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日々の生活の中から様々な物を写真付きで。

★リュエリアエレガンス★花シリーズ

2012年09月29日 | ★花シリーズ★
リュエリアとは

ブラジルなどアメリカ大陸の熱帯を中心に150種が分布します。その中でも強健で葉や花の美しいものが鉢花や観葉植物として流通しており、植物園の温室でもよく見かけます。「ルエリア」と呼ぶこともありますが、これはアルファベット表記の学名「Ruellia」に対する単なる発音の違いでしょう。種類としては、
・一年で枯れる一年草
・毎年花を咲かせて育つ多年草
・低木状になるもの
などがありますが、一般に栽培されているものは多年草のものが多いです。
花は筒形で先端が5つに裂けて開いたラッパ状です。花は葉の付け根に1個ずつもしくは複数付けるもの、茎の頂点にまとめて付けるものなどがあります。色は紅桃色、朱色、青、白などがあり、花の大きさや開花時期は種によって多少異なります。代表的な種と個々の特長については以下の「種類」を参照にしてください。

由来
リュエリアは15世紀~16世紀フランスの植物学者リュエルの名前に由来します。

















種類

マコヤナ
長さ5cmほどのだ円形の葉を付けます。葉の葉脈部分がくっきりと白く色づき美しい。茎はやや這うように横に伸びます。茎の節が地面に付くとそこから根を出します。花色は紅桃色で主に冬から春に咲きます。花つきはあまりよい方ではありませんが、一年を通して観葉植物として楽しめます。

マクランタ
紅桃色の花を茎の頂点あたりに付けます。よく枝分かれし、高さ2mの低木状に育ちます。先端を切り詰めて丈が低くなるように仕立て、鉢物とすることもあります。花色は紅桃色で主に冬から春に咲きます。

グラエキザンス
温度があれば一年を通して花を咲かせます。花色は鮮やかな朱色で花付き、実付きがよい。白花品種「アルビフロラ」があります。

育て方

日当たり・置き場所
生長期は戸外の雨の当たらない場所、冬は防寒のために室内に置きます。
暑さに強い反面、寒さに弱い植物です。冬は室内の日当たりの良い場所に置きます。越冬温度は最低5℃以上、できれば7℃-10℃あれば無難です。

種により日当たりは異なる
1.日当たりを好むもの
2.日当たりを嫌う(強い日射しが苦手な)もの、に分かれます。
1.の代表種はグラエキザンスで、一年を通して日当たりの良い場所で管理します。
2.はマクランタやマコヤナが挙げられます。これらの種は強い直射日光に当たると葉が焼けて傷むので、生育期は直射日光を避けた明るい日陰で管理しましょう。

水やり・肥料
 生長期は用土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷり与えます。特に真夏は乾きやすいので気をつけます。
 気温の低い時期は生育が鈍くなります。そうなると、根はあまり水を吸わないので、冬は水やりの回数を減らして用土を乾かし気味にします。ただし、温室などで温度が保てる場合は生長期同様の水やりをします。
 空気中の湿度が高い環境を好むので、生長期は霧吹きなどで葉にも水をかけてあげます。この作業を「葉水」もしくは「シリンジ」と言います。
 3月-4月に新芽の生長が見られたら半月に1回、液体肥料を与えます。希釈タイプなら、鉢植え草花・観葉植物に与える程度に薄めます(たいがい1000倍くらいかと思います)。
 生育期に入ったら2ヶ月に1回固形肥料を置きます。

かかりやすい病気・害虫
 春~秋にかけて、ナメクジやヨトウムシの被害が見られます。いずれも葉を食べてしまう害虫です。見つけ次第駆除します。

植え付け・用土
植え替えの適期は生育期のはじめ、5月-6月が適期です。この頃なら少々根や株を傷めても生育がおう盛で早く回復します。
赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土が適しています。市販の観葉植物や草花の培養土でもよいでしょう。

ふやし方
さし木でふやすことができます。生育期に切った茎を土に挿します。

ポイント
1.  気温の高い時期(春~秋)は枝葉を広げて根を伸ばし、よく生長します。この時期を「生育期」と呼びます。一般平地なら5月-9月がおおよその生育期にあたります。肥料や植え替えなどの世話は基本的にこの生長期に行うのが基本です。
2. 冬の最低温度を守ること。耐寒性の弱い植物です。寒さで枯らさないための温度管理が大切です。
とくに植物をいじる作業をする際は「1.」をよくおぼえておきましょう。


★鈴虫★昆虫

2012年09月28日 | ★動物★
スズムシ(鈴虫)は、バッタ目コオロギ科の昆虫。古くは「マツムシ」とも言った。

体長は17〜25ミリ。日本産コオロギ科昆虫としてはかなり大型の部類に入る。夜行性のため触角が非常に長い。触角は白い部分が多く、一部が黒い。頭部は小さく、複眼のみで単眼は退化している。翅は幅広く、瓜の種のような形をしている、羽は二枚と思われがちだが、羽化直後の成虫個体は4枚あり、その後に後脚で後翅を自ら脱落させる。羽化間もない個体は飛ぶこともあり、明かりに集まり、自動販売機の下などで鳴き声が聞かれることもある。なお、長翅型と短翅型があり、飛ぶのは長翅型のみである。飼育を重ねた販売個体は短翅型の割合が多い上、飛翔筋の発達も悪いことが多いため飛ぶことは非常に稀である。

雄の羽は幅が広く、脈が発達している。太い脈の一部はヤスリのようになっており、羽を垂直に立てて左右に細かく震わせ、ヤスリを擦り合わせて弱い前奏の後「リーーン・リーーン…」と数回繰り返す節回しで美しく鳴く。野外では鳴き方が少し異なり、前述の鳴き方の後「リィィィィ・リィィィィ…」と寂しげな鳴き方をする。そのため声を聞いてもスズムシとは思われないことが多い。雌は腹部尾端に長い針状の産卵管を持つ。



















分布

北海道(移入)、東北南部以南の本州、四国、九州。

生態

成虫は夏に出現し、森林縁またはススキなどの多い暗い茂みの地表に生息する。自然の豊かな農村などでは、田畑の脇の草むらで大きな石やコンクリート片などをひっくり返すと、多数の個体が潜んでいる姿に出会うこともある。他の地表性の種、たとえばエンマコオロギなどに比べ脚が比較的長く、細いため、穴を掘ることはなく物陰に隠れるのみである。

基本的に夜行性であり、昼間は地表の物陰に隠れ、夜に下草の間で鳴き声を上げるが、曇りの日などは昼夜を問わず良く鳴く。雌は産卵管を土中に挿し込み産卵する。

成虫の羽化は7月下旬頃より始まり、9月いっぱいまで鳴き声が聴かれる。10月初旬にはほぼ全ての野生個体が死亡するが、飼育下ではしばしばさらに遅くまで生存する。

食性は雑食性で、野生下では草木の葉や小昆虫の死骸等を食べている。

飼育

古くから鳴き声を楽しむ対象とされ、平安時代から貴族の間では籠に入れ楽しまれていたが、江戸時代より虫売りの手で人工飼育が始まり、盛んに販売されている[1]。現在では簡単に養殖物が手に入るが、野生のものも全国に分布している。養殖物から逃げたものも多数存在するものと考えられ、遺伝子汚染が進んでいる可能性は否定できない。但し羽化してまもない新成虫個体は後翅も存在する。またメス個体の場合も腹部の卵巣が未成熟な時期には、産卵時期に比べ体重が軽い。そのため、晩夏から初秋にかけて飛翔していることが確認できる。水銀灯や時には家屋の明かりに来ることもある。このことから近親交配を避け各地の生息域に分散している可能性もある。

飼育は非常に容易で、キュウリやナスを主な餌とし鰹節など動物質の餌を与えると、共食いも防げる。ジャンプ力はあるが、ガラスやプラスティックは上らないため、ある程度の高さがあればプラケースやガラス水槽などで飼育できる。赤玉土などを敷いて湿度を保っておくと雌雄がいれば容易に産卵する。翌年まで湿度を保っていると、5月下旬から6月上旬ぐらいに数週間かけて孵化する。地域の気温、飼育場所の温度差により差異もあるが、何回か脱皮をすると早い個体では7月下旬ごろ成虫になる。鳴く虫は秋のイメージがあるが、本種含め本来は比較的暑い時期から鳴き始める。最近ホームセンター等で晩春から初夏にかけて売られている成虫個体は温度管理により羽化を早められたものである。

上記の通り、キュウリやナスはもちろん、カボチャやサツマイモに至るまで食べる。自然界においてはススキやクズの群生地で野生個体を多く見かける為そのことから、食草は比較的幅広いと推測出来る。

鳴き声

鳴き声が細かく鈴を振るようだというので鈴虫と言うが、かつてはこれを松林をわたる風と聞いたらしい。逆にマツムシのチンチロリンを鈴の音と聞いていたようである。

また、他の鳴く虫にも言えることだが周波数が高すぎて、一部の録音機材では録音できず、電話(携帯電話含む)では鳴き声を伝えられない。

文部省唱歌の「蟲のこゑ」では、「あれマツムシが鳴いているチンチロ チンチロ チンチロリン」に対して「あれスズムシも鳴きだした リンリン リンリン リーンリン」とある。

★吾木香★長穂の赤・白吾木香

2012年09月27日 | ★花シリーズ★
長穂の赤吾木香

名前の通り、赤くてくて長い穂を垂れさせます。白穂に黒の点々模様が涼しげです。
背丈は鉢植えの場合50cm程、庭植えにすると1m~1.5mまで成長します。

わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。湿った草地に生え、高さは80~130センチになります。葉は奇数羽状複葉で、広披針形の小葉が11~15個つきます。8月から10月ごろ、枝先に円柱状の花序をだし、紅紫色の花を咲かせます。花弁はなく、4個の萼裂片が花弁のように見えます。

写真6~10は長穂の白吾亦紅。
花期は8月から10月。茎の上部に枝分かれして長さ2~5cm程の花穂を出し、長いものは垂れ下がる。花は先端から咲き始め、花弁はない。萼片は4枚で白色であり、これが花の色となっている。雄しべは4本で長く、黒い葯が目立つ。名はワレモコウに似るが、ワレモコウの花穂より長く、花は白色であるということによる。





















吾木香

ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)は、バラ科・ワレモコウ属の植物。英語ではGreat Burnet、Garden Burnet、中国語では地楡(ディーユー)。日本列島、朝鮮半島、中国大陸、シベリアなどに分布しており、アラスカでは帰化植物として自生している。

特徴

草地に生える多年生草本。地下茎は太くて短い。根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯がある。秋に茎を伸ばし、その先に穂状の可憐な花をつける。穂は短く楕円形につまり、暗紅色に色づく。

語源

「ワレモコウ」の漢字表記には吾亦紅の他に我吾紅、吾木香、我毛紅などがある。このようになったのは諸説があるが、一説によると、「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名づけられたという。また、命名するときに、赤黒いこの花はなに色だろうか、と論議があり、その時みなそれぞれに茶色、こげ茶、紫などと言い張った。そのとき、選者に、どこからか「いや、私は断じて紅ですよ」と言うのが聞こえた。選者は「花が自分で言っているのだから間違いない、われも紅とする」で「我亦紅」となったという説もある。

別名に酸赭、山棗参、黄瓜香、豬人參、血箭草、馬軟棗、山紅棗根などがある。

利用

根は地楡(ちゆ)という生薬でタンニンやサポニン多くを含み、天日乾燥すれば収斂薬になり止血や火傷、湿疹の治療に用いられる。漢方では清肺湯(せいはいとう)、槐角丸(かいかくがん)などに配合されている。

同属別種のオランダワレモコウ(サラダバーネット、学名S. minor Scop.)は観賞用だけでなく若葉を食用とする。

★八ッ場ダム本体着工へ★川原湯温泉

2012年09月26日 | ★出来事★
八ッ場ダム本体着工へ有識者会議 反対派を加え

八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)本体工事着工の条件である利根川水系の河川整備計画の策定に向け、国土交通省関東地方整備局は25日午前、計画について専門家の意見を聞く「利根川・江戸川有識者会議」を4年4カ月ぶりに開いた。民主党内の反対派がダムに批判的な有識者を議論の場に加えるよう求めて人選が難航していたが、ダム反対派を含む3人を新たに加えて開催を決めた。政府のダム建設再開方針から9カ月、本体工事着工に向けた動きを本格化させる。

有識者会議は従来の18人の委員に、大熊孝・新潟大名誉教授▽小池俊雄・東京大大学院教授▽関良基・拓殖大准教授--の3人が加わった。

この日は冒頭、関東地整が宮村忠・関東学院大名誉教授を座長とする旨の説明をしたところ、一部委員から異論が出され、多数決で宮村氏を選任した。また、関東地整は、利根川の治水対策の根拠となる「目標流量」を毎秒1万7000立方メートルとする案を提示、パブリックコメント結果を説明したが、「ダムありきの議論だ」との意見も出た。今後、有識者会議で具体的な治水対策や計画案の全体像を議論する。

河川整備計画は、今後20~30年の河川の整備目標と、ダムなどの個別事業を含む整備内容を定めたもの。利根川水系でも06年に関東地整が有識者会議を設置して検討を進めていたが、09年9月の民主党政権発足で八ッ場ダムをはじめ全国のダム事業見直しが始まり、策定は事実上ストップしていた。2年以上かけて検証を続けた政府は昨年12月にダム建設再開を表明。本体工事着工の条件として
(1)利根川水系の河川整備計画の策定
(2)ダム建設が中止された地域に対する生活再建支援法案の国会提出--を示し、同法案は3月に国会提出されている。
毎日新聞 9月25日(火)から。
写真は2011年11月21日撮影(写真1のみ2010年6月7日撮影)





















ダム建設事業再開決定

2011年9月13日、国土交通省関東地方整備局は利根川流域6都県の知事らとの事業の検証を進める検討会において、治水と利水の両面でダム建設が最も有利だとする評価結果を示したこの評価結果に対して、民主党の前原誠司政調会長は自身が国土交通相時代に工事中止を宣言したが、国交省関東地方整備局が「建設が最も望ましい」とした検証結果を発表したことについて、記者会見で、「なぜこのタイミングなのか。事前説明もない。極めて不愉快だ」と述べ、不快感を表明した。
前原氏は「大臣(政権)が変わって10日もたたない時期に(検証結果を)出してくるのはどういうことなのか」と指摘。さらに「当時の大臣に事前に説明がないことも、極めて不愉快な思いだ」と述べた。

2011年11月、関東地方整備局事業評価監視委員会は学識経験を有する者の意見聴取、関係住民の意見聴取、パブリックコメントなどを行い、八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書[34]を作成。検討報告書の総合的な評価を以下のとおりである。

○検証対象ダムの総合的な評価

検証対象ダムの総合的な評価を以下に示す。

1 洪水調節、新規利水について、目的別の総合評価を行った結果、最も有利な案は現行計画案(八ッ場ダム案)である。

2 また、流水の正常な機能の維持の目的について、目的別の総合評価を行った結果、八ッ場ダムによる利水放流を考慮する場合に最も有利な案は現行計画案(八ッ場ダム案)であり、八ッ場ダムによる利水放流を考慮しない場合に最も有利な案は「ガイドライン案」である。

3 1及び2の結果を踏まえると、流水の正常な機能の維持の目的について、最も有利な案は現行計画案(八ッ場ダム案)である。

4 これらの結果を踏まえると、総合的な評価の結果としては、最も有利な案は現行計画案(八ッ場ダム案)であると評価した。

★染め分け萩★花シリーズ

2012年09月25日 | ★花シリーズ★
ハギの仲間
日本には、ヤマハギ節植物は8種が野生している。
(ヤマハギ、マルバハギ、クロバナキハギ、ツクシハギ、ビッチュウヤマハギ、ケハギ、キハギ、チョウセンキハギ)
他に栽培種として、ミヤギノハギ、ニシキハギ、シラハギなどがある。

シロバナハギの園芸品種で、一つの株に白い花や赤い花をつけたり、花びらに筋模様が入ることから染分けという名前がつく。
茎は木質化して固くなるが、年々太くなって伸びるようなことはなく、地上部は一部を残して枯れ、根本から新しい芽が毎年出る。
葉は3出複葉で互生、枝の先端から多数の花枝を出す。
果実は種子を1つだけ含み、楕円形で扁平。











★蕎麦の花★日本蕎麦

2012年09月24日 | ★花シリーズ★
ソバ(蕎麦)は、タデ科ソバ属の一年草。実の粉末(蕎麦粉)や、それを用いた麺(蕎麦)が食用にされる。

特徴
草丈は60-130cmで、茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つける。花の色は白、淡紅、赤、茎の色は緑、淡紅、濃紅であり、果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色である。主に実を食用にする。土壌が痩せていて、かつ、寒冷地でも容易に生育することから、救荒作物として5世紀頃から栽培されていた。原産地は、ド・カンドルが中国北部からシベリアという説を提出し、これが信じられてきたが、1992年に京都大学のグループが中国南部で野生祖先種 F. esculentum ssp. ancestrale を発見したことから、中国南部説が有力となっている。

日長反応の違いから、感光性が弱い夏型、強い秋型、両者の中間タイプの中間型があり、中間タイプはさらに夏型に近い中間型、秋型に近い中間型に分れる。さらに、栽培形態として、播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と夏播きの秋蕎麦がある。しかし、主産地北海道では年一作で、夏蕎麦、秋蕎麦の区別はない。つまり、北海道のソバは夏型であるが夏蕎麦ではない。東北以南では、いわゆる夏蕎麦、秋蕎麦に別れ、地域により年に2?3回収穫できる。例えば、北海道の夏型の牡丹そばを本州で夏播きした場合には秋蕎麦になる。北海道産品種は夏蕎麦にも秋蕎麦にも利用できる品種群である。そのため、北海道の新蕎麦も秋の味覚の走りとして最近は「秋新」と呼ばれる。また、最近、4~5月播種の春播きソバを春蕎麦と呼ぶ事例があるが、夏蕎麦の低質のイメージを回避した呼称であり、従来通り夏蕎麦と呼ばれるべき作型である。

休耕田などを利用した栽培が増えているので、日本での生産量は増加傾向ではあるが、消費量の80%は輸入品であり、その84%の中華人民共和国、12%のアメリカ合衆国と続き、カナダからの輸入はわずか1.2%に過ぎない。日本での主要産地は北海道、茨城県、長野県である。世界の主産国として中国、ロシア、ウクライナ、スロベニアが挙げられる。



























食品衛生法によるアレルゲンの特定原材料5品目の一つとして表示が義務付けられている。

植物としては珍しくAB型の血液型を持つ(糖タンパク質が血液に反応するため)。

語源
古代日本語ではソバのことを「そばむぎ」、「くろむぎ」と呼んだ。「そばむぎ」は稜角(物のかど)を意味する古語「そば」と「むぎ(麦)」が複合した語で、角のある麦という意味である。後世には「そばむぎ」が略されて「ソバ」と呼ばれるようになった。ちなみに、「ブナ(?)」の古名を「そばのき」、ブナの実を「そばぐり」というのは、その実の形状が一般のドングリと異なり稜角を持っていることに由来する。

同様に英語名の「buckwheat」、ドイツ語名の「Buchweizen」もまた、ブナと似た形の実を付ける小麦のような作物という意味を含む(英名「buckwheat」=「beech(ブナ、転じて『buck』の形)」+「wheat(小麦)」)。

また、ソバの異称の「くろむぎ(黒麦)」は平安時代以降は使われなくなり、後にライムギの異称として使われた。

利用
麺類・蕎麦料理などについては蕎麦を参照

実は殻を除き(丸抜き)、種子の胚乳の部分を粉(蕎麦粉)にし、さらに加工、加熱して食用にする。

殻を剥いたそば米は、カーシャ、そば茶に利用される他、焼酎原料にもなる。

幼い茎や葉は、スプラウト(新芽野菜)としてサラダの材料などにして食用とする。

殻は蕎麦殻として、枕の中身として使用されるが、近年は蕎麦アレルギーのため、蕎麦殻枕の需要は伸びていない。そのため、多くが産廃として処分され、その有効利用が課題となっている。例えば、蕎麦殻燻炭として土壌改良材として利用されたり、菌床の添加剤としてキノコの菌床栽培に用いられる。

蜂蜜の蜜源植物としても知られている。ソバの花から取れた蜂蜜は黒色で鉄分が多く、独特の香りを持つ。

成分と健康

ファゴピリンの構造式ビタミンB群、ルチンなどを多く含むとされ、健康食としてのイメージが強い。しかし、実や茎にファゴピリン( fagopyrin )という物質を含む為、食後に日焼けを伴う程度の日光に当たった場合、光線過敏症を起こす。また、実やハチミツを含む食品の摂取や接触、粉末の吸引により、アナフィラキシーショック等を伴う急性アレルギー症状を起こすことがある。


★巨峰狩り★葡萄

2012年09月24日 | ★食べ物・果物★
巨峰(きょほう)は、ブドウの種類の一種であり、他の種類のブドウと比べて、実が大きいことから、「ブドウの王様」とも広く賞賛されている。大井上理農学研究所の大井上康が、1937年より石原早生♀(ヨーロッパブドウ ヴィニフェラ種 Vitis vinifera x アメリカブドウ ラブルスカ種 Vitis labrusca)とセンテニアル♂(ヨーロッパブドウ ヴィニフェラ種 Vitis vinifera)を交配させて作出させた日本原産の果実である。1945年に発表され、1955年に商標登録を受けている。

巨峰の形質濃度はヨーロッパ種が3/4、アメリカ種が1/4である。

ただし、「巨峰」は商標名、商品名であり、品種名ではない。正式な品種名は「石原センテニアル」である。

「巨峰」という名は、大井上理農学研究所から見える富士山の雄大な景観にちなんで大井上康によって命名された。

重さ

1粒の重量は10gから12g程度で、房の重量(粒数)と糖度には関連性があり、数が増えすぎると糖度は低下し色は薄くなる。一方、粒数を少なくすると色は濃くなり糖度は高くなるが生産者の手間が増え、単位面積当たりの収穫量は低下してしまうので、収量と味のバランスを考慮した条件で栽培が行われる。

果樹園では、一房を30粒から35粒程度に調整し重さが400gから450gになるように作られる。粒の数が多すぎた場合には約800gになる場合もある。35粒400gで作ると、糖度が上がり色も濃い紫色になるが、大房(800g)になると赤みがかかり品質的に等級が落ちてしまう。1950年代(昭和30年頃)に栽培価値が無いとされたのは、房の粒数を制限する栽培方法が開発されておらず、開花したままの房で生育させたため、糖度は上がらず色も薄く粒もまばらな果実(房)しか収穫出来なかった事が原因である。



粒が出来上がってから成熟するまでに、黄緑色 - 赤紫色 - 黒紫色 と変化する。成熟した房であっても、中には赤紫色の粒や黄緑色の粒が混ざっていることがある。

商標

「巨峰」は商標名であり、品種名ではない。

商標:「巨峰」 ・称呼:キョホウ,キョホー ・登録番号:第472182号 ・指定商品:第29類(干しぶどう) ・指定商品:第31類(葡萄,葡萄の種子)

商標:「巨峰 KYOHO」 ・称呼:キョホー ・登録番号:第1965276号 書換2007-508007 ・指定商品:第30類(茶、コーヒー及びココア、氷) ・指定商品:第32類(清涼飲料、果実飲料)

商標:「巨峰」 ・称呼:キョホー ・登録番号:第5137698号 ・指定商品:第30類(食品香料(精油のものを除く。)、巨峰種を使用した菓子及びパン、巨峰種を使用したアイスクリームのもと、巨峰種を使用したシャーベットのもと、巨峰種を使用した即席菓子のもとぶどうの缶詰及び瓶詰、干しぶどう、ぶどうのジャム)

































巨峰誕生に関わる歴史

1919年(大正8年) 「大井上理農学研究所」を設立(現、東京都港区麻布)。同年、研究所を静岡県田方郡下大見村(現伊豆市)に移転し、ブドウの研究を本格的に開始する。

1937年(昭和12年)、農学者大井上康が、静岡県田方郡下大見村にある大井上理農学研究所で、豪州品種「センテニアル」×岡山県産の日本品種「石原早生」という2種のブドウの交配を着手する。第二次世界大戦中のため、育種株の栽培や育種交配などは密かに行うものの、本格的な研究開発は一時、断念する。

1942年(昭和17年)、試行錯誤の結果、日本の高温多雨多湿の気候に適した、4倍体品種である、ブドウの新品種、品種名「石原センテニアル」商品名(商標名)「巨峰」が誕生。

1948年(昭和23年) 研究開発を本格的に再開する。
1952年(昭和27年)9月23日 大井上康が逝去、享年60。
1952年(昭和27年)、大井上理農学研究所の代表に大井上康の長男、大井上静一が就任する。
1953年(昭和28年)6月1日、「巨峰」を種苗名称に登録を申請する。

「農産種苗法」に定められている、新品種を創出した育苗家の功績をたたえ、販売の権利と利益を確保するために、農林省に種苗登録を行った。(「農産種苗法」は昭和22年に施行された(法律第115号)法律で、現行法令には「農産種苗法」という名称の法律はなく、「種苗法」に改正された)
1954年(昭和29年)10月25日 「巨峰」を特許庁に商標出願(ブドウ果実と種苗)する。
1955年(昭和30年)10月13日 特許庁より「巨峰」の商標許可が下りる。(商標番号第472182号)
1956年(昭和31年)2月15日 「日本巨峰会」が設立。(東京都渋谷区→現在は東京都杉並区高井戸東4-11-29)
1957年(昭和32年)3月6日 「巨峰」種苗名称の登録が拒絶される。当時の農林省(現、農林水産省)から届いた公式文書には「花振るい(ブドウの)や単為結果、脱粒(ブドウなどの)がひどい巨峰は栽培価値がない」と記されていた。

栽培発祥地

福岡県久留米市田主丸町

産地

山梨県山梨市が生産量日本一である。※ 農林水産省「果樹生産出荷統計」より(平成16年度)
山梨県山梨市5,480t(牧丘町含む)
長野県中野市5,390t
長野県須坂市4,280t
長野県長野市
長野県東御市
山梨県山梨市牧丘町3,320t
山梨県笛吹市一宮町2,160t

※ 農林水産省「果樹生産出荷統計」より(平成16年度)

海外ではカリフォルニア州のセントラルバレーやチリ、及び台湾の彰化県大村郷等 。

現状

近年では栽培技術が向上し、全国各地で栽培されるようになってきているが、栽培する農家の技術レベルの違いによって品質の優劣は著しい。栽培面積的には長野県が多く、山梨県ではより高く売れる様々な品種のぶどうへの転作が進んでいる。

株式会社日本巨峰会では、全国各地の巨峰生産者が会員が集い、「巨峰」の栽培技術の研究開発と、「巨峰」に関する商標の管理を行い、「巨峰」の品質向上に切磋琢磨している。

★ワイナリー★ワイン

2012年09月23日 | ★食べ歩き★
ワイナリーは通常ワイン職人を雇用して、以下のワイン醸造 (Winemaking) 工程によりブドウから種々のワインを生産する。この工程では果実の発酵および果汁の熟成とブレンドが進行する。このブドウはワイナリー所有の葡萄園で生産したものである場合も、他の場所で生産したものである場合もある。多くのワイナリーではツアーを催し、顧客が購入を決定する前にワインの試飲 (Wine tasting) 用に試飲室を備えている。































その種類と立地

アメリカ・カリフォルニア州のナパバレー (Napa County, California) やソノマバレー (Sonoma Valley) など広大なワイン産地でほとんどの住民がワイナリーに従事する土地や、イタリアで長い伝統を誇るワイン産地などでは、いたるところにワイナリーがある。ブドウはどこにでも輸送できるので、ワイナリーはブドウ園に隣接しているとは限らない。さらに、他のフルーツや植物を原料にしたワイン(ダンデライオンワイン、アップルワイン、ストロベリーワインなど)もつくられ、他の素材が育つ土地では特殊なワイナリーが出現する。たとえばマウイ島ではパイナップルのワイナリーがある。アメリカ、イタリア、スペインのワイナリーでは栽培データを無線で採取し最適状態に保つなどの精密農業化が行われている。

ファームワイナリー

近年アメリカ合衆国の数多くの州ではワイナリーのライセンスにファームワイナリー(農場ワイナリー)というクラスを新設し、農場が敷地内でワインを製造・販売することを許可した。農場ワイナリーは商業ワイナリーと違い、その農場内でワインの原料となる果実を生産し、最終製品もその農場で販売する。ニューヨーク州などでは観光地に付属の販売店を開設する特別許可を与えている。ニューヨーク州が1976年に議決したファームワイナリー法 (Farm Winery Law) は、他の州が類似の法律を成立させる手本になった。

農場ワイナリーはふつう、商業ワイナリーよりはるかに小規模である。農場ワイナリーにはきわめて高品質のワインを生産するものがある。ワインコンテストは部門優勝してプレステージの獲得を狙おうというワイナリー間の競争が熾烈である。農場ワイナリーは付加価値営業の一形態であり、また利益の捻出に奮闘する農夫にとってはアグリツーリズムともなる。

ワイナリーの汚水

ワイナリーの汚水はワイン製造の道具や設備の洗浄のさいにまず発生する。汚水の量と質は季節により差を生じる。汚水の取り扱いは、回収、場合により処理、その後排水または再利用となる。

ボイラーまたは水処理設備を使用するさいに小規模な汚水が生じる。汚水の発生量が最大となるのは『圧搾』工程である。

ワイン(英: wine)とは、
主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料である。葡萄酒(ぶどうしゅ)。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には他の果汁を主原料とするものは含まない。日本の酒税法では「果実酒」に分類されている。

ワインは最も多くの地域で飲用されているアルコール飲料の一つである。
ワインは主に以下の3種類に分類される。

白ワイン
主に無色に近い色調から(時に緑がかった)黄色みを帯びたワインを白ワインと呼ぶ。白ブドウなど主に色の薄い果皮のブドウを原料とし、発酵には果汁のみを使用する。酸味の強い物は、一般的に魚料理に合うとされる。白ワインは、料理と合わせる辛口からデザートワインにする極甘口まで甘さに幅がある。

赤ワイン
透き通った赤や濃い紫、あるいは赤褐色のワインを赤ワインと呼ぶ。一般に白ワインよりも渋みの成分であるタンニンを多く含み長期保存が可能である。主として黒ブドウや赤ブドウを原料とし、果実を丸ごとアルコール発酵させる。この発酵の過程で、果皮に含まれる色素やタンニンが抽出される。マロラクティック発酵により減酸が行われることも多い。濃厚な風味のものは一般的に肉料理に合うとされる。また冷やすと香りの成分が揮発しにくなったり苦味が増すので、冷やさないのが普通である。一般的に赤ワインには辛口しかなく、コクとタンニンにより、ライトボディーからフルボディーといった分類がなされる。白ワインと違い、飲む人の体質とワインの銘柄との相性により激烈な頭痛を起こすことがある。その原因はチラミンやヒスタミンの多さにあるとも言われているが、ヒスタミンの含有量は、他の発酵食品と比較して多くはない。また、フラボノイド類により喘息の重症化とは有意な逆の相関関係が示されている。

ロゼワイン
ロゼ (rosé) とはフランス語で「ピンク色」を意味し、時にピンク・ワインとも呼ばれる赤みを帯びた淡い色調のワインを指す。製法には、果皮の色の薄いブドウを赤ワインのように醸造する方法や、赤ワインと同じブドウを白ワインのように醸造する方法、赤と白の双方のブドウによる混醸、赤ワインの醸造途上で色の素である果皮を取り除く、などがあり、味わいも様々である。中には赤ワインと白ワインを混合したものや白ワインに着色しただけの製品もある。
他に発泡ワインなどの特殊な製法のものがある。ワインの風味を構成する味覚は、白ワインでは酸味・甘味であり、赤ではそれに渋味が加わる。加えて、香りが風味の重要な要素であり、これらのバランスが取れているものが一般的に良いものとされる。

ワインの主成分は水、エタノール、各種の有機酸、糖、グリセリン、アミノ酸、核酸、タンニン、炭酸ガスなどである。各種の有機酸の中では酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸の6つがワインの風味に関して最も重要な要素と考えられている。また、貴腐ワインにはグルコン酸が多く含まれている。

ワインは瓶に詰められた後でも熟成が進み、風味は変化を続ける。熟成期間はボルドーワイン等の一部のワインでは50年以上もの熟成に耐えるものもあるが、多くは1年から10年ほど、長いものでも20年から30年である。安価なワインでは熟成によって品質が向上することはあまりなく、むしろ早く飲まないと劣化してしまう。長い熟成に耐えるものを長熟、逆に早く飲むものは早飲みという。作られて間もないワイン(若いワインと表現する)は、ブドウの生の味が強く、渋すぎたり、酸味がきつすぎるということもあるが、熟成が進むと角が取れてまろやかになる。また、年数が経てば総数が減るので希少価値により価格も高くなる傾向にある。ただし、熟成したワインがどれも同じように高くなるというわけではなく、生産年、地域、作り手の知名度などにより価格は大きく異なる。

ワインが食文化に根付いているヨーロッパでは日常的に飲まれることも多いが、近年では日本における日本酒と同様に、一人当たりの需要量は減少傾向にある。イスラム教においては、飲酒が教義により禁止されているため、発祥地である現在の中東諸国では、ワインの生産は、世俗主義国家であるトルコ、比較的リベラルなイスラム教徒やキリスト教徒が住むレバノン・ヨルダン・パレスチナ・エジプト等に限られる。日本を含むアジア諸国では、一人当たりの需要量は依然として少ないが、需要の伸びは著しい。出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★天橋立の名木伐採★忍びないが…倒木恐れで伐採

2012年09月22日 | ★出来事★
忍びないが…天橋立の松の名木、倒木恐れで伐採

 日本三景・天橋立(京都府宮津市)にある松の名木「船越の松」(樹齢約650年、高さ24メートル)が衰え、倒れる恐れがあるとして京都府丹後土木事務所は20日、上部の枝を伐採する作業を始めた。

 天橋立の松並木(約8000本)で最も古い木。府は7年前から倒木防止用のワイヤで支えていたが、今年4月に樹木医が診断したところ、幹の空洞化や根腐れが進み、より抜本的な対策が必要と判明した。

 同事務所は、曲がった幹を下から支える柱2本を新たに設置。重量を軽くして安定性を高めるため、上部に広がっている枝を伐採することにした。

 同事務所の沢田政則管理室長は「昔から親しまれてきた松の枝を切るのは忍びないが、これで生きながらえてくれたら」と話した。
 日本三景・天橋立(京都府宮津市)にある松の名木「船越の松」(樹齢約650年、高さ24メートル)が衰え、倒れる恐れがあるとして京都府丹後土木事務所は20日、上部の枝を伐採する作業を始めた。読売新聞 9月21日(金)





















船越の松:天橋立の最長老、府土木事務所が補強 /京都

 宮津市の天橋立で5日、樹齢650年といわれる「船越の松」を補強する工事が始まった。根が空洞化して倒木の危険が高いため、支柱を入れて太い枝も切り落とす。天橋立を象徴する最古級の松。府は希望があれば落とした枝の活用も検討するという。

 05年にワイヤーで引っ張ったが傾きが止まらず、幹の亀裂が目立つ。樹木医は「相当危険な状態」と診断した。5日は府丹後土木事務所の職員らが、天橋立を抜ける府道をまたぐ形で2本の支柱を埋め込んだ。同事務所は「昔から親しまれた松なので切ってしまうのは忍びない。安全性を高め、できるだけ長く残せるようにしたい」としている。

 風で揺れると根本の負担が大きいので、19、20日には太い枝を切り落とす。通常は粉砕して処分するが、地元の団体や学校などで活用の声があれば応じるという。毎日新聞 2012年09月06日 地方版

写真1~3・天橋立
写真4~7・船越の松 昔からこの地を「船越」と称していることから命名された名松。 古名松
写真8~10・双龍の松 二頭の龍が天へ昇る様を表す様に立つ。 平成6年命名(平成16年台風により倒木)
何れも2009年6月21日撮影。

★彼岸花★花シリーズ

2012年09月21日 | ★花シリーズ★
ヒガンバナ(彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。クロンキスト体系ではユリ科。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。

特徴

全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。

道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30~50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5~7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。

開花終了の後、晩秋に長さ30~50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。葉は深緑でつやがある。葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。つまり開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。

























日本での分布

日本には北海道から琉球列島まで見られるが、自生ではなく、中国から帰化したものと考えられる。その経緯については、稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、畦や土手に植えたとも考えられる。また鱗茎は薬になり、救荒食でもある。そのような有用植物としての働きを熟知しての運搬の可能性も無視できない。

人里に生育するもので、田畑の周辺や堤防、墓地などに見られることが多い。特に田畑の縁に沿って列をなすときには花時に見事な景観をなす。湿った場所を好み、時に水で洗われて球根が露出するのを見かける。なお、山間部森林内でも見られる場合があるが、これはむしろそのような場所がかつては人里であったことを示すと見るべきである。

また、日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である。故に、種子で増えることができない。中国から伝わった1株の球根から日本各地に株分けの形で広まったと考えられる。

有毒性

全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリンなど)を多く含む有毒植物。誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたることもある。

水田の畦や墓地に多く見られるが、以下のような目的の為に人為的に植えられたためと考えられている。前者の場合ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、後者の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため、ただしモグラは肉食のため、ヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。

有毒なので「農産物ではない」つまり年貢の対象外とされたため、救荒作物として田畑や墓の草取りのついでに栽培された。

鱗茎はデンプンに富む。有毒成分であるリコリンは水溶性であるため、長時間水に曝せば無害化が可能であるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もある。また、花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもある。

鱗茎は石蒜(せきさん)という生薬名であり、利尿や去痰作用があるが、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。ちなみに、毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されている。

名前

彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。上記の飢餓植物としての面から一考する価値はあると思われる。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、"天上の花"という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。
仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである(近縁種ナツズイセンの花は白い)。
『万葉集』にみえる"いちしの花"を彼岸花とする説もある。「路のべの壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻は」また、毒を抜いて非常食としている事もあるので、悲願の花と言う意味もあるが一般的には危険である。

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。欧米では園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている。

また、韓国ではナツズイセン(夏水仙)のことを花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶが、彼岸花も同じく花と葉が同時に出ることはないので彼岸花も相思花と呼ぶことが多い。

日本では上記の「花と葉が同時に出ることはない」という理由から「葉見ず花見ず」とも言われる。

学名のLycoris(リコリス)とはギリシャ神話の女神、海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたもの。
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★コスモス&ウエディング★花シリーズ

2012年09月20日 | ★花シリーズ★
コスモス

キク科の春播き一年草。アキザクラ(秋桜)、オオハルシャギク(大春車菊)ともいう。メキシコ原産。草丈は2メートルほどになり、葉は対生し、細く裂けた羽状葉をつける。
花は茎頂につき、桃、赤、白色などがあり、径6~8センチメートルで、一重のほか中心部の管状花が発達した丁字(ちょうじ)咲きや八重咲きがある。

元来は短日植物で秋に開花する花であるが、最近は改良が進み、日長に関係なく播種(はしゅ)後70日ほどで開花する早咲き品種がつくられ、センセーション、ラジアンス、ベルサイユなどが代表品種である。

ウェディングドレスは、結婚式で花嫁が着用するドレス。

一般的にドレス及びその附属する装飾品(ベール、グローブ、靴、アクセサリーなど)は清純さを表すために白色を基調(ホワイト、シャンパンカラー、オフホワイトなど)とする。まれに桃色・水色などが見られるが、それらも極力淡い色を用いる。

歴史

起源はローマ帝国の時代にさかのぼる。ヨーロッパにキリスト教が普及すると結婚式は教会で行なわれるようになり、その際王族や貴族の花嫁が婚姻儀礼用に着用した衣装がウェディングドレスの始まりであった。

中世では青、赤、緑の絹やベルベットの布地を基調に金糸・銀糸の刺繍の縫い取りがあるものが着られた。この婚礼衣装は花嫁の家の経済力や社会的な地位などを誇示することを目的としたため、非常に豪華なものであった。また、しばしば家紋の刺繍も入っていた。16世紀末になると、スペイン宮廷での流行を背景に、黒や暗色がウェディングドレスの色として流行した。

この色は特に中産階級の間でも、その手入れのし易さと婚礼以外の祝祭日での着用が可能であることから、積極的に取り入れられ、20世紀初頭にいたるまで広く着られた。1900年ごろには、黒のドレスに白いベールというスタイルも流行した。

白いドレスはすでに、史料上、17世紀末までさかのぼることができるが、18世紀後半以降、特にヴィクトリア女王の結婚衣裳をきっかけに急速に普及したとされる。

元来世界の諸民族・諸文化には独自の結婚装束があったが、西洋文化の世界的拡散によりウェディングドレスが広く普及し、従来のものを圧倒している例も見られる。
例えば、東アジア文化圏においては白は死装束の色であり、本来は忌み嫌われ、慶事には避けられたが、西洋文化の流入と共に、日本はもちろん中国・韓国・台湾などでも純白のウェディングドレスが好まれるようになっている。

日本では、1873年に長崎で磯部於平(いそべ おへい)という女性が中国人と結婚した際に初めてウェディングドレスを着用し、2年後に森有礼も西洋式の結婚式を行なったが、当時の日本にはウェディングドレスはなく、国外から購入したものであった。

その後も洋式の結婚式はごく一部の著名人に限られた。一般向けとしては、1929年の婦人雑誌に洋装花嫁としてウェディングドレスを紹介する記事が出たのを嚆矢とするが、当時の結婚式は神前式・人前式が絶対多数で普及は成らなかった。

第二次世界大戦後はアメリカ文化の流入で一般にも知られるようになったが、ウェディングドレスの絶対数が少なく、洋装での挙式を受け入れる体制が不充分だった事もあり、1960年頃でもウェディングドレスの利用者は全体の3パーセント程度であった。

しかし西洋文化への根強い憧憬、服装をはじめとする生活様式の洋風化、また和装の花嫁衣装に比べて廉価で着用も容易であるなどの利点があり、一方で桂由美・松居エリらにより供給側の充実も図られ、1960年代後半から1980年代にかけて急速に普及して和装を圧倒し、花嫁衣装の主流を占めるに至った。


























諸相

本来ウェディングドレスはキリスト教における婚姻の儀礼用の衣装であったので、戒律に厳しく、儀式を重んじるカトリック系のキリスト教では、肌の露出を極力抑えることが求められるため、長袖もしくは長いグローブや胸元が隠れるようにする事、ベールは顔を隠すもの、ドレスに付けるトレーン(レース柄があしらわれた引き裾)は長いものを使用する事が望まれ、また格式があるとされる。

しかし、第二次世界大戦後は社会に対する宗教的規制が弱まり、自由を求める機運が高まったことや女性の社会的地位が上がったこともあって、ウェディングドレスのデザインも従来の観念にとらわれなくなり、また女性の美や魅力を強調する傾向もあって、オフショルダー・ビスチェ・ホルターネックのような肩・胸・背を大胆に露出するものが人気を呼び、日本でも1990年代からこうした型のドレスが増えている。

純白のドレスとベールは、本来は処女のみ着用が許されている。処女でない女性は着色されたドレスを着用する。教父・テルトゥリアヌスは、聖書のリベカにならい、処女の花嫁はヴェールをかぶるべきだとした。ヴェールは女性の処女性と従順の象徴である。
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★富士山メロンパン★富士山五合目

2012年09月19日 | ★食べ歩き★
メロンパンは、日本の菓子パンの一種。

パン生地の上に甘いビスケット生地(クッキー生地)をのせて焼くのが特徴である。主に紡錘形のタイプと円形のタイプとそれ以外の形のタイプに分かれる。関西地方と四国地方の一部、中国地方の一部では円形のメロンパンをサンライズと呼称する習慣がある。

歴史

紡錘形のメロンパン

メロンパンは、明治時代後半から第一次世界大戦後の日本で作られ始めたとされている。洋食店などで使われるライスを成型するのに用いる食型で成型して焼き上げていたため、この当時のメロンパンはアーモンドを縦に割ったような紡錘形をしていた。上に乗ったビスケット生地の表面には数本の溝が付き、この形が、メロンの亜種であり、当時「メロン」として売られていたマクワウリに似ていることからメロンパンという名で呼ばれるようになった。神戸や京都などで売られているものは、中には白餡が入っている[2]。後に広島県呉市などで、これを模倣する形でカスタードクリーム入りのものも作られた。

円形のメロンパン

その後、日の出の形を真似て、円形で上にビスケット生地を乗せたパン、サンライズが誕生した。それが一般化するにつれ、旧来の紡錘形のメロンパンは次第に姿が減少していった。また、大正時代に入りマスクメロンが日本に輸入されてくるようになると、「メロン」という言葉で丸いマスクメロンが連想されるようになる。サンライズと上記のメロンパンは別物だったが、マスクメロンに形が似ているサンライズも混同されてメロンパンと呼ばれるようになった。大手の製パン業者もこれに倣い、それまでサンライズという名で製造していたものをメロンパンと改めた。近年では、自動車を使っての屋台方式で円形のメロンパンのみを実演販売する専門店が増えている。

関西(大阪地域は含まず)の一部店舗では、現在でも円形のサンライズと紡錘形のメロンパンの両方が製造・販売されている。また、神戸や京都などではサンライズを「サンライス」と呼ぶ人も少なくない。また、地方でも、アンデルセンやリトルマーメイドは本社を広島県に持つため、「サンライズ」が販売されているのを見ることが出来る。















近年のメロンパン(その他の形)

近年、円形のものを中心としたメロンパンの変種が次々と作られる中で、中にはメロンの形とは全く無関係の長方形や楕円形などの形をしたメロンパンも登場している。また、表面にビスケット生地が乗せられてはいるものの、平行線が付けられているなどメロンの表面の模様を全くイメージしていないものも多い。

メロンパンの変種
メロン入りのメロンパン

フルーツパーラーを経営している新宿高野が、円形で生地やクリームにメロン味を付けた、“文字通りの”メロンパンを作って販売。競合メーカー他社も「メロン味のメロンパン」を製造するようになった。

フルーティーメロンパン

山崎製パンの製品。丸いメロンパンの中にシロップ漬けのドライフルーツがちりばめてある。ビスケット生地の上に粉糖がふってある。ビスケット生地の模様は十文字ではなく、中心から放射状に線がでている。

マンゴーパン

沖縄県などで製造販売されている、マンゴーを模した製品。那覇空港で人気商品となっている「沖縄マンゴーパン」は、サンライズのような円形ながらカロチン、クチナシ色素などで黄色く着色し、メロンパンの網目模様をマンゴーのカットに見立てるのみならず、沖縄マンゴーやインドマンゴーを練り込んで風味を出している。

菠蘿麺包

台湾のベーカリーで「菠蘿麺包(ポールオミェンパオ)」という名で販売され、ポピュラーな存在となっている。小豆やチーズなどを混ぜ込んだり、パイナップル、メロン、イチゴなどの香りをつけたバリエーションを焼いている店もある。香港の菠蘿包がルーツである。菠蘿というのは広東語でパイナップルのことで、外見がパイナップルの模様に似ているためである。台湾ではパイナップルを「鳳梨(フォンリー)」と呼ぶので、菠蘿麺包は「菠蘿」と略して呼ぶ傾向がある。たとえばメロン風味の菠蘿麺包は、「哈密瓜菠蘿」(ハーミークワポールオ)と呼ばれることもある。直訳すると「ハミウリパイナップル」である。

香港の菠蘿包と同じように日本のメロンパンと比較して上部のクッキー生地がサクサクとした歯ごたえがする。しかし台湾の食文化は日本の影響も受けているため、日本のメロンパンを意識した近い作りの菠蘿麺包も売られている。一般的に形や大きさは日本のメロンパンと類似しており、比較的ぱさついた食感のものが多い。表面の模様は日本のメロンパンよりもはっきりとついている事が多い。気候の暑い台湾では、ホイップした生クリームやアイスクリームを入れた冷たい菠蘿麺包も売られている。

マーガリンメロン

メロンパンの生地を切り開いて、マーガリンを塗り、サンドイッチ状に仕上げたもの。香港の「菠蘿油」に類似している。神戸屋がファミリーマートを通じて長方形のものを2006年に販売した他、オイシスはサンライズを使った物を販売した。電子レンジで短時間温めるとマーガリンが生地に染みて、ぱさつきのない食感が楽しめる。

とろける板チョコメロンパン

ローソンが2011年11月1日に発売。ココア風味のパン生地を、ガーナ産カカオマスのチョコレートチップを混ぜたビスケット生地で包んだチョコレート風味のメロンパンで、中央に焙煎カカオ入り板チョコを挟み入れ、電子レンジなどであたためると、板チョコが溶けて、香りが増し食感が変わるという商品。

カレーム メローヌ

カバヤ食品が2011年春より発売。まるでメロンパンの表面の部分だけを食べているような味わいのクッキー。

その他

チョコチップ、黒豆、メロンクリーム、蜂蜜、メープルシロップ、生クリーム、ストロベリーパウダーなどを入れたメロンパンを製造・販売している企業もある。
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★花シリーズ★ナナカマド

2012年09月18日 | ★東京スカイツリー★
ナナカマド(七竈)はバラ科の落葉高木。赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられている。

北海道、本州、四国、九州の山地~亜高山帯に分布する。

高さ7~10m程度になり、夏には白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋にはあざやかに紅葉し、赤い実を成らせる。実は鳥類の食用となる。果実酒にも利用できる。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品とされている。

北欧などでは魔よけにもなっている。

語源

「ナナカマド」という和名は、"大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない"ということから付けられたという説が、広く流布している。その他に、"7度焼くと良質の炭になる"という説や、食器にすると丈夫で壊れにくい事から"竃が7度駄目になるくらいの期間使用できる"という説などもある。
写真は9月17日富士山五合目にて。
















市町村の木に指定する自治体

北海道
旭川市、江別市、紋別市、士別市、苫小牧市、三笠市、室蘭市、稚内市、砂川市、洞爺湖町、岩内町、浦幌町、興部町、鹿部町、清水町、標津町、白老町、白糠町、鷹栖町、苫前町 、幌加内町 、比布町、大空町、利尻富士町、羅臼町

青森県 - 田子町

秋田県 - 鹿角市

山形県 - 山形市

福島県 - 猪苗代町
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★花シリーズ★ナナカマド

2012年09月18日 | ★東京スカイツリー★
ナナカマド(七竈)はバラ科の落葉高木。赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられている。

北海道、本州、四国、九州の山地~亜高山帯に分布する。

高さ7~10m程度になり、夏には白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋にはあざやかに紅葉し、赤い実を成らせる。実は鳥類の食用となる。果実酒にも利用できる。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品とされている。

北欧などでは魔よけにもなっている。

語源

「ナナカマド」という和名は、"大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない"ということから付けられたという説が、広く流布している。その他に、"7度焼くと良質の炭になる"という説や、食器にすると丈夫で壊れにくい事から"竃が7度駄目になるくらいの期間使用できる"という説などもある。
写真は9月17日富士山五合目にて。
















市町村の木に指定する自治体

北海道
旭川市、江別市、紋別市、士別市、苫小牧市、三笠市、室蘭市、稚内市、砂川市、洞爺湖町、岩内町、浦幌町、興部町、鹿部町、清水町、標津町、白老町、白糠町、鷹栖町、苫前町 、幌加内町 、比布町、大空町、利尻富士町、羅臼町

青森県 - 田子町

秋田県 - 鹿角市

山形県 - 山形市

福島県 - 猪苗代町
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。

★ユニークな唐辛子★

2012年09月17日 | ★花シリーズ★
バルーン ペッパー

翼を広げたような面白い果実を付けます
見た目だけでなくとても美味しくて辛いとうがらしです。青果では中にひき肉などを詰めたり炒めものに、完熟果は乾燥させての利用も可能です。
観賞用の鉢植えや枝ごと収穫してフラワーアレンジメントの材料などにもご使用。

「UFOピーマン」で呼ばれることもある
ユニークな形のトウガラシ。
オリーブオイルの瓶につめてそのまま漬け込むこともできます。果肉はやわらかく甘みがあるそうですが種はハバネロ級の辛さだそうですのでうっかりガブリとしないようにご注意ください!

トウガラシ(唐辛子)は、ナス科トウガラシ属の多年草または低木(日本など温帯では一年草)。また、その果実のこと。メキシコ原産(アンデス地方という説もある)。果実は香辛料または野菜として食用にされる。

「トウガラシ」は「唐」から伝わった「辛子」の意味である。ただし、「唐」はばくぜんと「外国」を指す言葉で、中国経由というわけではない。