旅行、飲食、草花、イベント、乗り物、出来事など。

日々の生活の中から様々な物を写真付きで。

★花シリーズ★時計草

2012年06月30日 | ★花シリーズ★
時計草

過日、伊豆下田の「あじさい祭り」の道すがら、ペリーの上陸記念像が建つ前の道路の金網フェンスに「時計草」が絡み付いていました。

トケイソウ(時計草)とはトケイソウ科・トケイソウ属に分類される植物の総称であり、狭義には Passiflora caerulea と言う種の和名である。

種の数は約500、栽培品種はそれらが掛け合わされてできるためさらに数が多い。栽培品種には驚くべき数のさまざまな色、形のトケイソウが存在する。先に述べた花弁とガクがそれぞれピンクと白という Passiflora x belotii という栽培品種も存在する。ぱっと見には花弁とガクの区別はつかないので、白とピンクが互い違いになった花ビラのように見える。それとは対照的に、副冠も花弁もガクも全部白というのが右の写真で示す Passiflora caerulea 'Constance Elliot' である(子房柱の右に写っているのは、ハチである)。

中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だが、世界中で観賞用に広く栽培される。つる植物で、庭先などに植えられる。挿し芽することで増やすことができる。

名前

和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。

英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。 16世紀、原産地である中南米に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。

属名は造語だが、やはり上記比喩に倣ったもの。

なお、英単語 passion には「情熱」の意味もあるが、この植物の名称での passion は「受難」の意味であって、「情熱」の意味ではない。

トケイソウの利用

一般にパッションフルーツと呼ばれる物はクダモノトケイソウ(Passiflora edulis)の実で、これ以外にもP. ligularis、P. mollissima、P. quadrangularis等が食用(果汁の採取)目的で栽培されることがある。またハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。
出典:ウィキペディア フリー百貨辞典より。















★花シリーズ★アカツメクサ

2012年06月29日 | ★花シリーズ★
アカツメクサはクローバー(ツメクサ)の一種である。
和名ではアカツメクサとも、あるいは一般に赤クローバーとも呼ばれる。

ヨーロッパ、西アジア及び北西アフリカ原産であるが、世界中に移入されている。以下の7変種が知られており、変種毎に分布も変わる。日本にはシロツメクサと共に牧草として明治以降移入されたようである。

多年生の草本で、大きさは株により 20-80cm とまちまちであり個体変異が大きい。互生する葉は3枚の葉片から構成されるいわゆる三つ葉で、葉片3枚をあわせた径は15-30mm であり、葉片1枚の幅は8-15mmである。各葉片には葉の中ほどに特徴的な三日月型の白い模様が入る。葉柄は長さ1-4cmで2本の托葉を備える。

花は鞠状の集合花序をなし、その径は 2-3cm である。花色は黒みがかったピンクで、基部ほど色が薄くなる。稀に白花を咲かせる株もあり、この変異が固定された園芸種をセッカツメクサ(雪華詰草)又はシロバナアカツメクサ(白花赤詰草)とも呼ぶ。



















農業牧草や家畜飼料として広く栽培されている。土壌を肥沃にする空中窒素固定作用も評価されており、それゆえ緑肥としても利用される。こうした農業用途に用いられる品種には幾つかあるが、その多くが成長力の旺盛な sativum 種を原種としている。アメリカやオーストラリアなど、多くの温帯域では栽培地から逸出して野生化している。

薬用
ハーブとして多用される。とくに本種に含まれるイソフラボン(ゲニスタインとダイドゼン)とエストロゲンは、女性の更年期症状を抑えるのに使用されてきた。ただし、本種を多食した羊が不妊化したといった報告が古くからあるため、妊婦もしくは授乳中の女性は本種の摂取を避けるべきである。

また、咳止めや口内炎の痛み止めに効き、服用すると気管支炎、湿疹、外傷、るいれきに対する治療効果があるとされる。実用的なうがい薬としても使用できるとされている。

嗜好品
本種は8種のハーブを用いたエジアック茶にも、成分の一つとして含まれている。パイプ用ブレンドタバコにも風味付け成分として混入されている。

その他
本種はリンネにより 1753 年に Trifolium pratense の学名が付与された。種小名の pratense は「牧場に見られる」の意のラテン語である。デンマークの国花に指定されており、またバーモント州の州花にも指定されている。

★花シリーズ★鏡蓋

2012年06月28日 | ★花シリーズ★
鏡蓋(ガガブタ)はミツガシワ科アサザ属の多年草。湖沼やため池などにみられる水草です。

アジア、アメリカ、アフリカ、オーストラリアの温帯域に広く生育する。日本の本州以西や台湾などにも分布しています。

あまり深くない止水域に出現する。ただし池沼の改修工事や水質汚濁などに伴い、日本では個体群が減少傾向にあります。

形態、生態

ガガブタの花浮葉性、または抽水性の植物で、地下茎をのばして生長する。スイレンに似た円心形もしくは卵心形の浮葉をつけ、長さ8-20cm[1]。抽水葉をつけることもある。ただしスイレンと決定的に違うのは、水底の茎から伸びるのが葉柄でなく茎であることである。浮葉の少し下に芽や根が出る部位があり、ここから先だけが真の葉柄である。この部分から根や花芽、やがては葉も出てくることで、この部分だけで独立した植物体となることが出来る。夏から秋にかけて、葉柄の基部にバナナのような形をした殖芽をつくる。

花期は6-8月で、多数の白い花を咲かせる。花は上記の葉の少し下の部位から出る。水面から出た花には5弁があり、その白い花弁の周辺は細かく裂けていて、一面に毛が生えたような見かけになっている。自家不和合性をもち、結実するためには他家受粉が必要となる。












★食べ歩き★地酒と寿司と

2012年06月27日 | ★飲み物・酒類★
下田地酒倶楽部が作ったお酒 黎明

下田の酒 純米吟醸 黎明

黎明(純米吟醸酒)は下田の日本酒好きが集まり下田自酒倶楽部をつくり、地元の田んぼでの米作りから蔵元への見学まで行い基本的には会員の間だけで呑まれている
知る人ぞ知る超レアな日本酒です。

”下田自酒倶楽部”
日本酒好きが高じ、飲むだけでは飽き足らず、米づくりから酒ができるまでを見守り、体験し、オリジナルブランドの酒を誕生させました。
酒の名前『黎明(レイメイ)』は、下田市在住の女優、有馬稲子さんが命名し淡麗辛口でいて原酒のどっしり感がある純米吟醸酒です。

『黎明』は、下田市箕作(ミツクリ)の土屋明さんが、減肥減農薬で丁寧に作る有機米「きぬひかり」を使っているのが特徴で、富士高砂酒造の蔵元が田んぼを見学し、「この米なら」と仕込みを決めた。

一般販売は行わず、会員への頒布と販売のみ。
年会費12,000円で農作業や蔵訪問、酒談義などの案内と720ml×6本(年間)が届く。
申込&問合せは、事務局(Tel.0558-22-1698植松酒店内)へ”































地酒
その地方で生産されるアルコール飲料。

酒、お酒とは、
広義には、日本酒、ビール、ウイスキー、ワインなどのエチルアルコールを含む飲料全般を指す。本項ではこれについて述べる。
狭義には、特に日本酒(清酒)を指す。欧米では「Sake」が外来語として日本酒を指す言葉になっている。

日本酒は、米を発酵させて造る醸造酒で、日本の伝統的な酒の一つである。

日本独特の製法で造られたアルコール飲料の一種を指す言葉である。日本の酒税法上では清酒(せいしゅ)、日本では、一般には単に酒(さけ)またはお酒(おさけ)、日本古語では酒々(ささ)、僧侶の隠語で般若湯(はんにゃとう)、江戸時代にはきちがい水、現代では若者にポン酒(ぽんしゅ)と呼ばれることもある。

日本伝統の酒には他にみりん・焼酎 (沖縄では泡盛)、近代では鈴木梅太郎らが発明した合成清酒がある。

約5℃から約60℃まで幅広い飲用温度帯があり(参照:#温度の表現(飲用温度))、徳利を湯煎で温めて飲用する「熱燗」は、金銭的に恵まれた者らが趣向を凝らして始めたものが広がったもので、元々は常温で飲用するアルコール飲料である。同じアルコール飲料を同じ土地で異なった温度で味わうのを常としているのは、他に紹興酒などがある程度で比較的珍しい(詳しくは燗酒を参照)。料理で魚介類の臭み消しや香り付けなどの調味料としても使用される。

なお日本では酒税法の関係上、一般に「清酒」として販売されている日本酒のアルコール度数は22度未満(合成清酒の場合は16度未満)であることが求められているが(酒税法第3条7・8項)[1]、それより高いアルコール度数の日本酒を製造することも技術的には可能で、実際『越後さむらい』(玉川酒造)のように、日本酒の製法で製造されながらもアルコール度数が46度に達する酒(酒税法上はリキュール扱い)も存在する。

日本酒の製造は、大手酒造メーカーが所在する近畿地方で非常に多く造られており、灘のある兵庫県(30%)と伏見のある京都府(15%)における生産量が多いが、消費は中位~下位である[2]。消費と人気は新潟県が突出しており、産地と消費と人気は一致しない。

海外での人気

近年、発祥国日本での消費は減退傾向にある一方、アメリカ合衆国・フランスの市場では日本酒、とくに吟醸酒の消費が拡大し、イギリスでも2007年、伝統ある国際ワインコンテストに日本酒部門が設置されるなど、「sake」として親しまれるようになっている。(参照:「日本酒の歴史」- 昭和時代以降)

韓国でも数年前から日本酒がブームとなっている。しかし関税が高く現地では高級酒扱いである。韓国語では“正宗”と呼ばれていた(桜正宗に因むらしい)が最近では「サケ」が定着してきている[3]。

歴史

原料

日本酒の主な原料は、米と水と麹(米麹)であるが、それ以外にも酵母、乳酸菌など多くのものに支えられて日本酒が醸造されるので、広義にはそれらすべてを「日本酒の原料」と呼ぶこともある。専門的には、香味の調整に使われる「醸造アルコール」「酸味料」「調味料」「アミノ酸」「糖類」などは副原料と呼んで区別する。



用途によって、麹米(こうじまい)用と掛け米(かけまい)用の2種類がある。

麹米には通常酒米(酒造好適米)が使われる。掛け米には、全部または一部に一般米(うるち米)が使われるが、特定名称酒の場合、酒米のみが使われることが多い。普通酒は麹米、掛け米ともにすべて一般米で造られるのがほとんどである。

しかし、一般米からも高い評価を得る酒が造られており、高級酒となるとかつて山田錦一辺倒の傾向すらあった原料米の選び方や使い方も、近年は新種の開発などにより変化が著しい。



水は日本酒の80%を占める成分で、品質を左右する大きな要因となる。水源はほとんどが伏流水や地下水などの井戸水である。条件が良い所では、これらを水源とする水道水が使われることもあるが、醸造所によって専用の水源を確保することが多い。都市部の醸造所などでは、水質の悪化のために遠隔地から水を輸送したり、良質な水源を求めて移転することもある。酒造りに使われる水は酒造用水と呼ばれ、仕込み水として、また瓶、バケツの洗浄用水として利用される。

蔵元の一部は、仕込み水を商品として販売している。

硬度

水の硬度は、酒の味に影響する要素の一つである。日本の日常生活では、硬度の測定にアメリカ硬度を用いている。醸造業界ではアメリカ硬度も使用されるが、長らくドイツ硬度が用いられている[4]。 造られる酒の味は、おおざっぱに言えば、軟水で造れば醗酵の緩い、いわゆるソフトな酒、硬水で造れば醗酵の進んだハードな酒になる。理由は、醸造過程で硬水を使用すると、ミネラルにより酵母の働きが活発になり、アルコール発酵すなわち糖の分解が速く進み、逆に軟水を使用するとミネラルが少ないため酵母の働きが低調になり発酵がなかなか進まないからである。

江戸時代以来、灘では宮水と呼ばれる硬水が使用されていたが、1897年(明治30年)には広島県の三浦仙三郎により軟水醸造法が開発された。戦後に様々な日本酒ブームが起こったが、近年に購入される酒の日本酒度はやや上昇している[5]。

水質

水は、酒の原材料の中で唯一、表示義務の対象とされていない。したがって、原料水が、井戸水であるか水道水であるかを明らかにする必要はない。ただし、酒造用水に課せられている水質基準は、水道水などと比べるとはるかに厳格である。酒蔵は、使用する水を事前にそれぞれの都道府県の醸造試験所、食品試験所、酒造指導機関などに送って監査を受けなくてはならない。

★花シリーズ★下田公園・あじさい祭り

2012年06月26日 | ★花シリーズ★
(城山公園下田市3丁目)

下田港を臨む岬にある自然公園鵜島城跡で、老松、桜、椿、ツツジ、アジサイなどの中に散策路があります。

下田港を望む小高い丘で、春はツツジが咲き競い、6月には300万輪のあじさい、冬は161種の椿が咲くロマンチックな公園です。園内の開国広場には開国記念碑があり、毎年、5月第3土曜日に「黒船祭」が開催されます。さらに、カーター記念碑や下岡蓮杖の碑などがあり、散策しながら下田情緒も満喫できます。また、下田が北条氏の支配下であった頃、水軍根拠地として「鵜嶋城」があったことから城山公園とも呼ばれ、天守台跡、空掘が昔の面影を残し、松の大木など緑に包まれた公園として親まれています。















































下田城 (伊豆国)

下田城は静岡県に存在した海城。

現在の静岡県下田市の、下田港の湾口を扼する西側の岬全体が城地だった。直径800mの円内に複数の入江が点在する天然の地形を利用し、曲輪が配置されていた。本丸は東西12m・南北30mの平場で、本丸の北側に2段の天守曲輪があった。最南端のお茶ケ崎に物見櫓があり、直下の和歌の浦が船溜りとされた。

歴史

後北条氏は当城を小田原水軍の根拠地とし、玉縄衆の朝比奈孫太郎が入っていた。やがて豊臣秀吉との関係が悪化すると伊豆衆の清水康英を城将とした。天正18年(1590年)に豊臣側の水軍が来襲し、康英は手兵600余で約50日にわたって籠城した後に開城している。北条氏の滅亡後は徳川家康の家臣・戸田忠次が下田5,000石を治め、当城主となった。忠次の子・尊次は慶長6年(1601年)に三河国の田原城へ転封となり、以後は江戸幕府の直轄領として下田町奉行が支配し、廃城となった。城址は下田公園となっている。

★東京スカイツリー★スカイツリー好発進!

2012年06月22日 | ★東京スカイツリー★
開業1カ月で550万人超え 強風でエレベーター停止、台風対策課題

 高さ634メートルの世界一の電波塔としてオープンした東京スカイツリー(東京都墨田区)が22日で開業から1カ月を迎えた。ツリーを運営する東武タワースカイツリーによると、周辺施設も合わせた来場者(5月22日~6月19日)は550万人を超えており、日本人の約20人に1人がスカイツリーを訪れた計算となる。

 ツリーの展望台は完全予約制の入場券が必要だが、これまでに地上350メートルの「天望デッキ」は35万人、その7割の25万人以上が同450メートルの「天望回廊」を訪れている。同社が予想しているツリーと周辺施設の1年間の来場者数は3200万人だが、この1カ月は当初の想定を超えるペースで推移している。














 ツリーの開業1カ月は順風満帆な船出だが、今後の最大の課題は「強風」だ。

 開業初日の5月22日と同28日には強風の影響でエレベーターが自動停止することも予想されたため、ツリーの運営会社は一時、天望回廊と天望デッキをつなぐエレベーターを自主的に停止。大きな混乱はなかったが、天望回廊に昇った人が降りられない時間帯もあり、強風への弱さが露呈した。

 そのため、台風4号が関東地方に接近した19日は「自主停止させる事態を防ぐため」として、開業後初めて事前に天望回廊の営業終了時間を午後10時から午後6時に、天望デッキを午後9時に早めた。20日には朝から天望回廊の営業を中止。台風の影響で来場できなかった個人客に限り、指定日から30日以内に入場できるようにした。

 例年、7~10月は台風が多く発生する時期。同社は「お客さまの安全を最優先に考える」として、今後も台風接近時や強風の際には、営業時間の変更を行うなどの対応を臨機応変に行っていくとしている。

文・産経新聞 6月22日(金)から。

写真は、何処も長蛇の列が出来た様子です。

★花シリーズ★サボテン

2012年06月22日 | ★花シリーズ★
サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)はサボテン科に属する植物の総称である。その多くは多肉植物であるため、多肉植物の別名として使われることもあるが、サボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶ事は誤りである。

語源
16世紀後半に南蛮人によって日本に持ち込まれたのが初めとされている。彼らが「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れを拭き取り、樹液をシャボン(石けん)としてつかっていたため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったとする説が有力で、そのため1960年代ころまでは「シャボテン」のほうが正しいとする人がかなりいた。

英語名のカクタス(Cactus)は、ギリシア語で「棘だらけの植物」を意味するカクトスという単語に由来している。Kaktosをラテン語風に綴ればCactusとなる。
















分布
分布はRhipsalis属の数種を覗き、南北アメリカ大陸及び周辺島嶼(アメリカ州)に限られる。乾燥地でみられる種が多いが、中南米熱帯の森林地帯で樹木や岩石上に着生して育つ種や高山に生える種、北米の湿潤な温帯や冷帯に育つ種もある。しばしばサボテンは暑い気候を好むものばかりであると誤解されることがあるが、その分布域の気候は様々であり、低温に弱いものもあれば、氷点下になっても生存できるものもある。

形態
サボテンの形態は様々であるが、一般的に茎は筒または球型、葉は針状もしくは退化している。全ての種が一種の短枝である刺座(しざ)またはアレオーレ(areole)と呼ばれる器官を持つ。基本的に腋芽には刺座が形成され、多くの場合そこにスポット状に葉の変化した刺が密生する。またしばしば刺座は綿毛で覆われる。根は主根が深く伸びる主根系のものが多く、中には主根が芋の様に肥大するものもあるが、主根が発達しないひげ根系のものもある。貯水組織が発達し、耐乾性に優れているものが多い。

サボテンの最も原始的な形のグループはコノハサボテン亜科のコノハサボテン属 (Pereskia) で、長枝につく葉は刺状にならず、木の葉らしい形を維持している。一見サボテンに見えない形をしているが、刺座が存在するのでサボテンの仲間と分かる。こうした形の祖先からより多肉植物として特殊化し、長枝の葉が鱗状に退化したウチワサボテン(オプンティア属など)、更に針状に変化していない葉を全くつけない柱サボテンという順番に出現したと考えられる。球形のサボテンは柱サボテンの太くて短いものであると見なせる。

花弁中に含有される色素は、通常はアントシアン系のアントシアニジンやペチュニジンなどであるのに対し、サボテン科はベタリン系色素を含有し、化学分類上マツバボタン(スベリヒユ科)などと類縁関係があるとされている。アントシアニン系の色素を持たないため、青色の花は咲かず、赤~黄、紫色の花が咲くのが基本である。

サボテンは、CAM型光合成の機能を獲得し、砂漠といった水分が慢性的に不足し、かつ昼夜の温度差が大きい環境に適応したものだと考えられている。通常の植物は昼に気孔を開け、CO2を取り込む。ただし、このような環境下の場合、同時に大量の水分を失ってしまう。しかし、CAM植物は涼しい夜に気孔を開け、CO2の取り込みを行い、昼は気孔を閉じることで水分の損失を最小限に抑えることができるものである。

栽培
蕾をつけた金鯱サボテンの生態については誤解が多い。「サボテンは砂漠に生えているので、水を遣らなくて良い。」又は「サボテンは花が咲かない。」等はよくある誤解である。森林性サボテン(木の葉サボテン)を除く多くのサボテンが乾燥地帯に自生しているが、サボテンの自生する地域は乾季と雨季がはっきりしているだけで、サボテンは水を好む植物である。

種類によって成長する環境が異なったり、他の植物と比べ成長が遅いため、一般の植物と同様に潅水すると根腐れを起こして枯死することが多い。開花については、育成環境(温度、湿度、光量、潅水)が悪いと開花しないし、開花年齢に達していないために開花しないことから誤解されるが、適切な管理を行えば花を咲かせる。サボテンの代表品種「金鯱(きんしゃち)」 (Echinocactus grusonii) は開花するまで30年前後かかるため、市中の花卉店で購入した場合には花を見るまでに相当の時間を要する。

サボテンは熱狂的な愛好家が多い植物である。刺を楽しむ品種(エキノカクタス属など)、花を楽しむ品種(マミラリア属やシャコバサボテン属など)や交配によって改良種を作出して楽しむ品種(有星類:兜、鸞鳳玉他)など栽培は個々人の趣味・嗜好により更に細分化されるため、特定品種を栽培する「名人」が品種毎に存在する。全国各地にサボテンマニアの同好会が多数存在している。

繁殖

種子繁殖
種子繁殖は一度に大量の苗が得られること、様々な個体変異が生じる可能性があることなどから試みられることが多い。 サボテンは自家不和合性(同一個体の花粉が柱頭に受粉しても結実しない)の種類が多く、結実させるためには同種の別個体の花粉を授粉する必要がある。一つの個体から挿し木など栄養繁殖で増やされた個体同士は親と遺伝的に同一なクローンであるため、有性生殖は不可能であり、結実しない。果実や種子の大きさや形は種類によってかなり異なる。果実は緑色から赤色に熟すものが多く、種子は通常黒色である。

採種するためには熟した果実をガーゼなどで包み、水中で押しつぶすようにして洗うとよい。ただし、ウチワサボテンのように果実に刺を有している場合には注意が必要である。ガーゼに残った種子は紙の上などで乾燥後播種するとよい。播種はポットに清潔な用土を満たし、充分灌水した後に行うとよい。微細な種子は播種後に覆土(土をかぶせること)する必要はないが、発芽するまでは絶対に乾燥させないよう腰水(底面吸水)灌水を行う。播種後に鉢の表面を紙で覆い、さらにガラス板などで覆うとよい。

発芽後は直ちに紙を取り除き、ガラス板の覆いを少しずつあけていくとよい。

食用
屋台で売られているトゥナ紐サボテン属の果実(ドラゴンフルーツ)やウチワサボテン属の果実(トゥナ Tuna)は主に中南米、北アフリカ、アラブ諸国、スペイン、フランス、ギリシャ、イタリアなどのヨーロッパの国で一般的な果物である。ウチワサボテン属はメキシコ、イスラエル、タイなどで果樹として栽培もされている。ウチワサボテンの若い茎節(ノパル Nopal)はメキシコ料理では野菜として扱われる。豊富なミネラルと繊維質、ビタミンを含み、昔から貴重な食物として珍重された大切な栄養源である。さらに傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、糖尿病、二日酔い、便秘、日焼けによるシミなどを予防する民間薬としても使われてきた。

アメリカの育種家ルーサー・バーバンクは、サボテンを改良して食用、飼料用のトゲナシサボテンを作り上げた。バーバンクはヒョウが口を血だらけにしてサボテンを食べている姿を見て、トゲナシサボテン改良の着想を得たという。

★花シリーズ★立葵

2012年06月20日 | ★花シリーズ★
タチアオイ(立葵)は、アオイ科の多年草。

以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種とする説が有力である。

日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。

花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1~3mで茎は直立する。 花期は、6~8月。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある。

別名について
ホリホック(ホリーホック)ともいうが、必ずしも本種のこととは限らず旧属名のタチアオイ属の植物を言う言葉である。

また、本種をハナアオイという人もいるが、本来はアオイ科のハナアオイ属のLavatera trimestrisまたはハナアオイ属の総称を言う言葉である。

花弁の根元が粘着質であり、引き抜いた花弁を顔などに付けてニワトリを真似て遊ぶことができるため、北海道の一部ではコケコッコ花、コケコッコー花などと呼ばれる。

















★純金風呂★黄金風呂浴槽盗難事件

2012年06月19日 | ★旅行★国内
6月17日、黄金風呂浴槽盗難事件のあったホテルに行って見ました。

2007年5月30日に、小湊ホテル三日月(当時)にある黄金風呂浴槽(男性用)が盗難に遭う事件が発生した。約80キログラムの重さがある浴槽の周りにはガラスケースがありチェーンと南京錠が施錠されていたが、南京錠を壊して浴槽を持ち去ったと見られている。逃げ道は非常階段しかなく、これほど重いものをどうやって、またどのようなルートで持ち去ったのかが、当時のワイドショーなどで話題となった。

事件から約2か月後の2007年7月27日に新しい浴槽が設置され、7月29日より利用再開した。なお、盗難にあった浴槽が作られた当時と金相場が異なることや、盗難対策を強化したことから製作費用は増え、2億円程度となっている。

2011年現在、盗難にあった浴槽は発見されておらず、犯人逮捕にも至っていない。

名物、黄金風呂盗難 鴨川・ホテル三日月

6月29日(金)   東京朝刊 

30日午前9時ごろ、千葉県鴨川市内浦の「小湊ホテル三日月」(並木●二総支配人)から、「金製の浴槽が盗まれた」と110番通報があった。時価約1億2000万円の18金製の通称「黄金風呂」で、重さは約80キロ。千葉県警が窃盗事件として捜査している。

調べによると、盗まれた黄金風呂は、最上階の10階にある男性用大浴場の高さ3メートル弱のガラス張りの囲いの中に設置されており、縦121センチ、横71センチ、深さは65センチ。同日朝に掃除に来た男性従業員が紛失に気付き110番通報した。

ガラスの囲いの上部から浴場の天井を伝う防犯センサーの回線が切断されていた。浴場からは非常用の外階段でフロントなどを通らずに屋外に出られ、10階フロアに防犯カメラなどはなかった。利用可能な時間外は入り口の取っ手部分にチェーンを巻き、南京錠をかけていたが、このチェーンも切断されていた。

29日から30日にかけては約280人の宿泊客がいた。

盗まれた黄金風呂は東京の貴金属店に発注して平成17年に製作され、盗難保険に入っているという。 ●=木へんに貞




















★花シリーズ★ヘメロカリス

2012年06月15日 | ★東京スカイツリー★
ヘメロカリスとは

日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類(ノカンゾウ、ヤブカンゾウなど)がヨーロッパなどに導入されて品種改良されてできた園芸品種を俗にヘメロカリスと呼ぶことが多いですが、広い意味では品種改良の元となった野生種も含みます。冬は落葉して休眠しますが、春に芽を出し毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)です。

花が短命で一日しかもたないことから別名で「デイリリー」とも呼ばれます。学名でもあるヘメロカリスの名前はギリシア語で「一日」を意味する「へメロ」と「美」と言う意味の「カロス」の2語から来ており、これもデイリリーと由来は同じです。

大きさや花色など非常にバラエティーに富んでおり、性質もとても丈夫なので海外では花壇や庭、コンテナをはじめとして、色々なシーンで活躍する草花です。日本では海外ほど多く利用は見られません。

姿・形
野生種の花色は黄色や赤褐色などが中心で、園芸品種はそれ以外に赤、クリーム色、ピンク、紫などがあります。単色だけでなく、複数の色が組み合わさったものもあります。花の大きさは小輪で直径約5cm、大輪のものは直径20cmを越します。咲き方も一重咲きの他、八重咲きがあり、花びらが細いものや幅のあるもの、先端が尖るものや丸くなるもの、フチが波打つものなど様々です。

開花期は葉の間から40cm~1mの花茎を伸ばします。1本の花茎から数個、多花性の品種なら30個ほどのつぼみを付けます。花は一斉に咲かず、1-2輪ずつ咲きます。基本的に一日でしぼんでしまう花ですが、次々と開花するので、結果として長い期間花を楽しむことができます。ひとつの花が短命なのには違いがありませんが咲く時間帯によって朝開いて夕方しぼむ「昼咲き」と夕方に咲いて翌日にしぼむ「夜咲き」があります。

以上のように園芸品種には花の色、大きさ、咲き方、花茎の長さ、花茎につくつぼみの数、開花する時間帯、その他性質などの組み合わせで多彩な品種があります。

品種・仲間
野生種は約10種類が日本を含む東アジアの暖帯-温帯に分布し、園芸品種は2万種以上あると言われます。

★キスゲ(H.thunbergii) 北海道から九州に分布する野生種。主に夕方から咲き始める夜咲き性、花色はレモンイエローで芳香を放ちます。草丈は1mを超す大型種。

★ヒメカンゾウ(H.dumorieri) 草丈30cm-40cmのやや小型の野生種。小輪で花色は赤みがかったオレンジ色。江戸時代には植栽されていたそうですが、原産は不明。
















★花シリーズ★ブラシの木

2012年06月13日 | ★花シリーズ★
金宝樹(ブラシの木)

オーストラリアのニューサウスウェールズ州が原産です。観賞用に栽培される。5~6月頃に開花し、花弁は緑で小さくて目立たないが、赤(ときに白)の長い花糸が目立つ。穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸
びるという珍しい特徴を持つ。

果実は朔果で、見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見える(前記の特徴から、2,3年前の果実が順に枝に付く)。果実には粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出する。

ブラシノキ属には計34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されている。




















花の咲いた直後に剪定(枝の切り戻し)を行います。花の咲いた位置からやや下の部分で枝を切り詰めます。勢いの弱くなった古い枝は根元から切り落とします。
 その年に新しく伸びた枝に花芽を付ける性質があり、夏にはすでに木の内部で花芽が形成されていますので、秋以降の剪定はできれば避けた方がよいでしょう(花芽ごと枝を切り落とすことになり、翌年の花が減る恐れがあります)。

 日当たりのよい場所を好みます。地植えにする場合はよく日の当たる場所を選んで植え付けます。耐暑性が強いので、夏の暑さ対策は特に何もする必要はありません。
 耐暑性に比べると耐寒性はややおとり、霜や凍結などで株が傷んでしまうこともありますので寒冷地では鉢植えで育てて、冬は室内に取り込んだ方が安全です。暖地では特に問題なく地植えで育てることができますが、寒風のあたるような場所は避けた方がよいでしょう。また、苗が小さいうちはやや耐寒性が弱いので防寒を行います。

 乾燥に強い植物です。鉢植えの場合4月~10月は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。11月~3月は水やり回数を控えてやや乾燥気味にします。地植えにしている場合は夏に炎天下の日が続き、極端に乾燥するようなら水やりを行います。
 元肥として地植えの場合は堆肥を、鉢植えの場合はゆっくりと効くタイプの化成肥料を植え付ける前にあらかじめ土の中に混ぜ込んでおきます。追肥として2~3月と花後の6~7月の年2回、速効性の化成肥料を少量与えます。肥料を与えすぎると花付きが悪くなりますので注意しましょう。

 鉢植えの場合、赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜた土が適します。地植えの場合、水はけが良く肥沃な土を好みますので、植え付ける前に堆肥を混ぜ込んでおきます。また、中性~やや酸性の土壌で良く育ちます。

 移植を嫌う植物で、一度地植えにするとその後他の場所に移動させるのが難しいです。ですから、木が大きくなってからのことなどを考えて、充分スペースがとれる場所を選んで植えましょう。
 鉢植えのものは根詰まりをおこすと花付きが悪くなりますので、鉢の中に根が回ってきたら(鉢の底から根がのぞいているような状態になっていたら)植え替えます。鉢から抜いた株は土をくずさず(根を傷めると育たないので慎重に)、一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの適期は3~4月です。

 挿し木でふやすことができます。適期は3月上旬頃です。前年に伸びた枝の先端を10cmくらいの長さに切り半日くらい水に挿しておきます。その後川砂や赤玉土に挿して明るい日陰で管理します。根が出たら鉢に植え付けて育てます。

★花シリーズ★鈴蘭

2012年06月12日 | ★東京スカイツリー★
スズラン(鈴蘭)とはユリ科スズラン属に属する多年草の総称である。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もある。 特徴 小型の多年草。地下茎は横に這い、地上に茎を伸ばす。葉鞘の筒が直立し、その先端から楕円形の葉が2枚くらい展開する。葉は緑色で柔らかく、わずかに粉を吹く。春から初夏(日本本州では3~5月)にかけて芳香のある鈴のような白い花を複数個、葉の下側に隠れるようにつける。「鈴蘭」という和名はこのベルを下げたような花形に由来する。 学名はラテン語の「convallis(谷)」「leirion (ユリ)」が語源で、英語でも「lily of the valley(谷間の百合)」と呼ばれる。 フランスでは5月1日をスズランの日とも呼び、好きな人やお世話になっている人へスズランを贈り、スズランを贈られた人は幸せになるといわれている。 毒性 強心配糖体のコンバラトキシンコンバラマリン、コンバロシドなどを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。 摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの中毒症状を起こし、重症の場合は死に至る。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。 スズラン属の日本在来種はConvallaria keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。北海道を代表する花として知られる。 観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. majalis)である。日本に野生するスズランと比べると大型で、花の香りが強い。またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。花色は白が普通だが桃、紅などもあり、葉に斑(縞)の入った品種もある。 なお、エゾスズラン(Epipactis papillosa)は別目のラン目ラン科の植物である。

★花シリーズ★鈴蘭

2012年06月12日 | ★東京スカイツリー★
スズラン(鈴蘭)とはユリ科スズラン属に属する多年草の総称である。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もある。

特徴
小型の多年草。地下茎は横に這い、地上に茎を伸ばす。葉鞘の筒が直立し、その先端から楕円形の葉が2枚くらい展開する。葉は緑色で柔らかく、わずかに粉を吹く。春から初夏(日本本州では3~5月)にかけて芳香のある鈴のような白い花を複数個、葉の下側に隠れるようにつける。「鈴蘭」という和名はこのベルを下げたような花形に由来する。

学名はラテン語の「convallis(谷)」「leirion (ユリ)」が語源で、英語でも「lily of the valley(谷間の百合)」と呼ばれる。

フランスでは5月1日をスズランの日とも呼び、好きな人やお世話になっている人へスズランを贈り、スズランを贈られた人は幸せになるといわれている。

毒性
強心配糖体のコンバラトキシンコンバラマリン、コンバロシドなどを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。

摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの中毒症状を起こし、重症の場合は死に至る。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。

スズラン属の日本在来種はConvallaria keiskeiのみであり、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。北海道を代表する花として知られる。

観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. majalis)である。日本に野生するスズランと比べると大型で、花の香りが強い。またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びる。花色は白が普通だが桃、紅などもあり、葉に斑(縞)の入った品種もある。

なお、エゾスズラン(Epipactis papillosa)は別目のラン目ラン科の植物である。



★千貫神輿渡御★速報・今朝鳥越神社で。

2012年06月10日 | ★イベント★
東京の鳥越神社の本社神輿は、千貫神輿と言われているそうですが、 重量が本当に千...

ID非公開さん

東京の鳥越神社の本社神輿は、千貫神輿と言われているそうですが、
重量が本当に千貫もあるのでしょうか?

千貫とは、約4トンだそうです。

ベストアンサーに選ばれた回答
ID非公開さん

鳥越神社の本社神輿は、確かに実際に約4トンあります。
都内の千貫神輿のはしりで、江戸時代から別名「お化け神輿」とも言われ、現在と同じ大きさと重さの神輿が担がれていました。
今ある本社神輿は2代目で、初代の千貫神輿は関東大震災で焼けてしまいました。
鳥越神社は1350年以上の歴史がある古社で、平安時代からお祭りが盛んだったそうです。
俗に千貫神輿と言われている神輿の殆どは、実際には2トンから3トンだそうですが、鳥越神社の本社神輿は胴が太く鉛がギッシリ詰まっています。
深川の富岡八幡宮の一ノ宮神輿は、バブルの時にダイヤなどの宝石を散りばめ、お金をかけて作られました。
重さは約4.5トンもあり、現存する神輿では一番重いでしょう。
しかし重すぎて担ぐ事が出来ない為、約2トンの二ノ宮神輿が作られ、代わりに担がれています。
ちなみに三社祭りの三基ある本社神輿は一基あたり約1トンです。




















鳥越神社(とりごえじんじゃ)は、東京都台東区鳥越にある神社である。白雉2年(651年)、日本武尊を祀って白鳥神社と称したのに始まるとされ、前九年の役のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたと伝えられている。例大祭に出る千貫神輿は都内最大級を誇る。 例大祭(鳥越祭、鳥越まつり)は、平成24年度(2012年)は、6月9日(土)、6月10日(日)に開催される。

祭神
日本武尊:東国平定のおりにこの地に滞在したことを偲び、村民(平安後期まで白鳥村と呼ばれた)が奉祀したのが始まりとされる 天児屋根命:武蔵の国司となった藤原氏の祖神として祀ったものとされる
東照宮公:徳川家康を祀っていた松平神社(現蔵前4丁目16番付近)が関東大震災で焼失したため当社に合祀された

歴史
前九年の役征圧のため源頼義、義家父子がこの地を通った際、白い鳥が飛ぶのを見て浅瀬を知り大川(隅田川)を渡ることができた。それを白鳥明神の加護とたたえ、鳥越大明神の社号を奉った。

江戸時代までは約2万坪の広大な敷地だったが、徳川幕府にほとんどの土地を取り上げられてしまった。

鳥越神社が土地を失ったのは、江戸城築城と隅田川や当時鳥越のすぐ近くにあった姫が池の埋め立てのためにたくさんの土が必要になり、鳥越の丘を崩して使用した。 その後、江戸城の城下町を形成するのと、旗本や大名屋敷の御用地とするために 幾度となく幕府に土地を没収されたもの。

それまで、鳥越の山にあった鳥越大明神と熱田神社と第六天神の鳥越三所明神のうち、 熱田神社が今戸に、第六天神が蔵前にそれぞれ移動させられた。鳥越大明神だけがその地に残されて、今の鳥越神社になった。 第六天神は今の第六天榊神社である。第六天榊神社の紋も鳥越神社と同じ七曜紋である。

祭礼
1月8日 とんど焼がおこなわれる。
6月9日に近い土曜日・日曜日 例大祭

例大祭
御本社宮神輿は、台輪幅4尺3寸の元祖千貫神輿で有名。
狭い下町の町内を渡御するので、大きな胴体に比べ太く短い担ぎ棒のために担ぎ手一人の負担も大きくより重く感じるので、昭和の初めよりその重さから都内で最も重い神輿と言われていた。
毎年氏子により担がれ、氏子町内を渡御される神輿としては都内でも最大級で重い神輿である。
本社神輿は例年、日曜の朝6時50分(発輿式は6時半から)より宮出しされ午後9時に宮入となり神社に戻る。
本社神輿の列の先頭には、猿田彦(天狗)や、手古舞連、子供たちの持つ五色の旗が歩き神輿を先導し、夜8時過ぎの宮入道中では神輿の周りに提灯を付け、高張り提灯に囲まれ宮入りする。
その荘厳かつ幻想的な姿により、夜祭りとしても有名で、暗闇の中を提灯の灯りがユラユラと揺れる事から、お化け神輿の別名もある。
平成9年(1997年)9月14日に、東京湾横断道路アクアラインの開通を記念し、「関東三大宮神輿」として浅草・鳥越神社の本社神輿、深川・富岡八幡宮の二之宮神輿、木更津・八剱八幡神社の宮神輿の連合渡御が行われ、木更津の地で合同奉舁が行われた。

★東京スカイツリー★イーストタワー

2012年06月09日 | ★東京スカイツリー★
" border="0">東京スカイツリーイーストタワー(オフィス・教育関連施設)
貸室面積約25,300m²、地上31階の高層棟

2008年7月14日に着工され、2012年5月22日に開業した。地上31階建て、高さは158.00m。東武伊勢崎線、京成押上線、東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄浅草線の押上駅に直結する。

東武鉄道が保有しており、東武タワースカイツリーの本社が建物内に所在している。

主なテナント

7階以下の下層部は東京ソラマチに直結している。8F以上の一部の施設は東京ソラマチの施設にも属する(斜体のもの)。
東武タワースカイツリー本社
千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
東京スカイツリーに隣接するイーストタワー8階にオープンした「千葉工業大学 東京スカイツリーキャンパス」において、惑星探査研究センター(PERC)と未来ロボット技術センター(fuRo)を中心とした千葉工業大学の活動を紹介しています。

PERCで行われている惑星探査に関する研究内容を"魔法のカード ON THE FLY PAPER"を通して見ることができ、また火星探査シミュレーターによる火星探査ツアーも体験できます。

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