被告人、あるいはその他の理由などで出国の制限を受ける場合があり、それらの判断基準は国によって異なる。

日本国の場合、出国する際には、日本人・外国人に関わらず出国審査を受ける必要がある。

入国審査官に有効な旅券(パスポート)あるいは上陸許可証を提示したうえで、入国審査官から出国の確認を受け、パスポートにそのことを証明する捺印を受けなければ出国してはならないとされている。なお、出国審査を経ずに日本国を出国する行為は“密出国”で刑事罰の対象となる(出入国管理及び難民認定法71条)。

以前は、パスポート以外に出・帰国記録(EDカード)に住所・氏名や渡航先などを記入し、審査の際に提出する必要があったが、日本人については平成13年7月1日以降不要となっている[1]。なお、外国人の場合は、現在でも出入国の際にEDカードへの記入・提示が必要である。

なお、学校の修学旅行など団体旅行の場合、事前出国審査を受けることが可能である。この場合、あらかじめパスポートに出国日の日付のある出国審査印が押印され、出国当日は職員専用通路で事前に渡される「事前出国審査済み証」を入国審査官に渡せばよい。また、海外にある一部CAT(シティエアターミナル)では、併設された出入国管理事務所において事前に出国審査を受けることが出来る。

その他

ほとんどの国において出入国審査場は撮影禁止である。理由として、密入国するための参考資料にされることを防ぐためだとされている。

★リンドウ★竜胆

2012年10月19日 | ★花シリーズ★
リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物である。1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすことが多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともある。

古くはえやみぐさ(疫病草、瘧草)とも呼ばれた。

特徴
本州から四国・九州の湿った野山に自生する。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。葉は細長く、対生につく。

かつては水田周辺の草地やため池の堤防などにリンドウやアキノキリンソウなどの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだった。近年、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしまい、リンドウを探すことも難しくなってしまっている。

利用



















★ダリア・ミッドナイトムーン★花シリーズ

2012年10月17日 | ★花シリーズ★
ダリア・ミッドナイトムーン

秋に満開となるガーデンダリアです。花が少なくなる季節にたくさんの花を咲かせてくれ、切花、花壇、鉢植えにおすすめです。挿芽苗ですので、そのままコンテナにガーデニング用の素材として植えても根がかさばりません。ダリアをポット苗感覚で利用できます。

ミッドナイトムーンの花色は黄色。葉は銅葉です。

タイプ:キク科ダリア属
原産地:中央アメリカ
植付け適期:5~6月、9~11月
開花時期:5月~10月
草丈:30~120センチ
用途:花壇・切花・鉢植え

栽培方法
日当たり・水はけのよい土に植えてください。植付け時に堆肥などを混ぜると大きく生長します。水を与えすぎると間伸び・根腐れを起こすので注意してください。アブラムシが発生しやすいので、浸透性殺虫剤をまくなどして予防してください。冬は地上部が枯れてきたら根元から切り戻し、春を待ちます。

増やし方:分球、挿し芽、タネ蒔きで。分球は10月頃地下部の茎を15センチほど残して上部を切り、球根を掘り上げ湿らせたバーミキュライトと一緒に袋に入れ5℃位で貯蔵しておき1球に1芽を付けてカッターナイフなどで分球します。挿し芽は若い茎を7~8センチ切り、砂や赤玉土に。










★蔦★紅葉

2012年10月16日 | ★花シリーズ★
ツタ(蔦)は、ブドウ科ツタ属のつる性の落葉性木本。別名、アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ。

ツタという言葉は、ツタ属の植物を総じて称することもある。英語でのアイヴィー(Ivy)との呼び方はキヅタ類を指すことが多い。

特徴

葉は掌状に浅く裂けるか、完全に分かれて複葉になり、落葉性。まきひげの先端が吸盤になって、基盤に付着する。無理やり抜いた場合はポツポツと吸盤だけが残る。5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつける。

ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタのみが本州から九州に自生する。「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられた。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用される。

また、日本では古来から樹液をアマヅラと呼ばれる甘味料として利用していた。ナツヅタの名は、ウコギ科キヅタをフユヅタと呼んだため、その対比で呼ばれた。




























家紋

蔦紋(つたもん)は、ツタの葉・茎・花を図案化した日本の家紋の一種である。

家紋としての初見は不明であるが、江戸時代に松平氏が用い、8代将軍である徳川吉宗が用いたことから広まったともいわれる。 『見聞諸家紋』には、椎名氏(蔦)、富田氏(蔓蔦)、高安氏(竹笹輪に蔦)が載せられている。 ほかに『寛政重修諸家譜』には、津藩藤堂氏が「藤堂蔦」、本荘藩六郷氏、西尾藩(大給)、小島藩(滝脇)、棚倉藩(松井)ら各、松平氏が「蔦」で載せられている。

また、ほかの樹木や建物などに着生する習性から付き従うことに転じて、女紋として用いられることがあった。 蔦が絡んで茂るさまが馴染み客と一生、離れないことにかけて芸妓や娼婦などが用いたといわれる。出典・ウィキペディアフリー百科事典。

★咱夫藍★アヤメ科の多年草

2012年10月15日 | ★花シリーズ★
サフランは、地中海沿岸を原産とするアヤメ科の多年草。およびそのめしべを乾燥させた香辛料。

別名薬用サフランと呼んで、同属植物で観賞用の花サフラン(クロッカス)と区別する。

名称はアラビア語で「黄色」を意味する「アスファル」を語源とする「ザアファラーン」に由来する。日本では、咱夫藍の漢字を宛てる。洎夫藍、洎夫蘭、泊夫藍などの表記も見られるが、いずれも字音が合わず、誤字である。

成分は、α、β、γ‐カロテン。他に色素配糖体であるクロシン、無色の苦味配糖体ピクロクロシン 、精油(8-10%、テルペン、テルペンアルコール、エステル)、クロセチンなどを含む。クロシンは水溶性で油には溶けない。香りの主成分はサフラナールである。

歴史

紀元前からヨーロッパでめしべが香料・染料として利用されていた。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されるというロイヤルカラーとされた時代もある。

日本へは江戸時代に薬として伝わった。国内での栽培は、1886年(明治19年)、神奈川県大磯町(旧国府村)の添田辰五郎が病気の母親のため、球根の輸入と栽培を試みたのが始まり。

1897年(明治30年)に内務省横浜衛生試験所の認定を受け、商品化・輸出されるようになった。
1903年(明治36年)には、辰五郎から球根を譲り受けた吉良文平によって大分県竹田市へ伝わり、同地は名産地になった。
現在、日本国内の約8-9割が竹田市で生産されている。他には、宮城県塩竈市などで生産されている。




















利用

めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として用いる。乾燥の際には、風通しのよい室内で陰干しにする。収率が低いため貴重で、1gあたり500-1,000円程度と高価である。

香辛料

めしべは、独特の香りを持ち、水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、南ヨーロッパ、南アジア北部、中央アジア、西アジア、北アフリカにかけて料理の色付けや風味付けのための香辛料として使用される。プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない。トルコのサフランボルでは、お湯に入れた「サフランティー」として飲まれている。

生薬

生薬としては番紅花(ばんこうか、蕃紅花とも書く)と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある(日本薬局方第二部に「サフラン」の名で収録されている)。中国では西紅花、藏紅花の名で生薬として流通している。

動物実験では、サフランの黄色色素であるカロテノイドの一種「クロシン」の摂取が大腸がん予防に効果があるとされる。

安全性

着色や風味付けなどの通常の用途で、食事から経口で摂取する量では安全と思われるとされている。しかし、以下の場合には注意が必要である。
堕胎作用、子宮収縮作用、通経作用に注意が必要である。「授乳中の安全性については充分な情報がないため、避けたほうがよい」、「妊婦には禁忌である」との記述もみられる。
大量摂取は危険と言われており、5g以上摂取すると重篤な副作用が出る。致死量は12-20gである。
オリーブ属、オカヒジキ属、ドクムギ属の植物に過敏症がある人はアレルギー症状に注意が必要である。
出典・ウィキペディアフリー百科事典。

★ススキ★芒、薄

2012年10月14日 | ★花シリーズ★
ススキ(芒、薄)とは、イネ科ススキ属の植物。萱(かや)、尾花ともいう。野原に生息し、ごく普通に見られる多年生草本である。

特徴

高さは1から2m。地下には短いがしっかりした地下茎がある。そこから多数の花茎を立てる。葉は細長く、根出葉と稈からの葉が多数つく。また、堅く、縁は鋭い鉤状になっているため、皮膚が傷つくことがある。

夏から秋にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた花穂をつける。花穂は赤っぽい色をしているが、種子(正しくは穎果・えいか)には白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなる。種子は風によって飛ぶことができる。

日本には全国に分布し、日当たりの良い山野に生息している。夏緑性で、地上部は冬には枯れるのが普通であるが、沖縄などでは常緑になり、高さは5mに達する。その形ゆえに、たまにサトウキビと勘違いする観光客がいる。国外では朝鮮半島・中国・台湾に分布するほか、北米では侵略的外来種として猛威をふるっている(日本にセイタカアワダチソウが侵入したのと逆の経路で伝播)。

遷移上の位置づけ

植物遷移の上から見れば、ススキ草原は草原としてはほぼ最後の段階に当たる。ススキは株が大きくなるには時間がかかるので、初期の草原では姿が見られないが、次第に背が高くなり、全体を覆うようになる。ススキ草原を放置すれば、アカマツなどの先駆者(パイオニア)的な樹木が侵入して、次第に森林へと変化していく。後述の茅場の場合、草刈りや火入れを定期的に行うことで、ススキ草原の状態を維持していたものである。

分類

本州南部以南の海岸線には、葉の幅が広く、ざらつきの少ないものがあり、これをハチジョウススキという。変種と見なす立場もある。

同属の別種もいくつかある。やや華奢な植物で、水辺に生えて、綿毛が純白のものにオギがある。ススキよりさらに大きく、堤防などに大きな株を作るものにトキワススキがある。他にもカリヤス、カリヤスモドキなど数種が知られるが、多くない。

ススキはイネ科の代表のひとつと見なされているから、ススキの名を持つ植物は多く、たとえば以下のようなものはさほどススキに似ておらず、分類上も近くはないがその名を持っている。
アブラススキ・コメススキ・ヒメアブラススキ・ススキメヒシバなど






















利用

かつては農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かった。そのため集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいた。現在では、そのような利用がされないので、その多くは遷移が進んで、雑木林となっている。そのため、ススキ草原に生育していた植物には、かつて普通種であったが、現在は稀少になっているものがある。また、カヤネズミなども同様に見かけにくくなっている。

また、未成熟の穂を食用とする地域もある。

東京・雑司ヶ谷鬼子母神では、ススキの穂をミミズクの姿に作った民芸品が有名。

日本文化とススキ

鮮やかとは言えないススキに趣を見出すのは日本人ならではの感覚である。

十五夜の月見には、ハギ(萩)とともにススキを飾ることが多い。 花札では、八月、すなわち旧暦8月、新暦の感覚で秋に相当する時節に用いられている。 沖縄地方には、ススキの葉を環のように結んで魔除けとする風習がある。

日本語では、ススキの穂は、それを動物の尾に見立てて尾花(おばな)と呼ぶことがあり、ススキ自体もそのように呼ばれることがある。この「尾花」はススキおよびススキの穂を意味する古名であり、奈良時代初期の歌人・山上憶良が『万葉集』(巻八 1538)にて「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花」と詠んだように、古来、秋の七草の一つに数えられている。 また、馬の毛色で尾花栗毛(おばなくりげ)というのは、栗毛馬や栃栗毛馬であることに加えて鬣(たてがみ)や尾の長毛が白色のものを指す。この白毛は遠目には金色に輝いて見えるため、その特徴を秋のススキの穂になぞられて呼ばれたものである。

枯れすすき(枯薄、花も穂も枯れたススキ)には枯れ尾花/枯尾花(かれおばな)という呼称(古名)もあり、現代でも「幽霊の正体見たり枯尾花」という諺はよく知られている。これは江戸時代中期の国学者で俳人の横井也有が俳文集『鶉衣』の中で「一年松木淡々己れ高ぶり 人を慢(あなど)ると伝へ聞き 初めて対面して化物(ばけもの)の正躰見たり枯れ尾花 其(そ)の誠心なること大概この類なり」と述べたうちの「化物の正躰見たり枯尾花」が世に広まりつつ変化したものであるが、これは「疑心暗鬼に陥った心境下では──風になびく枯れ尾花のような──何でもないものも怪しげに思え、──幽霊のような──ただならないものと見間違えてしまう」ということから、「恐怖心や猜疑心があると、何でもないものでも、怖ろしげなもの、怪しげなものに思えてしまう」ということを意味する譬えとなっている。さらには、やはりススキの穂にまつわる類義語として「落武者は薄の穂にも怖(お)ず」 (cf. wikt) があるが、こちらは「落武者は──捕まることを警戒し、怯えているため──ススキの穂にも恐怖する」ということから転じて先の諺と同じ意味で用いられる。 また、江戸時代中期の俳人・与謝蕪村は「狐火の 燃えつくばかり 枯尾花」と詠んでいるが、こちらは、夜の野原にて風に揺らめく枯尾花の情景を、怪しく燃え盛るこの世のものならぬ狐火に譬えた俳句である。出典・ウィキペディアフリー百科事典。

★お月見★行事

2012年10月13日 | ★イベント★
月見とは、月、主に満月を眺めて楽しむこと。観月(かんげつ)とも称する。

呼称

この夜の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ぶ。

「仲秋の名月」という表現もあるが、これだと「陰暦8月の月」を指し、十五夜の月に限定されなくなる。「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指す。対して「中秋」とは「秋の中日」=陰暦8月15日のみを指す。

加えて、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。また、俳諧では8月14日~15日、16日~17日の夜をそれぞれ「待宵(まつよい)」「十六夜(いざよい)」と称して、名月の前後の月を愛でる。

日付

秋分は北半球では、太陽と月の角度により、月の(地球から見た)位置が観月に最も適している。秋分は旧暦では旧暦8月にあたる。実際の新暦での日付は、秋分(9月23日ごろ)の前後半月の1ヶ月の期間の中で変動する(具体的には8月15日 (旧暦)#対照表を参照)。

しかし、日本の関東以西では、この時期、晴天に恵まれる確率は低い。

南米の日系人社会でも、日本と同様に十五夜の月を中秋の名月として観月する。ただし、南半球では春であり、月の位置も観月に適してはいない。

十五夜の日は満月の日に近い日ではあるが、必ずしも両者は一致するものではなく、むしろ異なる場合の方が多い。その差は最大で2日である。
















各地の風習

日本

中国から仲秋の十五夜に月見の祭事が伝わると、平安時代頃から貴族などの間で観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)で歌を詠み、宴を催した。また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだという。

現代では、月が見える場所などに、薄(すすき)を飾って月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、御酒を供えて月を眺める(お月見料理)。この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、十五夜の月を特に芋名月(いもめいげつ)と言う地方もある。

沖縄ではふちゃぎ(吹上餅)を作って供える。

仏教寺院では、豊作を祈る満月法会を催すところもある。

また戦前から昭和中期にかけて(ところにより今日でも)は、各家に供えてある月見団子や栗、柿、枝豆、芋、菓子類を近所の子どもたちがそこの家人に見つからないように(見つけても見ない素振り)捕って回りその年の収穫を皆で祈る(祝う)風習がある。(お月見泥棒)。

中国

十五夜の月を鑑賞する慣習は中国に由来する。

中国、韓国、台湾では中秋節として盛大に祝う。中秋節は祝日となっている。中国では当日、月餅を食べながら月を観る慣習があったが、近年は月餅はひと月以上前から知人に配るようになったため、中秋当日までに月餅は食べ飽きてしまい、中秋当日には売れ残りを恐れて安売りされるという現象も起きている。

台湾

台湾では中秋節は重要な民俗行事であり、全台湾が休日となる。月見をして月餅や文旦を食べる習慣がある。地区的な文化としては、美濃区の客家のアヒルを殺して食べる習慣や、宜蘭の小麦粉を練って中に黒糖を塗って焼いた「菜餅」を食べる習慣がある。また、台湾南部ではおもちや火鍋を食べる風習もある。

1980年代中期から、当日屋外でバーベキューをするなどの別の楽しみ方が増えている。その起源は諸説あるが、広告代理店の影響であるとか、月見の最中に腹が減るからだと言われている。この習慣は、この年代の経済発展と生活の西洋化が、伝統的な民俗習俗にまで影響を及ぼしたと思われる。

韓国

韓国では旧暦8月15日を秋夕(チュソク)といい、その前日と翌日が公休日(祝日)となる。このため、多くの企業、施設も休みとなり、帰省する者も多い。先祖の墓参りをし、新米で「松片(ソンピョン)」という餅を作り、祖先に感謝を捧げてお供えをする。また知り合いに贈り物を贈り合う。このため英語では、コリアン・サンクスギビングデーという。

八月十五夜以外の月見

九月十三夜

八月十五夜の月に対して「後(のち)の月」と呼ばれる。十三夜は日本独自の風習と言われている。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)と呼ばれる。

江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに嫌われた。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う(相手はどうしても十三夜にも来なければならないため)風習があった。

その他の夜

天候次第で月を見られない場合もあるので地方によっては月待ちという風習があり、十七夜以降を立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)、という。二十三夜待ちまでを行う地域が多くを占めたが、二十六夜待ちまで行う地域があり、月光に阿弥陀仏・観音・勢至の三尊が現れる、という口実を付けて月が昇る(深夜2時頃)まで遊興に耽った。この風習は明治時代に入ると急速に廃れていったようだ。出典・ウィキペディアフリー百科事典。

★四季咲ナデシコ★花シリーズ

2012年10月12日 | ★花シリーズ★
四季咲ナデシコ(ダイアンサス)
ナデシコ科の多年草
原産地:アジア、アフリカ北部、ヨーロッパ
草丈:15~20cm
花期:真夏と真冬を除き年中(9~11月 3~7月)  

ダイアンサスはナデシコ科ナデシコ属の総称で、約300種がヨーロッパ、北アメリカ、アジアの各地に分布するそうです。
ダイアンサスの「dios」はギリシア語で神を指し、神聖なという意味です。
「anthos」は花を表す言葉で「ダイアンサス」とは「美しく神聖な花」という意味です。

日本には、エゾカワラナデシコ、ハマナデシコ、ヒメハマナデシコ、シナノナデシコの4種が自生し、ほかにカワラナデシコ、タカネナデシコなどの変種が分布しています。
和名の「ナデシコ」は小さくて可愛い花というイメージで付けられた名前なのかなと思います。
「大和なでしこ」とは優しくて美しい、そして芯が強い日本女性を表している言葉です。

鉢花、花壇苗として出回っているのはカーネーションやセキチクやナデシコとの交雑種の四季咲ナデシコ「F1テルスター」、「ベルフィー」などが多いということです。
テルスターは、セキチクとビジョナデシコの交雑によって生まれ、花色のバラエティーが豊富で、耐寒性も強く、次々に咲くので花壇でもプランター植えなどでも長く楽しめます。
















★ベロニカ★千葉市花の美術館 (稲毛海浜公園)

2012年10月11日 | ★花シリーズ★
ベロニカ ゴマノハグサ科
 
原産:ヨーロッパ中部~北アジア

花色:青紫、桃、白

草丈:10~100cm

ベロニカの特徴
 
ベロニカはゴマノハグサ科クワガタソウ属の総称です。
ベロニカは自生地が広く、種類が多いがいずれも長さ10~20㎝ぐらいの花穂をつける。
(300種ともいわれています)
日本にもクワガタソウやトウテイランなどが自生しており、山草として栽培されています。トウテイランは我家にもあります。

ベロニカの育て方  

ベロニカを植える適切な場所
ベロニカは日当たりや水はけがよく、肥沃な場所を好む。

水はけが悪いと立ち枯れ病が発生しやすいです。

植えつけ前に、深く耕し、腐葉土を多めにすき込む。

植えつけは、秋又は春のいずれでもかまいません。

庭植えのベロニカの栽培のポイント

株の繁茂を避けるために、3年に1回程度植え替える。このとき株分けするとよい。
耐寒性が強く、暖地の暑さにも十分耐えるので、つくりやすい草花です。
株間は、品種によって変わりますが、中性種で、20~30㎝程度にします。

鉢栽培のベロニカの育て方のポイント

赤玉土、腐葉土、鹿沼土などを混合した用土を用いる。

梅雨時から夏にかけて、風通しのよい半日陰で管理し、なるべく雨に当てないようにするとよい。

ベロニカの肥料
庭植えの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与えます。
鉢植えの場合は、2ヶ月毎に化成肥料を追肥、または液体肥料を月に1回程度施してください。

ベロニカの増やし方
増やすのは株分けのほかに、5~6月にさし芽ができる。
側芽をさすほか、天ざし、茎ざしもできます。
病害虫は初夏から秋にかけて、アブラムシ、オンシツコナジラミがつくことがあるので月1回ぐらい防除する。
















★羽毛鶏頭★花の美術館 (稲毛海浜公園)

2012年10月10日 | ★花シリーズ★
ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)

園芸種として一般によく栽培されるものに、トサカケイトウ、ウモウケイトウ、ヤリゲイトウがある。トサカケイトウは、花冠がニワトリのとさか状を呈し、球状のものや扇子状のものがある。

草丈は20センチメートルくらいの矮性(わいせい)のものから、80センチメートルくらいの高性のものまで種類が多い。
矮性種にコーラルガーデン、ジュエルボックス、中性種にファイアグロー、トレアドー、高性種にクルメケイトウなどの品種がある。

ウモウケイトウ(フサゲイトウ)は、基部から多く分枝し、茎頂に羽毛状の花冠をつける花期の長い系統である。矮性種にフェザー、キューピー、中性種にアプリコットブランデー、高性種にフォレストファイア、ゴールデントライアンフなど多品種がある。ヤリゲイトウは、花穂がとさか状とならず、長くとがる種類である。

昔から見慣れたケイトウは鶏頭という文字の通りニワトリのとさかのように大きいものでしたが、
近年よく見るウモウケイトウは色も大きさも軽やかで、現代風な雰囲気があります。
和名で羽毛けいとう、英名でウールフラワーと呼ばれるように、手触りが柔らかくて毛布のようです。

種をまいてからの成長がゆっくりなので心配しましたが、夏が終わる頃から次々と咲きました。
一度開けばよくもつので、長く楽しめます。